The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

京都の人気 上

2015-01-14 03:11:19 | 世界経済
        
 外国人観光客が行ってみたい都市のトップが京都だという、パリやロンドン・ニューヨークを抑えての人気、学生時代、京都は、何度か行ってはいるが、なんというか、京都の人はソコイジが悪いのではないか、ヒトの悪さを知りつくしてはいないか、面従腹背という言葉があるが、それに近い、どうだろう。

 三島が自決した後に、京都の中年が、
 「わたしたちは ああいうことはしませんね」
 「お公家さんが まちのおんなの家に通い 裏口から出てきたら見つかってしまって『でへへ』 そんなエピソードが ぎょーさんあります」
 「だから てんのーさんのために 死のうなんてことは ようけ思いません」

 そこそこという言葉がある、町内の寄付はどのくらいですか、
 「そこそこです」
 少なければケチ、しかし、多すぎると「イナカもん」、どうにもこうにも始末が悪い、都会人というのとも違う、実利を重んじる大坂人には合理主義があるが、こちらは、権力と財力を奪われ、さらには、「権威」まで東京に持っていかれた人々のこころの鬱積とひがみ、その二重構造、これでは、
 「なにも生まれないだろう」

 あの道元、当初は京都だったが、やがて越の国へお引越し、この点はよく分かっている、あのまま京にいたら、あれほどの発展はなかっただろう。