二銭銅貨

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16国立劇場11月/仮名手本忠臣蔵2部/歌舞伎

2016-11-21 | 歌舞伎・文楽
16国立劇場11月/仮名手本忠臣蔵2部/歌舞伎

道行旅路の花聟
 勘平:錦之助、おかる:菊之助、伴内:亀三郎

五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、山崎街道二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
 勘平:菊五郎、定九郎:松緑、おかる:菊之助
 おかや:東蔵、お才:魁春、源六:團蔵

七段目 祇園一力茶屋の場
 由良之助:吉右衛門、平右衛門:又五郎、おかる:雀右衛門

錦之助は生真面目で若い。菊之助は熟練な感じで踊りがしっかりとして気持ちがいい。松緑は定九郎にはやや人が良すぎるような気がしても、頑張ってる。東蔵は菊五郎をなぶる姿に気迫がある。魁春は落ち着き、團蔵は軽い芝居。團蔵の軽快さが他の面々の渋さにあって良く目立った。菊五郎も結構軽い。考えてみれば勘平って結構軽い男だったんだ。吉右衛門は飄々としている。斧九太夫をぶったたいていても飄々としている。雀右衛門は硬派な感じ。又五郎が一番面白かった。かちっとしていて声が綺麗で良く通り、コミカル。奴の役で「ねい、ねい」と言う。葵太夫は一力茶屋で会場から声がかかった。

開場50周年記念の公演で大入り。出演者も豪華だ。

16.11.04 国立劇場

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