私、好きな食べ物は「おにぎり」です。
不思議ですよね、「おにぎり」って。自分で作るとそんなに美味しくは感じないけど、他人が作ると美味しく感じる。
其れと寿司ですね。寿司を安く目いっぱい食べたいと思い、多くの刺身を買ってきて自分で握り寿司を作ったことがあるのですが、全然美味しくない。自分で握ったおにぎりより不味い。酢飯はマズマズだったのに。
私の握り方が下手なのでしょうが、それだけではない気がする。
知りたがり屋の私ですからね、聞いてみました。知っている寿司屋の大将に。
「自分で握る寿司って全然美味しくないのですが、これって腕が悪いのが一番の原因でしようが、それだけでは無く自分で作るからではないですか。もしかしたらお寿司屋さんも、自分で握った寿司は美味しく感じられないのではないですか」と、大変失礼な質問をしたのです。
そしたら大将は言いました。「何故か自分で握った寿司を自分で食べると、美味しく感じられないと」。
そのお寿司屋さんが握ったお寿司は美味しいのです。私が保証します。
でも、そのお寿司屋さんも自分で握ったお寿司を自分で食べると、何故か美味しく感じられないと言っている。
これは腕が良い悪いだけの問題じゃないそうです。
寿司は自分で握ると間違いなく美味しくない。だから自宅で握り寿司を作る人が少ない。家庭では精々、巻き寿司止まり。
大将も理由がハッキリと分からないが、もしかしたら自分で握った寿司を自分で食べると、気持ち悪く感じるのではないかと言ってました。
その話を聞いて私も納得しました。寿司とはそう言う食べ物。食べる人への心配りが味を決める料理である。自分では作れない特殊な料理であると。
私、家で料理を作りますが、スパゲティなんかはお店では食べないです。自分で十分美味しい味が出せますので。
冷やし中華やソース焼きそば、五目焼きそばも頼みません。これも十分美味しく出来る。うどんもそう。
蕎麦は市販の二八蕎麦なら及第点は付けられます。
ラーメンも出汁を取ったりして作ります。時には鯛のアラを出汁にしたりして。
野菜から出汁が出る味噌ラーメンはマズマズの味を出せますが、しょうゆラーメンは難しいです。野菜出汁で誤魔化せないので。
化学調味料とラードを入れてプロの味に似せることは出来ますが、お店の味には遠く及ばないです。
それとカレーもお店では頼まなくなりました。
私は玉ネギと豚肉、そして缶詰のマッシュルームだけのカレーを作るのですが、これはプロの味に迫っています。ルーに数種のスパイスを加えて作ります。出汁はチャツネと大量の玉ネギ。これで十分。もう、店で食べる必要は無いです。
ってなことを書いちゃいましたけど、今は料理を作るのはセーブしています。色々調べて分かったのですが、御飯や麺類などの炭水化物を食べると体調が悪くなるのです。
炭水化物は糖尿病だけではなく、鬱病の大敵です。日本人は炭水化物を食べるのは向いていないのです。
私、御飯や麺類の炭水化物を食べると疲れやすくなります。体調が悪化し、気力も失せます。
糖尿病なので血糖値が問題なのかも知れませんが、それに合わせて鬱状態になります。
それで食後は糖尿病、高血圧、抗うつ薬を飲んでいます。薬を飲まなければ食事が出来ないって、本当にバカげているし残酷でもあります。
案外知られてないですが、江戸時代は御飯と言えばお粥を更に薄くした汁状にして食べていました。御飯を普通に食べれるようになったのは、戦後から暫く経ってからです。
日本人が普通に御飯を食べれるようになったのは、歴史的に見れば割と最近なのです。
日本人は御飯やパンなど炭水化物を摂取するのには遺伝子的に向いていない。粗食対応型の人間が日本人です。御飯を普通に食べていたら、普通に糖尿病になっちゃいます。
御飯の糖分は凄いのです。お茶碗一杯150gの御飯だとすると、15個分の角砂糖と同量の糖分が入っています。一回の食事に角砂糖15個も食べていれば、そりゃ糖尿病にもなりますよ。
話、変わっちゃいましたけど、御飯は美味しいから食べ過ぎます。お寿司もオニギリもいくらでも食べれます。食べないと禁断症状が生じる。
御飯は毒。そう思って食べるのを避けていますけど、そんな人生、味気ないですね。
でもね、糖尿病はサイレントキラー。身体は痛みで警告してくれない。気が付いたらインシュリン注射からの透析、失明、そして足切断となります。すげぇー怖い病気なのです。
出だしの話を途中で変更してしまいましたが、私は食を語ってはいけない。
実は最近、糖尿病食を考案しました。そして糖尿病にも鬱病にも聞くスパイスを採っています。
実はその糖尿病食とそのスパイスで、空腹時の血糖値が108まで下がりました。私的には薬よりも効果があると思っています。
でも、問題点はありますが。
取り敢えず、何れ機会があったら書きたいと思います。
ではでは。