ケイト・ウィンスレットは、いったい何才?
「タイタニック」の時も、
ディカプリオより、年上に見えてしまったが。
「愛を読むひと」では、相手が若いから、
よけい老けて見える感じ。
若い頃、年配者同士が、
ホテルのPの「のれん」をくぐるのを見た時、
醜くて気持ち悪いと思った事がある。
相手が同年代ならば、
ケイトのクラシカルな美しさも良いのだが、
子供と絡むとなぁ…。
ハンナの弱点は、メニューのところで気づいたが、
車掌や看守の仕事なら、できるものなのか?
その事は、無期懲役になってまで隠す事か?
過去を話したとしても、
マイケルは、それを証明できたのか?
ひと夏の体験で、
あれほど、1人の女に思い入れがあるものか?
色々な疑問が残る上に、
「読めなかったから読んでもらいたかった。」
このシンプルな想いに対して、
アウシュヴィッツの話が、中途半端に関わっていて、
映画として、インパクトに欠けてしまった気がする。
でも、大人になったマイケルが、朗読したテープを、
せっせと、ハンナに送り続けるのには涙した。
ハンナは、かつて「坊や」に、
「私を怒らせるほどの男じゃない。」と言い放ったが、
やはり、「坊や」の世話にはなれないって事か?
それとも、世間に出るのが恐かったのか?
なぜ死んだ?
勉強して、本を読んじゃったって事か?
殺された人達の気持ちを、学んじゃったって事か?
だから死んだのか?
「老い」は悲しい。
私は「若くても鰯」だった。
「腐ったら鯛」になりたい。
それは学び、「品性」を身に付ける事だ。