Yさんは、周りに惑わされず、私に接してくれるのだが、
言う事が、そのつど変わるので、信用しきれなかった。
そうしたら最近、やっぱり本性を現したかという感じ…。
職場では話せないあの人の事を、長いメールで話したら、
いつもは、何でも受け入れるように振舞っていた彼女から、
「職場以外で、その話をしたくない」というような返信が届いた。
八方美人な人は、みんなに同じように笑顔を配分している為、
他人に深く関わるのは、面倒なのだろう。
楽しい事だけを話すのが友達なら、私はいらない。
たまには屈託無く、他人の悪口を言う人の方がマシだ。
確かに私も身勝手で、Yさんと親しくしているのは、
「あの人の情報を聞き出す為」という考えもあったので、
こういう日が、いつか来るとは思っていた。
自分だって、以前からお気に入りの年の離れた子がいて、
いつもセクハラして、かまっているくせに、、
「○○さんの事を嫌だって言ってる人がいたよ。
よくそんなに長く想っていられるね。」と、
彼を引き合いに出してまで、私の話を止めさせようとするなんて。
彼女とは、もう関わらない。
もう私は誰からも、あの人の情報をもらう事はできず、
ただ妄想に苦しめられ、あの人を想うのだろうか。
すでに最近では、好きというよりも、探偵のように、
ただ、あの人の動向を観察するだけになってしまっている。
私は、あまりにも部外者なのだ。
懺悔
彼は何も悪くないのに、その生き方をいちいち批評し、
独身なのだから、彼女ができてもしかたないのに、
その幸せを願う事もできず、
「早く別れろ!」と、嫉妬する私は身勝手です。
万が一、彼が私に好意を持ったとしても、
私がしたい事は、全く彼の為にはなりません。
「好きだから手に入れたい。」
ただ、それだけなのです。
でも、これが私の正直な気持ちで、
そしてこれが、私の「恋」です。