■「被災体験役立てて」(河北新報夕刊:2012年(平成24年)1月20日掲載)
■被災体験冊子「震災を体験して-被災地から思いをこめて」(抜粋)
■「被災体験役立てて」(河北新報夕刊:2012年(平成24年)1月20日掲載)
■被災体験冊子「震災を体験して-被災地から思いをこめて」(抜粋)
2011年(平成23年)3月11日午後2時46分18.1秒、東日本大震災から10年の年月が経ちました。
色々な思いを胸に迎えた10年の今日です。
【東日本大震災の被災体験冊子】
私の手元には、NPO法人ボランティア労力ネットワーク仙台合同支部がまとめた東日本大震災の被災体験冊子「震災を体験して-被災地から思いをこめて」・平成2011年(平成23年)8月発行があります。
冊子は、A4判42頁、仙台市内の会員23人が、震災を体験し記録したものです。
当時、全国のボランティア労力ネットワークの会員の皆様からお見舞いの電話、メール支援物資など心暖まるお見舞いをいただきました。さらに義援金までいただき、会員一同、心強く感謝の念でいっぱいでした。
そんな折、全国の会員の皆さんへ大震災の体験を冊子にまとめてお礼に変えたいと企画して作成したのが、この「震災を体験して-被災地から思いをこめて」でした。
【地元の河北新報の取材】
地元の河北新報の取材を受けるなど大きく取り上げていただき貴重な小冊子になりました。
記事には、私が思い描いた冊子作成の詳細など手に取るような内容になっていました。
取材を受けたを当時を思い出しながら懐かしく思いました。
【私の冊子への投稿】
私が、寄稿させていただいた「皆様の温かいご支援に感謝致します!!」という内容は、冊子のトップに掲載していただきました。
「会員の皆さまへのお礼」、「3.11当日の我が家」、「一握りのボランティア」、「親戚や友知人の安否」、「我が家の地震対策」、「被災した義兄夫婦」、「避難所でのボランティアの方々の熱意」、「がんばろう日本!がんばろう東北!がんばろう宮城!」、「これからのぼボランティア活動」、「地震災害概要」、「被災地の写真(仙台市太白区・若林区、宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市」と項目別に感想をしたためていました。
【会員の方々の投稿】
他の会員の方々は、「その時私は」、「震災を体験して」、「6泊7日の避難所暮らしのあと」、「大震災の記録」など生々しい記録が記されていました。
この冊子は、東日本大震災の記録として自治体へ寄贈させていただきました。
現在、仙台市青葉区のメディアテーク仙台市民図書館で閲覧できます。
東日本大震災から10年、今、当時のことを振り返ってみると、皆さんに支えていただきながらそれぞれの思いを胸に頑張ってきた10年でした。
【被災地の今・・・】
今まで、何度となく家内の親戚がある気仙沼へ足を運んでいました。
途中、南三陸、歌津、大谷、気仙沼と車から見える被災地の復旧・復興状況にはたくさんの思いを抱いていました。
【10年を迎えて】
最近、テレビや新聞では、東日本大震災10年を迎えてこれでもかという報道がされています。
10年の節目を迎えて癒されぬ傷跡を抱えながら過ごされている方、前に進もうとしている方、いろいろです。
今、コロナ禍の中で更に追い打ちをかけるように大変な状況になっている被災地の方々の思いを馳せると言葉に表せられない気持ちになります。
【これから】
親戚がある気仙沼へ行く機会が全くなくなりました。
平成31年4月気仙沼大島大橋の開通、令和3年3月気仙沼湾横断橋の開通と三陸道のインフラ整備がされて交通の便が良くなりました。
コロナウイルスが落ち着いた時には、是非、被災地の現状を体験しながら各地の商店街巡りをし被災地応援に行きたいと思っています。