ケイマン諸島にも、tax haven の島があり、日本の銀行のペイパーカンパニーが集結している、という。
秋山さんはアタマのいい人だったが、それは研究者としてだけではなく、ビジネスの分野にも及んでいて、国立大学の元学長を担(かつ)ぎ上げ、その大学に宗教学部を設立しようとしていた、国立の元学長なら文部省とも太いパイプがあり、いいところまで行っていたようだ、そのため東京中から学生や院生が、新学部のポストを求めて集結していた。
ワタシも、その一人に見られていたようだ。
元学長の急死で、この計画は頓挫(とんざ)した、ところでアタマの良さには、
1、能力
2、才能
3、天才
フツーは、能力のレベルだろう、かつての大学教授には数百ページを暗記しているセンセーがいて、学生たちからケーベツされていた、
「あんなのはコケオドカシで オリジナリテイの欠落をごまかしているだけだ まったく意味がねえー」
これだけパソコンが普及するとあんまり意味がないかもしれない、しかし、瞬時に取り出せる情報には、意味がないこともない、霞ヶ関の官僚たちもこれで、
「二次元的な収支決算で財政計画を進め プライマリーバランスだけを重視し これだけ景気を後退させてしまった」
それは、財務官僚の能力至上主義の失敗かもしれない。
能力より次元が高いのが才能だが、これはめったにない、秋山さんは、これだったようだ。