諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

加藤浩次の"吉本クビ"は当然だろうね。その3

2021年04月02日 11時23分28秒 | 芸能
続きです。

吉本興業の芸人・タレントの数は6000人。社員の数は868人だそうです。

かつて株式上場していましたが、芸能事務所としてはとんでもない社員数だと言えます。

芸人数6000人のうち、どれだけの者が仕事をこなしているのか。

ここは私、全然分かりませんが、多めに考えてもサラリーマン以上の収入を上げている名の知られた芸人は300名程度と考えます。残りの者はポツポツの仕事量なのでしょう。

それでも6000人の芸人・タレントを抱えているから、マネジメントする868人の社員は必要。だから利益率はそんなに良いものとは思えないですね。

さて、近年、テレビ局や通信社の収入が急激に激減しています。

何とか増益しているのはテレビ東京だけ。他は全て減益。赤字に転落した企業も出ています。

そして通信社では電通が1600億円の赤字を計上した。

電通の赤字は構造改革、つまりリストラを進めているかららしいのですが、東京オリンピックでの利益も見込めそうにないし、ユーチューブに押されてテレビはジリ貧だしで、黒字化するのは困難だと思います。

吉本新喜劇等々、劇場を所有する吉本もコロナの影響は甚大でしょう。

それに今のテレビは素人にスポットが向いている。素人ならギャランティも低くて済む。

ワイドショーでも小倉智昭が3月で去って行きましたが、テレビ局は高いギャランティのタレントを使うのは難しくなっている。とんねるずも消えたし。

だから食べ歩き、企業関連商品もの、旅行、クイズ、大食い、喉自慢、衝撃映像、そして素人もの等々、安く創れる番組だらけ。これではテレビ離れも当然。復活は有りえないと思います。

この状況で吉本興業はどの様に運営して行くのか。

やっぱり構造改革は必要。実力以上にギャランティが高い芸人は、テレビ局の方でも使いたくない。

吉本のギャラが安いと芸人はネタにしているが、吉本の構造上、それは仕方が無い事。6000人の芸人を支えているのだから。

このうち、切欠を掴んで花を咲かせる芸人はどれだけ出るのか。主戦場がテレビからユーチューブに移っている。この状況で吉本はどう運営するのか。

構造改革と言うか、大リストラや芸人のギャラの見直しは必要不可欠の様に思えます。

そう考えていた時期に闇営業の問題が生じた。吉本はかつて反社会勢力と接触して芸能界を去った芸人を出してる。

それなのに十分なギャランティを受けている芸人達が、「オレオレ詐欺」集団の闇営業を受けた。

これは私が社長でも怒り心頭になります。愛社精神など無い。目先の金しか考えていない芸人。そんな奴らを会社は支えねばならんのか。私も怒鳴りたくなるってもんです。

そこに加藤浩次が噛み付いて来た。闇芸人達は自分達の罪はさて置き、「記者会見をしたらクビにするぞ」と社長が恫喝した事を問題視した。

それで闇芸人の罪はさて置き、吉本の社長・会長を非難し、「この体制が続くのであれば、自分は吉本を辞める」と言い切った。

それで加藤浩次と吉本の経営陣は話し合い、加藤浩次の提案でエージェント契約が結ばれた。

何のためのエージェント契約なのか。これは「吉本はゴチャゴチャ言うな。ギャランティは芸人側の意向を重視する」と言うものだったと言えます。ギャランティは「加藤8、吉本2」ですので。

こんなギャラの配分では吉本の運営は不可能。

加藤は男気を示してギャラをアップさせて意気揚々としていたでしょうが、加藤に続きエージェント契約を要求する者が出たら、たまったものではない。

其れでなくても吉本は6000人の芸人達を支えてきている。売れたからって芸人の要望でギャラを決められたら、吉本の運営は困難になる。

社長は5時間にも渡る記者会見でファミリー発言をしたそうですが、それは吉本の芸人だけではなく、社員に対してもそう思っているのでしょう。吉本は芸人だけの企業ではない。社員も芸人以上に大切。

社長は記者会見で泣いたそうですが、それは闇芸人や闇芸人の側に立って会社を非難する、加藤への憎しみの涙だったと思えます。私が社長でも「何も分からんくせに勝手な事を言いやがって」と加藤を恨みます。

「8対2」のエージェント契約を許しては、その他の多くの芸人や社員が不満に思う。会社も成立しない。

今まで育てて来たのに花が開いて8対2のエージェント契約されては、たまったものではない。

私が社長ならテレビ局に迷惑がかからない時期を見計らって、エージェント契約している者を全て吉本から排除します。そうしないと会社が統制できない。

加藤のエージェント契約の解除は至極当然。会社の為にせねばならない必要不可欠事なものだったと思います。

加藤はエージェント契約の解除に面食らっていたみたいですが、吉本に育てられなければ今の立場に付けたのか考えるべきだったと思います。加藤の後釜はいくらでもいますから。


ではでは。




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加藤浩次の"吉本クビ"は当然だろうね。その2

2021年04月01日 10時01分46秒 | 芸能
続きです。

お笑いの才能はどう開花するのか。それは教科書通りにはいかない。

地元仙台出身のサンドウイッチマンですが、私、彼等の漫才が不快でした。伊達がヤクザに見えて。

ガラが悪い伊達が恫喝まがいの大声を上げる。恫喝のマシンガン。不快。イライラする。彼等の姿を見たら、直にチャンネルを変えてました。だから最後まで彼等の漫才なんて見た事なかったのです。

そして暫く時間が経ち、彼等の漫才を見た。伊達の恫喝はそのままだったが、恫喝に間を入れるようになった。その間で素の伊達が見れた。「何だコイツ、イイ奴だったんじゃないか」と思えた。

伊達は物真似が上手い。その上手さに騙された。今までの恫喝は演技。その演技力が素晴らしかった。だから私は伊達の本質を見破れなかった。元からヤクザと思い込んでしまった。悪だと思った。

漫才はやっぱり人間性だと思う。本当はイイ奴の伊達が無理して悪のヤクザを演じる。間で素の伊達を知る。無理してヤクザを必死に演じる伊達が微笑ましい。面白い。

その間でサンドウイッチマンの笑いが回るようになった。

彼らが人気になり好感度が上がったのは、伊達が間の取り方を覚えたからだと私は思います。

彼等は仙台のテレビ局で「ぼんやりーぬTV」と言う冠番組を持っているが、町歩きで人に声を掛けられるのは圧倒的に伊達の方。

漫才は演技だけでは駄目。間が大事。そして人柄。やっぱり性格が悪い奴は、何れ化けの皮が剥がれる。

勿論、人気にはバロメーターがあり、誰にだって停滞期はありますが、彼等のお笑いが廃れる事はないでしょう。本当に彼等は良い芸人になったと思います
ね。

最近、多くの芸人が不祥事を起こして事務所をクビになっているが、やはり人間性に問題があったからだと言える。化けの皮が剥がれたのだ。

持ち前の口八丁手八丁で乗り切ってきたが、性格なんてそう変わるものではない。悪質さが分かってしまうと、もうテレビには戻れない。こう言った淘汰は当然だと思います。

さて、吉本興業に戻りますが、吉本興業に所属しているタレントはどれだけ入るのか。

私、全然知らなかったのですが、驚く事に6000人を超えているそうです。とんでもない数です。

私、吉本興業の芸人やタレントなんて100人、否、50人も知りませんが、吉本興業にある一定の利益を齎しているタレント・芸人も精々100人程度なのだと考えます。

其れなのに6000人もいる。当然、6000人に仕事の有無関係なしてギャランティは払えない。この6000人は芸以外で収入を得なければやっていけない。それは当然だと思います。

っとは言え、バイトであっても反社会勢力とつるんでは駄目。反社会勢力は日本の害虫。人を騙し、人に迷惑をかけで生きている。善良な人にたかって血を啜る蛭。

そんな奴らも見破れずに、彼等の為に芸を披露する。それは今の時代、芸人として許されないと思います。


続く。


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加藤浩次の"吉本クビ"は当然だろうね。その1

2021年03月31日 07時26分13秒 | 芸能
正確にはエージェント契約解除なんですがね。

まっ、私が吉本の社長でもこの段階で契約は解除します。会社を守る為に。

私、今から26年ほど前、吉本興業と一緒に仕事をしていました。詳しくは申しませんが、吉本興業が2億円ほど出資したタブロイド紙で働いていたのです。半年ほどで廃刊になっちゃいましたが・・・・。

吉本興業としては東京進出の足がかかりと言うか、吉本天然素材の売り込みの為の媒体と考えていたようです。

でも、漫才のお笑いを活字で表現するのは土台無理な話。常識でしょ、お笑いは間が大事。活字じゃ間は表現出来ないでしょ。そんなのも分からないのか。吉本ってお笑いを理解していないのではと当時の私は思いました。

ナインティナインのヘアヌード写真を大きく載せたり、漫才を活字で起こしたりしていましたが、全然話題にも上らなかった。吉本興業は2億円、無駄にしちゃいましたね。

因みに吉本から出向していた奴は私よりも3歳くらい年下だったのですが、まさかと思うのだけど、今の副社長副社長に似ているんだよね。違うと思うのだけど、年齢的にはあってるし、どうなのだろ。今となってはどうでも良いけど。

さて、加藤浩次の「加藤の乱」に付いてです。

その前にちょっと姓名判断で「浩次」の意味を説明しときます。

格数は17画。トラブルは大変多いですが、芸能人としては人気を集める吉数と言えます。問題は「浩次」の本来の意味です。

「浩」の意味は「心が満たされるような豊かな水」と言う意味なのですが、象形文字で訳すと「川(水)、捕らえられた牛、口」となります。

つまり「飼われている牛の口と川の流れ」。もっと分かりやすくすると「飼牛がモウモウ鳴いて煩い」と捉える事が出来ます。

そして「次」。象形文字では「死にそうになって、寄りかかっている人」の意味です。死にそうだから「次に死ぬ人」から現在の「次」の意味に変化しました。

合わせると「飼牛がモウモウ鳴いて死にそう」と言う意味にとれます。。分かり易く言うと「口は禍の元」と言いますか、「余計な事をしゃべって死にそうな人」の意味合いがあります。うーん、その通りになりそうですね。

序でに「加藤」に付いても述べておきます。加藤は「加賀の藤原氏」なのですが、「藤」は蔦が絡まっている。つまり「絡まりに加わる」。「争いに加わる」意味合いとなります。私も本来は加藤なのですが、加藤さんは喧嘩っ早いと言うか、悪い意味で正義感の強い人が多いと思います。

加藤浩次の今回の騒動。全て名前が示していたと感じます。

「加藤の乱」の原因は吉本芸人が闇営業に手を出していた。その営業で暴力団組織、犯罪組織等々、反社会組織を相手にしていた事です。

闇営業は業務違反だし脱税行為でもあります。それなのに闇営業でリーダー格の芸人は、金は貰っていないと嘘を付いた。実際は100万円貰っていたのに。

それを社長のモアハラで自分の罪を軽減しようとした。「社長が記者会見をすると全員クビにすると言われた」とお涙チョウダイで誤魔化そうとした。ドサクサに紛れて社長のせいにして乗り切ろうとした。あれは悪質でした。

私はこの芸人はもう見たくない。不倫騒動もオフホワイトで乗り切ろうとした。反省なんてしていない。ばれてしまった。運が悪かったとしか思っていないのではないのでしょうか。

話を変えます。

お笑い芸人は学歴が通用しない世界です。学歴で採用する訳には行かない。だから多くを採用してふるいにかける。ある程度の実力を示した者に吉本は社運をかける。

それが吉本興業の方針の様に思えます。


続く。

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