心天＠人形町 「鰻串天国」

その昔
焼き鳥屋　兼　鰻屋　的な
まあ場末の和的飲み屋で
バイトしていたころ


「うなぎの白焼き」
的なものをアテに
チビチビやりながら


まあ
俗世でいうところの
カウンターの面倒なオヤジに


おう！！
ニーチャンも一杯飲めよー！！


チス！！
イタダキマッス！！


みたいなやり取りをすること
夜中2時まで


酒を飲みながら
焼鳥刺しと皿洗いの毎日



チス！！
マスター！！
その白焼きっての
美味いんデスかね！？


ちょっと端っこ
食ってみるかい？


チス！！

モチロン (゜∀゜) デッス！！





不味かった・・・




風変わりな焼き魚
なぜにワサビ


滴るタレの
一滴もなし


そしてこの
量的砂漠


大枚はたくその理由に
かしげた首の隙間から
頚椎が顔を覗かせたものです


他にも
「うまき」とか
「うざく酢」とか
「キモ焼き」とか


中でも
「うざく酢」って
なにアレ？

鰻を最も不味く食べる方法なのでは！！　と

ブリ剥けた頚椎のその先の
触ってはイケナイ部分に
電流が走ったものです



じゃあ
鰻を最も美味しく食べる方法って
何かなー！！



んで


よくあるオチと



いや




そうは
行かなかった




その先が
あった




酒飲みで




ヨカ (゜∀゜) ッタ！！





美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


あのね
うな重でも
うな丼でもいいけど


その論議は
隣の部屋でしてもらうことにして



ご飯ものはせわしい


いや


ご飯ものはせわしない


いや
その両方


安心と信頼の一口目
そのあとにあるものは
腹具合と反比例する
喜びの緩やかな下後曲線


その点




串ものは




一本一本に
頂点がある




ビン！！
ビン！！と響く


まるで
のりぴーの気持ちが
以下略






カブトのような競争感
川次郎のような張りつめた空気
うな鐡のような気ダルさ


どれも苦手なヒトには




なにこれ




楽 (゜д゜lll) 園！？


そんな日が
来るでしょう