The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Anglo-Saxonの歴史的決断 上

2017-07-12 03:06:21 | 世界経済

 イギリスのEU離脱・Brexitは、これまでの、Globalismの流れを変えるのだろうか。

 アングル族とサクソン族はゲルマン民族の一派だが、この二つはブリテン島に渡る4世紀ごろには、区別が無くなっていたようだ。

 アングロ・サクソンはゲルマン民族の部族だが、とりわけ成功している、歴史のポイントで見事なカジ取りに成功、世界のリーダーの地位を死守してきた、
 1、中央銀行の創設  
 2、産業革命の遂行  
 3、英国国教会の設立 
 4、巧妙な植民地経営  
 5、インドの東インド会社  
 6、アヘン戦争と自由貿易 
 7、ニッポンをおだて上げロシアの南下を阻止・・・

 歴史の節目に見事な一手・「妙手」、直近はEUの離脱か、これぐらいになるとシャーマン的ヒラメキのようだ、もちろん合理的な判断があってのことだが。

 1の中央銀行の設立については。スェーデンの次で、17世紀ではこの2カ国だけだった、ぶっちぎりである、なんといっても財政の効率的な運用、これこそが近代国家の最低条件だろう、気難しいデカルトではなく押し出しのいいアダムのスミス君だ、ここんところを知らないといけない。

 ともあれ、スェーデンは燃料は木材だが鉄工所を建設して、精度のいい鉄を増産、その鉄で大砲を作り製造機械を開発して、スェーデンとイギリスのコンビが北ヨーロッパの優位を導いた、大砲は植民地の獲得に、製造機械は産業革命に使用された。