小林一三が愛したタカラヅカ Vol.2

2017-08-19 23:14:12 | TAKARAZUKA
マリコさぁ────────────ん!!!

あやかさぁ────────────ん!!!

素敵でした!!!!!

はい、マグノリアホールに行ってきました!!

到着する前から、もう心臓ドキドキ!目が合ったら、顔を覚えられたらどうしましょう!!??キャー状態でした(笑)←キモいわ!向こうがギャーやわ!

ということで、ネタばれしまくりなので、これから楽しみの方もいらっしゃると思い、全日程が終了したらアップしようと思ったのですが、マリコさんとあやかさんにワタクシの思いを早く伝えたいのでアップしちゃいました。これから楽しみの方がいらしたらゴメンなさいm(_ _)m

ま、ぶっちゃけ、私の読者様は100人もいないので大丈夫でしょう…かなり少ないけどね…(汗)あ、いつもご閲覧ありがとうございますm(_ _)m


いや〜、それにしても、マリコさん&あやかさんコンビ、現役のまんまでマジ美し─────ィ!!!

客席にも降りて歌って下さり、めちゃ至近距離まで来て下さって、これで5500円なんて安すぎる!!!ディナーショーより断然お得!!!抽選が凄い倍率だったそうですが、まさかワタクシめが観に行けるなんて!!!宝塚の神様、一三翁様、本当にありがとうございますですm(_ _)m

マリコさんは、宝塚OG公演で拝見してましたが、あやかさんは、もう20年以上ぶり!!!

あやかさん、超絶美人!とても四人の息子さんがいるとは思えない美しさ!純白のドレスが更にあやかさんを引き立ててました!

今回のコンサート?公演?は、

一三翁の生い立ちをスライド写真を通して振り返り、その後は、お二人の宝塚との出会い、音楽学校時代、トップコンビ時代を振り返り、

そして、

お二人のお歌とマリコさんのピアノソロ。マリコさんの伴奏であやかさんが歌う。


もう、泣きそうでした!!!一瞬にして学生時代にタイムスリップしました!

20年ぶりに拝見するお二人美しさに見惚れつつ、懐かしい曲の数々に当時の思い出が蘇り、もう感動、感動!!感謝、感激、雨アラレ、則巻アラレ、うんちゃッ!でございました!!!←全く意味不明!

超絶幸せでございました!!!

シメさんが怪我で休演し、マリコさんが代役した「うたかたの恋」。もちろん観てます!マリコさんのトップお披露目公演の「国境のない地図」。もちろん観てます!「恋と剣と虹と」。これはスカステで観た。「二人だけが悪」。これはNHKで観た。ドラマシティ公演のみだった「Action!」。公演自体知らなかったm(_ _)m←お前はホンマにファンか!?m(_ _)m

そして、「エリザベート」!!!ビデオテープが擦り切れるほど何回も観てます。生では観てません。

それぞれにまつわるエピソード話と歌。阪神大震災当時の感動秘話。お披露目初日秘話。公演終了直後に強行突破で行かれた海外旅行の話。あやかさん、旅行カバンの鍵が開かないエピソード。楽屋、マリコさんの化粧前1.5人分話。当時二番手のノルさんのコメディセンスぶりや新人公演でマリコさんの役をされたサエちゃんの話。マリコさんのご主人の話や、ヒデちゃんvs.トート話…。

ありとあやうる話がてんこ盛り!!!めちゃ面白かった!もちろんお歌も素晴らしかった!!!


念願だった、あやかさんのナマ♪私だけに♪が聴けてマジ泣きそうでした。最高でした!!!

エリザベートもさることながら、マリコさんのピアノ伴奏であやかさんが歌ったベートーベンの♪悲愴♪は泣きそうなくらい胸に沁みました!

マリコさんのピアノソロは、「国境のない地図」の劇中曲?いやフィナーレナンバーだったはず!なんと、あやかさんが譜面めくりをするという贅沢さ!

マリコさんも、最初は普通にトートの歌を歌ってましたが、最後はトートが降臨してました!ゾクッとしました。

マリコ&あやかコンビで「エリザベート・ガラコンサート」再演お願いします!何周年とは言わずやって下さい!その時は、大阪でもお願いします!m(_ _)m

今日のまとめ:我が十代は、地味な青春時代だと思ってましたが、宝塚にどっぷり浸かった十代はまんざら地味ではなかったかも…って思った(笑)女の子に生まれてたら、絶対宝塚音楽学校受験したのに…。ま、一次試験で落ちてたでしょう…(笑)

今日、マリコさんとあやかさんを拝見して、ここ数ヶ月ずっとモヤモヤしてたことが、霧が晴れたようにスッキリしました。この公演の後、現実に戻されて再びモヤモヤしましたが、開き直る勇気が持てたかなって感じ。

やはり、魂が喜ぶことをしないと生きている意味がないな〜と思いました。人生は一度きり。当たって本当に砕けてしまっては、後が大変だから、しくじり先生の神取忍さんの教訓を活かして自分も頑張ろうと決意しました。

頑張れ、俺っ!!!

マリコさん、あやかさん、ありがとうございました!!!ラスト1日、頑張って下さい!!!






花組「邪馬台国の風」「Santé!!」

2017-08-13 22:52:09 | TAKARAZUKA
せっかく東京に来たんだから!のオーラスは、宝塚でした(笑)花組は、大劇場公演を見逃したからね。

実はね、本当は観れないはずだったんですが、なんとか立ち見で観ることが出来ました!

本当は観れないはず???

実はキャン待ちしたら、1枚もキャンセルが出ないという事態発生!さすがいつもチケット即完売の東宝!お勉強させていただきます(黒革の手帳風。ワラ)。でも、立ち見で観ることが出来ました!持つべきものは誰とでも喋られるコミュニケーション術!(笑)

ワタクシにとっては空前の奈良ブーム。九州なのか近畿なのか何処の地域が邪馬台国かは分かりませんが、勾玉はワタクシも持っているので、この作品は観ないわけにはいかないんですよ!←観れないはずだったのにね(笑)

みりおもゆきちゃんも勾玉を付けて登場。最後まで導かれてるわ〜(笑)

内容に関しては、もう観ることないと思っていたから、職場のヅカメイトさんからラストまでストーリーを聞いていて、ヅカメイトさんの間では否が多かったのですが、私は断然、賛です!

ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、断然「金色の砂漠」より良かったよ!私はね。

確かにラストは、唐突。言葉が足りない。2人はくっつかなくていいけど、説得力には欠ける。タケヒコが魏に行かないといけない理由に説明が足りない。最初の予言だけでなく、別の伏線が必要だったかもかもね。

それ以外は、私は好きな話。説明が足りず端折って急展開なシーンがありましたが、そこは想像力で補完。

前世からの契り。美しいね〜。スピ要素満載!好き好き(笑)

みりおのタケヒコは、正統派の二枚目として描かれていたから普通に格好良かった!

ゆきちゃんのマナ&卑弥呼は完璧!ホンマに素晴らしい!ぶっちゃけ、ゆきちゃんは演技派だから、みりおを喰うかもと思ってたんですが、めちゃみりおを引き立ててたね!一歩引いた演技が本当に素晴らしかった。これがホンマの女優の演技!自分の立ち位置や見せ方を心得ていて尊敬しました。最初のイメージでは、みりおとは不釣り合いと思ってましたが、逆にゆきちゃんで安心しました。

今回観させてもらって、柚香レイ君の歌が上手くなっていてビックリ!!!強弱がある歌い方に本当に驚きました。あ〜、キキちゃんが宙組に行ったら、間違いなくレイ君が二番手やね。ま、次のVISAガールだと確信しているので、このまま頑張って!


キキちゃんも宙組でも頑張ってね!

ショーは、私には普通でした。基本ワタクシショーは興味ないので…。

でも、強いて書くなら、みりおがゆっくりだけど、確か片手リフトだったと思うけど、もうそのリフトに感激した!!!ゆっくりだったけど美しかった!中詰でもリフトがありましたが、一回転だったから、フィナーレのリフトはマジ感動しました!

今日は完全に観れないと思っていたから、まさかの立ち見で、チケットの女神様に感謝しきれません。ありがとうございましたm(_ _)m


今日のまとめ:2日で四作品観たから、感想の内容が薄くてゴメンなさいm(_ _)m

東京に約2日間滞在して、東京で生活したくなった。帰るのが淋しくなった。昔は、東京が大嫌いだったのにね〜。

この2日間、本当、偶然の重なりで、確かに散財はしまくりましたが、とっても導かれた感があったので後悔してません。偶然にしても、上手く無駄なく時間を使えたと思う。

歌舞伎座も、今まで幕見席でしか観たことなかったから、ロビーや物販コーナーを知らなかったんよね。今回、ロビーや物販コーナーに寄って…、前の方が良かった…m(_ _)m

でも、物販コーナーは、実は劇場外にあって、地下やビル5階にもあって歌舞伎座に入らなくても楽しめることを知り、次回からは幕見席でも楽しめることを知りました。欲しいもの買えたし!

初めての新橋演舞場も広かった!

花組は、これこそ奇跡やね(笑)

この2日間でほとんどの運を使い果たしたかもね…(涙)

















「にんじん」

2017-08-13 21:56:49 | ミュージカル
この作品こそ、来月大阪でも公演があるのでわざわざ東京で観る必要はなかったのですが、実は、安くチケットを購入することが出来たので、ま、新橋演舞場に行ってみたい欲望にかられ、観てきました。

もう、ネタバレして申し訳ないですが、チラシのしのぶさんからは想像しえないストーリー展開にビックリしました。

「アルジャーノンに花束」並みの重みがある内容で二幕目では涙が…。一幕目では、間延びして意識が飛ぶこと数回m(_ _)m

二幕目の想像を絶するディープな展開に、急にストーリーに引き込まれてしまいました。

しのぶさんが、もう一度演じたかったにんじん。再演するには、まじディープな内容でした。今のお子さんが観てどう思うのかな?


しのぶさんもラジオで語られてましたが、最近の親子関係の希薄さに通ずるものが沢山描かれていたと思う。両親を名前で呼ぶくらいの希薄さ。にんじんが抱える心の闇。無意識ににんじんをいじめてしまう母親との亀裂。

にんじんも両親も心の闇の原因を理解しているから、未来は明るいとは思ったけど、結局は、意外なラスト。ま、欧米的というか、若いうちに自立しちゃうんよね。

ある意味いいことでもあるけど、淋しいことでもあるんよね。ま、生きることがテーマなら、とってもプラスな展開ではあるとは思う。いつまでも親に依存したらアカンもんね。ま、にんじんには早すぎるような気もするが…。

めちゃネタバレ、ごめんなさいm(_ _)m

しのぶさんのにんじんは、全く違和感を感じませんでした。さすが、元祖バケモノ女優!←あ、これ褒めてます(汗)一幕ラストは、衝撃でしたね。ストーリーもさることながら、演出も容赦なしでしたね。

しのぶさん、お身体に気をつけてね!

これからご覧になられる方は、チラシのイメージでご覧にならないようにだけお伝えしときます。二幕目はリアルすぎてマジ泣ける(涙)

で、客席に、なんと伊礼君が座ってました!胸元広げてヘェロモンを出しまくりでした(笑)あ、川久保拓司君もいました。川久保君は、「ヘンリー4世」でも遭遇しました。客席で芸能人を観るとめちゃ得した気分(笑)

おまけ写メ↓
なし(笑)m(_ _)m

せっかく東京に来たんだから!のオーラスは!!!

続く…




「贋作・桜の森の満開の下」

2017-08-13 19:20:32 | 古典芸能
はい、六本木ではありませんが、東京に来てました。今から兵庫県に帰ります。

そう、六本木歌舞伎を観た後にすぐ新幹線に乗って18時半開演の本作を観て来ました。

本当はね、いずれ関西でも公演があるはずだからわざわざ東京で観なくてもいいか…って思ってたんですが、観たい欲望が抑えきれずチケット購入しちゃいました。

いや〜それにしても、怪し恐ろし美し、ケレン味溢れた素晴らしい作品でした!歌舞伎にピッタリな作品でした!

この作品は、元々とんちゃんの代表作の一つで、ご本人もとっても思入れ深い作品。

今回は、七之助丈がとんちゃんの役を、勘九郎さんが野田さん(初演)の役を演じられ、ホント怪し恐ろし美し作品でした。

初演版は、ビデオテープで観たことがあるんですが、ぶっちゃけ書くと、よく分からなかった…m(_ _)m

日本史もよく分かってなかったし、テレビで観た「真夏の夜の夢」があまりにも分かりやすい内容だったから余計難しく感じてしまった。

で、今回改めて観させてもらって、野田さんの頭の良さに改めて感服させられました。

今だから分かる壬申の乱。上手く史実を取り入れた素晴らしい作品でした!

そう「贋作・罪と罰」もドストエフスキーの原作をベースに上手く坂本竜馬の物語にひっくり返してたもんね。

鬼退治と新しい国造り。美しくも悲しい鬼(夜長姫)と人間の狂喜乱舞の愛憎劇。鬼退治と平和への希望。かすかに感じる原爆反対の声。色んな要素が入り混じっていて、そりゃ、ビデオで観た時には分からない野田さん独特の世界観が描かれていました。

そう、閻魔様の登場にはビックリ!(笑)

桜と鬼。美しきものと醜きもの。相反する二つの要素が怪し恐ろし美しワールドを作りあげていたと思います。

勘三郎さんが歌舞伎にしたかった本作。勘三郎さんが耳男なら、夜長姫は誰が演じる予定だったんだろう???玉三郎さんしか思いつかなかった。

って考えると、勘九郎さんと七之助丈が絵図的にもピッタリな配役だと思って観てました。勘三郎さんならヒダ王かな?いや、勘三郎さんなら、絶対耳男がやりたかったはずやね!

勘九郎さんの耳男。めちゃハマってた!声も言い回しも勘三郎さんにソックリ!この役は、若い方が似合うから、やはり耳男は勘九郎さんやね。

七之助丈の夜長姫。ぶっちゃけ書くとね、この役が似合うのは七之助丈しかいないけど、やはり、とんちゃんには劣る。声のメリハリが弱かった。「阿弖流為」の時の方が上手く声音を使い分けていたと思う。

間違いなく、ビデオでとんちゃんの夜長姫を研究したと思われる言い回しがあった。だから余計とんちゃんと比較してしまいました。でもね、夜長姫の笑顔は台詞通り何処か薄気味悪いものがあって良かった。最後の仰け反りも美しかった!

オオアマの染五郎さん。エエ男でしたわ。いい人ぶった悪業三昧が嫌味がなくて良かった!完全に悪い人でもなさそうな人間性がこのオオアマの魅力だと思った。

今回は、ほぼ「阿弖流為」メンバーが揃っていて、猿弥さんが、いつもながら愛敬があって可愛かった(笑)それにしても、めちゃ元気よく走りますよね?とっても若々しい走りっぷりでした(笑)時々見せる誰かのモノマネ。アレ、誰ですか???(笑)


そう、個人的に注目してたのが巳之助君。今回初めて巳之助君の姿と声を聞いたのですが、めちゃエエ声やん!この声好き!「ワンピース」にピッタリな声だと思った。

本作は、間違いなくシネマ歌舞伎になると思うし、関西にも来ると思うのでまた観ます!

そう、これまた偶然なんですが、戯曲本がなぜか近所のブックオフに置いてあり、即購入。なぜ置いてあるのか不思議でならなかった。戯曲は、舞台を観た後の方がよく分かる!(笑)m(_ _)m


美しき桜の森伝説。紅天女要素もあって、本当に素晴らしい作品でした!お導きありがとうございましたm(_ _)m

ということで、12日は、1日歌舞伎三昧でした。両作品とも新しい形の歌舞伎だったから、とっても新鮮でした。ま、台詞は標準語だったし…。

ちなみに、なんと客席にふるちんさんがいらしてました。あ、下ネタじゃないですよ(笑)(汗)古田新太さんです。さすが東京。芸能人に遭遇する確率が高い!(笑)

実は、今日もお休みを頂いていたので、東京一泊しました。せっかく2連休頂いて、この時期の東京。アレを観ないわけにはね…。ということで、今日観た作品は…、後ほど。

おまけ写メ↓


夜の歌舞伎座。綺麗や!