下町のヘラクレス・クレオパトラ、見過ごせば見過ごせる、ここから何を推測するかだ。
おそらく、数十・数百の集団の来訪があったんだろう、12世紀ごろに成立した「今昔物語」に、日本海の海岸に細長い船が漂着、老人は、
「子供のころにも おなじようなことがあった」
すると数十年に一度の割合、人はいなかった、それは地元の漁師にぶち殺されてそまうことがあったからだ、それがわかっていたから、昼間は隠れ、夜になると川をさかのぼり、山間の盆地を見つけ、ひっそりと生活した、東北には、昭和の初期までそういう村があった。
二人は、それに関係しているのかもしれない。