The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Kyoto government destroyed " HI-no-Moto" ・「日の本」の消去 4

2018-04-29 09:52:26 | 世界経済
  
 「人国記」は室町時代、この作者は、たった一人で、ニッポンの歴史を守り通したのかもしれない。

 ヒライズミをつぶした京都の頭脳集団の中心は、やはり、あの律令制度を完成させた渡来系中国人の集団ではあるまいか、彼らは、生まれつきアタマがいい、みごとに列島の歴史をねじ曲げることに成功したかに思えた、主権さえにぎっていれば、
 「勅令のひとつで なんとでもできる」

 彼らこそ古代律令制度を完成させた中国系渡来集団の子孫、彼らの願望は、彼らを追放したあの国へのリベンジ、そのためには絵に描いたような歴史が欲しい、多少の虚構は必要、彼らが寄って立つ天皇家は、
 「万世一系である」  

 彼らのリベンジは日清戦争でかなえられた、武士に主権を奪われたが、これは、明治維新で奪い返した、それは、この国にとっていいことであったのか。

 「人国記」の作者は、
 「頭脳は 真実と正義を実行するために使うべきだ」

 京都の頭脳集団の対して、たったひとつの頭脳、そして、見事につながった、
 「この国の人は 日の本の故にや 
   色白くして 眼の色青きこと多し」 

   東北の山野が  
   東北の山河が    
     笑っている  
         
   鬼と呼ばれたオトコたち 
     泣いている    
        
   ヘラクレスとクレオパトラが
     はにかんでいる     

   列島の千年が   
     意味を持った   
     価値を持った    

   列島のいのちが つながったのだ。