諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

太宰治と三島由紀夫。そして芥川龍之介。それぞれの感情。その4

2019年04月29日 08時40分49秒 | 読書
大家関係の人で、私が考えている商談を聞き出して横取りしようとした人がいました。油断した。声と人相からして悪質な感じがしたが、まんまと乗せられた。

忘れていた。仙台人の人の悪さを。色々問題が起こりそうだ。憂鬱。どうも私はお金お金している人が苦手。人生、お金よりも命だと思っているし。

久々に精神状態が悪い。デパスを飲んでいる。

背中と腰の痛みで寝たきりとなり、89キロまで太ったが、今回の事で食が進まず85キロに戻った。もう少し欝が続くだろうから、80キロを目指そうかな。私の得意の欝ダイエットで。


さてさて、難しいお題を選んじゃいました。人の心なんて分からないのにこんな記事書いてどうしたもんだか。大変後悔しております。しょうがないですが続きです。

太宰治と三島由紀夫を一度だけ会った事があるみたいです。太宰治が絶頂期の37歳、三島由紀夫は在学中の21歳。一応、文壇デビューはしていた時です。

会は太宰治を慕う作家志望の者達が多数集まっていた。三島由紀夫は予てから太宰治を批判していたから、仲間が面白そうだからと三島を連れて行ったみたいです。

三島が太宰の文学を嫌っていたのは、文壇意識、自己戯画化、そして野心だったみたいです。

実は私も野心を持った人間は苦手です。それと文壇意識と言うのは、「自分は大作家だ」と誇張する感覚を指しているのでしょうか。人間、誰しも少なからずその感情があると思いますが、私もそう言う人は苦手です。

そして自己戯画化。これ、私もよくしますね。私のブログでも人を小バカにして、皮肉たっぷりに書いたりもしています。うーん、私は太宰治と似た点があるのかも。

でも、それって三島由紀夫もそんな性質だったのでは・・・・。

太宰治は憧れていた芥川龍之介の姓を冠した芥川賞が欲しい。三島由紀夫をノーベル平和賞に格別な思いを持っていた。そして二人とも生と死が文学のテーマだった。私はこの二人、似ていると思います。

そして二人ともゲイの心が多分に有している。太宰治にゲイの心を感じ取った三島は、太宰に妙な感情を覚えた。

ゲイって人それぞれです。性器を切っちゃって完全に女性にならなければ気が済まない者。男の姿、そのままでいる者。

どちらにしても恋愛対象は同性。その心情はどう言うものなのだろうか。

戦国時代、男は女を愛す。男の中の男は男を愛すと言う風潮がありました。織田信長に愛された前田利家は他の者に羨望の目で見られていた。

時代は過ぎ、昭和と成るとゲイは変態的に思われるようになった。その心をひた隠すにするようになった。

そしてゲイである三島由紀夫は太宰治に同じゲイの匂いを感じた。そこから太宰治に興味と嫌悪感を覚えたのではないでしょうか。

さて、太宰治はちやほやしてくれる後輩に囲まれて上機嫌で酒を飲み、ヘベレケに成っていた。その太宰に向かって三島はこう言った。「僕は太宰さんの文学が嫌いなんです」と。


続く。







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太宰治と三島由紀夫。そして芥川龍之介。それぞれの感情。その3

2019年04月23日 14時50分28秒 | 読書
続きです。

太宰治の芥川龍之介に対する憧れ。これは恋に近いかも。

男にだって女性ホルモンがあります。歳を取るにつれて男女のホルモンバランスが逆転します。男女共にそれぞれのホルモンが減少するのです。

うーん、何と言うかそのう、説明が難しいなぁへー。うーん、言い辛いのですが、女性は女性ホルモンが減って男性化する。男は男性ホルモンが減って女性化する。

60歳頃になると、男の方が女性ホルモンが高く女性の方が低くなる。

もう、ハッキリ言っちゃいます。男女が逆転してしまうのです。

だからそのう、立派なおばさんになってしまった人は下品に成ってしまったりします。これっ、しょうがないのです。ホルモンの関係上、男性ホルモンの方が比重が高くなるのですから。

逆に50代の男は女々しくなる。私の世代の男の自殺が目立つのは、やっぱり女々しくなっているのも一因だと思います。

脱線してしまいました。この話は止めておきます。

太宰治の「芥川龍之介LOVE」に喰らい付いた男がいた。三島由紀夫。本名・平岡公威。

三島由紀夫は何故か祖母の「平岡なつ(旧姓・永井なつ)」に育てられる。「二階で赤ん坊を育てるのは危険」だとして両親から取り上げて。

「平岡なつ」は坐骨神経痛を患い、ヒステリックな性格だったらしい。そして公威を何故か女性的に教育する。

公威は20歳まで女の子の様な言葉遣いだったらしい。男の子の遊びを禁じ、女の子の遊びだけを許した。これは何を意味しているのだろうか。

この件を説明するのは大変難しいですが、私が予てから申し上げている「人殺しの家系」の事を、平岡なつは知っていたのではないかと思います。

「人殺しの家系」とは「親の因果が子に報い」と言う事なのですが、兎に角、長男に災いが降りかかるのです。夭逝してしまうケースが多い。

だから平岡なつは公威を女の子として成人まで育てた。親から取り上げて公威を育てた理由は、何としても公威を生かしてやりたかった。だから20歳まで育て上げたのではないかと考えます。こんな風に考えるのは、私位だと思いますけど。

その弊害として平岡公威は女性的な心も育ってしまった。猛る男の心と素直な女性の心を持ち合わせた進化した人間に育成された。

平岡公威は6歳の頃には俳句も詠めるし、詩も書けるようになったそうです。そして余りの出来栄えから盗作を疑われた。

こう言うのは元々才能が有ったからなのでしょうけど、やはり男と女の心、若しくは頭脳を持ち合わせるからこその様に私は思います。確かに彼は天才でしょうから。

しかし、平岡公威、後の三島由紀夫は其の女の心に嫌悪した。だから自衛隊に体験入隊したり、ボディビルで身体を鍛えていたのかも知れません。自分の男の心を増強し、女の心を追い出す為に。

しかし、それは不可能だった。自分はどの様に生きていったら良いのか。

その一つの答えは三輪明宏の様な気がします。彼の様に美しくなりたい。女性よりも美しい存在になりたい。しかし、それは自分は無理。だからボディビルで男の肉体を強化したのではないか。

かつて三島由紀夫と親交があった実業家で作家の邱永漢は、「三島由紀夫は自分の肉体が衰えるのが耐えられないから自決した」と言ってましたが、確かに鍛えられた肉体で男を認識していたとしたら、老化する身体に我慢がならないのは確かだと思えます。

自分の心の女性の部分と闘う為には、男として鍛え強化した肉体が不可欠。それが老化で失われたら、自分は耐えられるだろうか。

歳を取ると男の男性ホルモンは低下する。女性化していく。女々しくなっていく。男を維持出来なくなる。それに恐怖した。

老化する前に、男としてピークの今、自決すべきではないか。

三島由紀夫は息子を溺愛していたらしいが、それなら子供の為に思い止まるのではないか。

ここの部分は流石に分かりませんね。私は独り者。私には分からないです。


続く。

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太宰治と三島由紀夫。そして芥川龍之介。それぞれの感情。その2

2019年04月19日 17時23分01秒 | 読書
知らなかったのですが、gooブログがリニューアルされて「早く続きを」のボタンが設定されたみたいですね。期待されて嬉しいですが、期待される事に慣れていない人生を送って来た私。ちょっとプレッシャー。そんなに期待せず読んでください。痴れ者ですから。

それでは続きです。

太宰治は芥川龍之介が好きだった。そこで疑問を感じました。太宰治と言う名前に。

太宰治の本名は「津島修治」。津島姓に付いては以前「エミシの心と安東水軍」と題して書きましたが、元々は対馬の出。だから「津島」なのです。

蒙古襲来の時、津軽の安東水軍が交流があった壱岐と対馬に援軍に行った。そして島民を救出し津軽へ連れ帰った。つまり太宰治こと津島修治は対馬の血が流れている。それが芥川龍之介とどう関連するのか。

私は何事も姓名判断と言うか、文字の本来の意味が気になってしょうがない性質なのですが、普通、「太宰治」と言うペンネームを考えるものだろうかと疑問でした。

「太宰治」。何で「太宰」なのか。「治」は理解できる。本名は「修治」。「治」だけを残したと考えられる。でも何故「治」を残したのか。

太宰治はその名前の由来について詳しくは語っていないみたいです。でも芥川龍之介が好きだった。それを加味して考えれば、答えが出ると思いました。

出ました。太宰治の名前と芥川龍之介の関連が。勿論、私の解釈ですが。

「太宰」と言えば「太宰府」です。太宰治の「太宰」は「太宰府」から採ったのは間違いないでしょう。

では、何故「太宰」を姓としたのか。

一つは対馬の血が流れているからでしょう。蒙古襲来の時、蒙古と対峙した日本の拠点は太宰府でしたから。

太宰治は知っていたと思います。自分に対馬の血が流れている事を。

安東水軍に助けられた。だから青森県に生まれた。

太宰府も蒙古と戦ってくれた。その感謝と親しみを込めて「太宰」と称したのではないか。

それに「芥川龍之介」が加わります。芥川龍之介も太宰府に関連がある。

「芥川龍之介」。本名です。名前を直訳すると「ゴミだらけの川に住む龍を助ける」となるでしょうか。かなり悪い名前です。

でも本来なら「新原」姓だったのです。父親が「新原」でしたから。

しかし、父親が幼少時に亡くなった。妹も亡くなった。母親は精神に異常をきたした。それで母の兄の養子になり、「芥川」姓を名乗った。

この「新原」姓ですが福岡県が発祥。つまり太宰府です。この事、芥川龍之介が大好きな太宰治は知っていたのではないでしょうか。芥川龍之介が大好きだから、太宰を名乗ったのではないでしょうか。

そして「治」。「修治」の本名から「治」だけを残した。それは何故か。

「治」は「水」と「台」です。元々は「川の氾濫を台に乗って監視する」との意味です。それが「川を治める」意味合いから発展して、今の「支配する」的な意味となった。


そこから考えると「太宰治」は「太宰府の川を監視する」と訳せる。

「芥川龍之介」の血筋は太宰府の出。そして「芥川」。つまり「太宰治」は芥川龍之介が好き過ぎて、「芥川龍之介を監視する、見続ける」との意味合いから「太宰治」を名乗ったのではないか(少々苦しいけど)。

こんな事を考えるのは私位だと思いますが、好きだからこそ「太宰治」の名前に辿り着いたと考えます。

勿論、断言はしません。名前に左右される人生を送っている私故の考えですから。


続く。





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太宰治と三島由紀夫。そして芥川龍之介。それぞれの感情。その1

2019年04月18日 12時08分57秒 | 読書
読書のカテゴリーで書いちゃいますが、私、彼らの本はあえて読んでいません。

私は意外と人に感化されてしまうのです。だから自殺した作家が怖い。私を洗脳するのではないか。私を死に導くのではないかと思って。

それは今回置いときます。前回、「私が新紙幣の人物を選ぶとしたらら・・・・。」と題して記事を書きました。

そこで気が付きました。太宰治と芥川龍之介の顔が似ている。髪型がほぼ同じ。二人とも顎に手をやる写真を見かける。これは何かある。

気になったら調べたくなるのが私の性。調べました。分かりました、その理由が。

何と太宰治は芥川龍之介が大好きだったのですね。知らなかった。

でも姿やポーズまでマネするかな。憧れていたのは分かるけど、良い歳してそんな事をするのかな。

当時、彼らはジャニーズアイドル並に女性に人気があった筈。あの髪型とあのポーズは女性に受ける為にしていた。芥川がモテるから俺もやってみようと太宰が真似ていたのか。チョット疑問。もしかして太宰治はゲイではないのか。何となくゲイっぱい顔をしてるし。

私はバリーマニロウが好きなのですが、バリーの音楽は普通じゃ有り得ないと思っています。こんな天才いるのかと。

そして私は薄々気が付いていました。バリーはゲイだと。ゲイだから男の感情も女の感情も分かる。理解している。だから的確にヒット曲を生み出せる。ゲイは天才。ゲイだからそれが出来るのだと。

今、テレビで人気のマツコ・デラックスもそうですが、頭の回転が速い。人への伝達力が優れている。人を魅了し洗脳する雰囲気がある。

彼(彼女?)も間違いなく天才。男と女の感覚を備えている。だから説得力がある。それは究極の人間。それは人としての進化。ニュータイプなのではないだろうか。

他にゲイとしてでテレビに出ている人も長年活躍している人が多い。芸能界で長く生きるって才能が絶対必要。それはゲイだから出来る芸当ではないか。

そう考えると太宰治もゲイなのでは。ゲイだから芥川龍之介が好きなのではないか。

否,それだけではない。三島由紀夫は勿論、川端康成もゲイだったのではないか。

ゲイだから皆、あれだけの名作を残せた。そしてゲイだから悩み苦しみ、死を選んだのではないか。


つづく。




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私が新紙幣の人物を選ぶとしたら・・・・。

2019年04月16日 19時54分06秒 | 政治・経済
前回、新紙幣刷新の記事を書いて少々批判されてしまいました。メディアでも批判している者がいるみたいです。それではと言う事で、また付随して書きたいと思います。

さて、2024年に予定されている新札のデザインが悪いとメディアで非難しているのは、社会学者の古内憲寿です。

「ダサイ、これは酷いでしょ、これってありえます? 退化してますよ、今のものよりも」とか言っているらしいです。この人も何も分かって無いなぁー。お金を使う側の心情が。

この人、リッチなのか。お金に苦労した事がないのか。

そんなのは分からないですが、私的には新円のデザイン、人物に付いては「よく考えたな」と思いました。及第点は十分クリアしていると思います。

私はお金は流通させてこそ意味があると考えます。勿論、簡単に偽造されてはダメです。その点には注力して欲しい。それは絶対。

次に手軽に使えると言うが、金離れが良いデザインにして欲しい。変に芸術作品みたいにして欲しくはない。それだけは止めて欲しいと思ってました。

その点は今回発表されたデザインは合格です。これで良いのです。

もし、お札が素晴らしいデザインだったら、勿体なくなって使いたくなくなりませんか。私はダメですね。ケチに拍車がかかってしまいます。

お金は美術品じゃないのです。そっけないデザインが一番良い。私、新札のデザインももっと安っぽくしても良いと思います。お金は使ってなんぼですから。

肖像画は渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎に変わる。私的には渋沢栄一は日本をここまで発展させた第一人者だと考えますので、少々偉過ぎると思います。もうちょっと下の人で良いのではと考えます。

例えば・・・うーん、田中角栄は捕まっているから不味いか。誰が良いかな。うーん、難しいな。

軽い感じの人が良いな。あり得ないけど、ビートたけし、タモリ、さんまのお笑いBIG3とか。

何かお金を使うのが楽しくなる感じで、良いんじゃないかな。お金を使う度に笑いが込み上げてくるので。それで景気が良くなったりして。

でも、生きている人間を紙幣の肖像画に使うのは不味い。誰か他に良い人はいないか。

そこで捻くれている私が頭をチョット捻ってみました。いました、適任の3人が。

それは三島由紀夫、太宰治、芥川龍之介の三人です。三島が1万円、太宰は5千円、芥川か千円でどうでしょう。それとも歳の順で芥川、太宰、三島かな。

それにしても太宰治と芥川龍之介ってチョット顔が似ている。これは不味いかな。だったらどうしよう。どちらかを川端康成に変更しようかな。

太宰治は三島由紀夫が市ヶ谷の陸上自衛隊本部で自決してから言動がおかしくなったらしいので、1万円の三島の次の5千円札にしたい。何かしらのリスペクトがあったと思うので。

千円は川端康成にするか。そして出るか出ないか分からん、流通量が少ない2千円札は芥川龍之介でどうだろう。

この4人が世を憂いでいる暗い表情の肖像画でお札にする。自殺した4人がお札になると、持っていて縁起が悪そうで金払いが良くなるのではないか。

否、この4人だと世の中が暗くなり過ぎて益々景気が悪くなるか。

でも日本の将来を憂いていた三島は外したくないな。日本国民の愛国心を盛り立てる為にも。

それにこの4人がお札になったら供養にもなると思う。死を選ばなければならなかった4人も喜ぶと思う。私的にはそうしたい。

まっ、実現する訳はないでしょうけど。


ではでは。











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