あの鶏煮込みの
あのにゅうめん風情が
果たして
他のラーメン
熱々アンカケ五目そばあたりでも
しれっと泳いでくるのだろうか
全人類が悩んでいるのかと思いきや
ぶっちゃけ
ワタクシだけの懸案であると
気付きのある昨今です
7年越しで再訪したお店に
こんなに短期間で
舞い戻ってくるとは
ほぼ9割が
とり煮込みの最中
聞き返されると思っていたけど
スルッと通りました
長年 でもなく
ほぼ一週間の懸案
五目そば
果たして如何に
1210万円
イイ水面であること必然の
その水面下は如何に!!
生の部分でジラします
アンカケちょいと溶いて
もう少しだけジラすのです
もう一度だけ
アンカケをナメ回して
もう少しだけジラすのです
キター!!
にゅうめんじゃなーい!!
角を感じる
中太なのか
中細なのか
中の中のストレート
ヌラりとしながら
微コシを感じる
にゅうめんじゃないやーつ
貴婦人であっても
たまには夢見る乱暴
みたいな
必然の混ざりが
抑えきれないリビドー
なんて感じるのは
豚やら
牛やら
モツまでも
扉を締めたら
鍵をかけたら
明かりを消したら
なんでもヤル風情の
とめどないアンバイが
くすぐられたいところを
くすぐるのかもしれません
やっぱりとり煮込みにするんだった
とはけして思わず
とり煮込みをこの麺でヤってはくれまいか
とは2万回ぐらい思います
叫ばない
叫びはしないけど
見てはイケナイ
知ってはイケナイことを
とうとうヤってしまった
ヌケるようは背徳感
それだけは
間違いなく
普段
鶏しか許されなかった香妃も
ある日
なにげに
つい気が緩んで
四足の獣のような
あると思います
きっとそんな日が
あったのだと思いたい