ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

だが、夢はある

2023-06-15 09:30:34 | ドラマ

あなたがしてくれなくても

王様に捧ぐ薬指

どちらも、夫婦の話である。

不倫したくてしてるんじゃなくて、
相手が、自分に関心持ってくれないから、
他の人に行ってしまう。

お金があって、「使っていいよ。」と言われても、
箱根で、1人で遊ぶのはつまらない。

関心持たなかったくせに、
他の人に取られそうになると、取り返そうとする。
おせーよ。

箱根の寄木細工の、対のストラップ、
ドラマ用で非売品らしい。
欲しいなぁ。

「王様に捧ぐ薬指」を見てたら、
箱根に行きたくなったよ。

ネギちゃん、サイコー!!
可愛い。

銀河鉄道の父

宮澤賢治作品は、色々観てきたが、
これは、父親の話。

だが、どうしても、賢治のキャラが強いので、
主演が移りそうになる。
特に、この映画では、ヤバイ奴に描かれている。

森七菜のトシが、賢そうで良かった。
彼女には、あの衣装が似合う。

感受性の強い兄を、
リスペクトしていたのだろう。
トシが生きていたら、
又違う家族になっていたかもしれない。

監督が迷ったという、
父親の口から「雨ニモマケズ」。
私は、無い方が良かった。

実際、父親が賢治を褒めたのは、
ブレない情熱だったのだと思う。
しかし、分かりやすくするには、
しかたなかったか。

父は、賢治を有名にする為に、
金や人脈を使っただろう。
父も又、彼の情熱に答えたのだ。

ラストシーンは、
菅田将暉と森七菜の質感が似ていて、
並ぶ2人が、いい感じのファンタジーになった。

波紋

バイプレイヤーが集まった、
絶望エンタテインメント映画。

予告を見て、主婦が、宗教にハマッて、
破滅する話かと思っていたが、違った。

筒井真理子で大丈夫かと思っていたら、
十分、存在感あり。

演出は映画的でも、感情はリアル。
失踪して戻って来た夫に、
ストレスのてんこ盛り。

特に、妻の居ぬ間に、
大事な物を、勝手にベタベタ触った時は、
私が、ブチ切れた!!
(筒井真理子は我慢した。)

最後の方で、彼女が大笑いするシーンがあるのだが、
私も、すごく笑えた。
ああいう事ほど、面白い。

この映画は、きっと、目立たぬまま、
上映期間が過ぎてしまうのだろうけど、
もったいないなぁ。

私は、ラストを、「解放」と捉えた。
しかし、「解決」ではない。
これから、彼女は、
ストレスをコントロールしていくのだろう。

だが、情熱はある

山里を演じている森本慎太郎は、上手い!!
声も、しゃべり方も、ソックリ!!
本人かと思うくらい。

確かに、山ちゃんは、
「努力の天才」だね。

春日も、すごいなぁ。
どんな時でも、楽しいと思えるなんて。
彼が、健康な理由が、分かる気がするよ。

髙橋海人も、
オードリーの漫才、完コピじゃん。

売れる前の若林が、
あんなに悩んでいたなんて、信じられん。

私は、オードリーの
「デートの待ち合わせ」のネタが、大好き。
私も、春日にツッコみたくなる。

ニット帽の彼女も、可愛い。

私は、今まで、
ジャニーズのアイドルを、なめていたよ。
役作り、すごいねー。

だが、ストレスはある

白内障の手術の予後と、
右膝裏のベーカー嚢腫で、
眼科と整形外科、同時に通っている。

今度は、左足の甲が腫れて痛い。
まともに、靴が履けん。

原因は、ヘビー級の荷物を持ったり、
痛いのに走ったりするから。

持ち物を変えたり、歩くようにしたり、
本気で改善しなきゃ。

メガネを作るだけでも、大出費なのに、
病院通いしてたら、やっていけない。

でも、ちょっとムリして、欲しい物を買ったり、
少ないまつ毛に、マスカラ塗ったり、
人生に、ムダな抵抗するのって、夢があるよね。

これから私は、
ストレスコントロール、できるだろうか。
春日みたいに、なりてーな。

「だが、情熱はある」の主題歌、
「こっから」を聴くと、元気出るよ!!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死んでないだけ

2023-04-19 09:24:56 | Weblog

大腸ポリープ切除に続き、
院長とすったもんだあった、白内障の手術も完了した。

最初にやった右目は、
院長ではなく、Y医師が執刀した。

「何だよ。保険診療に対して、
サービス(インフォームドコンセント)しないのは分かったけど、
手術もしてくれないのかよ。」

執刀医が、院長1人だと思って、
選んだクリニックだったので、がっかり。
(しかし後から、Y医師は院長から、
「あの人は天才だ!」と言われていると聞いた。)

手術直前に待たされる部屋は、アロマの匂いがした。

手術室の椅子が倒されると、
腹の上に、黄色いテディベアが載せられた。
患者のリラックスの為だと言う。

顔にカバー、目の周りをテープで固定。
下半身の手術とは違い、緊張して、
しゃべるどころか、固まっていた。

かと言って、尖った物が、
目の前に迫ってくるとかではない。
ただ、ライトの影が変化したり、
ピンクや緑の輪が、濡れるように動いているだけだ。

まるで、UFOに連れ去られ、
人造人間にされているようだった。

10分くらいかかると聞かされていたが、
本当に長いと感じた。
Y医師は、落ち着いて執刀していた。

翌朝、自分で、ガーゼを取るのが恐かった。
ちゃんと見えるのか、不安だった。

術前の血圧が高かったので、
精神安定剤を注射されていた。
寝る時に、息が浅くなり、
このまま死ぬんじゃないかと思うほど眠かった。

左目はまだ、真っ白な視界で、ド近眼なので、
ちぐはぐな感じはしたが、
単焦点とはいえ、右目に透明感があると、
室内も屋外も、ある程度は見えた。

想定していた見え方だったので、皆が言うように、
「世界が変わった。」というほどの感動は無かった。

決められた順番・回数で目薬をさし、
普段は保護メガネをかけ、寝る時は保護カバーをつける。
しばらくは、洗顔も洗髪もできない。
だから、夏を避けたのだ。

一週間後、左目の手術の直前に、
準備室で初めて、院長が執刀すると知った。
何だか、気まずかった。

アロマの部屋にいた時、「手を動かさないで!」と、
術中の患者を注意する声がしたので、
院長は、今日もピリピリしているなと思った。

呼ばれて、サッサと椅子にもたれると、
院長は、私の左まぶたを、ガシガシと思いきり消毒し、
カバーで鼻を押さえつけたので、一瞬、息ができなくなり、
目を開く為のテープを、ベリッと勢いよく張り付けた。

「やばい! 院長って雑!」

私は、技術よりも、その扱いに恐怖を覚えた。(笑)

前回、何なのか分からなかった英語の音声が、
南国系の歌だと、この時はっきり分かった。

院長は、自分の方に顔を傾けて動かすな、と指示した。

Y医師の時とは違い、看護師がやたら、私のデータを読み上げ、
「○○先生の紹介です。」と、手術に関係ない情報まで言う。
院長も、今やっている事を、しゃべりながら執刀した。

「痛くないですか?」と聞くので、
「圧痛が…。」と言うと、それに対する回答は無し。
じゃあ、聞くなよ。(笑)

「注射するから、チクッとします。」くらいならいいが、
「今、レンズを吸い出してます。」は、
気持ち悪いから、言わないでくれ。
よけい恐くなる。

看護師が、「○○、狙います。」と言ったが、何の事だろう。
レンズを入れる時の、要領でもあるのだろうか。

院長が、最後に珍しく、
「よく我慢しましたね。
痛かったところは無かったですか?」と気遣うので、
もはや、どうでもよかったが、
「注射が痛かった。」と答えると、
それは感染を防ぐ為だと、ピシャリと説明された。

院長の手術は、早かった気がしたが、
後で、看護師に聞いたら、
Y医師も院長も、同じ5分で終わっていたと言う。

右目を手術した4日後に、診察した女医が、
洗顔、洗髪してもかまわないと言うので、
シャワーで流してしまったのだが、
注意書には、1週間は保護メガネ、とある。

ああ、もっと慎重にするんだった!
そのせいか、後からやった左目より、右目の透明感が劣る。

禁止期間を過ぎても、ノーメイクでいたが、
久しぶりに、裸眼で見た自分の顔は、
改めてブサイクだと思った。

精神安定剤の注射による筋肉痛が、長引くので恐い。
調べたら、もむと組織が壊死すると書いてある。
もんではいないが、効き目がキツかったので不安。

白内障ロス

何だかんだ言って、
院長が執刀した左目の方が、予後が良かった。

事務的な部分もあったが、
色々話してくれる看護師もいて、面白かった。

続けてクリニックに通ったり、
検査するのは、面倒だったが、
無料サーバーのアップルティーは、美味しかった。

クリニックを去る時、なぜか寂しくなった。

「月曜から夜ふかし」で、
中国人のおばあさんが、長寿の秘訣を聞かれ、
「生きてるってより、死んでないだけだ。」と、
答えたのには爆笑したが、哲学だと思った。

金が無かろうと、不安が残ろうと、
四の五の言わずに、クリアな視界を取り戻す。

1つのミッションに向かって集中していると、
日々の嫌な事は、考えずにいられた。

こうやって、パーツを取り換え、
アンドロイド化しながら、生きていく。

小さな何かを、クリアしていく事で、
毎日をやり過ごす。

本当に、死んでないだけだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラバ、白内障

2023-03-15 09:28:06 | Weblog

クソッ、見えん!!
この焚き火の中にいるような感じ。
夕方になると、更にまっ白になる。

メガネの度数も、
とっくに合わなくなっている。
もう、限界だ。
決めた。
やる事にする。

白内障の手術

スマホを使い始めた月に、
急に左目の中心部分が、
白っぽく見えるようになった。

眼科では、以前からなっていたと言われたが、
右目はそうでもないので、
コロナ禍を機に、
検診を、何年かさぼっていた。

ある日、鎌倉の炎天下で、
自撮りしていたら、その日のうちに、
右目も白く見えるようになった。

近視で老眼なので、
裸眼では、手元を見るのがやっと。
本来なら、北海道の景色だって、
もっと綺麗に見えるはずだったのに。

私は、いったん気持ちが決まると、
行動が早い。

最初に診断した眼科の、
口の悪い女性院長が、以前、
「腕のいい医者を、いくらでも知っている。」と言っていた。

そこで手術はしないと分かっていたので、
直接、手術をやる眼科に行った方が早いのだが、
大腸ポリープ同様、
万一、ヘタクソに当たったら嫌なので、
紹介してもらう事にした。

総合病院が2つと、個人クリニックが1っ。
「えっ、もっと個人医を知ってるんじゃなかったの?」と思ったが、
執刀医が1人の、個人クリニックにした。

ビルの2階にある小さいクリニックは、
モダンな内装で、待合室が、やたら広かった。
よく見たら、壁がグレーの鏡になっていて、
患者が倍に映っていただけだった。(笑)

そして、これは鏡に映っているのではなく、
本当にスタッフが多い。
検査ごとに、看護師が変わる。
同じ日に、2人の医師の診察を受けた。

大腸ポリープの時と同様、
患者は、ほとんどが年寄りで、
番号で呼ばれても、知らんぷりのおばあさんは、
名前じゃないと反応しない。

白内障の手術は、
レンズを取り替える恐怖の他、
医療費の高さにもビビるのだが、
何より、私がピリピリしていたのは、
レンズを、どの距離に合わせるかだ。

自由診療の多焦点レンズだと、
メガネ不要になるが、片目55万なんてのもある。

しかし、それだと、
結局、どこもクリアには見えない。
これは、遠近両用のメガネを使用している私には分かる。
漠然と見ていると、疲れないという良さもあるのだ。

私は、保険適用の単焦点にする事には迷いはなかった。
後は、近距離、中距離、遠距離の選択だ。

いつ、相談できるのだろう。
そう思っていたら、
手術の説明をし始めた看護師が、

「近距離に合わせます。」

何だと?
何で、テメーが決めるんだよ!

「選択肢があるんじゃないんですか?
それが一番重要で、相談したいんですよ。」
看護師は、少したじろいで、
「その話は、後にしましょう。」と、
もう二度と触れなかった。

別な検査で、別な看護師が又、
「近距離に合わせます。」と言ったので、
今度は、さすがにイラッとした。
「何でですか?選べるんですよね?」

その看護師は、もっとマヌケな事を言った。
「じゃあ、次の診察の、〇月〇日までに考えておいて下さい。」
「家に持ち帰っても、何も変わりませんよ。
何も聞けないんだから、決まらないでしょう!!」
「先生の診察(相談)を、受けますか?」
「本当は、受診は無かったんですか?」
「そうです。」
「なら、受けます。」

診察室に入ると、人を小ばかにしたように、
甘ったるいしゃべり方をする女医が、
「どのくらいの距離が見たいんですかぁ~?」
私は、しばらく呆れて、黙っていた。
「見たいって、色々ですけど。」

女医の横で、私の話をタイピングしている女がいた。
クレーム対処だろうか。

女医からは、
看護師が決めつけた事に対する謝罪があった。

「誰でも、朝起きたら、クリアに見えるっていう憧れがあるんですよねぇ~。」
おっしゃる通り。
でも、白内障でレンズを替えても、
乱視は残ると言う。

確かに、作業上、
手元がクリアに見えたら嬉しいのだが、
乱視が残るなら、むしろ、
メガネで調整した方が、よくないか?

「じゃあ、1mくらいにしましょうかぁ~?」
私が、不安でブツブツ言うと、
「思ったより、手元が見えないって言う方もいますけどぉ~。」

今の自分の視力に焦点を合わせて、
後はメガネで見るというのが、
慣れているので、楽なのだと言う。

そもそも、距離の設定がどうなっているのか教えてくれないので、
こちらから聞いた。
遠距離が5m、中距離が1m、近距離は聞かなかった。

「もう、いいですかぁ~。」
退室を促された。
面倒な患者だと思われたのだろう。
ふてくされた態度で、黙ってドアを閉めた。

どうせ、年寄りばっかり相手にしているから、
説明が面倒で、いつも勝手に決めているのだろう。

希望が絶望に変わった。

取り替えができないなら、もっと情報が欲しかった。
私の母にしても、「よく見える。」しか言わないし、
周りの人伝えは、「世界が変わった。」が共通で、
ネガティブな情報は無い。

自分でも、ネットで調べた。
単焦点でも、もっと細かい距離に対応しているクリニックもあった。

本当に、その人の生活によって、
選択は様々だ。
遠くに合わせて失敗したと、後悔する人もいれば、
元々、視力が良いのに、
新聞が読みたいので、手元に焦点を合わせ、
遠くが見えなくなって、メガネになっても、
満足した人もいたそうだ。

不安とイライラで、私は、
まだ一度も会っていない執刀医の院長と、
紹介した方の女医に、手紙を書いた。

何で、最初から決めつけるのか。
パンフレットには、
「インフォームドコンセントに努め…、」と書いてあるのに、
何で、相談にのってくれないのか。

診察日ではない日に、手紙を渡しに行ったら、
受付や看護師には、
手紙を渡していいかどうかの決定権も無いと言う。

すごく待たされて、
「院長が診察できるというので、手紙は自分で渡して下さい。」と言われた。

院長室がある5階へのエレベーターには、
鍵がかかっていて、
呼ばれた人でないと行けないようになっていた。

扉が開くと、黒とグレーを基調にした、
オシャレヤクザなサロンのようなフロア。

そこでも待たされたので、5階から2階の受付に、
「次の受診日に、院長の診察があるなら、
今日じゃなくてもいいんですけど。」と、電話してやったら、
聞こえたのか、院長が現れた。

やっと相談できると思ったら、
いきなり、私の目を診ようとするので、
「私の手紙は、読んでもらえないんですか?」と、
かましてやった。

手紙を読んだ院長は、開口一番、
「あなたは、勘違いをしています。」
続けて、保険適用の範囲とは、
くもったレンズを取り替える事で、
度数を決めるのは、そのついでであると言うのだ。

「つまり、オマケに対してのサービスはしない、という事ですね?」
「そうです。」
パンフレットに書かれているインフォームドコンセントについては、
「自由診療の人にはする、という事ですか?」
「そうです。」

院長は、この方針について、
「ドライだと思われるかもしれないけど…。」

私は理解し、スッキリした。
院長の診察後、
「全然、ドライじゃないです。」と、
頭を下げて帰った。

自分では、面倒見がいい方だとは思うが、
私も又、オーバーワークはしない主義なのだ。
年寄り相手なら、なおさらキリがない。

このクリニックでは、
必要以上の事はしないと言うなら、それでいい。
焦点は、自分で決めるしかない。

その後、ある人の例を読んで、私はハッとした。
近視で老眼の人が、遠距離に焦点を合わせたと言うのだ。
その理由は、水泳が趣味だったからだ。

そういえば、トマムのホテルのプールや露天風呂、
年に数回行く、万葉倶楽部の風呂も、
メガネ無しだとぼやけてしまい、全く面白くなかった。

裸眼で見たい景色が、私にはあった。

この選択が、失敗だったとしても、悔いは無い。
望みを賭けて、合わせる焦点は、

中距離1m、これが、ファイナルアンサーだ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メルカリデビュー

2023-02-15 11:38:08 | Weblog

「ここが、ファスナーじゃなくて、ベルトのがいいんだよ。」
お薬手帳入れにしている多機能パースを、
私に見せながら、父が言った。

物を無くしやすい母の為に、
同じ物を使わせたいのだが、
どこの店に行っても、みつからない。

父自身も、
どうやって入手したのか、覚えていない。

ベルトボタンに、ブランドロゴが入っていた。
検索すると、ブランドサイトではなく、
メルカリに、同商品が、たくさん出品されていた。

あんなに、足で探しても無かったのに、
この市場には、こんなにあるのか!!

色や状態を見ながら、
良いのがないか、探しまくった。

正直なのはいいが、
傷の写真ばかり載せている人や、
写真の向きが悪く、シワシワなのに、
高値をつけている人もいる。
これでは、買う気がしない。

革製品は、ただでさえ擦れやすい。
ボロ過ぎる中古品を安く買っても、
すぐに、ダメになってしまうだろう。

自分で使い古したならともかく、
他人がボロくした続きを、
何で使わにゃならんのだ。

母が使うので、美品に限る。

すると、未使用新品、
高齢の母に合う、茶色の多機能パースが目に入った。

写真撮影が上手くて、綺麗なので、
商品の取り扱いも、丁寧なのではないか。
他より、やや高めだが、
美品に見合う金額設定だと思われる。
いいなぁ、これ。

私は、スマホで、何かに登録するのが嫌い。
しかし、滅多に欲しい物など言わない父が、
相談してきたのだ。
ここは、私が入手するしかあるまい。

必要事項を記入して、
いざ購入と思ったら、次の画面に進まない。
手続きは、いったん中断。
しばらくして、よく読んだら、
郵便番号に、いらぬハイフンを入れていた。

「購入する」ペチッ!!
これでよし。
その瞬間、左上に「SOLD」がついた。

メルカリは、想像していた以上に、
しっかりしたシステムだった。

期日も、明確に指示。
何かアクションした後は、
相手にメッセージを送るよう、コミュニケーションを促す。
ネット上の売買でも、事務的ではない。

購入手続きを終えた翌日の午後、
コンビニ支払いをしたら、
出品者が、その日のうちに発送してくれ、
夜には、その地域のベースに移動していた。

そして、その翌日の午前中には、
「ネコポス」で、ポストに投函されていた。
早っ!! すごっ!!
臓器移植の移送でもあるまいし。

出品者とのやり取りで、
私は、商品購入に至るいきさつまで書き、
「本当に使いたい人に使われたら、人も物も幸せですよね。」と、
喜びを語ると、
「私も、幸せな気持ちになりました。」と、
返信いただいた。

さっそく父に、購入した事や、届いた事を報告すると、
一度目は、「いくら? 何色?」で、
二度目は、「ハイハイ。」だけだった。

どうやら、初の取り引きで、コーフンしているのは私だけで、
小さな親孝行は、自己満足だったようだ。(笑)

買うより、売る方が難しそうだが、
フリマって、正しくやれば楽しい。
メルカリって、面白い。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大腸ポリープで恐縮

2023-02-15 10:31:35 | Weblog

2回目の食事制限、
2回目の2リットルの下剤は、
さすがにキツイ。

大腸ポリープ切除そのものより、麻酔にビビっていた。
するしないは自由なのだが、
検査と違って切るとなると、
どうなるか、分からんからなぁ。

カナダの友人の場合は、
全身麻酔で、完全に眠っているそうで、
検査と同時に、ポリープがあれば切除。
気づいたら、別の部屋にいるんだそうだ。
彼女は、自分の中身など見たくないから、その方がいいらしい。

ベッドに横たわったら、
緊張して、心臓がバクバクしてしまった。
こっちの方が、ヤバくないか?

医師が登場すると、
中年の看護師が数名、バタバタし始めた。
「私のポリープごときで、こんなに人手がいるなんて…。」
むやみに病院に行くものではない。
申し訳ない。

左手首に、麻酔点滴用チューブが刺しこまれ、
指先には、血中酸素濃度測定のクリップ、
右腕には、血圧計が巻かれた。
モニターから聴こえる、心拍数の爆音がコワイ。

効かないなぁと思っていたら、
まだ生理用食塩水だと言われた。

ところが私、結局、麻酔しても、
リラックスする程度で、眠くならなかったのだ。
ポリープ切除の様子も、モニター画面を見て、
最後までしゃべっていた。

友人と違い、私は興味があるので、客観視できる。
切除跡が、丸く赤くなっていたが、
血が流れている様子はない。

おそらく、麻酔しなくても、痛くなかっただろう。
しかし途中で、腸2列くらいに、
圧痛があったので、しといて良かったか。

「すぐに起き上がらないで。」と言われたので待っていたら、
「え、パンツまではかせてくれるんですか?」
看護師に恐縮しつつも、ウケる。

休憩室で、1時間ほど安静にするのだが、
目の前なのに、車イスに乗せられた。

バックしながら、
「ありがとうございました。」と告げると、
クールだった医師が、軽く会釈した。

こんなにしゃべる患者もいなかろう。
たいてい、おじいさんは、眠ってしまうから。

休憩室では、生理用食塩水を入れられたまま、
うつらうつらしていたが、
看護師らの会話に耳をすませ、眠りはしなかった。

1人で歩いて帰ろうと思っていたら、
身内が、すでに病院内で待っていた。

何より、一番辛かったのが、腹減りだ。

ポリープ切除前後は、消化のいいものしか食べてはいけない。
気づくと体重が、2~3キロも減っていた。
この数字は、あまりに珍しい事なので、
体重計の表示を、写真に撮った。

ポリープ切除で、
普段の暴飲暴食を、改めて認識する私であった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平日の呑んべぇ

2023-02-15 09:42:51 | おでかけ

鍋小屋に行って、
チョイ呑みとムダ食いをしてきた。

前回行ったのは、コロナ禍前だっけ?と思って、
手帳を見たら、去年行っていた。

年を取ると、時間の感覚が分からなくなってくるから、
家康が、徳川幕府を築いて265年もったとか、
自分が、戦後何年たって生まれたかとか、考え出したら、
100年くらい、あっという間な気がする。

1日ずれていたから、1分ずれていたからとかで、
運良く、生きているだけではないか。

大谷選手ですら、「不安しかない。」と言っている。

だから、やりたい事はやろう。

あらかじめ、ネットで説明書きを読んで、
チョイ呑む3種は、決めていた。

大吟醸で、今年は特に、精米歩合にこだわった。
秋田の「山本」→ 山口の「獺祭」→ 岩手の「國華の薫」の順でいった。

「山本」は、“入手困難”のキャッチコピーにつられたのだが、
やや辛口で深く、「おぉっ。」という感じ。
「獺祭」は有名だが、
「山本」の後では、薄まっているような味がした。
「國華の薫」は、甘いが深く、とても美味しかった。

これらに見合うツマミが難しい。
ビールと違って、チビチビいけるので、
ツマミが足りなくなるくらいだ。

去年、海側にあった魚屋で、
本日の魚・ハタハタの唐揚げが美味しかったので、
今年も、魚に期待していた。

店は入れ替わっていたが、
本日の魚・黒鯛の唐揚げを注文。
揚げ立てなのに、生臭い。
フナを食ってる感じ。
フナの味は知らんがな。

あきらめきれず、
別な店のアンコウザンギを食べたら、
今度は、作り置きなので、
冷めていてイマイチ。

唐揚げは揚げ立てに限る!!

去年、美味しかった牛タンつくねも、何か違っていたし、
鍋も1つ、明太とろろ磯部も食べたが、インパクトに欠けた。

それにしても、平日の、このクソ寒い雨の日に、
こんなに呑んべぇが集まって来るとは思わなかったよ。

日本酒は、いい感じに酔えるのだが、
今年の1人酒は、雨のせいか寂しく、
酔いが足りなかった。

紙コップで、600円は高いと思ったが、
最後に、おしるこを食べた。

女子店員に、
「(三色団子を)マドラーがわりにして、かき回してください。」と言われた。

これが、大正解。
お団子の色も可愛いし、
アズキが、とても美味しい!!

酒は「國華の薫」、
食べ物は「おしるこ」が、
一番良かった。(鍋小屋なのに。)

私の残りの人生の楽しみは、「食」しかない!!

大吟醸に合う、美味しいツマミって、何がいい?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持ってる女の北海道 Vol.3

2022-12-14 09:24:49 | おでかけ

夕食に選んだレストラン「ニニヌプリ」には、
循環バスを使わず、屋内通路を歩いて行く事にした。

これが、思ったより遠かったのだが、
透明チューブの通路からは、野生の鹿を見る事ができた。

PM17:30のオープンには、少し遅れたものの、
空席はまだあり、
「制限時間、90分で。」と言われたが、
結局、1時間くらいしかいなかった。

思っていたより高級感が無く、
子連れやグループが多いので、
合宿所の食堂か、ファミレスのごとし。
外も暗くて、よく見えないので、
リゾート感も味わえず。

肉フェスをやっていたので、
和牛料理を、3皿食らう。

3900円のビュッフェだったのだが、
ツアー込みの2500円クーポンに、
自腹で足してこれでは、高い気がする。

連れは、大浴場に行かないと言うので、
レストランで解散。
私は1人、ここからバスで、
ミナミナビーチ(屋内プール)へ向かう。

水陸両用のヨガウェアを、持って来ていたので、
何が何でも、プールに入りたかった。

プールを目の前にしたのは、営業終了の30分前。
ちょうど、人工波が立っていた。
これは、非常にラッキーな事なのであるが、
津波のようで、恐くて入れない。

浮き輪類は、全て有料なので借りず。
ようやく、真ん中辺りの、プラスチックのロープまでたどりつき、
プカプカ浮くだけ。
恐くて、手が離せない。
波が止まってから、プールの横幅だけ、平泳ぎして終わり。

時計の場所を、スタッフに聞いていたが、
メガネが無いと、時計そのものが探せず、
その為、ゆっくりできなかった。

ヨガウェアのまま、大浴場へ行けるので、
露天風呂をめざして移動する。

露天風呂の、目の前の芝生に、
何やら、奇妙な動きをする白い物体が見えた。
もちろん、それも、よく見えないので、
近くにいた人に、

「あれは、何ですか? ブキミですよね。」
「ロボットみたいですよ。」
「どんな形してますか?」
「掃除ロボットみたいな…。」

もしそれが、不審者や野生動物の監視用なら、
私の裸も、見られてるんじゃないのか???

しかし、ババァは、そんな事、気にしない。
翌朝、雲海テラスへ行く、ゴンドラ乗り場までの遊歩道を、
チェックしておかなければならない。
始発のバスに乗るより、歩いた方が早いからだ。

早々に、風呂を出て、
早朝ルートの通過点でもある施設、
「水の教会」に寄ってみる。
ここは、朝食ビュッフェのレストラン「ハル」と、
ほぼ同じ場所にある。

有名建築家の設計で、
写真で見たら綺麗だったので、期待していたのだが、
まず、教会へ向かう遊歩道が、暗過ぎて恐い。
肝だめしかと思ったぜ。

内部も、十字架だけに照明が当たり、
他は、ほとんど見えず。
「静かにしてください。」と、わざわざ書かなくても、
何の感想も無い。
ただただ、ブキミでビミョーだった。

ここからホテルへは、屋内通路で戻った。
これで、確認OK。

しかし翌朝、そのルートを逆に行くはずだったのに、
ホテル側にいたスタッフに、
「『ハル』がオープン前なので、外の遊歩道をご案内しています。」
と言われたのだ。

私は、電話で問合せした時のスタッフにも、
前日の夜に確認したスタッフからも、
「屋内通路は、早朝から通れる。」と聞いていたのに!!

この時、AM3:30。
一刻も早く、ゴンドラ乗り場に到着する事しか、頭になかった私は、
珍しく逆らわずに、外を歩き始めた。

しばらくすると、並行して、
屋内通路を歩いている人がいるではないか。
チクショー!!

このイライラが、かき消されるほど、
「ハル」から先の遊歩道は、恐いのだ。
入口も真っ暗。
わずかな灯りが、点々とあるだけで、
足元に木の階段があっても、全く見えない。

夜は野生動物が出るからバスを利用しろ、と言っておいて、
早朝は歩いた方が早い、と勧めるのは、矛盾してないか?
同じ暗さで、熊は出ないのか?

懐中電灯を持って来ていて、正解だった。
ノロノロ歩く連れを置き去りにして、どんどん先に行った。
たまに立ち止まり、振り返って、
連れを懐中電灯で照らす、のくり返しだ。

ゴンドラ乗り場には、AM3:45頃に着いた。
すでに、並んでいる人達はいたが、気になるほどではない。
しばらくすると、後方は長蛇の列になった。

AM4:30に、運行開始のゴンドラだったが、
AM4:10に、列が動き始めた。

JTB旅行客の優先レーンも、
口コミほど、先へ行く人はなく、
それほど待たずに、ゴンドラに乗る事ができた。

「やっぱり、私、持ってる!!」

週末なのに、この早さで、
雲海テラスに到着できるなんて、ラッキー。

防寒も、ヒートテックのインナーを上下、
長袖シャツにパーカー、ウルトラライトダウンで、
地上1088mでも快適。

何度来ても、見られない人もいるのに、
初めて来た私の目の前には、幻想的な雲海が…。

この日の、スタッフブログによると、
最適なトマム産の雲海が発生したとあり、
現地でも、スタッフが、
「日の出と雲海が同時に見られるなんて、滅多にないんですよ。」
と言っていた。

赤い太陽も美しいが、個人的には、
夜明け前の、薄暗い雲海の方が好きかも。

山の上には、色々施設があり、
人が並んでいて、あきらめたものもあるが、
「クラウドプール」という、雲の形をした、
崖っぷちにあるアスレチックに、よじ登った。

網目の上でバランスがとれず、倒れそうになる。
這いつくばって先端まで行ったが、
何を見たのか覚えていない。
振り返って、連れに写真を撮らせただけ。(笑)

目元イケメンの、若い父親と目が合い、
「恐いですよね。バランスとれなくて。子供の方が平気で歩いてるし。」
と、思わずボヤく。

私はこの時、ある事を感慨深く思っていた。

大人になるとダメだな。
もっと楽しむはずだったのに、
プールの波は恐い、暗い遊歩道は恐い、アスレチックも恐い。

ミッションばかり気にして、写真ばかり撮って、
せっかくの旅行を、楽しめていない。

雲海テラスで、
トマムの施設のフィギュアが出て来るガチャをやったら、
欲しかった「雲海テラス」はおろか、
全く思い出にはならない、
冬の「アイスヴィレッジ」のフィギュアが出た。
ジンギスカンとこれだけは、ガッカリした。

ゴンドラを降り、バスで「ハル」へ向かおうとしたら、
運転手が、「オープン前の『ハル』には停まらない。」と言う。

しかたなく歩く事にしたが、来た道が分からず、
バス通りに出てしまった。
広い道を行くと、かえって遠回りになる。

迷っていたら、ちょうどバスが来て、
運転手が声をかけてくれた。
「『ハル』に行きたいんです。」
「反対車線で待ってて。バスが来るから。」

どうやら、道の途中でも乗せてくれるらしい。
ヒッチハイクできるとは思わなかったよ。
あのまま、別な道を探していたら、
敷地内で遭難するところだった。(マジで。)

「ハル」に着くと、ちょうどいい時間で、
待っている人も少ない。
オープンするとすぐに、
奥の窓際カウンターに案内された。

トマムの朝食ビュッフェのオススメは、フレンチトースト。
写真を撮っていて、冷めてしまったので、
もう一皿、温かいのを食べた。

何気なく取った明太子が、
苦くなくて、すごく美味しい。
これを、小樽の白飯にのせて食べたら、
さぞかし美味かろう!!

朝食は手短に済ませる人が多かったので、
私達は、昨夜の「ニニヌプリ」より長居した。

本当に、星野リゾートの朝食ビュッフェは良かった!!

後は、出発のAM10:00まで、
ホテル前の、広くてのどかなファームを散策するだけだ。
連れは、牛や羊を、近くで見て大喜び。

家に戻ってから、連れの靴の裏を見たら、
生態系が崩れるんじゃないかと思うくらい、
トマムの草や土、小さな虫がくっついていた。

これでよく、違和感なく歩いていたものだ。
それぐらい、楽しんでくれたならいいけど。

ファームの日陰の草が、
朝露で濡れていたので、靴下にしみた。
前夜、少ししか履かなかった靴下に、履き替えた。
持って来た物は、ほぼ使用したが、
日数より、多めに用意しておいて良かった。

トマムを後にして、とかち帯広空港に向かう途中、
「六花亭」に寄る。

ミッション⑤
マルセイバターサンド発送と、
その他のお菓子やグッズを買う。

ここは、時間が足りなかった。
連れに、発送手続きを任せ、
私は、決めていた物を、どんどんカゴに放り込んだ。

最初の店員は、言った個数の菓子折を間違えて、
そのまま精算した。
別な店員は、精算し忘れた商品があったと、
レシートを2枚にした。

ここでしか食べられないバターサンドアイスは、
外に出て、あわてて食べた。

とかち帯広空港は、ちっちゃい。
手荷物検査をした後は、すぐにベンチ。
羽田空港とは大違いだ。(Vol.1を参照。)

帰りのJALは、着陸時に、車輪に鳥を巻き込み、
自走不能になった為、機内で、1時間以上待たされた。

バスで、ターミナルに移動する事になったが、
ドラマ「ナイスフライト」を見ていた私は、
バスの中から、様々な仕事現場が見られたので、
これも又、悪くなかった。

おばちゃんバスガイドが、
車中で、何度も言っていた。

「お客さん、こんなに全部晴れるなんて、滅多にないですよ。
1日は、台風か雨ですよ。」

ツアー中、全日晴天で、本当にラッキーだった。
天候は、旅の印象を左右する。

買いたい物は買え、食べたい物は食べられ、
時計から蒸気は吹き出し、プールには波。
長時間待つ事なく、雲海も見られた。

つまらなさそうな態度の連れでも、いなかったら、
今回のミッションは、達成できなかっただろう。

あらかじめ調べていった事は、とても役に立った。

口コミは、悪口ばかり書いてるヤツの言う事は、信じるな。
物事は、良いところも悪いところもある。
それを楽しんでいる人のアドバイスを、参考にせよ。

人によって、目的意識が違う。
期待し過ぎなければ、十分楽しめる。

何事も、早めに行動。
そして、美味しい物を食べろ。
それだけで、幸せに気分になる。

あれから、旅行パンフレットが、何度か届いたが、
行きたいコースは無し。
もう一度、行きたいと思えるのは、北海道だけ。
広くて、美味しくて、奥が深い!!

新しいキャリーケース、又、使いたくなる。

旅行後、思っていたより、疲れを感じなかったのは、
家事や仕事じゃなかったせいか。

しかし、今の私には、
心身共に、3泊4日がちょうどいい。
結局、

「私は、旅人にはなれない。」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持ってる女の北海道 Vol.2

2022-11-16 09:10:10 | おでかけ

ミッション③
「mont-bell」で、取り寄せしてもらった、
ご当地Tシャツを買う。

これも、通販無し。
店舗でしか買えない。

札幌散策する前、
ブラックな話題で、笑いをとっていたおばちゃんバスガイドが、
「ここが、松田聖子の…、あ、言っちゃいけないか。」と、
神田沙也加が自殺したホテルを案内。
(たぶんわざと。)

茶色のクラシカルな高級ホテル。
私は、ニヤリ&ヘェ~で、
物事は、リアルに起こっているのだと感じた。

バスを降りたら、調べていたルートを迷わずダッシュ。

モンベルの店員は、スムーズに、
Tシャツを2枚、袋に入れた。

時計台で、連れと合流。

初めて訪れた時、がっかりした時計台は、
「久しぶり!!」と思うほど、親しみを感じた。
しょぼい土産物屋だけのぞき、
記念に、ピンバッジを買った。

以前来た時とは、年齢や時期が違ったせいか、
札幌の街は、とても大きく、美しく見えた。

札幌場外市場では、
決められた食堂で、海鮮丼の昼食だった。

連れは出発前、北海道に行くというのに、
海鮮は嫌いだと言いはり、
「食べたくない。」とまで言うので、
イライラしたが、一時は、別行動も考えた。
しかし、旅費に昼食代が込みなので、
どうにか、ときふせた。

いつも思うのだが、刺し身は、
あたたかいご飯の上に、のせない方がいい。
これでは、連れじゃなくても、イマイチだ。
上の物だけ食べて、サッサと店を出る。

ミッション④
「岩本林蔵商店」で、干物を発送する。

昼間の市場は穏やかで、店内に客も無し。
私が、ズカズカ入って行くと、
問合せした客だと、すぐに分かった様子。

決めていた干物を、テキパキ指示して、
2ヶ所に配送手続きを済ませる。

驚いたのが、子持ちししゃも10匹、2700円。
ユニクロで、パーカーが買えるわい。
それでも、美味しいならOKなので、選んだのだ。

高額になったせいか、
イカの燻製を、オマケしてくれた。

まだ時間があったので、
ネットで紹介されていた撮影スポットへ行ってみる。

カニの大看板の横のターレーに乗り、カニのポーズ。
これも、やりたかった事の1つだ。

連れに、何度も撮り直しさせていたら、
「お上りさんみたい。」と言われたので、
「お上りさんじゃないよ。お下りさんだよ。」と言い返した。

私にしてみれば、こんな大迫力のカニの絵なのに、
誰も撮っている人がいない方が、不思議だわい。

この日に泊まる旭川のホテルは、
ウェルカムドリンクがある。
これも、あまり知られていないネット情報だ。

いきなり部屋に直行せず、
スパークリングワインを2杯飲んで、いい気分。

ここは、朝食ビュッフェの会場でもあるのだが、
本当にオシャレで、雰囲気のいいカフェだ。

このホテルは、ロビーの空間も広く、
部屋の間取り、ソファーのデザインや配置も変わっていて、
本当に、居心地が良かった。
又、行きたいくらい。
オススメ。

夜は、ラーメン「一蔵」で、
小ネギで埋まった醤油ラーメンを食べた。

昔、札幌のラーメン横丁で、
札幌は「味噌」とは知らず、
その時ハマっていた塩バターラーメンを食べてしまった為、
大人になった今は、ご当地オススメの味を、
素直に食べてみようと思った。

バスガイドが、この「一蔵」の他に、
「すがわら」という店も、あげていたのだが、
後日、地元のデパートの北海道物産展で、
「すがわら」が出店しており、
旭川で食べに行けなかった、ホタテ入り塩バターラーメンをイートイン。
とても美味しかった!!
(ちなみに「すがわら」は「塩」が推し。)

旭川の朝食ビュッフェのオススメは、
ワッフルと、山わさびローストビーフ丼。

特に、生地にジャガイモを練りこんだワッフルは、
食感も味も、サイコー!!

マリネサーモンをのせて、お食事ワッフル。
フルーツソースをかけて、デザートワッフル。
どちらも楽しんだ。
あ~、あのワッフル、もう一度食べたいよ~。

ホテルを出発して、旭山動物園へ。

行くまでは、あまり興味が無く、
「珍しいマヌルネコが、見られればいいや。」
くらいに思っていたが、
肝心のマヌルネコは、遠くにいてよく見えず。

迫力があったのは、オオカミ。
デカくて、カッコいい。
有名なホッキョクグマは、
今は、子グマのユメちゃんが、
水中で、バケツと遊んでいて可愛い。
連れは、アザラシを見て、大喜び。

エゾカラスのカップルが、しょぼくれていた。
鳥系を、オリに閉じ込めるのは、ゴーモンだ。

長めの滞在時間だったが、あっという間だった。
やはり、動物は癒されるのぅ。

今までは、どちらかと言うと、
「街」を見てきたが、
バスが、美瑛・富良野にさしかかると、
景色は、「ザ・北海道」という感じがしてくる。

「青い池」は、天気が良いので、真っ青だった。

昼食は、あらかじめ選択していたジンギスカン。

あきれたのは、連れが前日、
「明日は、スープカレーだ。」と言った事。
何を言ってんだ、コイツ。
旅行申し込み時に、
テメーが、「ジンギスカンがいい。」と言ったから、
しかたなく合わせてやったんだろーが。

昔、北海道に行った時に食べたジンギスカンは、
鉄カブトのような物に、
肉をはりつけて、焼いた記憶があるが、
美味しいとは思えず。

今回は、スキヤキのような味の、
ジンギスカン鍋だった。

「固い…。脂部分が、噛み切れない。
このまま飲み込むと、喉に詰まる…。」
わざと、ゆっくり噛んでいるうちに、イライラしてきた。
「食べにくい。美味しくない。」

「やわらかくて美味しい。」と、ペロリだった連れを、
待たせるのは悪い気がして、
先に、土産物屋へ促した。

周りが、どんどん食べ終わっていく中、
一気に、テンション下がる。

白飯は、ほとんど残した。
やっぱり、ジンギスカンは苦手。
もう食べないと思う。

しかし、次に寄ったファーム富田で、気分は回復。
思っていたより、花が咲いていて、景色も良い。
施設内に、置いてあるバイクも、
畑仕事をする人のウェアも、紫色だ。

北海道の人口と、道路の広さにしか、
興味を示さない連れは、
動物の時とはうってかわって、
花畑など見向きもしない。
写真を撮っても、眉間にシワを寄せている。
全くつまらん!!

友人のお土産に、ラベンダー石鹸を買う。
ナチュラルで、とてもいい匂い。
これは、とても喜ばれた。
タンスに入れても、使ってもOK。

北海道物産展で、「ファーム富田」も出店していたので、
買い足したくらいだ。
そこで会った常連のおばあさんに、
「ファーム富田に、行って来た。」と話したら、
「うらやましいわ~。」と言われた。

最後の星野リゾート、トマムへ向かう。

ここは、楽しみも多いが、
問題が多い場所でもある。

細長いタワーホテルと各施設が、
狭い通路でつながっている為、
人が多いと、すぐに混雑する。

エレベーターが3基しかなく、
上層階の客が、たくさん降りて来ると、
中層や低層階の客が、乗れずに待たされるという情報があった。

幸い、私は、そのような目に合う事はなかったが、
1階から上へ利用したさい、若者グループと一緒になり、
彼らは34階で、私だけ17階だったので、
ただの旅行客なのに、タワマン住民の格差社会を感じた。(笑)

部屋は、フォースルームで、
ベッドが4つ、バスとトイレが2つずつ。
イビキをかく連れと、
少しでも離れて寝られたので、助かった。

しかし、いずれにせよ、私は連日、
一時間半くらいしか眠れず、
昼間も、バスの中で眠る事もなく、
ギンギンに、ミッションをこなしていた。

トマムのホテルの部屋は広かったが、
旭川のホテルの方が好きだ。

トマムは、長期滞在型リゾートなので、
部屋に執着せず、外で遊んだ方がいい。

何をするにも、混雑するので、
早めに行動する事だ。

夕食を食べに、レストランへ向かった。

続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持ってる女の北海道 Vol.1

2022-10-19 09:18:27 | おでかけ

成人して、自分のお金で初めて行ったのが、北海道。
あれから、数十年。
たまたま、届いたパンフレットを見て、
1つだけ、気になるコースがあった。

小樽泊→札幌経由→旭川泊→富良野経由→トマム泊。
まだ、行った事がない場所。

しかも、全泊、星野リゾート。
小樽運河のナイトクルーズ、トマムの雲海テラス、ステキそう。

持病持ちの身内が、北海道に行った事がないと言う。
普段の態度が悪いので、
「これが、最後のプレゼントだよ。(平均寿命が分かっているので。)」
と、マジで脅す。

私自身、体力も経済力も、限界を感じているので、
これが最後の旅行と思い、全額負担した。

昔の旅行バッグは、どれも、使い物にならなかった。
たった一回の為に、もったいない気もしたが、
自分には、今時のキャリーケース、
身内には、サムソナイトのボストンバッグを購入。
値引きされていても、イタい出費だ。

私の下調べは、そうとうしつこかった。

久しぶりの飛行機。
以前は、スマホなんて無かったし、
モバイルバッテリーは、
機内に持ち込まないといけないなんて、知らなかったよ。

10日以上前から、こっちと向こうの天気と気温をチェック。
ただでさえ、温度差が激しい。

雲海テラスに行った人の丁寧なブログがあり、
ユニクロのウルトラライトダウンを着ている人の写真が紹介されていたので、
そのまんま、ユニクロで、2人分購入した。

写真を見ながら、土産物の選定。
行く予定の店に、電話で問合せして、
現地でしか買えない物は、他店舗から取り寄せ、
売り切れそうな物は、取り置きしてもらう。
商品の値段、配送代なども、全て確認。

店には、立ち寄る日時も伝え、
地図で店までのルートを調べ、所要時間を予想。
後は、ダッシュするだけ。

星野リゾートの朝食ビュッフェが美味いと知れば、
オススメの物をチェック。
とりあえず、それらは必ず食べる。

トマムでは、野性動物が出ると言う。
熊鈴の意味や、襲われた時の対処方法も読んでおく。

「首の後ろを手で押さえて、突っ伏せる。
リュックを背負っていれば、なお有効。
それでもダメなら、ナイフを持って戦うしかない。」
ナイフ、持ってねーし。
戦う気ねーし。

しかし実際、トマムのホテルでは、
熊鈴を貸し出しているのだ。
コワッ。

色々調べていたら、行く前から疲れた。
買い物のミッションで、緊張した。
これでは、せっかくの旅行なのに、
全くリラックスできない。(笑)

さいはての53番ゲート

羽田空港で、いきなりあせる。

沿線で、人身事故があると困るので、
国際線並みに、余裕で空港に到着。

午後便なので、軽く食事をし、
ツアーの集合時間30分前からの受付も、すぐに済ませた。

久しぶりの羽田空港は、預け荷物がセルフになっていた。
間違えると嫌なので、スタッフに聞きながら操作完了。

保安検査場は、
出発20分前までに通過するように言われていた。
もっと早めの、40分前に入り、
手荷物検査を受け、搭乗ゲートを確認したら、
乗る為の53番ゲートは、ターミナルのさいはてにあった。

老人でもないのに、ノロノロ歩く連れに、
イライラしながら振り返り、15分はかかったか、
ゲートには、すでに列ができていた。

後方の座席に座ったのは、出発時間の5分前。
ゲート前のベンチで待つくらいかと思っていたのに、
20分前なんかに通過してたら、間に合わないよ!!

帰りの、ちっちゃい「とかち帯広空港」とは、大違いだ。
羽田空港には、気をつけろ。(笑)

後から分かったのだが、同ツアーには、
杖をついたおばあさんを連れた、三世代家族が参加していた。

何をやるにもゆっくりで、
傾斜のある旭山動物園では、車イスを借りていた。

トマムは、ホテルと各施設が離れていて、
移動には時間がかかる為、循環バスが動いている。
高齢者には向かないコースを、なぜ選んだのか。

地上1088mの雲海テラスでも、
おばあさんは、杖をついて歩いていた。
介助者もすごいが、おばあさんの参加意欲もすごい。

羽田空港では、
あのゲートまでの距離を、どう思っただろう。

ミッション
閉店時間ギリギリの「北一硝子」で、
波模様のしょうゆ差しとスズランのピアスを買う。

小樽のホテルに到着したら、連れに荷物を任せ、
バスを降りるなり、ダッシュ。
閉店25分前に、すべり込み。

しょうゆ差しは、すぐにみつかったが、
スズランのピアスの売り場が分からない。
店員が、内線で確認してくれて、別な建物へダッシュ。

私が、右往左往していたら、
「お客様、スズランのピアスですか?」と、
内線を受けた店員が、声をかけてくれて、
イヤリングをビアスに加工してくれた。

ステンドグラスのランプが綺麗で、
もっとゆっくり見たかったが、まもなく閉店。
店の前の看板と、自撮りで終了。

後から来た連れと合流したら、
まだどうにか、日が出ていたので、
オルゴール堂の前にある、縦長の時計を見に行った。

連れが撮る構図が気に入らないので、
何度も撮り直し。
「痕跡を残したくない。」と嫌がる連れを、
無理矢理、写そうとした瞬間、
「ボーッ。」と、時計が蒸気を吹き出した。

私は、1人で大笑い。
何というタイミング!!

そう、実は、ネットの写真で、この蒸気時計を知り、
写真を撮りたかったのだが、
いつ、蒸気を出すのかは、調べていなかった。

そっぽを向いた連れと、
蒸気を出す時計が、一枚に収まった。

「私、持ってる!!」

この時、そう確信した。
私が、連れとモメていたので、
時計さんが、サービスしてくれたのかな。(笑)

18:15だった。
後日、15分ごとに蒸気を出すと判明した。

ミッション②
「かま栄」で、取り置きしてもらっている、
「パンロール」を買う。


大泉洋もオススメ。
ねり物をパン生地で包んで揚げたもの。
通販は無く、現地でしか食べられない。

小樽運河のナイトクルーズが控えているので、
ゆっくり外食するヒマはない。
とりあえず、これを夕食代わりに、イートイン。
食べすすめたら、最後はカマボコになった。

ツアーの目玉の1つでもある、ナイトクルーズだったが、
倉庫利用のBarの灯りや、イルミネーションは綺麗なのだが、
案内される物が、真っ暗で見えない場所も多々あり、
むしろ、橋の上から運河を眺めた方がいいかも。

倉庫Barに行ってみたかったが、
連れが、コンビニにおにぎりを買いに、
先に行ってしまった為、断念。

ホテル内で一杯やるかと、行ってみたら、
朝食ビュッフェからBarタイムまで、同じレストランで、
夜がいい雰囲気になっているというわけでもなかった。

しかたなく、カクテルと地ビール、ツマミを一品。
1500円もするのに、チョビッとしかない、
高級ミートボールのような物を食べた時、
普段、感覚的な事を滅多に言わない連れが、
「この味なら、明日の朝食は期待できる。」

私にとっては、ホテルで、このぐらいの味は普通だったが、
道理で連れは、後日、昼食で出されたジンギスカン鍋の固い肉を、
「やわらかくて、美味しい。」と、ペロリだったわけだ。

しかし、連れが期待しなくても、私は最初から、
星野リゾートの朝食ビュッフェに命をかけていた。

あわただしかったが、
寝る時に、「まだ1泊目だ。」と思った。
普段より、1日が長く感じられた。

ほとんど人がいない早朝の運河を、1人で散策。
クネクネ自撮り棒を持って来ていたが、
顔も暗くなるし、構図も上手くいかない。

通りかかった男性から、撮影を頼まれた。
定番のスポットで、おじさんをスマホに収めて一言。
「自撮りにも、限界がありますよね。」
お互い、同意見だった。

結局私も、通りかかった女性に、
撮ってもらったりした。

小樽の朝食ビュッフェのオススメは、
スパニッシュオムレツとチュロス。
写真で見て綺麗だった、グラスに入ったちらし寿司も食べた。

本当は、チュロスを少し多めに取って、
昼間のオヤツにしようかと、企んでいたのだが、
チョコソースが甘過ぎて、もう十分。
チュロスを、チュロまかすのは止めた。

腹一杯になったところで、連れが、
「白飯、美味しいよ。」と言うので、
ほんの少しだけ、食べてみた。

美味しい!!
米が、ツヤツヤで立っていて、味もしっかり!!
衝撃を受けた。
普段、食べているのは何なんだ。

珍しく、2人の意見が合った。
ビュッフェで、一番美味しいと思ったのが、
白飯だなんて初めてだ。

後から、特Aランクの「ゆめぴりか」だと知った。
水や炊き方も、違うんだろうな。

2日目、小樽を出発して、
札幌経由で、旭川へ向かう。

※北海道旅行は、9月に行ったのだが、
文章をまとめるのも、ネットカフェに来て打つのも、
今の私は、時間がかかるので、
分けて書く事にする。

続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

津田のオススメ

2022-08-17 09:20:26 | Weblog

2リットルの下剤を飲むのは、キツかった。
しかし、溜まっていたモノを、この機会に出せて良かった。

先生が来る前に、看護師が言った。
「腸に空気を入れるので、我慢できなかったら、出していいですから。」
「えっ、それって、屁をこいてもいいって事ですか?」
「そうです。でも、出してしまうと、又、空気を入れなくてはならないので、
 検査に時間がかかります。」

じゃあ、こかない方がいいだろ。
それに、先生に向かって、屁をこくのもなぁ。
腸が空だと、臭くないのかなぁ。

腸がポコポコする。
空気を入れているようだ。
しばらくして、

「全然、痛くないんですが、もうカメラ入ってるんですか?」
「入ってるよ。空気を入れ過ぎると痛いんだよねー。」

先生は、さりげなく、自分の腕を自慢したのかもしれない。
大腸内視鏡検査をした人は皆、
「痛かった。」と言うから、覚悟していたのに。

後日、周りの人達に話すと、口をそろえて、
「その先生が、上手いんだよ。」と言った。

結果、良性のポリープが1つあり、がん化するリスクは低い。
「取るなら、紹介状を書く。」と言われた。(検討中)

「憩室(けいしつ)」という腸壁のクボミがあり、
そこに、ウンコがハマると、炎症を起こして、
潜血反応が出たりするそうだ。
この穴は、気にしなくていいらしい。

「ポリープは1つだから、取ったらスッキリするよね。」
「1つだから?」
「たくさんある人は、取らない。キリがないから。」

どういうこっちゃ。
そっちの方が、がん化のリスク、高いだろ。(笑)

「がん、みつかっても治るよ。」
「じゃあ、何でみんな…。(死ぬのか?)」
「検査しないからだよ。」

え、そういうもんなの?
放ったらかしたら、いかんのね。

食事は、その日の夕方から可能で、
内容に制限は無かった。
言われた時間を待って、
COCO壱番屋のカレーを、食べる事にした。

「酒のツマミになる話」で、ダイアンの津田が、
「ココイチのカレー、いつも、唐揚げにナスの素揚げ、2辛を食べる。」
と言っていたので、マネしたくなった。

しかし、実際メニューを見たら、
すげー、カスタマイズできるので迷った。

「ダイアンの津田が、唐揚げにナスの素揚げが美味しいって、言ってたんだよね…。」
とつぶやいたら、
スタッフの若い娘は、それをスルーし、
「ご注文は、お決まりですか?」と、ロボットのように言った。

決まってるわけねーだろ。

辛さ「普通」は、いわゆる「中辛」だと言うが、
人によって、物によって、基準が違う。

私は、世間話が苦手そうな彼女に、
「あなたなら、どーする?」
「私は、辛いのが苦手なので…。」だとさ。
カレー屋で、辛いのが苦手と言われると、テンション下がるなぁ。

しかし、ココイチには、金さえ出せば、
「甘々」もあるのだ。

私は結局、フライドチキン(と書いてある。)カレーに、
ナスのハーフ(3切れ)をトッピング。
他は全て、普通のままにした。

ご飯は、減らしてもよかった。
味は、中辛より、やや辛い気がする。

メニューの写真の、無機質なトッピングのせいで、
今まで入る気にならなかったココイチだが、
インド人に評判がいいのと、
店の前を通る時の、スパイシーな匂いと、
ダイアンの津田の一言で、

「美味かった。」

後から、若い兄ちゃん達が、続けて入って来て、
ガッツリ系のメニューを頼んでいた。
カレーは、あまり失敗が無いから、みんな好きだよね。

ベースのカレーも種類があるので、他のも試してみたい。

しかし、何を食べるにしても、
胃腸が丈夫でなければ!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする