足にさわった女 ☆☆
1952.11.06 東宝、白黒、普通サイズ
監督・脚本:市川崑、脚本:和田夏十
原作:沢田撫松 「足にさはった女」
出演:越路吹雪、池部良、山村聡、伊藤雄之助、沢村貞子、加東大介
軽快な、テンポのいい映画。
当時の漫画の構図とか、人物の姿勢とか、動きとか、
そういうものを意識した演出なのか、
喜劇というよりも、
当時のコミックの感じ、
手塚治虫のような。
池辺良は元気のいい若者刑事で、
世に出たばかりで威勢がいい。
越路吹雪は元気のいい、大柄な女。
何も気にせず、何にも負けず。
でも、ちょっと陰がある。
山村聡は、女コトバの小説家。
全然似合っていないところが面白い。
伊藤雄之助は馬面の一度会ったら顔を忘れないという、
歳のわりに精神年齢が低い少年のような男。
岡田茉莉子がチョイ役で出てきます。元気いっぱいのお嬢様。
人の良さそうな熱海の巡査の加藤大介、
人の良さそうな熱海のスリの沢村貞子。
人の良さそうなロイドめがねの見明凡太朗は新聞を見ながら、
越路吹雪の足をチラ見します。
池辺良におぶさる、
人の良さそうな三好栄子は、実はその逆のおばあさん。
大阪から東京までは満員電車。
列車の旅、
飛び去る風景。
列車に行かれてしまって、
長く続く軌道の上に一人残され、
その上、
財布をすられたことに気がついて、
両手を上にあげてびっくり、
そして途方に暮れて、
ペッタリと線路の上に座り込む池辺良。
景気のいい音楽、軽快な演技、軽い演出、楽しい物語。
07.08.26 NFC
1952.11.06 東宝、白黒、普通サイズ
監督・脚本:市川崑、脚本:和田夏十
原作:沢田撫松 「足にさはった女」
出演:越路吹雪、池部良、山村聡、伊藤雄之助、沢村貞子、加東大介
軽快な、テンポのいい映画。
当時の漫画の構図とか、人物の姿勢とか、動きとか、
そういうものを意識した演出なのか、
喜劇というよりも、
当時のコミックの感じ、
手塚治虫のような。
池辺良は元気のいい若者刑事で、
世に出たばかりで威勢がいい。
越路吹雪は元気のいい、大柄な女。
何も気にせず、何にも負けず。
でも、ちょっと陰がある。
山村聡は、女コトバの小説家。
全然似合っていないところが面白い。
伊藤雄之助は馬面の一度会ったら顔を忘れないという、
歳のわりに精神年齢が低い少年のような男。
岡田茉莉子がチョイ役で出てきます。元気いっぱいのお嬢様。
人の良さそうな熱海の巡査の加藤大介、
人の良さそうな熱海のスリの沢村貞子。
人の良さそうなロイドめがねの見明凡太朗は新聞を見ながら、
越路吹雪の足をチラ見します。
池辺良におぶさる、
人の良さそうな三好栄子は、実はその逆のおばあさん。
大阪から東京までは満員電車。
列車の旅、
飛び去る風景。
列車に行かれてしまって、
長く続く軌道の上に一人残され、
その上、
財布をすられたことに気がついて、
両手を上にあげてびっくり、
そして途方に暮れて、
ペッタリと線路の上に座り込む池辺良。
景気のいい音楽、軽快な演技、軽い演出、楽しい物語。
07.08.26 NFC
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