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● 私のひとり言 ●
師走に入ってから早一週間、今日は快晴、風も無くて穏やかな雰囲気の中で、妻と日課の散歩を終えた
空堀川にかかる大沼田橋の手前から東方を眺めると右岸越しに見える雑木林も落葉を始めて、木によっては空間が見えるような初冬の光景になった
川沿いの花たちもこれからの冬に備えて、花を閉じて葉を落として身軽になるように変身を急いでいる
いつもカメラ持参だがこれからは咲く花を撮るのは当分お預けになるだろう
今、川沿いで鮮やかなのは 「山吹の黄葉」 だ
咲く花の鮮やかさには叶わぬとしても、山吹の黄葉はなかなか見応えのある不思議な色合いで葉が競っている
やがて全て葉を落とすが、また春先には勢いよく芽生えて新生の葉が賑わいを増すだろう
まだ冬本番はこれからだと言うのに、もう春の到来を望むなんて、私もだいぶ歳を重ね過ぎたのであろうか？
