二銭銅貨

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情婦

2007-10-20 | 洋画
情婦 ☆☆
Witness for the Prosecution
1957 アメリカ、白黒、普通サイズ
監督・脚本:ビリー・ワイルダー、脚本:ハリー・カーニッツ
原作:アガサ・クリスティ
出演:チャールズ・ロートン、マルレーネ・ディートリッヒ
   タイロン・パワー

法廷劇。

年配のベテラン弁護士のチャールズ・ロートンは、
だだっこで、
付き添いの看護婦を困らせる。
有能で最優秀の弁護士だからプライドがあって、
さからう者なんていないから、
わがままにもなる。
心臓が悪く、とても弁護の仕事は無理だけど、
それでも、
眼を盗んで葉巻を吸ったり、
眼を盗んでウオッカをココアにすり替えて飲んだり、
仕事の鬼だから、
目の前にぶら下がった、興味深い仕事をのがすはずも無く、
この1回限りということで、医師の許可をもらう。
看護婦もしぶしぶ、認めざるを得なくて、
とにかく、薬を持たせ、
看護婦も傍聴席に陣取って、
監視する中で、
法廷劇が始まる。

被告にタイロン・パワー。
微妙に信用できるような、できないような。
被告の妻にマルレーネ・ディートリッヒ。
微妙に誠実そうな、そうでもないような。

軽妙なビリー・ワイルダーのタッチ。
チャールズ・ロートンの芝居が、
それを良く表現していて、とても楽しい。

チャールズ・ロートンと看護婦役のエルザ・ランチェスターはご夫婦なんだそうです。
07.10.08 新文芸座

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