諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

再度、境界線問題が発生。その1

2024年11月30日 22時17分26秒 | 不動産賃貸業
前回、「認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた」と題して記事を書きましたが、実は今回の出来事から想い出して書いたものです。

先日、家に郵便物が届いており、土地家屋調査士から「境界線の立ち合いをお願いします。ハンコも一緒にお持ちください」と書いてあったのです。

私は怒りに震えました。「何を身勝手なことを」と。

時は約20年前、私、自分の店舗で秘密の商売をしていました。

そこに斜め裏の家の方が家を売ると言う事で、裏道の共同の土地を調査しに来たのです。その共同の土地は七軒に面しています。物件の所有者全員が確認に来ていました。

私は話を聞いていなかったのですが、隣のアパートとは段差がある。そこが境界線。それを確認すれば良いのだと思っておりました。

土地家屋調査士は父と娘の二人。二人で境界線を測量しています。そしたら娘の土地家屋調査士が怪訝そうな顔をして、父親に話しかけます。父親は小声で「黙っていろ」と話した。私は聞き逃さなかった。

何かが変だ。何かトラブルが発生したみたいだ。土地家屋調査士は私をチラチラと見ている。私の家に問題があるのではないか。私は勘だけは鋭い。何かあると思い私の父親に電話した。

私の父は言った。「うちの土地が削られて隣のアパートの敷地になっている」と。私は初耳だった。父はその事実を誰にも語っていなかった。

父はアパートの所有者にその話をしていたが、聞き耳持たずにそのままになっていた。それで削られた土地に父は物件を建てた。父は裁判の知識はないし、性格は内弁慶。心が弱い男だった。

私は免許持っていないが、宅建士の勉強をチョットだけしていた。そこで電話を切り、土地家屋調査士と多くの物件所有者の前で、隣のアパート所有者に向かって話しかけた。

「うちの土地、そちらのアパートに取られているそうですね」と。

それだけ言ってもダメだ。それで続けて言った。「私の父は何度も話をしに行っているそうですが、話を聞かないそうですね」と。

私は知っていた。20年間、他人の土地を占領し、その件で異議申し立てがなければ自分の土地に出来る事を。

隣のアパート所有者は高齢の女性だった。私は強い口調で言った。「うちの土地を占領している自覚はあるんでしょ」と。

続けざまに父親の方の土地家屋調査士に聞いた。「うちの土地、確実に取られていますよね」と。土地家屋調査士は少々怯えた表情で認めた。

土地家屋調査士としては厄介な仕事をとなる。私が気が付かなければ、そのまま誤魔化す気でいたみたいだ。だから娘の土地家屋調査士を叱責したのだと思う。これだから不動産関係者は油断が出来ない。


続く。








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認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた。その5

2024年11月26日 14時07分26秒 | 不動産賃貸業
続きます。

その後、父は無くなったのですが、その噂を聞きつけてA不動産屋はまた電話をかけてきた。不動産を売らないかと。多分、相続税で売る必要があるのではないかと勘繰って。

「相続は母、私、妹、弟。それぞれの名義にすれば相続税はかからない。それぞれに持ち分を設定するつもりだ」といったら、「それでは簡単には売れなくなる」とA不動産屋。がっくりして項垂れ諦めたようだった。

私は「また中華屋が音頭を取ってやっているの」と聞く。A不動産屋は「××さんは認知症になって商売を辞めたよ」と。

確かに昔から威張り散らす男で真面ではなかった。私の父も気に食わないと誰彼構わず怒鳴っていたが、やっぱり常識のない男は少なからず脳に原因があるのか。

ネットで中華屋のコメントを見てみたら、「しょっぱ過ぎる」との投稿が目立っていた。昔はリーズナブルの評価が多かったのに。

更にA不動産屋に話を聞くと、私の家の物件を欲しがった産廃業者は、中華屋に下宿していたそうだ。やはり音頭を取っていたのは中華屋だった。

それでも私の家の物件を欲しがっている産廃業者。

私は「だったら、中華屋の物件を買えばいいじゃないの」と言ったらA不動産屋は、「××さんの物件は大き過ぎるし、OOさんの物件はアパートだから収益が見込めるでしょ」と言う。

私は「あぁ、私の家の物件は安く買えると思っていたんだ」と言ったら、
「そう言う訳ではないですが」とA不動産屋。「3000万円は安過ぎるよね。真面だったらそんな額では売らないよね」と私。黙るA不動産屋。

その後、中華屋の物件は某建設業者に買われ、中華屋は施設に入所。産廃業者はどこかえ消えた。

私はA不動産屋だけではなく、多くの不動産屋から電話営業が毎日かかって来るので、家の電話を廃止した。

以上、長々と書いて来ましたが、実はまた境界線問題が発生したのです。実は私の家のその物件、幅40cmほど隣のアパートに取なっていた。

それで私が気が付いて取り戻したのですが、隣のアパートは建築基準法違反となって、売りずらくなっていた。その件で今、色々と問題になっているのです。

っと言う事で、その件はまたの機会にお話ししたいと思います。

それにしても中華屋が認知症になった。認知症の父を騙そうとした中華屋が認知症になった。ミイラ取りがミイラになったとはこの事だ。

父は禍を撒き散らす男だったが、父の禍が中華屋に感染したのかも知れん。
チョットほくそ笑む私でした。


ではでは。




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認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた。その4

2024年11月23日 15時48分41秒 | 不動産賃貸業
続きます。

その後、父と母は私の家を去った。母の認知症が酷くなったのがあるが、父は私が母の世話をするのが許せなかったからだ。私が家族のリーダーになるのが嫌だったのだ。

母の為に料理を作っても「そんな物、喰うな」と怒鳴るし、父は私の作る料理は絶対に食べない。自分の脚も悪くなったので3階まで階段を登るのも辛くなった。二人してアパートに移った。

私もホッとした部分はあった。父と接しない生活は本当に楽だった。

父母とも私にストレスをぶつけて精神を保つタイプの毒親だったが、母が認知症になってそれは無くなっていた。父の精神状態だけが問題だった。父母を忘れるのは幸せだった。

しかし、暫くして多くの不動産屋から電話がかかり始めた。「〇〇さん、新築の建売を買いたいと来ているが、お孫さんの為に買うのですか」と聞いてきた。

内孫の為に家を買う必要はない。アパートに住むのが苦痛になってきた。だから自宅を買おうとしたのだ。母の預金を自分の名義にして。即金で。

父は当時87歳。それでも家を買おうとする。本来なら豪邸に住んでいる弟の家に住ませるべきだが、父に似た性格の弟はそんな情は無い。だから家を買おうとしたのだろう。

それプラス、認知症が進んでいた。自分の寿命が分からなくなっていた。100歳までは生きられると思っていた。

87歳で家を買う。無理である。家が無駄になる。私は非情だが電話がかかってきた不動産屋に直接謝りに行き、「認知症なので父の話は聞かないでくれ」と伝えた。

その中にA不動産があった。私は「父からの話は無かったものにしてくれ」と言ったが、「正式に依頼を受けたから」と言って、私の話を聞かない。

新築の建売は場所が悪く35坪程度の敷地でも3500万円はする。その価格を知って私は言った。

「Aさん、私の家のアパートを3000万円で買いたいと言ってたけど、同規模の中古アパートが5500万円で売られていたよ」と。

大家の会の人で私のアパートの近くで新築のアパートを建てたが、駅近だが場所の悪い100坪程度の土地で15000万円かかった。

私の家のアパートは50坪だか3000万円の訳はない。4000万円でも安いくらい。しかも後ろの家は通りに面していないため新築ができない。とんでもなくお宝の土地なのだ。それを知っている事を暗に示した。

A不動産は罰が悪い顔をした。


続く。


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認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた。その3

2024年11月21日 12時17分59秒 | 不動産賃貸業
続きます。

それから数か月後、A不動産屋が遣ってきて店舗を貸してくれと依頼。

前回はM不動産が交渉していたが、この会社の管理部の部長、人を騙す気満々の男だったので怒りを持って物別れとなった。その時、M不動産屋が交渉するなら、こっちはA不動産に交渉を頼むと言ってたのだが、そのA不動産屋が相手方の交渉人として遣ってきたのだ。

私は呆れ果てて、「リサイクル屋が借りたいと言っているのでしょ。その者は産廃業者だよ。産廃業者に貸すのはヤバいでしょ。それに出せる家賃の金額を聞いても言わなかった。そんな相手と話なんか無いよ」と私。

A不動産屋は私ではなく、父に語り掛けた。私は父の前で「父は斑ボケと言うか、認知症の気があるから判断は私がします」と言うと、父が少々ムッとしていた。

私は「息子の私が認知症だと言っているのですよ」と言うと、A不動産屋は「ちゃんと頷いているし、返答もしている。認知症じゃない」と返答。

私は「だから認知症なんだって」と言っても、「認知症ではない」と返答する。

A不動産は父が「俺は認知症ではない」と言う発言を待っているように思えた。私は父に「余計な事は言わないでくれ」と頼んでいた。父は余計なことを喋り、今まで何度も失敗してきたので。

私は怒り、「産廃業者と中華屋で悪だくみしているのでしょ」と言い放つ。

そして中華屋と今までの経緯を語り、「あの人、真面な人だと思っているの」と私。

A不動産屋は「真面じゃないよ。嫁にも逃げられたし、息子にも縁を切られたし」と言う。

私は「そんな人が絡んでいる話、聞く訳無いでしょ」と。それで諦めてA不動産屋は帰った。

その後、A不動産屋は父と接触して、今度はその物件を3000万円で購入したいと言い出した。産廃業者が買いたいと言っているとか。

私はその話を知らなかったが、A不動産屋が電話で「お父さんお願いします」と言うので、「私が話を聞く」と言うが、「どうしてもお父さんじゃないとダメなんだ。アンタ、関係ないでしょ」とまで言う。

あの物件は最低でも4000万円以上する。父なら騙せると思っている様だ。

私は「私は会員500人いる大家の会にも入っているし、以前、不動産の記事を書いていたこともある。貴方、宅建業法に違反しているんじゃないの。免許無くなっちゃうよ。それに以前、貴方に精神障碍者を入居させられ、水没事故を起こされどれだけ困ったと思っているの」と。

A不動産屋は「そんな昔のことは忘れた」と。

私はA不動産屋とも縁の切時だと感じ、「あんな思いは二度としたくないから、空室をそちらには頼まなかった。お宅の仲介は受けません」と言い返した。

不動産屋と言うのは漫画の「正直不動産」なんて居ないと思っている。交渉が纏まらないと捨て台詞を言うヤクザばかりだ。

親交があったA不動産屋も本音はこれだ。私は「何度も言っているが、父は認知症だ。交渉しても無効に出来ますよ。いい加減に分かりなさいよ」と言って電話を切った。


続く。



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認知症の父を騙そうとしてた男が、認知症になって商売を廃業していた。その2

2024年11月18日 09時54分44秒 | 不動産賃貸業
続きです。

その者の店舗は私の店舗から200メートル以内。鉄筋コンクリート造り。坪数も25坪。一見、良さそうなのですが、私は知っていました。その店舗の致命的な欠点を。

何とその店舗、半地下なのです。大雨が降ると必ず浸水します。私、何度もその光景を見ています。そして私が行った時も水かきの最中でした。

私は彼に声を掛けました。「店舗を見に来ました」と言って。

25坪で家賃五万円は格安ですが、雨が降るたびに浸水する。それを目の当たりに見て笑っちゃいました。だから、この男は「私の店舗を5万円で貸してくれ」と言ってきたのか。相手も一番知られたくない事実がバレて、不貞腐れている感じでした。

彼の職業はリサイクル関係と言っていましたが、実際は産廃業者です。その店舗では売れそうなゴミをヤフオクで売っている倉庫兼店舗でした。

こんなの常識ですが、産廃業者はヤクザ上りが多い職業です。貸してしまったら地獄が待っています。

その店舗を5.5万円で借りていたようでしたが、浸水するから安かったのに大家に対し浸水の損害賠償を請求すると言ってきました。やっぱりです。

この男は私の店舗を最初は5万円。店舗を取り換えるのなら7万円で交渉してきましたが、私は断りました。私の商売は水に大変弱い。半地下だから商売にもならない。

その男は私に「幾らなら貸してくれるのか」と聞きます。私は「A不動産屋では15万円なら貸せるだろうと言われたが、そちらではいくらまで出せますか」と質問。

彼は「分からない」と回答。それでは話にならないと思い、「この話は無かったもの」として帰りました。

そして暫くした或る日、あの中華料理屋の男から電話があった。私の父親あてにだった。

私は「私が話を聞いておきます」と返答。そしたら中華男は「父親にしか話せない」と言う。

私は「父は認知症の気かあります。まともな判断ができません。だから私が話を聞きます」と返答。

中華男はシドロモドロニになって、「店舗の件でリサイクル屋が借りたいと言っているので・・・」と口走る。

私は「その件は断わった筈でですが」と言うと、「それで私の父親に話がしたい」と。

「父は認知症で正確な判断ができないと言っています。だから私が話を聞くと言っているのですが。それでも父と話を進めると言うのでしたが、下手したら詐欺罪になりますよ」と返答。

中華男は暫く考えた後、「また電話します」と言って切った。

私は不安に駆られ父親に話を聞いた。そしたら「5万円で貸すつもりだ」と言う。はぉー、やっぱり、父親と接触していたのか。危ないところだった。

私は父に言った。「測量屋に貸している店舗は駐車場無しで14坪。それで家賃は8万円。あっちの店舗は3台の駐車場付き、倉庫付きで25坪。それを5万円で貸して欲しいと言っている。8万円と5万円ではどっちが高いの」と。

父親は「8万円」と。

私は「そうでしょ。あの中華屋はお父さんを騙そうとしているんだよ。だから、また電話が来たら全て息子に任せ居てるからと言って断って。そうしないと大変な事になるよ」と。

父親はボッーっとした表情だったが、「そうする」とは言ってくれた。


続く。


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