The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ユダヤの神・ヤハウェ 1

2008-12-17 06:53:12 | Weblog

 「ユダヤの神はヤハウェだったね」
 「そう、エホバとも言われているな」
 「確か、出エジプト記あたりから登場するね」
 「いやいや、アブラハムの契約の時の神さ」
 「アブラハムの一人子を犠牲に捧げるように命令した神か」
 「そうそう、子供の首に刃を当てようとした瞬間に天使が、アブラハムの腕を抑えるっていうやつだ」
 「カラヴァジョ・Caravaggio(1573~1610)がその迫真の瞬間を描いていた」
 「君はカラヴァジョが好きだったね」
 「いいね、好きだ」
 「君は、ミケランジェロやレオネルド・ダ・ビンチは嫌いだった」
 「ミケランジェロの彫塑はいいが、レオナルドの絵画はよくない」
 「ヘエー、これは驚いた、世間では大変な評判だよ」
 「日本のインテリには目がない」
 「『目が無い』とはすごいね、舌はあるが目は無いか」
 「絵は理屈じゃあない、レオナルドの絵には理屈が多すぎる」
 「東大のなんとかっていうセンセーが随分持ち上げていたけれどね」
 「テレビでだろ、あの連中は大衆が飛びついて視聴率が上がればそれでいいんだ」
 「確かに、そういう傾向はあるけれどね」