えー、私、福島県いわき市生まれ。現在は宮城県仙台市在住です。
まー、何の因果か、故郷も現住所も先の震災で震度6強に見舞われました。
いやー、震度6強、すんごい揺れでした。30年以上前の宮城県沖地震のふた回りはありましたね。「ガラガラガラ、バキッー、ガッシャンガッシャン・・・」てな感じで長時間揺れまして、本当に「終わったー」と思いました。
正直、今でも地震があると心臓バクバクで手を合わせ「お静まり下さい、お止めください」と神に声を上げて祈ります。考えてみると地震の神様って、鬼渡神と言えるのですが、この事はまたの機会にお話します。しかし、まっ、ここまでの災害が起こるとは、夢にも思いませんでした。
そして、特に心配且つ、ガッカリ且つ、悔しく怒り心頭なのは福島原発事故です。本来ならあそこの場所は地盤が良いし、津波の影響も受けにくい場所だったのですが、利便性重視で26mも掘り下げて造り、予備の発電施設も同じ場所に置いていたのならこうなることは予想出来たし予想もしていた訳です。変なとこでケチッてこれだけの大事故を起こして、東電はどう責任取るんでしょ。
実はあの場所、冬暖かく<夏は涼しく<雪も積もらない日本で一番気候の良い場所だったのですが、人が住めなくなるとは本当にガッカリです。故郷・いわき市への行き帰りの道にあったのですが、何時になったら通れる日が来るんでしょ。何か福島県は、ホント、罰が当たっているとしか思えわせんわ。
さて 罰という事で、もし放射能を引き起こす神様がいるとしたらどの神様なのが気になりました。何でもかんでも神様のせいにする訳では御座いませんが、放射能も病気の一種である訳です。なら、とんな神様が関連するのだろうか。
放射能の病状って、疱瘡に似ていますよね。そして放射能も疱瘡も子供により深刻な影響を及ぼす。そうなると地域的にも、どうしても思い浮かべるのは鬼渡神です。鬼渡神は疱瘡神でもありますしね。
例えば、福島県から宮城県に流れる阿武隈川があります。この阿武隈川、鬼渡神の水分神の母・速秋津姫の川と言えるのですが(河口に速秋津姫を祀る湊神社がありました。津波に流されましたが・・・・・)、今回の放射能事故で放射能汚染が大変深刻です。
特に強い放射能の数値が検出されるのは、上流にある渡利町(わたりまち)と河口の亘理町(わたりちょう)なんです。同じワタリ、これって偶然でしょうか。何か気になるんですよねぇー。
まあ、私の故郷・いわき市に流れる夏井川にも上流と河口に夏井村があり、阿武隈川の渡利町と亘理町も川の流れを人々が船で往来して村が二つに別れたのだとは思いますが、偶然とはどうしても思えないんです。
つづく。