今日はなんの日や???

2022-08-30 18:15:45 | 日記
次期雪組娘役トップに夢白あやちゃんに決まりました!!

おめでとうございます!!!!!

だから!文字が大きすぎるねん!?

(笑)

あやちゃんで間違いないと思いましたが、劇団もかなり焦らすねー!

噂では、恋の大和路のディレイ配信が終われば発表があるとのことでしたが、

ホンマやったね!!

いやー、恋の大和路を観れたのは、お導きというより、マジ必然やね!

今は、現娘役トップのきわちゃんをお見送りすることが優先なので、喜ぶのはこれくらいにして。

それにしても、今日は嬉しい発表が多いなー。今日は大安か!?

と思ったら、

大安やったわ!!!

(笑)








明菜さーん!!!

2022-08-30 16:33:49 | 日記
あー、明菜さんが生きてる!!!

もうそれだけ分かれば、ファンは十分生きていけます!!!

めちゃくちゃ嬉しい!!!

⬆文字でっか過ぎやろ!?(笑)

先月だったけ?放送延期になったNHKで放送されたイーストライヴを職場で同僚と一緒に観ました。めちゃくちゃ魅入ってしまってた!

You Tubeで何回も観てたのに、全然興奮度が違う!

めちゃくちゃ上手すぎ!愛嬌良すぎ!

そして、めちゃくちゃ綺麗!!



今年40周年なのに、なんの発表もないから、このまま今年が終わるのかと思いきや!

個人事務所設立し、活動再開されるとのこと!

本当に本当に無理しなくていいので、生きてることだけ分かれば、それだけで大丈夫ですから!

私のために無理しなくていいので!!⬅お前なんか興味ない!!

m(__)m


いやー、マジでめちゃ泣きそう!!

・゚(ノ`)・゚






新選組 2回目

2022-08-26 17:02:06 | 古典芸能
まあまあまあ、こんなもんでしょう。

っていうか、歌と福ちゃん、君らホンマに仲がいいの?喧嘩すると面倒くさいからあえて距離をおいて、仲が良さそうに見せてないかい?

うーん、なんか他人行儀なお芝居してるね。もっと相手の懐に入っていくお芝居せなな。

君ら、親友の役やねんで。親しい友人でなくて、心友やねん。相手の役作りを尊重してますじゃあかんねん。もっともっと深い深い絆で繋がってなあかんねん。脚本としてはそこまでは描いてないけどね。

ぶっちゃけ、私には、普段の二人の関係が視えるよ。

っていうか、せっかく舞台復帰出来たのに、まだまだ殻を破りきれていない様子。舞台復帰できて嬉しくないの??

今日は2回目の初日と思って気を引き締めて演じ過ぎてないかい???


ということで、本来なら広島に墓参りに行く予定だったのでが、まるで私のスケジュールを知っているかの如く、まさか二人とも26日から復帰するなんて!

復帰するなら週末もう少し先かな?と思っていたので、まさか私の唯一の休みに復帰するとは!

はい、バスをキャンセルして観てきました!

初っ端からダメ出し発言してますが、決して観たことを後悔してません。

なにはともあれ、復帰できて良かったね!

むしろ観れて良かった!

同じ作品を2度も美味しく味あわせて貰った気分です。

ぶっちゃけね、キャンセルせず広島に行こうか、東京に行こうかめちゃくちゃ悩んだよ。観に行くとなるとまたお金かかるしね…。

でも、後々後悔する選択はしたくないので、

お金は健康でさえあればなんとでもなる。でも、失った時間や過去は大金を積んでも戻ってこない。あの時ああしておけば良かった後悔は、若いうちだけでええねん。死に向かってるオッサンは後悔してる時間はないねん、ぶっちゃけね、精神で観てきました。

だって、ホンマに観たかったやんもん!?←お前は、ドラえもんか!?

(笑)

ぶっちゃけ、私には、ダメ出しでも書ける言葉があるだけで幸せ。言葉が降りてこない作品ほど悲しいものはない。これほど時間の無駄遣いはない。

それを思うと、歌と福ちゃんの初々しいお芝居を観させてもらって逆に幸せです!

ぶっちゃけね、初々しいお芝居が観れるのは今だけだから。これから経験を積んだらもう同じ役でも初々しいお芝居はできない。

だからとても貴重な演技を観させてもらいました。あ、コレ決して嫌味じゃないよ。


ということで、やはり、中村屋兄弟を観たあとだから、歌と福ちゃんはどう見せてくれるのか楽しみにしてましたが、思いの外、二人とも覇気がなかったように思えた。

っていうか、これまであまり台詞を喋ってこなかったんやろな。二人とも声が小さかった。腹から声が出てない。歌は、わざと籠もる発生の仕方をしてるから余計小さい。

福ちゃんは、可愛らしく発声しようとして無理してるから声が小さくなる。

きっと、周りが自由に演じたらいいよ、とある意味自由奔放にしていたのが視える。

もちろん、二人とも頑張って役作りしてたよ。でも、あまり、周りがアドバイスしているのが視えてこない。なぜなら、そうじゃなければ、あの中村屋兄弟の完璧な役作りと対照的になるはずがない!

とワタクシは推察します。

まるで、台詞を間違えてはいけない、殺陣のタイミングを間違えてはいけない、といった決まり事に囚われすぎて、肝心な生きた言葉を発するといった役の感情がおいてけぼりになっていたのは否めない。

確かに型は大事。でも、この作品って歌舞伎であって歌舞伎じゃないやん。現代劇であって現代劇じゃないやん。どちらかというと、新派風な作品やん。歌舞伎要素を取り入れた現代劇みたいな。それこそ、歌舞伎版の「贋作・桜の森の満開の下」や「阿弖流為」と同じ系譜やん。

歌舞伎要素はあるけど、台詞は現代語やん。

ってなると、やはり生きた言葉を発してくれないと泣けないんだよ。どんなに良い台詞でも、気持ちが入ってないと、説得力がないから、ただの台詞(文字)になってまうんよね。

どんなに鶴松君が八重として言葉を発していても、それをキャッチできない、投げ返せないではお芝居とは言えない。

と思うと、今思えば、虎之助君はピカイチやった。本来の沖田総司役は台詞が少なかったけど、前回の沖田総司の台詞から推察すると、ちゃんと言葉のキャッチボールが出来た。先輩に対しても。

確かに歌舞伎は型が大事。江戸時代から受け継がれ守られていた伝統芸術だからね。 

歌舞伎風現代劇というか、歌舞伎風時代劇は、400年の伝統芸術とは大分違うから、役のアプローチの仕方は歌舞伎のままではいけないんよね。

その点中村屋兄弟は、数々の舞台やドラマ、映画をこなしてきているから、芸の幅が広い。

それこそ、松本白鸚さんなんて、ぶっちゃけ、松本幸四郎さんを名乗っていた時は、ワタクシ、歌舞伎役者さんとは知りませんでした。ずっとドラマで拝見していたので、普通の俳優さんだと思ってました。めちゃくちゃ自然な演技をされてます。その上、ミュージカルもされる。「ラ・マンチャの男」めちゃくちゃ感動しました。あ、来年4月公演が決まりましたね。抽選があれば、ワタクシも参戦します!

白鸚さんは、歌舞伎役者さんとしても、しっかり型を重視した演技をされています。←お前が偉そうに言うな!

m(__)m


確かに、息子さんの幸四郎さんもしかり、器用な方だと思う。でもね、器用なだけでは感動を与えられない。表面的な役作りではなく、ちゃんと内面も役作りしてないと、生きた言葉は発せられない。

歌と福ちゃんは、ハッシーと違って、外部の演劇経験が少ないから、表面的な役作りに気がいってしまうのは仕方ない。っていうか、君らまだ二十代前半やん!?なんか、見た目がやけに貫禄があるんよね。

ま、コレを機に外部の演劇やドラマや映画に出演して生きた言葉を発する勉強したらいいと思うよ。


今日は、本来のオリジナルキャストでの内容でしたが、

ぶっちゃけ書くと、勘九郎さんも七之助丞も亀蔵さんも宝の持ち腐れ!役不足感が否めない。

全然出番が少ない!っていうか、役に合っていたのかも微妙だった。それくらい前回が適任適役だった。

と思うと、前回の代役公演が、台詞量といい見せ方や存在感といい、役相応でしたね。

今回分かったのが、七之助丞が演じる土方歳三の台詞を全て虎之助君が代弁してたこと。

前回、虎之助君の沖田総司がとても良かったので、今回どう変わるのか楽しみにしていてたら、ほとんど出番ないやん!ってことに驚いた。

と同時に七之助丞の土方歳三がめちゃ漢だったことにも驚いた。改めて、七之助丞の芸達者ぶりに驚いた。めちゃくちゃ器用!  

ハッシーの仏南無之助は、まさに歌舞伎様式の塊みたいなキャラではあったけど、めちゃくちゃ見せ方が上手かった!

その後の狸がまた虎之助君と楽しそうに遊んでいて、いえ、演じていて、

「ポーの一族」のときの最初から最後まで役がブレない、ある意味ワンパターンだったハッシーが嘘なくらい芸達者になっていて驚いた。ハッシーは、なんだかんだで外部出演が多かったもんね。それが歌舞伎にも生きているのが分かる。



たまたまとはいえ、同じ作品を違うキャストで味わえて、本当にニ度美味しかった!

今日は、二回目ということで、前回出来なかったこと果たすことができました。

それは!



歌舞伎座ギャラリーで2メートル大の手塚漫画コラボ羽子板の写メを撮ること。

そして、



期間限定のアトム弁当を食べることでした!

中身は、



朝イチで予約して、休憩の幕間に劇場内の食事処花篭さんで頂きました。思ったより小さかったけど、めちゃくちゃ美味しかった!

表紙の裏にはお品書きが書いてあり、もちろん記念に持って帰りました。アトム饅頭も食べずに持って帰りました(笑)

何気に楽しい時間を過ごすことが出来ました!











新選組

2022-08-22 17:13:45 | 古典芸能


いやいやいやいやいやいやいやいや、

めちゃくちゃ面白いやん!?

っていうか、めちゃ泣ける!

さすが、中村屋兄弟!見せ方、キャラ作りが上手い!

自分たちがやりたかった作品を後輩に譲ったのに、まさかというべきか、運命の悪戯というべきか、自分たちが演じることになり…、

めちゃくちゃええやんかいさー!!!

(笑)

っていうかさ、歌と福ちゃん観たさでチケットを取ったのに、まさか勘九郎さんと七之助丞で観ることになるとは思ってなかった!

ぶっちゃけ書くと、7月8月はギャツビー月間だったから、「Q」もしかり、本来は観る予定になかったんですよ。

それが18日まで中止と分かり、どうせチケット代戻ってくるんだから、だったら東京さ行くべ!の一心でチケットを取りました。

最初に「新選組」のチケットを取ったら、まさかの歌と福ちゃんがコロナ感染。てっきり中止になると思っていたら、いや中止になってほしかった!

そしたら、代役で再開すると発表。

おいおいおいおい、待て待て待て待て!

歌の初主演公演なのに代役立てるなんて!

私が親なら(芝翫さんでも三田さんでなく一人の親として)、共演者のギャラや赤字を補填してでも、松竹に掛け合って中止を願い出たわ!

現実は、貧乏人だから松竹の言われるままに従うけどね。藁

私は、ここ数年しか成駒屋3兄弟の活躍しか観てないけど、上二人の兄たちがいつもイケメンばかりの役を役替りして、歌はいつも端役だったわけやん。いくら三男といえども、上二人と年齢変わらんやん。歌も交じらわせてあげてよ!と思ってたわけだよ。

それが、中村屋兄弟の図らいで、主役を演じるチャンスがきたわけやん。福ちゃんが相棒?で、中村屋兄弟とハッシー、彌十郎さんに扇雀さん、亀蔵さんらが二人を脇役で支えるという贅沢な布陣での上演やん!

たとえ代役でも、若手が演じるなら中止にしてくれ!と願ったよ、ぶっちゃけね。

誰が代役になるのか分からないまま、19日の当日が来て、開演1時間前に七之助丞と勘九郎さんが歌と福ちゃんの代役と発表。

私は、東京に向かう高速バスの中で思わず、マジか!?と声に出してしまった。

ぶっちゃけ、他の若手が代役だったら、はぁぁ???と思ったかもしれないけど、七之助丞と勘九郎さんだったから、

素直に、ありがとうございます!と思ったよ。

で、拝見させてもらって、

私がお母さんの三田さんだったら、初日は絶対号泣したわ!と思ったくらい、めちゃくちゃ愛情たっぷりの脚本演出に驚いた!

敵役?のハッシーとの見せ場もあるし、たった1時間ものとは思えないくらい構成がしっかりしていて、やはり手塚治虫作品だけあって世界平和を謳うメッセージ性もあり、

七之助丞も勘九郎さんも素晴らしいし、休演した二人のお手本になるくらい素晴らしい役作りだったけども、こんな愛情たっぷりの作品なら、

やはり、歌と福ちゃんでも観たい!!

と思った。

たとえ明日戻ってきたとしても今月はもう観れない…。

関西で、いや御園座でいいので再演してほしい!

それくらい素晴らしい作品でした!

ほんま、七之助丞と勘九郎さんがめちゃくちゃ良かった!

若作りを意識したせいもあったけど、全く違和感がない若侍だった!

七之助丞が徐々に豪剣になっていく様、親友と交えないといけない辛さ、復讐からは復讐しか生まれないという学びを経て成長していく様を丁寧に演じられていて、感情表出も素晴らしく、ラストは涙涙!たった数日で仕上げたとは思えないくらい完璧な役作りに、

マジ、アッパレじゃ!!!

勘九郎さんは、まるで耳男や坂上田村麻呂のようなコメディ要素がありめちゃくちゃ良い奴なんだけど、実は裏があるという複雑な役を完全に自分の持ち役として演じられていて、

こっちもアッパレじゃ!!!

ぶっちゃけ、歌と福ちゃんが、七之助丞や勘九郎さんのように役作りしていたとは思えないので、休演を経て演じる岡草丘十郎と鎌切大作が観たいぞ!

ということで、長い長い前置きは終わり、

ギャツビーが千秋楽の日に、千秋楽も中止になると思っていたので…m(__)m

この日にチケットを取って観てきました。

何度も書きますが、こんなに愛情たっぷりの脚本演出だとは思ってなかったので、

私にとってめちゃくちゃ楽しみだったギャツビー月間が全て流れて、観る予定になかった「Q」と「新選組」を観ることになり、

2回も東京に行くことになったので結果散財しまくり。嬉しい誤算なのか悲しい誤算なのかは今は分からないけど、

どちらも観れてちゃくちゃ良かったです!

ホンマに観る予定になかったからね!藁


ぶっちゃけ書くとね、

ワタクシ、新選組、

よく知らんのですわ!藁

宝塚でもよく上演されてますが、

よく分かっとらんのです!(笑)

池田屋、寺田屋、近江屋、こんなに事件があったん?ひとつだけやと思った。(汗)
階段落ちと坂本龍馬は関係なかったことも知らなかった。

最近になって、源平合戦の流れを知ったくらい超超日本史オンチなんですわ!(笑)

ですが、そんな新選組よく分からん私でも理解できるくらい、大人も子供も楽しめる作品になってます。

なんてたってメッセージがいい!

復讐からは復讐しか生まれない!

敵討ちからは、新たな敵討ちが生まれる。

自分が次に敵討ちをされる側になる。

負の連鎖は、どこかで断ち切らないとアカンねん。

めちゃくちゃ、今の時代にピッタリな作品!

元々勘九郎さんが演じていた近藤勇をエエ声の亀蔵さんが演じるから、まさに大人の新選組だった。

元々七之助丞が演じていた土方歳三役が不在になったらしいけど、私にはその役が必要だったのかすら分からないくらい、自然な流れの脚本になっていたと思う。

っていうか、近藤勇、そんなに出番ないやん!

ほんま、贅沢な配役!

岡草丘十郎を父の敵として、庄内半蔵の娘の敵討ちを助太刀する役がハッシー。

いやいやいやいやいや、

ハッシー、めちゃくちゃカッコイイ!めちゃアニメキャラやけど、役作りが素晴らしい!!

本来なら、歌とハッシーの立回りがあるわけやん。三田ママ、初日はめちゃハラハラドキドキしてたのが視えてくる(笑)

このシーン、めっちゃ、歌とハッシーでも観たいぞ!

そう、その敵討ちをする娘を中村祥馬君が鶴松君の代役で演じられていたのですが、どなたかのご子息かと思ったら扇雀さんの部屋子君なんやね。めちゃくちゃ良かった!チャンスをモノにしたね!

代役ってホンマにチャンスを奪われるわけやから、しかも、代役の方が評価が高かった、生きた心地がしない。特に舞台人は、病気ケガは禁物。たとえ貰い病でも!

今、元々の配役を見ながら書いているんですが、

チョイ役が贅沢すぎませんか??

代役公演の方が適材適所に思えてならない。 

こちらは本役ですが、沖田総司役の虎之助君も良かった!この沖田総司役は、宝塚でいうとこの3番手役柄だったように思うくらい美味しい役だった。虎之助君は、大先輩を相手に堂々と先輩風を吹かしていたね。自分の役目を分かってる素晴らしい表現でした。

芹沢鴨役の彌十郎さんは、嫌味な役がよく似合う!

坂本龍馬役が虎之助君のお父さんの扇雀さん。今の日本を作ったパイオニア的存在の龍馬。丘十郎に人生観を諭す重要な役。七之助丞もだけど、普段は女形を演じている扇雀さんの立役。自然でした。

たった1時間チョイの物語とは思えないくらい、代役公演のために演出が変わったことも分からないくらいめちゃくちゃ完成度の高い作品でした。

歌と福ちゃん、ハッシーも加わって、地方で上演してほしい!


もう一つの演目「闇梅百物語」は、納涼歌舞伎だけあって、お化けモノでしたが、あまりにも舞台が暗すぎて正直眠たかった。m(__)m

そこからの、舞台が一気に明るくなり、勘九郎さん、ご子息の勘太郎くんと長三郎くん演じる読売の舞がめちゃくちゃ和む!勘九郎君がめちゃ背が高くて驚いた。逆に長三郎君がまだまだ小さくてめちゃくちゃ可愛かった。最近は、親子共演が多いですが、仲がいいことは、それだけで財産です。

っていうか、骸骨もこのお三人さんだったことに驚いた!

七之助丞は、女形で登場。美しい!新選組とマジ別人。演じ分けが素晴らしい!

ハッシーがまさかの狸。新選組とキャラが異なる。めちゃ捨て身やな!素晴らしい!

まさかの千之助君の登場に驚き!若いのにめちゃ型が綺麗!将来が楽しみ!

今月の八月歌舞伎、第二部も第三部も主役か代役で演じてます。コロナに負けじと猿之助さん筆頭にベテランさんが頑張ってます。

このまま代役公演が成功すれば、今後にも活かせる。

ぶっちゃけ、宝塚も見習うべきだと言いたいけど、誰がコロナに罹ったか分かると、めちゃパッシングされるから、生徒の命を守ることが先決だからこればかりは仕方ない。



























『Q』:A Night At The Kabuki

2022-08-19 22:45:54 | 舞台
やはり、松っちゃんのラストの台詞が泣ける!

ということで、東京まで観てきました。

ぶっちゃけのぶっちゃけ、初演を観ているので、大阪公演も含め今回はスルーする予定でいました。東京にも来る気はありませんでした。っていうのも、7月と8月はギャツビー月間の予定だったので、ほとんどの休みはギャツビーを観るために実は8枚もチケットを取ってました。ほとんどB席ですが…。

皆さんもご存知の通りほとんどの公演が中止!

今日から再開ではありますが、ワタクシのチケットは、1回目を除き全て中止になりました!(:大粒涙;)

ということで、ワタクシのギャツビー観劇は先月1回きりで終わってしまいました。

観れなかった方がたくさんいらっしゃるので、1回でも観れたこと、恋の大和路も観れたことは運が良かったと言えるので愚痴をこぼしてはいけないね。現実的に泣きたいのは、私じゃなくて、生徒や劇団なので、国に早く五類相当にしなはれ!と言いたい。

なので、8月は予定が全滅したため、本来観る予定なかったNODA・MAP。もちろんチケットは取っていなかったので、リセール待ちで運良くチケットをゲット出来たので観てきました。

どうでもいい前置きはさておき、

あんなシーンこんなシーンは覚えているのですが、いかんせんストーリーをほとんど忘れてた。観ながら初演を思い出していました。

部分的に演出や台詞が変わっていましたが、ストーリー的にはほとんど変わっていなかったように思いました。

ただ、全体的にパワーダウンしたように思えた。俯瞰しまくりの演技のように感じた。

今回再演を観させてもらって、部分的には見せ方が異なっていた。

特徴的なのは、ニコニコ動画形式のコメント、源頼朝の風船の量も多かった。そうそう、台詞が、私は観てないが、NHKドラマ「鎌倉殿」を意識した台詞に変更されていたように思った。

ぶっちゃけのぶっちゃけ、初演に比べると勢いが薄れて落ちついるように感じた。もちろん、汗かきまくっていたけどね。全体的に俯瞰して演じられていたように思った。皆さん2回目だから、客席の反応を覗える余裕があったように思った。それくらい、初演よりパワーダウンした感じがした。

志尊くんは、初演のときはもっと我武者羅に演じたと思う。今日の志尊くんは歳をとったせいなのか、余裕(冷静)の印象。

その点、すずちゃんは、表現力が上がっていてビックリ!最近映像でお見かけしないので元気そうで良かったですが、役に入り込んでる時の表情が最高に良かった!ロミオが死んだと知った時のね。

何度も役に憑依された感があってリアルな感情表出だったので、マジもらい泣きしそうだった。

でも、一瞬で素に戻れていたのでその切り替え力にアッパレ!

役に入り込んじゃうと、そのまま役をひきずっちゃう人がいるから、そうなると私生活が大変。

すずちゃんの場合は、第二部では大人のジュリエットの面影を演じるから否応なしに俯瞰する立場になるので、ちゃんと切り替えられていて安心した。

その点、志尊くんは第一部も第二部も変わらなかったから、ジュリエットだけが恋に盲目になっていた印象。あ、決してディスっているわけではないのであしからず。

志尊くんに限らず、松っちゃんも上川さんも竹中さんも橋本さんも羽野さんも、もちろん野田さんも、小松さんは常に冷静だけど、皆さん役以外には俯瞰してる人がいた。あ、あくまで私の印象ね。

特に羽野さんと野田さんは、台詞を喋っている時はめちゃめちゃ生き生きしてるね!
 
松っちゃんと上川さんは、元々第一部では俯瞰する立場で、第二部は自分たちが主役になるわけですが、あんまり差を感じなかった。やはり、役の人物と俯瞰している人物が同時に存在してる感じだった。

ほんと、すずちゃんの表現者としての成長ぶりには驚きましたが、

今回特出してたのは、あ、特別出演の略じゃないです。秀でていたのは、

伊勢佳世さんとアンサンブルの森田真和さん。めちゃめちゃ声と存在感が素晴らしかった!伊勢さんは初演と変わらない安定のハイテンションぶりが素晴らしい!

いつもはパンフレットは買わないが、森田さんの名前が知りたくて買ってもうた。

森田さんは、何者?と聞きたくなるくらい年齢不詳性別不詳的唯一無二の存在感がありました!蜷川さんが生きていたら、絶対常連さんになってたはず。森田さんは、間違いなく、これから引っ張りだこになるよ!


ストーリー的には、一見輪廻転生ものと思いきや、実はタイムスリップものだけど、やはり現代(第二次世界大戦に限らず戦争が勃発している時代)に転生した登場人物の物語と私は解釈した。

過去の過ちやこれから起こる戦争のこと、何がきっかけで悲劇が起こるのか分かっているから、未来からタイムスリップしてくい止めようとするも、運命の歯車は狂うことなく順行してしまう。

これは、タイムスリップ云々関係なく、この世のありとあらゆる出来事は必然。あの時あれをしていたら、今頃は…といったif節は存在しない。たとえあの時別の選択肢をしていても、結局今に戻ってくる。

理由、過去の自分は、今の自分とは全然違うのだから、何をしても結局同じ方向に行くだけ。過去の過ちや後悔があるから今がある。

過去に、その過ちや後悔をしない選択をしたとしても、学びがないから結局その過ちと後悔をすることになる。

全ては必然。

だから未来は、同じ過ち、同じ後悔しないように生きるしかない!

過ちだと思わない、後悔だとも思わない、悪いことだと思わない、だから同じことを繰り返す。

これが歴史です。

野田さんがどう思ってはこの戯曲を書いたのかは分からない。分かる必要はない。

ただ私は、野田作品を観て、私自身が何を感じるのかを知りたいだけです。どんな言葉が降りてくるのかが知りたいだけ。それは、野田作品に限らず宝塚もしかり、ミュージカルや演劇やライヴ、美術、どれもそう。

もちろん、○○さんが出てるから観たい!行きたい!といったミーハー心で観ることもある!藁

結局のところ、全て感じたことをそのままこのブログに書いているだけ。

実際、言葉が降りてこなかった作品もある。雪組の「ODYSSEY」。ごめんなさいm(_ _;)m

野田作品は、唐戯曲と同じで起承転結がある戯曲じゃないから、文字だけでは意味不明。身体を伴って初めて言葉が息(生き)始める。呼吸する。

だから面白いねん!

今回は、戦争だけでなくネット社会の言葉の暴力にもフィーチャーした演出になっていたし、

愛の言葉を、文字で残せなった者たちや歴史上の名もなき者たちの魂の声を野田戯曲で代弁し、これは、「フェイクスピア」が秀逸!

ロミオの魂の声を松ちゃんがあの白紙の手紙で代弁。マジ泣ける!

またまただとは思うが、知床遊覧船沈没事故を想像するラストの演出にも声なき声が聞こえてくるようだった。

言葉が言葉通り意味を発しているとは限らない、その発した言葉の裏には魂の叫び声が呻きうごめいている。無意識にSOSを発信していたり、愛の告白をしていたり、

言葉にも魂があることをあの白紙の手紙には、

決して書かれていない。

読み手がどう感じるかに委ねられているだけ。

ぶっちゃけ、言葉の暴力を発するひとは、めちゃめちゃ孤独で(私みたいな好きで孤独を選んでる人ではない)、さびしがりやで、この人自身も世間に疎まれ、また世間の不条理さに納得してない、周囲に交われない孤独人間だと思んよ。

私は、この人たちこそ、俺を私を助けてくれ!とSOSを発信しているように思えてならない。

私みたいな好きで孤独人間は、実は他人に興味ない。構ってくれとは思わない。

私が興味があるのは、目に見えない世界。それは、神様とか守護霊というより、今は無意識の世界。ぶっちゃけ、他人には興味はないが、他人の無意識には興味あり。無意識に発する言葉や思考。

会話の中には、無意識に発せらる言葉がある。思い遣りがある優しい言葉だと思って聞いていたら、実は、無意識に、私にも気を使ってや!の意味が含まれていたりする。気を使って言葉を選んで喋っているようで見下していたり。

これは無意識ではないが、私の本音に気付いて!という気持ちから遠回しに(オブラートに包む表現)発言する人もいるけど、これは、全然面白くない。むしろ、そういう人は、大概気付かれないと思う。オブラートに包んで喋らないといけない間柄ということは、お互いその人間性に興味を持っていないから伝わらないんだと思うよ。つまり、愛がないからと言える。この、愛がないが無意識。

会話には無意識が潜んでいるからそれを探るのが好き。

今、私が書いている言葉の中にも無意識が潜んでいるから、何年後か経って読むと面白い(笑)

また、自分のことばかり書いてますが、

野田戯曲の楽しさは、野田さんの無意識を探すこと。

だから、最近の野田さんの変化に驚きっぱなしになる。

愛の言葉が、めちゃストレート!

昔は変化球どころかワイルドピッチだったのにね。変化球でも相手(キャッチャー)が受け止めてくれたら問題ないけど、ワイルドピッチは相手に伝わらない。

めちゃ失礼な奴やな。

すみません。

m(__)m

ま、誰も読まないとから書きたい放題

(笑)