カトリック禅をお休みにして、ちょっと寄り道をしようか。
元日の朝、NHKBSでBBCのノルマンデイ作戦をやっていた、よく撮れている、連合軍のノルマンデイ上陸作戦、ヒトラーはようやくにして疲れ、名将ロンメルは南方にいた、新年の第一日にこれをやるとはさすがNHKらしい、これを見ていたら、ニッポンは連合国側に思えてくる、実際は逆、最近の日本でナチス・ドイツに親近感を持っているのは、
1、三島由紀夫
2、フショー 宮嶋
3、深田祐介
3は最近亡くなったか、彼の作品のなかで、当時、パリに滞在していたヴァイオリンニストの諏訪根自子(1920-2012)さんが、連合軍の包囲から脱出してベルリンに向かう、同盟国の独逸に避難するのだ、ところが、列車の中にヴァイオリンを置き忘れてしまった、これはストラデヴァリウスだったか、するとドイツの兵士が大切に保管して、そっと手渡してくれた、深田さんは、そのシーンを詳述している。
日本人はすっかり変わってしまった、これから、どうなるんだろう。