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MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

山手西洋館 2007 * 花と器のハーモニー * 山手111番館

2007-06-25 18:41:28 | 横浜

イギリス館のすぐ近くにある「山手111番館」。
この館の主人J・E・ラフィンは、日本をこよなく愛した米国人。
彼はある日、ひとつの器に出会う。
その器は、深い緑をたたえ、彼を幽玄の世界に導く・・・
というように展開されてゆきます。



彼の書斎。
桐の箱をあけると・・・
そこには、不思議な魅力を秘めた器が・・・



器を手にして、いつの間にかウトウトと・・・
ふと気が付くと、そこには古田織部の姿があった。



古田織部は、織田信長から豊臣秀吉、徳川家康に仕えた武将であり、有名な茶人。



織部に導かれた先には、これまで見たこともない織部の世界が広がっていた。
織部の美意識や精神に触れ、時を忘れて語り合うラフィン・・・



織部は大胆かつ自由な気風を好み、茶器製作、建築、造園などにわたって
「織部好み」と呼ばれる流行をもたらしました。



織部の指導の下、効率の良い登り窯で焼かれ
豊かな創造性をもつ織部焼・・・
中でも、緑釉をかけたものが有名です。



ふと気がつくと・・・
そこは、書斎。
先ほどのことは・・・夢?・・・幻・・・?

「異国の出会い”緑色”の一期一会」というストーリーが繰り広げられます。



作家は、瀬戸在住の中島勝乃利氏。
瀬戸出身ですが、メキシコで学んだ経験を造形、色に強く感じます。
ダイナミックで、生命力にあふれた作品です!!



山手111番館
地図

これが、最終回です 
長い間、「山手西洋館 花と器のハーモニー」に
お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
 

コメント (8)
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