nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

映画 のぼうの城

2012-12-02 22:16:42 | 映画・演劇・コンサート
埼玉県は行田が舞台の映画 のぼうの城 を観てきました。
行田と言えば、さきたま古墳、ゼリーフライなどが有名で、うまいもの会でも出かけたことがあり過去記事にもなっています。

 こちら と こちら

ストーリー・・・
天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも
その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。
その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ
誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。
秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない
文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。
臣秀吉方2万人の大軍を指揮した石田三成の2万の軍勢による水攻めに
わずか500人の兵(領民)で対抗して食い止め、豊臣秀吉が唯一落とせなかった城代という歴史に基づくお話。

2010年の製作ですが、大がかりな水攻めシーンが津波を連想させるということで
上映がのびのびとなり、ようやくこの秋上映の運びとなりました。
領民とのぼう様のほんわかした関係を軸に、主君と民との信頼関係を描いた映画で
秀吉に屈することなく、官民一体となりチームワークで乗り切ったという話は、一般的にスカっとする話ですし
野村萬斎さんのさすが能楽師と言った踊りなど、笑いながら引き込まれてしまいますが
それでもほぼ全面的に戦のシーンが占める映画は、やはりそんなにすっきりした気分で観ることはできず
予告で観て楽しそう・・と思っていたほどに笑うことも出来ず
歴史=結局は権力争いという戦である図式は、あまり好きにはなれず
もう一歩二歩、さらにコミカルに仕立ててほしかったです。

2年前の製作なので芦田愛菜ちゃんがずいぶん幼くて、そして母親役が尾野真千子さんで
2010年と言えば、あの Mother の年・・
同じ年に同じふたりで、あの虐待の親子関係と、このほのぼの親子関係を撮っていたんだな~って思うと、不思議な感覚です。


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コメント (2)
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