懐かしかった。
1982年頃の絵柄、版下の仕事で、よく使用した。
キティの生みの親に、会った事がある。
当時、勤務していたデザイン事務所に、何度か来ていた。
サインをもらいたかったが、社長夫妻の手前、遠慮した。
夫妻には、子供ができなくて、奥さんは、不妊治療をしていた。
私は、3本の指に入るくらい、彼女が嫌いだった。
私がいた数年間で、彼女が、何度か手術していたのは、
おそらく、治療のせいで、ガンになっていたからだ。
今頃、生きているだろうか。
死んでいる気がする。
夜中まで仕事して、ラジオからは、
いつも「クロスオーバーイレブン」が流れていた。
出来上がる商品は可愛くても、
仕事は、修行のような日々だった。
3代目デザイナーの、山口裕子さんのキティは、華やかだが、
私は、動きの無い置き物のような、昔のキティの方が、
シンボリックでいいと思う。
しかし、ハローキティが、
ここまで、ブランドになるとは思わなかったよ。
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