続きです。話を夢に戻します。
場所はとあるホテルのレストラン。私はKさんと一緒にいます。会社を辞める相談をしています。しかし、答えが出ない。どうしたらよいのだろう。
「いくら考えても答えが出ない。もう発狂しそう。苦しい」。そんな思いを胸にふと窓辺を見たら海が見えます。このホテルは海の側に建っていました。そしてグレーの集団が迫って来た。鯨です。鯨の集団が迫ってきたのです。
鯨の集団は30頭程でしょうか。中央には一番大きなマッコウクジラが。そして回りは蝉鯨なのでしょうか。マッコウクジラより少々小さめのヒゲ鯨が囲っています。その集団が私に迫ってくる。ぶつかる・・・・・・・・・・っと思った瞬間、目が覚めました。これは何を意味しているのでしょうか。
海は透き通るコバルトブルーです。大変綺麗でした。私は精神が弱いので緑色と青が好きです。心が落ち着くのです。だからこの海の鯨達には恐怖を感じませんでした。
私、海外には行った事がありません。日本の海しか知りません。そして私が今まで見た海で一番綺麗だと思うのが牡鹿半島の海。金華山の海です。そして鯨が出て来た。
牡鹿半島のほぼ先端に鮎川港があります。鮎川は昔から日本有数の捕鯨の町でした。金華山沖には多くの鯨が群泳しているそうです。あの鯨達は金華山の鯨達なのかも。
その鯨達が私に迫って来た。私は悪い感じはしなかった。これはどう言う事なんでしょう。
私は今月、牡鹿半島に行く予定だった。クルマのセルモーターが何故か故障して行けなかった。そして鯨の大群が迫ってくる夢。
鯨漁師は弁才天を信仰しています。そして浜に打ち揚げられた鯨、そして人間の遺体は恵比寿様と言われている。
金華山は日本三大弁才天信仰の地。そして金華山の裏参道には恵比寿様である事代主を祀る濱神社がある。つまり夢に出て来た鯨の大群は金華山の神々の使いなのではないだろうか。
そこに私の心情を組み合わせると金華山の神々に許された。もしくは許して貰えたら良いなぁーと言う気持ちがそんな夢を見させたのかも知れないですね。
あっ、レストランにいたKさん、東京で編集記者をしたいと言う気持ち、そして白石美帆さんと一緒に宮城県に帰りたいとと言う夢での気持ちに付いては察しが付いています。
Kさんは私の意見を聞かずに失敗し去っていった。東京での編集記者の仕事は限界を感じ仙台に戻ってきてしまった。そして白石美帆さんの場合はモデルが存在します。私、諦めてしまいました。つまり全部失ったものなのです。
その失ったものが鯨の大群が掻き消した。それは「何時までも後ろ向きな人生を歩むな。全てを忘れて前進しろ」と言う神の暗示。私としては珍しく前向きになる夢かなと思えるのです。
そう言う事で夢占いを調べました。やっぱり鯨の夢は将来への希望や幸運が運ばれてくる吉兆の様です。コツコツと地道に努力した結果が実を結ぶ。
鯨が群れて水中を泳ぐ姿は恋人・友人・家族の絆が深まる。新しい出会いがある。目の前に大いなるチャンスが到来する。仕事でも成功するとの事です。
うーん、全然努力してこなかったから何も実を結ばないと思うし、先日、伯母が亡くなって親は実家に帰っているのに絆が深まるのだろうか。恋人どころか友人も少ないし。仕事も難関に遮られているし・・・・・・・・・。
逆に鯨が迫ってくる夢は難関が迫っている事を意味してますが、難関は生まれた時からだし今更困難もないだろうと思います。
それに鯨の群れがこちらに泳いで来ても悪い感じはしなかった。綺麗な海の夢は幸運を示しているそうだから、やっぱり吉夢だと思います。
前回見た「原町無線塔」の夢はちょっとダークな感じでしたが、今回は爽やか。うーん、やっぱり吉夢だ。間違いない。
そう思って仕事を頑張りましょうかね。
ではでは。