ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

私が恋した背中

2015-05-20 11:22:43 | おでかけ

海自の演奏会に行った。

美人の歌姫が、目当てだったのだが、
私の目は、指揮者の背中に、クギ付けになった。

肩幅といい、厚みといい、大人の男の理想の後ろ姿。
前から見ると、スキンヘッドのおじさまなのだが。(笑)

エポレット付の白の制服は、それだけで凛々しい。
それに見合った精神じゃないと、着こなせない。

広い肩から、腰にかけて、シェイプした美しいライン。
カッコいい~。

後ろから見たフォルムを、
計算して、仕立てているんじゃないのか。

今までも、声や鼻の穴の形など、パーツを好む事はあった。
指揮者という、人をリードする存在じたいにも、魅力を感じる。

私はその日、その背中に恋をした。

背中に生き方が出る、と思った。

撮影禁止なので、しっかり目に焼きつけた。
もう、歌姫の美貌など、どうでもよかった。

ああ、何という事だろう。
人嫌いの私が、人の背中にトキめくなんて。

久しぶりの感情に、動揺してしまった。

組織の肩書きに興味は無いが、
自衛隊の階級だけは、カッコいい。
国や人を守らねばならないという、責任とプライドが附随する。

ちなみに、その方は、2等海佐だ。

靖国で、菊の御紋を見て思ったのだが、
良くも悪くも、1つのシンボルの下に、人は集い、結束すると。
制服やロゴマークは、所属欲を満たす。

(私は、丸いデザインのロゴマークが好きで、特にスタバの。)

とにかく、目の前で見た、
海自音楽隊の、演奏会用の白い夏服は、
本当にステキだった。

録画したバラエティで、元女性自衛官の裏話をやっていた。

投擲訓練のさい、教え子が失敗して、落とした手榴弾の上に、
覆い被さり、亡くなった教官がいたと。

思わず息をのみ、感情がブワッとあふれ出した。

有事でなくても、
常に他人を守る事を考え、行動した教官はすごいが、
その学生が、もし生き残っていたとしたら、
教官の事を思うと、生きていけないのではないか。

散らばった肉片を拾い集め、泣き叫んでしまいそうだ。

でも、辞めて逃げたら、教官に申し訳ないし。
その学生は、どうしただろう。

又もや、人の感情を想像して、
自分の中に取り込んでしまい、泣くのに疲れた。

私は、他人に命など懸けられない。
時々、後ろから飛び蹴りしたい衝動にかられる事はあっても。(笑)

芸術は、衣食住に直接関わるものではないが、
音楽は、楽しい時、悲しい時、そして苦しい時に、
いつも、人々のそばにある。

軍歌は、戦争に征く者を、鼓舞するものだった。

とりわけ、パーカッションはドラマティックで、
演奏の楽しさを、再認識した。

こんな私が、今更トキめくなんて、
バカバカしい気もするが、
この胸のリズムが苦しい。

 

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呪われた靖國

2015-04-15 09:38:02 | おでかけ

図書館のPCで、「同期の桜」の歌詞を調べていた。

多少の違いがあるので、色々見ていたら、
あるサイトを開いた時、突然、
「ポーポ ポーポ ポーポー ポ~ポ~」と、曲が流れ出した。
しかも、この歌に似つかわしくない、軽々しい音で。

「やだっ! 恥ずかしい。何を見ているかバレてしまう。」

慌てて、矢印をクリックして戻し、
スピーカーを0にしてから、再度開いた。

そして、じっくり歌詞を確認した。
知ってはいたが、改めて「こういう歌か。」と思った。

桜咲く

気象庁が基準にするだけあって、靖国の桜は早い。

あれから、英霊に取りつかれた気がして、
靖国神社にでも行くか、と思いたった。

ほとんど咲いていないだろうと思っていたら、
ほぼ、満開の樹もあった。

平日だというのに、参道は、
屋台とイベントの歌声で騒がしかった。
桜を見上げる人々に、
戦後70年という実感は、無いように見えた。

菊の御紋に魅入られて

白と黒のアメ公が、本殿を撮影していた。
中国人の女が、携帯で話す声がうるさかった。

そう思うほど、私もここでは、日本人になってしまうのか、
外国人がいる事に、違和感を覚えた。

美しい桜と金色の御紋の前で、写真を撮るのに夢中になり、
参拝する前に、手を洗うのを忘れた。
思ったより、厳粛になれなかった事に、拍子抜けした。

小さな根付の初穂料は1000円。
ここでしか買えない「戦争」で、商売してやがる。
泉岳寺の「切腹最中」の方が、まだ愛嬌がある。

菊の御紋の裏に、「靖国神社」の文字は入っているかと、
しつこく聞く私は、もっと俗っぽい。
おさい銭は10円だったので、ここで納めるとしよう。

家族には、菊の御紋が刺繍してある、黒いTシャツを買った。

「けっこう、売れるのよ。」と、売店のおばちゃんは、
なぜか、小声でささやいた。

別に、コソコソ買ってるつもりじゃ…。
ウチの思想は、前後左右、どれでもないし。(笑)

不気味な鳥居

帰りになって、入口の鳥居が目に入った。

異様にバカでかい、さびた電柱のような第一鳥居。
英霊が、零戦に乗ったまま通過するとでも言うのか?

それは、いかにも「国家権力」という冷徹さで、
私を見下ろした。

その横には、競うように、日の丸が高く掲げられていた。
今でもなお、戦没者は支配されているようだった。
これでは、英霊も浮かばれまい。

靖国は、呪われていると思った。

私はかつて、こんなに嫌な感じの鳥居を、見た事が無い。

職場のエアコンの熱と、急な気温の上昇のせいか、
はたまた英霊の祟りなのか、ずっと頭痛が続いていた。

家に帰るなり、買ったばかりの金の根付を、
サイフに付けてみた。

なぜかそれが、とても愛しく、大切な物のように感じた。
きっと私は、私なりに、戦没者を悼んでいるのだろう。

 

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舟を観る

2014-09-18 11:55:35 | おでかけ

海辺のスパに来た。

露天風呂で、居合わせた老婦人が、
隣に体を沈めた。

小ぶりだが、たわわに実ったフルーツのようにたれ下がる、
そのふくらみが、気になった。

「いつもは、タンカーばかりなのよ。」

この日は、目の前を、
プリンセス何とかいう船が、通るのだと言う。
ネットで調べて、10時の出航に合わせて来たとか。

「外国の船なんですか?」

わざわざ見に来るくらいだから、
さぞかし大きいのかと思って聞くと、
ただ、湾を周遊する船らしい。(笑)

私も、一緒に待つ事にした。

それらしき白い船が見えたので、
「あれですか?」と聞くと、
「どんな船だか、分からない。」だって…。(笑)

白いミッキィ

シンプルなスパなので、長居の必要もない。
人のいない広間で、昼寝した後、
予定より早めに、美術館に行った。

カフェで、パスタランチ。 
のんびりと、カフェラテ。

窓から見えるタンカーと、
店のアルファベットが重なるように、写真を撮った。

さぁ、絵画を観に行こう。
最近、ドラマに絵画が出てくる事が多いので、気になっていた。

カフェの混みようとは裏腹に、すいている館内では、
よっぽど退屈なのか、年配のスタッフが、
私の問いかけに、堰を切ったようにしゃべり出す。(笑)

イミの分からない巨大なオブジェは、
子供でなくても、くぐってみたくなる。(笑)

案の定、子供が、
オブジェ「白いミッキィ」
(ディズニーのキャラではない、ただの板。)を倒したり、
絵画に触ったり、
注意すると、親が逆ギレしたりで、大変らしい。

しゃベっていたせいで、時間をくってしまい、
あわただしい美術館めぐりになってしまった。(笑)

吹き抜けの上から、さっきのオブジェを見下ろしたら、
さっきのスタッフが、見上げて会釈した。

スケッチしたい場所もあったし、散歩もしたかった。
ポストカードも選びたかった。

バス停に急ぐ私は、
やっぱりトシのようには、のんびりできない。(笑)

 

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行きは酔い酔い 帰りは怖い

2014-08-20 09:49:49 | おでかけ

デパートのチラシに、
「カクテルパーティーの参加者募集」とあったので、
面白そうだから、申し込んだ。

キャンセル待ちで、ムリかと思っていたら、
本当に空きが出た。

バンケットルームで、簡単なカクテルを、
何種類か教わって、作って飲む。

ビュッフェもあり。
卑しいので、たくさん皿に盛る。

時間がたつにつれ、
おばさま方も、ゴキゲンな高笑い。

私もいい気になって、よぶんな酒まで試飲して、
何てお得な催しだと、満足していた。

ところが、帰りの電車で、気分が悪くなった。

2つ手前で、ゲシャ
ホームのベンチで、ゲロ

フラフラしながら拭いたものの、
ティッシュが足りずに、汚れが残った。

駅員に報告したら、
嫌な顔一つされなかった。

この状態では、とても帰れない。

駅のトイレで、汗だくになり、
1時間以上、座っていた。

お金は惜しいが、
タクシーに乗るかと、階段を降りた。

1台も止まっていない上に、
数人、並んでいた。

待つくらいなら、
夜風に吹かれて、歩いた方がマシ。

フラフラしていると、
通り魔に、襲われるかもしれないから、
まっすぐ歩くのに苦労した。
夜中で怖いし、気持ち悪い。

40分くらいかかって、ようやく帰宅。
よく歩けたと、自分でも思った。

家に戻って、よく見たら、
ほとんど白に近いスカートに、ゲロのシミが!!

自分のでも臭い。
トマトソースの料理を食べたから、
酸味が増している。(笑)

後日、クリーニング屋に相談したら、
「あまり、はかないスカートなら、
ウチは高いし、シミが残ったらもったいないから、
台所洗剤で洗ってみたら。」と、
アドバイスされた。

なるほど。
ゲロだから、食品だしな。

高いスカートだったので、
捨てようか、どうしようか、迷っていたのだが、
やってみたら、どうにか落ちた。

カクテルを入れて、スムージーを出してしまうなんて。(笑)
とんだカクテルパーティーに、なってしまったもんだ。

 

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ポーッでプーッなディナー

2013-12-19 10:43:07 | おでかけ

その日の午後、私は、
ランニング(ほとんどウォーキング)をしていた。
腹の調子を、整える為である。

フルコースを食べるのに、
トレーニングをする奴なんて、他にいるだろうか。
しかし、早食い、少食の私は、お腹を空かせておかないと、
マジ、食べられないかもしれんのだ。

どっちが田舎だ

バス停に降りると、辺りは、真っ暗だった。

電話で、場所を確認してから、カーブを歩いて行くと、
向かい側にある、ホテルの急な坂道から、
スタッフが、降りて来るのが見えた。

迎えに来たというより、探しに来たという感じ。(笑)

こっちが、田舎者なんじゃない!!
ホテルのある場所が、田舎なんだ!!

お互いを認識したものの、ガードレールに隙間が無く、
渡る事ができない為、又、元の道を戻るというマヌケさ。
着いてから、レストランに入るまで、時間くってしまった。

イルミネーションをくぐり、
クラシカルなロビーを過ぎると、
思っていたより、

レストランのフロア、狭っ!!
テーブル、近っ!!
客、いなっシー!!

今日は、貸し切りか?

パンフに、「夜は潮騒の音に耳を傾けながら…。」とあるが、
確かに、BGMも無っシー!
静か過ぎて、波の音も聞こえねーよ。(笑)

窓際にしてくれたのはいいが、真っ暗で何も見えん。
せっかくの、オーシャンビューも、イミ無っシー!

フルコースに緊張するんじゃなくて、
黙って突っ立ってる、スタッフの視線に緊張する。

この状態は、しばらく続いた。

オードブルは、フォアグラをチョイス。
料理に不釣合いな、丸顔の給仕に、
「~のポワレでございます。」と説明されても、
頭に入ってこない。(笑)

「フォアグラって、美味しいんだね。ブリの煮付けみたい。」と、連れが言う。
ブリの脂の、プニプニした部分の事だろう。
鳥を魚で、表現すんなよ。
表面を、少しこがしてあり、ソースも美味しい。

スープは、温度が良かった。
熱いのだが、トロミがあるので、キツくない。

静けさにも慣れてきたので、丸顔に話しかけた。
「M・Jが来たって言うけど、どこに座ったんですか?」
「今、お座りになっている、こちらのお席です。」

ポーッ!!

驚いた。
気づかなかった。
予約時に、「とにかく、いい席に座りたいんです!」と頼んだので、
この席になったわけか。

サインを型押ししたプレートが、
背もたれに、貼り付けてあった。

M・Jは、ランチで海を見たのか、
それとも、私と同じように、
真っ暗な静けさを、楽しんだのか。

違うイミで、「いい席」になり、テンション上がった。

私は、料金アップして、メインを牛に替えた。

ところが、この〇〇牛、肉の味が、よく分からん。
ソースに負けている。
しかも、フォアグラにかかっていたソースと、同じ気がする。
むしろ、添えてある温野菜の方が良い。

何だか、ガッカリ。

最近、舌が肥えてきたせいか、
素材の味が、分かってしまうのだ。
このぐらい、美味しくて当たり前と思い、
ちょっとやそっとでは、感動しない。

これは、全ての事に言えていて、
ユーミンのライブの時も、そうだった。

あるいは、年のせいで、脳に異常があり、
何を食べても、美味しくないと、感じてしまうのだろうか。

おひとり様の中年女性が、料理が来るたびに、
バシャッとフラッシュをたいている。
その後、2組のカップルが、時間差でやって来た。

メインの後に、丸顔が、
「消化に良いので、チーズはいかがですか?」と、
何種類か、持ってきた。

聞けば、1種600円だと言う。
腹一杯だというのに、
連れが、頼むと言うので、2種選んだ。

プーッ!!

出て来たのは、鼻息で飛びそうな、
ペラペラの、小さなスライスが2枚と、
子供が、つまみ食いで、引きちぎったような、ひとかけら。
もうしわけ程度に、ドライフルーツが散らばっている。

あきれて、笑いそうになった。

別料金かと聞いた、私がケチなんじゃない!!
これっぽっちしか出さない、店がケチなんだ!!

最近は、何事も、
適正価格でない事が、腹立たしい。

振り返れば客がいる

後ろのテーブルにいたカップルが、
私のイスを見ながら、M・Jの話をし始めた。

私は、思わず振り返って、
「さっき聞いたら、この席だって言われて、それまで、気づかなかったんですよ。」と、
話しかけてしまった。

そのぐらい、テーブル、近っ!!(笑)

メッセージと花とオルゴール

デザートと一緒に、
ミニ花束とオルゴールの音を、サービスしてくれた。

頼んでおいたメッセージを見ると、
思っていたより、文字がデカかった。
チョコレートのプレートに、書くのかと思ったら、
プレート=皿の事だったのか。

腹空かしのトレーニングの成果はともかく、
どうにか、全て食べ終えた。
ゲプ。

うーん。
フレンチの方が、和食より、
パンチがあると思っていたんだが、
そうでもなかったか。

それに、このレストランは、
昼間のランチで来た方が、
景色も料金も、お得だろう。

おお、千鳥足

駅のホームで、酔っ払ったオッサンを、2人も見た。
千鳥足なんて、コントでしか見た事がない。

「本当に、千鳥足の人っているんだねぇ。」

この日、一番の感心事かも。
人身事故の約60%が、千鳥足だと言う。

どっちかと言うと、料理以外の事で、
盛り上がったディナーであった。(笑)

 

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サーカスのジンタは巡る

2013-03-18 09:55:17 | おでかけ

「ああ、本当にテントなんだ。」そう思った。

今日日、娯楽も増え
海外から、洗練された曲芸団体も、やって来ると言うのに、
日本のサーカスが、続いているのは、なぜだろう。

招待券から、本気で指定席を取る人まで、
テントの周りは、行列だ。

驚いた事に、演目は、昔とほとんど変わらない。
初めて見るのに、懐かしい。

パイプむき出しの設備、次々に変換する装置のせいか、
サーカスの照明は、思った以上に暗い。

天井から吊るされた布にからまる、ハデな衣装の女性は、
ポールダンスを思わせて、淫靡な感じがする。

リングにぶら下がった女性は、ジャマになるワイヤーは無し。
その余裕の演技の下では、2人の男性スタッフが待機していて、
そっちを見ている方が、緊張した。

ピエロが、つないでいる間に、黙々と働くスタッフは、
明らかに、演者より多い。

よく見ると、「やっているのは外人ばかり」と思っていたら、
近くにいたオバさんが、同じ事をぼやいていた。(笑)

サーカスと言えば、球体の中を走るバイク。
「子供の頃、見たわ~。60年前。」と、
又もや、オバさんの声。

1台から3台に増えて、ぶつからないのはすごいけど、
ブンブン音が、うるさくなって、恐い。
扉を開閉するスタッフが、中に入ったまま立っているので、
そっちの方が、よっぽど危ない。

キリンは、ただ歩いて、客からエサをもらい、
ヨダレを流して退場。(笑)

これが、サファリスペクタクル。(笑)

ホワイトライオンは、暗いので、グレーに見え、
頭も動かさないから、彫像かと思っていたら、
やはりオバさんも、「あれ、ニセモノじゃないの?」

さすが、百獣の王だけあって、
人間の言う事など、聞きたくない様子。
特に、オスライオンは、ほとんど動かず、
ムチをたたく、大きな音に脅されて、1回ジャンプしただけ。

これが、奇跡の猛獣ショー。(笑)

全然すごくない、動物達の動きが、逆に面白かったが、
ライオンは、出入りの時、通路の柵を、
棒でガンガンたたかれて、何だか可哀想だった。
いかにも、サーカス=見せ物、って感じで。(泣)

ゆやーん ゆよーん ゆやゆよん

トリは、見せどころの空中ブランコ。

大変な技なのだろうが、あまりに定番なので、
当たり前のように見てしまう。
客が、「オ~ッ。」と、声を上げるのも定番。

転落防止のネットは、
自己紹介で飛び降りて、うまく利用していた。

ポスターの絵にはあるのに、
実際は、やらなかったのが、綱渡り。

「翔べ イカロスの翼」で、さだまさしが演じた、
ピエロの栗ちゃんを思い出すが、
危ないだけで、地味だから、止めたのかなぁ。

普遍的に暗いイメージ

団員は、客の反応など、あまり気にせず、
淡々とやっている感じ。

どうせなら、「美しき天然」でも流した方が、
かえって、レトロで良いのに。

ピエロも、アメリカンクラウンなどと、
中途半端にポップにしないで、
ゴールデンボンバーの、樽美酒研二にしちゃえ。

バカにしてるんぢゃないよ。
面白いかは別にして、
古いものが、頑張って残ってるのは、良いと思う。

世界三大サーカスとは

木下大サーカス、ボリショイサーカス、
リングリングサーカス(アメリカ)、なんだそうだ。

安田大サーカスとか、言ってんじゃないよ。(笑)

ちなみに、キグレ大サーカスは、
2010年に廃業したらしい。
最近まで、やっていたんだね。

2時間の公演も終わり、
外に出たら、すっかり暗くなっていた。

イルミネーションが、綺麗だったので、
テントのロゴを、写真に撮ったら、
バックの高層ビルと相まって、
外国の風景のようになった。

無性に、チンドン屋が見たくなった。

私の場合、健康もお金も、綱渡りのようなもの。
明日は、どうなるんだろう。
ああ、グラグラする。

 

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ネイビーバーガー・ブルー

2013-03-18 09:29:46 | おでかけ

軍港巡りをした。

寒いので、デッキには出ず、
中にいたので、よく見えなかった。

軍艦に興味は無く、
割引きされると言うので、行ってみただけだった。

乗務員のメンズは、
案内もルックスも、中途半端でアカ抜けない。

発着所前のスタバは、ウッディで良かったが、
近くの、大手スーパーのトイレは、
最近では珍しいくらい、便座が古かった。

都心から離れた街の、手抜きとショボさを感じた。

有名な通りで、ネイビーバーガーを食べようと行ってみたが、
ほとんどの店が、close。
店の選択肢が無いまま、
ジョージ・ワシントンバーガーという、1番デカいのを注文した。

最初は、塩、コショーがきいていて、美味しいと思ったが、
3分の1ほど食べると、バンズもパテも、ビチャッとしてきて、
味も薄まり、飽きてしまった。

オーナー風のオバさんは、なぜか、隣の若者に、
しつこく、ケチャップをつけるように勧めていたが、
こっちには、何も言ってこない。

ケチャップをつけて、完食したが、
満腹にはなっても、満足はしなかった。

隣の駅まで歩き、ショッピングビルのバッグ屋に寄ったら、
商品が、ヒモで、くくりつけられていて、テンション下がった。

女子トイレでは、学生が、入り浸っていた。
治安の悪さを感じた。

歩き疲れたが、ショボくても、散歩にはなったか。

 

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AKR47 討ち入りの日

2012-12-17 12:42:56 | おでかけ

義士祭

赤穂浪士の墓には、
以前、一度だけ、行った事があった。

子供の頃、「今でも、線香の煙が絶えない…。」と、
書かれた絵本を読んで、憧れたと言う、
墓マニアの母親の付き合いだった。

境内は、出店で賑わっていた。

吉良の首を洗ったという井戸があったが、
何か、余計なものが写りそうなので、
撮るのは止めにした。(笑)

入場規制された墓の入口に、何となく並んだ。
100円の線香は、飛ぶように売れ、
私もつられて、それを買った。

17才で、討ち入りに参加してしまった、矢頭右衛門七の墓に、
チューインガムが置かれていたのは、彼が少年だからか?(笑)

父親の会社の社長の為に、死んだようなもんだろう。
大人のトラブルに、子供を、巻き込むなんて!
可哀想に…。

昔の、人との関わり方は、生易しいものではない。

どっちが悪いか、本当の事など分からない。
大昔の事は、殺人事件でも、「ロマン」になってしまう。

線香の匂いが、体中に、まとわりついた。
私は、チャッチャと、手を合わせて回った。

無礼な土産

ここぞとばかり、商売する和菓子屋のテーブルに、
「切腹最中」と印刷された紙が、張られていたので、
手に取って見ていたら、

饅頭の試食を出しながら、
「それ、うちの商品じゃないんだ。あっちのとは、格が違う。」と、
ライバル心剥き出しな、店員の声がした。

じゃあ、何で、ここに張ってあんだ?(笑)

自慢するだけあって、とても上品な味だったので、
私は、その店の「討入りそば饅頭」を買った。

隣の店をのぞくと、
真ん中が割れた、薄皮の間から、
ベロッとアンコが、むき出している、
まさに「切腹」したモナカがあった。

墓前だというのに、
何て不謹慎な、形とネーミングだ!

面白いので、陣羽織のオバさんが、
差し出しているところを、
買わずに、写真だけ撮った。(笑)

後世の人間がやる事なんて、
せいぜい、こんなもんだ。
弔ってんだか、バカにしてんだか、分からない。

しかし、どんな忌わしい出来事も、
忘れ去られるより、マシか。

あの人にとっては、いまいましい私も、
忘れられたくはないからなぁ…。

 

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オナラができる家族旅行

2012-11-19 10:54:48 | おでかけ

久しぶりに、オナラをし合える、
オリジナルの家族で、旅行に出かけた。

丁度良くひなびた、西伊豆の、たたみの宿。
大名の城に倣って、トイレの床も、浴槽の底も、
全部、畳でできているから、ビックリ。

うーん、やっぱり畳は、
夏でも冬でも、心地良いなぁ~。

部屋に付いている、小さな露天風呂は、オーシャンビュー。

しかし、日の入りの景色は、わずかな漁船と、道沿いのコンビニ。
夜は、チラホラ街の明かりが見えるものの、
ただの暗い海やんけ、と思いながら、
ふと、空を見上げたら、

星!星!星!

星なんか見たの、久しぶり!!
あれは、オリオン座か~。

大浴場にあった、黒茶石けんの泡立ちが、気に入ったので、
売店に行ってみると、考えていた以上に、いいお値段で、
魚ッとしたが、土産に購入した。

初めて

母は、アワビを食べるのが、初めてだとか、
車の窓から見える、大きな富士山に、はしゃいでいたし、
静かにしていた父も、立ち寄った池で、
放ったエサを、バクバク食べる鯉に、ウハウハ笑っていた。

人生経験の長い両親でも、
楽しんできた事の種類は、少ないのかもしれないという事に、
初めて気づいた。

魚!魚!魚!

沼津の定食屋で、「今日は、深海魚の煮付けがありますよ~。」と、
店員が叫んでいたので、見に行ったら、
煮くずれで、頭と胴体が分かれていて、よけいグロテスクで、
まるで残飯のようだったので、止めた。(笑)

毎食、海鮮料理ばかりで、
美味いとも不味いとも、感じなくなっていた。

川島なお美の血が、ワインでできているとしたら、
この時の私は、体から魚肉ソーセージが、出せそうだった。

楽しい写真

写真の中の私は、惚けた顔をしていたが、イキイキしていた。
出発した瞬間から、日常の事は、一切考えていなかった。

母は、よっぽどゴキゲンだったのか、
こっちに向かって、ピースしていた。(笑)

 

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ハローキティ展

2012-08-18 10:23:25 | おでかけ

懐かしかった。
1982年頃の絵柄、版下の仕事で、よく使用した。

キティの生みの親に、会った事がある。
当時、勤務していたデザイン事務所に、何度か来ていた。
サインをもらいたかったが、社長夫妻の手前、遠慮した。

夫妻には、子供ができなくて、奥さんは、不妊治療をしていた。
私は、3本の指に入るくらい、彼女が嫌いだった。
私がいた数年間で、彼女が、何度か手術していたのは、
おそらく、治療のせいで、ガンになっていたからだ。

今頃、生きているだろうか。
死んでいる気がする。

夜中まで仕事して、ラジオからは、
いつも「クロスオーバーイレブン」が流れていた。
出来上がる商品は可愛くても、
仕事は、修行のような日々だった。

3代目デザイナーの、山口裕子さんのキティは、華やかだが、
私は、動きの無い置き物のような、昔のキティの方が、
シンボリックでいいと思う。

しかし、ハローキティが、
ここまで、ブランドになるとは思わなかったよ。

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