進化＠町田 「煮干塩＋しお味玉」

麗しくも
キリリとしまって鋭く
隙がない




女性でいうと
「麗子」という風情


礼子でもなく
玲子でもなく
この場合
「麗子」



中学時代
アイドル曲の振り付けが 的な
たわいのない会話をしているときに




「ヘヴィメタのバラードが好きなの」


言いのける女が
麗子





数年経った　ある日
教習所でバッタリ出会うような女


以前にも増して
凛とした美しさが進化している女
麗子です




「ねえ nonch君　このあと　ヒマだったりする？」


超ヒマです！！


地元の飲み屋で軽く
気取らない風情なのに
グッと熱くさせる女
麗子


こぼしたビールの
ズボンを拭いてくれるのが明美なら
こぼした愚痴を
するどくいなす女
それが麗子


生グレの
搾りをおねだりするのが明美なら
ちょっとテレを入れつつ
上目遣いで青りんごサワー
麗子でした




ちょっと酔いかけたころあい
フッと涙を浮かべ
気付かれないそぶり


泣き顔でスマイル
すりきれてシャイン


外に出ると雨
踊るならレイン


それでも
ピントがはずれていない女
麗子です



「また会いたいね」


それでも
二度目がない女
麗子




そんな
ステキな麗子を妄想して





超激端麗特濃塩分美味


二度目のある麗子を
歓びながら


多くの麗子を
見方にまわした気がする
淡い休日