丸長＠荻窪 「シューマイ＆ワンタンメン」

午前中を走りまくって
渇きに乾きを入れるほどにしての
日曜の午後

さて
マンキツするならばと




いつものココ

いつもじゃなくて
最近2度目になるけれど
なんとなく既に空気が
いつものココ




って
4人席ネライのオサーン3人組が
いつまでもシャッターに引っかかってて
カウンター1本丸々空いちゃってるのに
なかなか座れないでやんの

でもそんなのも
中入るまでわからないから
イライラもしないでやんの

人間
知らない方がイイことって
結構あるよね




ハイ
いらっしゃーい
何にします

ビール大とシューマイ
それとワンタンメン下さい！！

オレはできるだけ物おじせずハッキリという
注文を聞き返されるのはやっかいだ




お疲れ (゜∀゜) ちゃーん！！

くはぁ！！
シミるわー！！




いつものオツマミメンマをやっつけながら
愛ホン片手に悦に入っていると




ほどなく到着の
パイオツ2人分

今日は彼女たちを
叶姉妹と呼ぶことにします




どれどれ
まずは妹のほうから
へへへへへ

って
ぶっちゃけ
姉はむしろイラナイ

あれは
オレには
ムリなタイプだから

今日のところは
妹が二人ってことにしておこう




むう！！
このゴリゴリに固まった瓶のラー油
辛子よりこっちじゃまいか！！

なーんだか
シアワセな空気が
腰のところまできましたー　みたいな


さてさて
うんうん
わかってる
ココからはオレの仕事だ

パイオツを弄びながら
麺の登場にジャストに合わせていく
それだけがオレの大切な責務です


しかし
ココのオバちゃん

あんなしてワラワラーって客が入って
思い思いの場所に座るのに
ちゃんと座った順番とか覚えていて
不公平が無いようにオーダー聞いてって
3組分ぐらいずつ流していくのね

ビール出したり
つまみメンマ出したり
餃子やシュウマイが麺の先に出るようにとか

アレコレちゃーんと覚えてて
完全に計算も出来ていて

そりゃー
日曜の昼間っから
酒飲みが集まるわけだなー


ハーイ
お待ちどうさまー

つけそば大盛りねー　って


オーダー (゜д゜lll) 違います！！

わたしが頼んだのは
まぎれもなくワンタンメン！！

だってそれ
2週間前から
キメていたことですから！！

ああ
オバちゃん！！
たった今まで
ホメ殺していたのに！！


ああ
いつものオレでしたら
イイっス　イイっス
それでイイっスよ
なんですけど

今日のオレは
それじゃダメなんス！！

だってほら
走りまくってきて
ビールも飲んじゃったもんだから
指先こんなに冷たくなっちゃってますし！！


ハーイ
ごめんなさいねー
お待ちどうさまー




このエクストラな20分に
気を失いそうになっているところに

トドメの
逆の意味での




気を失わせるような
殺しのビジュアルったら




ク (゜д゜lll) ケーーー！！

富井副部長
降りてきましたー！！


氷室京介が
いちいちカッコイイように

イイラーメンの水面って
パーツのいちいちが
キラキラと輝いているよね




たとえ半分煮崩れていても
ワンタンのひとつひとつが
優雅に泳ぎ回っているようにさえ見えるから
コレ不思議なもので




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

アンチクライストに
ノーフューチャーに
ノー文句

おそらく客の8割が頼むであろう
ここも一つの
つけ麺の聖地なれど

やっぱりオレは
ココでもブレなく
ラーメンの方がが好きなんだなあと




オレの中を
まるで台風が
通り過ぎていくかのごたる




怒涛 とはこのこと

間違えてくれたことも含めて
吊り上げられた期待感を込みでの
至上の満足がそこにはありました


さてと
お次はと
タンメンと間違えられての
味噌とか

ああそれだったら
もしかしてサプライズレベル

全く問題ないですから

そのまま幸せに
頂けそうですから