The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

SHOUWAの日本と独逸 下

2015-01-07 03:19:44 | 世界経済
         
 実に多くの外国人が来ているが、ドイツ人のグループは分かる、それは、ガイドやリーダーの説明に、ひとり残らず、耳をかたむけているからで、スマホをいじる者はいない、だから、
 「よくもわるくも マジメなんだなあー」

 ヒトラーが出てきた時、おっと、今は、ヒトラーは悪人か、だから「ヒトラーのようなアベさん」は褒め言葉にはならないらしい、それが、去年あたりから、ちょっと変化が出てきた、イスラエルがあまりにもひどいからで、国連の援助で作られた病院や学校を破壊し、女性や子供まで殺害、だから、世界中から抗議の声が沸き上がったのだが、マスコミは、あまり報道しなかったようだ、そんなこんなの最中にエボラ出血熱のリューコー、これはグーゼンなのかね・・・

 さて、当時のドイツ人が評価した諏訪さんのヴァイオリン演奏は、やはり、かなりのものだったのだろう、それと、人類最高を自負するアーリアン民族・ドイツ人を納得させるに足る彼女の容姿と容貌、日本人という人間集団には、時たま、こういうタイプが出現する、どうしてなんだろうね。

 日本女性のすばらしさばかりではなく、日本のプリンス・秩父宮のエピソードを紹介しようか、宮がドイツを訪問すると、一代の風雲児・A,ヒトラーが出迎えたのだが、ソヴィエット・ロシアのスターリンを激しく罵(ののし)った、「あいつは 約束を守らないクソヤローだ」、そんなチョーシね、すくっと立った東洋の貴公子、
 「いかなる理由があるにせよ」
 「・・・」
 「かかる公(おおやけ)の席で 一国の代表を罵倒(ばとう)するのはいかがなものでしょうか」
 「・・・」
 「それは」
 「・・・」
 「それは 一個のGentlemanのとる態度なのでありましょうか」

 満場、寂として声なし、明治天皇の資質を受けついだという秩父宮の面目躍如、
 「まるで 一幅(いっぷく)の絵を見るようではあるまいか」