このブログでは、日本を肯定しているが、それは、51対49の僅差(きんさ)であり、この国のどうしようもない欠点を知らない訳(わけ)ではない。
都議選で都民ファーストの大勝ち、自民党は歴史的惨敗、ところが小池は浮かない顔、演技なのか、こんなことは何度かあった、コイズミ・チルドレンにオザワ・チルドレン・・・どうなったのか、だから、ちょっと勝ち過ぎだったのかもしれない。
自民党議員は利権議員のように見られがちだが、「利権政治家」になるためには、それなりのノウハウとキャリアがヒツヨーで、1年や2年で成れるものではない、今回の新人の議員、どのくらい成長し、次の選挙で当選できるかどうか、本当の政治家人生はそれからだろう。
建設政務次官の秘書をしていた時、
「予算委員会を傍聴(ぼうちょう)してもいいですか」
他意はない、もっと日本の政治の仕組みに習熟(しゅうじゅく)して、いい仕事をしたかっただけだ、当時はまだ政策秘書はなかった。
私の提案を聞いた政治家は、
「おまえは おれの地位をねらっているのか」
さらに、岡山県からの長距離電話、代議士夫人だ、ヒステリックなキンキン声が、
「センエツ(僭越)です 自分の立場を わきまえなさい」
「今度 こんなことをしたら ヨウシャ(容赦)しませんからね」
それほどのコトであろうか、ニッポンのセンセイは余裕がないのかもしれない。