諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ちょっとリニューアルされた「夢グループ・電動エアーベッド」のCMが益々怪しいぞ。

2019年01月31日 12時05分38秒 | CM評論
軽い気持ちで書いた「夢グループ・電動エアーベッドのCMが怪しい」と言う記事ですが、読んでいる人が多いですねぇー。

簡単に書いたつもりなので微妙です。神道等の記事は調べて確認しながら手間をかけて書いているのですが、そんなのより大勢の方が読んでいる。ホント微妙だ。

でも私と同じ想いをしている人がいるのはチョット嬉しくもあります。そう言う事で続編を調子に乗って書いちゃいます。

さて「夢グループ・電動エアーベッド」のCMがチョットだけリニューアルされました。

まず最初に気が付くのは社長の頭がリニューアルされている。

被ったのか、編んだのか、結んだのか、植えたのか、移植したのか、根性で生やしたのかは不明ですが、明らかに増毛している。ルックスを気にしているのかなぁー。人気者になりたいからかなぁー。

社長は60代だと思うけど年相応でいいと思う。かえって怪しく見えるよ。社長が増毛してたら、所属している往年の大物スターの頭もそうなのかと思ってしまう。そこまでかっこ付けなくても良いんじゃないの。誰も期待していないと思うけど。

それに扱っている商品の品質も真実味が無くなると言うか、何と言うか盛っている感じがする。どうしても疑っちゃうよ。

あれは止めた方がいいよ。商品の品質にも疑惑を感じちゃう。真実をさらけ出して元に戻した方が良いよ。ホント怪しくなっちゃってるよ。根性で生やしたのなら平謝りするけど。

そしてリニューアル第二弾。

価格が高くなっている。前回は毛布をプレゼントして5980円だったのに、今回は毛布が最初から付いて6980円。

「あれっ、1000円値上がりしている」と思った瞬間に「安い。買いたいよ」と社長に馴れ馴れしく話す天の声が。

これっ、1000円値上りしたんじゃないのと思う前に「安い」との掛け声で、疑問を煙に巻いた感じになってます。中高齢者だから覚えていないと思ったのか。それはチョット嫌らしいな。

う~ん、こう言うのは正直に言った方が良いのでは。これでは益々怪しくなるよ。

否、馬鹿正直に「前回より残念ながら1000円値上げさせていただきました、すいませぇ~ん」では買う気は無くなるか。あのカラオケのマイクと土鍋窯の炊飯シャーを大幅に値下げしたのだから。

でも、どうして値上げしたのだろ。為替で利益が無くなったのか。

多分、夢グループの製品は日本製じゃないと思う。中国とかの海外の製品だと思われる。だったら電動エアーベッドだけが値上がりするのはおかしい。原材料が値上がりしているからだろうか。

否、否、売れているからかも。1000円値上がりしても売れると思ったからかも。

amazonで同等の電動エアーベッドを探したら、6799円の商品が出ていた。amazonは多分、送料無料。夢グループの商品は6980円。税込みなので7540円。プラス送料が1500~1800円(税別)。それにモーフが付いたとしてもamazonで売っている商品に比べ、今はそれほどアドバンテージが有るとは思えない。

amazonでは7990円で耐荷重250キロの商品が有るのですが、素材が厚くて空気漏れも無く、寝心地良いらしいです。私ならこっちにするなぁー。

でも、そこは中高年世代に夢を与える夢グループの商品。歌謡ショーで名前が知られている。ファンが付いている。この金額でも納得して買ってくれるお客さんが多いのかも。

「そうか、凄いぞ夢グループ」と思ったのですが、ふと気が付いた。

社長が「硬さが変えられるベッド、これまで見たことありますかぁ~」と話し、最初のブリッコ素人さんが「わたしはもっと硬い方が良いなぁー💛」。

次にちょっとクールビューティーな素人さんが「私はもっと柔らかい方が良いかな♦」と語っているのですが、この方、見覚えがある。

この女性、Kさんと言うらしいが、「夢・拡大鏡」でも出ていたんじゃないの。髪形を変えているけど同じ女性だと思う。声でも覚えているぞ、間違いないと思うが・・・・。

でも、このKさん。銀座で雇われママさんやっている雰囲気で、中々ゴージャスな感じがする。この女性が出てくると6980円でも高いと思わない。だから1000円値上げしたのかな。

でも黒沢年雄はタレントだから、炊飯ジャーや電動エアーベッドのCMで使いまわしをしても良いと思うけど、素人の使い回しは不味いでしょ。

もしかして、このKさん、夢グループの社員じゃないの。そう思われたらチョッと不味いでしょ。

疑問に思って夢拡大鏡のCMを見たら、Kさんのシーンがカットされている。拡大鏡でカットされて、電動エアーベッドに出てきた。それだけ電動エアーベッドに注力しているのかな。

でも素人さんの使いまわしは怪しく感じるよね。裏がありそうと思っちゃう。

まっ、中高年相手だから気が付かないと思ったのでしょうけど、スレた人生を歩んでいる私は、そこのところ見逃さないよ。警戒感MAXに成っちゃうよ。

そして大トリはやっぱり黒沢年雄さん。前回の使い回しだけど「アッハッハッハハハ」の胡散臭い馬鹿笑いがカットされている。それってまさか、私の前回のブログを読んだからじゃないよね。

否、私に限らず怪しさを感じだ人が多かったからカットしたのかも。

色々、苦肉の策だったと思うけど使い回しせず、ちゃんと最初からCMを撮り直した方が良かったのではないかなぁー。

でも、チープなCMは社長らしくて悪くはない。どうしても見てしまう。目立っているからCMとして成功している。私がブログで取り上げている位ですから。やっぱり売れているのかなぁー。

夢グループのCMが突っ込みどころ満載で面白い。私は大好き。本当に新鮮。画期的。

それで成功しているのであれば、益々頑張って儲けて頂戴。次回の新CMも期待してますよ。


ではでは。

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また来たぞ。東京の不動産屋から「アパート売ってくれ」と営業電話が。

2019年01月30日 12時22分00秒 | 不動産賃貸業
1月22日の午前10時頃、電話があった。私の母親宛だ。「〇来〇思〇と言いますが、○○△子さんいらっしゃいますか」と。

私はまた通販の化粧品屋の営業かと思い、「どのようなご用件ですか」と。

相手は「〇来〇こ〇です」と社名を繰り返す。動揺している。怪しいぞ。

私は「どのようなご用件ですか。何やさんですか」と再度訪ねる。

相手は暫し黙り込み、しぶしぶ「不動産屋です。■■コーポの売買の件についてです」と。

また不動産屋か。馬鹿大家リストを見て電話をかけているんだな。いい加減にして欲しい。馬鹿大家の年寄狙いの悪質業者が。

今回は私の母親の名前を出して来た。これは変だ。私の母親に話したい口調だったし。私を避けたい感じがする。こっちのデーターが分かっているみたい。要注意だぞ。

私は「どちらの不動産屋ですか」と。

相手「東京です」。

「〇来〇こ〇」と言う社名だけど、見るからに悪質なヤツが付けそうな社名。社名からして拒否反応を起こす。ビリビリ來る。

私は「リストを見て電話をかけているのでしょ。今までにも何度もかかってきてますが、全部断っています。不動産トラブルも多いし」と話す。

「不動産トラブル?」と相手。あえて平静を装っている様だが、声の変化から動揺が見える。もっとも不動産屋はどこも、少なからずダーティーな部分はあるが・・・・・。

私は続けて「十何社から電話がかかってきますが、まったく売る気は有りません。しかも東京の業者なんて」とキッパリ。

相手は私の強い意志を感じてか「分かりました」と言って電話を切りました。

あっー良かった。私の親が出なくて。親だったら調子に乗る。乗せられてしまう。家まで来られてしまう。何度そんな事があったか。

それにしても仙台の空室率の増加は日本トップクラスの筈。まだ仙台の不動産投資物件を買いたいと思っている馬鹿がいるのだろうか。

否、当方が馬鹿と思われていて、べらぼうに安く買い叩きたいと思っているから電話をかけてきているのだ。馬鹿大家リストに載っているから、とんでもない馬鹿大家だと思われているのだ。チクショウ、腹が立つ。

電話を切り、すぐさま「〇来〇こ〇」を検索。確かに東京の不動産屋だ。有名不動産物件サイトにも載っているし。まっ、そのサイトに載っていても優良とは限らないけど。

更に検索。そしたら関連会社だと思うが「✖(〇に〇)」が一緒に載っていた。この✖は以前にもしつこく電話をかけてきた不動産屋だ。同じ穴の貉。

否、商売上の都合で会社を二つに分けているのだろう。だから今回は母親宛に電話をかけてきたのか。私の親なら騙せると思ったのだろう。ホント、不動産屋は油断ならないぜ。

特に遠距離から電話をかけてくる業者は、騙し易いと思っている。一切無視するに限る。

私の人生経験上、飛び込み電話営業する会社にロクな者はない。トラブルに遭うと思った方が良い。大変残念ながら日本でも悪質な奴は大勢いるのだから。

特に遠距離からの営業はトラブルが多い。絶対に気を付けるべき。

私のブログを読んでいただいている奇特な方々も十分に注意してくんち。


ではでは。

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いわき市・車中泊の旅。【鹿狼山神社編】その6

2019年01月29日 08時59分49秒 | 旅行
これで終わるつもりです。続きです。

鹿狼山の頂上に足尾神社が鎮座していたのは全然知りませんでしたが、太白山の手長伝説も解明出来る部分はあったと思います。

でも問題は会津磐梯山の手長足長伝説。まるでヨーロッパの童話の「長靴をはいた猫」のストーリーそっくりなのは何故ざんしょ。しかも付近には「猫魔」と言う地名もあるし。その猫を演じるのは空海なんですけど・・・・・。

うーん、これはまたの機会に語りたいと思います。

さて、辺りを再度360度見渡し、神社に挨拶、鳥居を出て鳥居に挨拶、階段を下ります。

休憩小屋に置いた自転車のチューブで出来たメッセンジャパックへと向かう。

珍しく無断言しますが、山を登る人は浄化されている。だから心が穏やか。私のバッグを持ち逃げする人はいない。もっとも浄化され過ぎると命を落とす。人間は清濁を併せ持って生きている動物だから。

山小屋に戻ると60代の男性が一人になっていた。もう一人は下山したみたい。そして彼は私に「いい写真が撮れましたか」と声をかけて来た。

私は「ええ、まぁー」と軽く会釈。

60代の彼は私に「やっぱり」山が好きなのですか」と質問。

私は「この身体を見て山が好きだと思いますか」と疑問に思いながらも、考えてみれば20代からアウトドアファッションオンリーで生きてきた私。カッコだけは山男に見えるのかも。

そして「山が好きと言うより、ここの神社に参拝したくて登って参りました」と。

彼は「えっ」と絶句して「今までこの山には何度も登っているけど、神社の参拝の為に登って来たという人は始めて見た」と。

うーん、そんなもんなのかな。私は山といえば神社なのだが。

彼の話では鹿狼山は日本で一番早く山開きされるそうです。1月1日が山開き。本日は5日。

確かにここから御来光を見るのは清々しいだろうな。正月元旦の午前1時前に何時も友人が宮司をしている桜岡大神宮に参拝。それから方々へと車中泊の旅に出ていたが、次回は参拝してから直ぐに鹿狼山に登ろうか。それも良いな。

さて、4時10分過ぎ。そろそろ下山しなくては。私は60代の彼にそれではと会釈。

彼は名残惜しそうに「いいお湯ですから、是非、鹿狼の湯に浸かって帰ってください」と。

うーん、時間があれば是非にも入りたいが麓までは40分はかかる。そうなると到着は5時。それから風呂に入ると6時を過ぎる。「難しいかも」と思いながら下山した。

彼は山のガイドのようで山小屋にはお茶を振舞いながら5時まで居るみたい。こんな小さな初歩的な山でも遭難するヤツは居る筈。それを助ける。ボランティアでしょうけど徳のある仕事だと思いますね。

帰りは当たり前だけどオール下り坂。

私は20代の頃からスニーカーはSAUCONYと決めている。履いて来ているヤツはトレールランニングなのだが、若干サイズが大き過ぎる。

私のジャストサイズは25.5~26.0なのだが、直ぐに履けるように26.5を履いているのだ。だからスニーカーの中で足が動き疲れる。下り坂だからつま先に圧が加わる。下りでも結構疲れる。

行きは1時間40分近くかかったが、帰りは約40分で下山。頂上への所要時間40分と言うのは、黙々と歩き続けた時間なのだな。いくら何でも登り坂は40分では私には無理だよ。はぁー疲れた。

麓の鳥居に到着。礼をする。私の鹿狼山登山の相棒を務めてくれた竹杖を感謝を込めて撫でる。愛おしい。もって帰っちゃおうか。

否、この竹杖は霊場も物。登山者を手助けして頂上へと導く杖神。持って帰るのはまかり成らん。惜しい気持ちで一杯だが当然置いていくことに。未練だけど。

時間は5時。どうしよう。鹿狼の湯に浸かりまどろんで、閉店時間で本を読んで後は車中泊でまた一泊しちゃおうか。

でも、ここの駐車場、一人だと恐ろしいな。しょうがない。帰る事にしよう。未練だが。

そして2時間ほどクルマを飛ばし、途中ドンキで安物のスナック菓子なんぞを買い、食べながら運転して帰りました。4日間宿泊したけどお金はあんまりかからなかった。それでも良い旅だった。

もう親戚には合うつもりは無いから、盆と正月はこれからも車中泊の続け行きたい。柵との縁は切った。

私の忠告を無視つづけ金銭面や人生、そして命を大損した馬鹿とはもう話もしたくない。もう人の負まで背負う事はしない。更なる不幸がやってくるだろうが、私はもう知らん。どうとでも成ればいいさ。それが人殺し、神殺しの一族の定め。避けられないヤツは避けられないのだ。

今回のいわき市の旅を巡ってての感想だが、やっパリ私は鬼渡神との因果を感じる。鹿狼山も和多志神。大山祇神の山だった。

所有していた北好間字下屋敷の土地は閼伽井嶽の参道。途中に大山祇神の石碑が祀られていた。私の家系は天穂日命に続くのであれば、大山祇神を殺した家系なのかも知れん。参拝し続けないと命が続かない気がする。

そう言う事なら、今年の夏は大山祇神社の東北の総本山である西会津の大山祇神社に参ろうではないか。時間をかけて。


それまでには体重も減らさねば。目標は65キロ。そうなったら無呼吸症候群のC-PAPも突っ返せる。糖尿病薬も減るかも知れん。死なない程度に身を剃り落として西会津の山に挑んでやる。

待っていろよ西会津。そして沼沢湖。アタ族の地を見て来てやるぞ。


ではでは。



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いわき市・車中泊の旅。【鹿狼山神社編】その5

2019年01月28日 13時22分43秒 | 旅行
続きです。

話を手長伝説に戻します。

鹿狼山の手長は年老いた鹿と狼を連れていた。年老いた鹿と言いますと大山祇神の妻神??である鹿屋野姫神を思い浮かべます。「鹿屋」とは昔の家の屋根に敷いていた「萱」の事で、鹿屋野姫は屋敷神であり草神。漬物の神でもあり、故郷のいわき市ではタバコの神でもあります。

狼の方は大山祇神の眷属と考えらます。大山祇神を祀る神社には狼を狛犬にしている神社も多くありますので。

鹿屋野姫神は大山祇神との間には8神の子を産んでいます。天之狭土神、国之狭土神、天之狭霧神、国之狭霧神、天之闇戸神、国之闇戸神、大戸惑子神、大戸惑女神となります。ちょっと祟りが怖いですが、名前から推察しまして悪神に捉えられていると思われます。

っと言う事は手長足長がその性格に合いそうです。会津磐梯山の磐梯明神である手長足長は悪神として伝えられているので。

ここで太白山と照らし合わせます。太白山の頂上には貴船神社が鎮座してます。

「貴船=木船」。山の頂上に船なんておかしいと思うでしょうが、船はあの世とこの世を行き来するアイテム。だから山に祀られるのです。そして貴船権現の神道での名前は高龗神、闇龗神。

どうですか、上記の大山祇神と鹿屋野姫との10神の御子神の名と似ているでしょ。

私は以前、「瀬織津姫=手長」だとどこかの記事で書きましたが、貴船権現が瀬織津姫であるなら、鹿狼山・太白山の伝承を照らし合わせても言えると思います。

それとスタジオ・ジブリの「もののけ姫」も瀬織津姫がモデルではないかと記事を書きましたが、年老いた鹿はダイダラボッチになった。大山祇神の眷属の白い狼を連れている。そして手長足長は巨人のダイダラボッチ。おんぶした姿は蜘蛛。否、八岐大蛇。主役はサンとアシタカ。

サンは太陽神を表す。もののけ姫なのですから天照大神荒魂の瀬織津姫の性格に見れます。

アシタカとカップルになるのなら、アシタカは足長でサンは手長。

そんなところから「もののけ姫」は鹿狼山の手長伝説を土台にしているのではないかと思っちゃいますね。

何か話がシドロモドロになってまいりました。話を鹿狼山に戻します。

頂上には鹿狼山神社が鎮座している。祭神は大山祇神。そして境内社??として足尾神社が鎮座している。

足尾神社の神紋は「丸に羽団扇」。天狗と風神を示している。そして祭神は國立常命、面足命、かしこ根命。

國立常命は別天神。天地をを最初に開いた5神の1神。鹿狼山で考えると日本の地主神の祖である大山祇神を示していると思われます。

面足命。「面は顔」。「足は養育」。つなり「顔が整っている」、「美しいお顔の神」と訳せます。

漢字が出ないので「かしこ根命」と表記しましたが、その意味は「立派な男根を持つ神」となります。

つまり「美しいお顔の女神」と「立派な男根をしている男神」。これって道祖神を示しています。神紋も風神・猿田彦尊をイメージしますし。

山は霊場です。この世とあの世の境界線。だから道祖神が祀られている。

大山祇神の別名は和多志神。つまり渡神。境界線の神。アタ族が信仰していた神。

上記に書いてきた神々は道祖神。更には幸神となります。日本の本来の神。つなり手長足長が道祖神。手長が面足命で瀬織津姫。そして道祖神の女神。幸神の女神となるのではないでしょうか。

では「かしこ根命」は誰なのか。饒速日尊と考えられますが、饒速日尊は「早くに降伏した太陽神」と訳せます。本来は殺された可能性が高いので、私的には朝廷側に寄せて創造された神と考えます。

私的には長脛彦神をモデルとして饒速日尊を創造したと思えます。長脛彦神は「長い足の太陽神」と言う意味。足長に通じる名前なので。

天孫族にとって長脛彦神は日本最強の逆賊の神。その神を調伏したい。だから饒速日尊を誕生させたと考えます。



つづく。




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いわき市・車中泊の旅。【鹿狼山神社編】その4

2019年01月26日 16時46分38秒 | 旅行
続きです。そろそろ終わりたいです。

その昔、鹿狼山の頂上では老いた鹿と狼を連れた御手長様がいた。御手長様はその長い手を伸ばして海辺の貝を拾って食べていた。貝殻は鹿狼山の山麓に捨てられていた。その場は貝塚となり手長明神として祀られた。

そんな伝承が残っていますが、私は海辺と鹿狼山山麓に海人であるアタ族が暮らしていたと思っています。

では何故、二か所に分かれて暮らしていたのか。

震災を経験して実感したのですが、当時のこの地域の人々は何度も震災で大津波が来ていたことを承知していた。それは間違いないと思います。

宮城県・岩手県・福島県の海岸に鎮座する神社の大部分は大津波の被害を免れている。伊達政宗の時代にも大津波が来たのですから当然。現代人の方が津波に怠惰な気持ちだった。

そこから海で漁をして、鹿狼山山麓まで魚介類を持ってきて食べて暮らしていた。毎日海まで通っていたと考えていました。チョット無理があるなと思いながら。

でも松川浦からクルマで鹿狼山まで来ましたが、ここを歩いて移動したら日が暮れてしまいます。それだけで一日が過ぎてしまう。先ず無理です。

どちらでも暮らしていたのは間違いないと思いますが、毎日移動していたと言うのは無理。足がボロボロになっちゃう。

では何故分かれて住んでいたのか。それは手長伝説が示している。

手長は鹿狼山の頂上に座って長い手で海から拾っていた、つまり鹿狼山側のアタ族が主導していた。

鹿狼山の頂上からの景色は全てを見渡せます。私はド近眼ですが、古代の人達はかなり視力が良かった筈。視力2.0どころではない。もしかしたらアフリカ人並みに7.0だったりするかもです。

当時、地震と津波の関連は分からなかったでしょう。地震が来ても津波が来るとは限らない。でも鹿狼山の頂上にいれば、地震の後、津波が来るのが分かる。津波が来たら狼煙を上げて海側のアタ族へ知らせ、非難させる事が可能。

松川浦は津波の被害が甚大でした。宮城県でも閖上の町が津波で全滅状態。実は閖上を一望出来る山にも手長伝説が伝わっています。その山は太白山。

太白山に付いては今一分からない点が有りますが、閖上は赤貝の名産地。松川浦は蛤が有名。そして太白山の麓にも貝塚が有る。鹿狼山との共通点が多い。

閖上(ゆりあげ)の「閖(ゆり)」の字は日本中で閖上でしか使われていないそうです。観音像が閖上がったからその地名となりましたが、それって津波で閖上られた事を意味していると考えられます。それだけ昔から閖上は津波に悩まされていた。

だから鹿狼山や太白山ではアタ族が常駐していて津波を山頂で監視していた。海側のアタ族に指令していたと考えます。

勿論、津波に備えてだけではない。山頂に火を灯して灯台の役割も果たしていたと思います。また雨雲の接近も分かるでしょうから、それを狼煙等々で知らせていた。

また、福島県や宮城県はの海沿いの川は鮭が遡上する。目が良いのであれば、それも理由になるかも知れません。

それと、これはどこまで信じていいか分かりませんが、狼煙はその名の通り「狼の糞」を燃やしていたから狼煙です。垂直に煙が昇るそうなので。狼煙は中国から来ているので日本でも狼の糞を使っていたかは不明ですが、鹿狼山の名の通り、この地域は狼が多く住んでいたのは伝承からからも間違いないです。

狼と言うと森を連想しますが、狼も鹿も塩分が大好きな生き物。海の側で生息していたのです。

「送り狼」の伝承が有りますが、人の尿は塩分が強い。だから狼は人の尿を舐めたくて、付かす離れず人を追っかけてくる。それだけ塩が好き。

宮城県・福島県の海側は狼や鹿の楽園だったのは間違いないですね。


続く。







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