ユーチューブを観ていますと、ホ〇エ〇ンが嬉しそうな顔をして「楽天モバイルの経営がヤバイヨ、ヤバイヨ」言ってます。
その気持ち、分かります。
楽天がいなかったら仙台にラ〇ブドアの球団を持っていたかもしれない。テレビ局等の買収に成功していたかも知れない。
もしかしたら警察に捕まることも無かったかも知れない。刑務所に入らなかったかも知れない。自分が創ったラ〇ブドアを退部ドアすることも無かったかも知れない。
いるんですよねぇー、世の中には天敵と言うヤツが。
私だって「アイッさえいなければ今頃・・・・」と言うヤツがいます。こればっかりはどうしようもない。運と言うやつです。
私は鬱病ではありますが、大抵の鬱病の原因は運の無さ、運の悪さです。
幸運な人生を歩めば鬱病にはならない。幸せを齎す者が近くにいれば鬱病にはならない。お金があれば鬱病にならない。
悪運を撒き散らす者が近寄ると幸せが覆される。全ての希望が消える。そして鬱病になる。
勿論、自分の能力不足、知識不足、努力不足もその原因とはなりますが、やっぱり一番の原因は運の悪さだと私は思います。
ホ〇エ〇ンも懲役刑を食らって鬱になったそうですが、それでも人よりも幸せな人生を歩んでいる。鬱も克服したと思います。
さて、楽天です。禿鷹ファンドの餌食になるとか、倒産するとか言われてます。
楽天も付いていない部分はあります。
菅元首相が「携帯電話の通話料が高過ぎる。もっと安くしろ」と言っちゃいましたからね。それで大手三社が通信料の格安プランを発表した。安かった楽天モバイルのイニシアチブが無くなった。
楽天モバイルの携帯電話のシェアは現在、モバイル事業大手三位であるソフトバンクの10分の1程度とされていますが、菅元首相の発言が無かったら今の三倍の規模には達していたかも知れません。
儲けはまだ出ていないと思いますが、何れは黒字化する可能性は考えられた。今は非常に難しい。
私が社長の三木谷だったらどうするか。正直、凡人の私では万策が付きました。
「NTTドコモが憎い。auが憎い。ソフトバンクが憎い。そして菅元首相が憎い」と遺書を書いて、身体にダイナマイトを巻き付けて国会議事堂前で爆死する・・・・・・って事はしませんが、全ての経営から撤退し誰も知らない街で一人で住み、図書館で死ぬまで読書三昧で暮らすでしょうね。
どうせ人間、寿命がある訳です。お金を増やしたところで、地獄には持って行けませんからね。
楽天は二年連続での赤字で、その負債は5000億円を超えているそうです。
順調な経営の楽天トラベル、楽天市場、楽天証券の利益も消し飛ぶほどの赤字が楽天モバイルから出ている。
私が初めて携帯電話を持ったのは約3年前ですが、これ以上日本では携帯電話の増加は見込めない。それどころか人口は減っている。大手三社の経営は盤石。楽天のモバイル事業への参入は最初から無理だったと思えます。
三木谷は付いている男だったから、自分なら何でも出来ると思ったのでしょうが、自分の器を超えた事業をしてしまった。
仮にあの時、ホリエモンに負けていたら、今のような状況に陥らなかったのでは。負けを学習し、盤石な経営で手堅く儲けていたのではないかと思えます。
さて、今後の楽天はどうなるか。
楽天証券等の子会社を上場させて資金調達しても超金食い虫の楽天モバイルがある限り、経営は軌道には乗らないでしょう。
本当かどうかは未確認ですが、利回り10%、12%とかの社債や割引債を発行していると聞いています。
そんな高利回りの社債を出していると言う事は、競輪選手を超えた自転車操業をしている訳です。続けていたら何れ心臓が破裂しちゃいます。限界を超えていますよ。
唯一の希望は来年あたり導入が検討されているプラチナバンドの開始ですが、大手三社がどう動くかです。ここ1年が正念場ですね。
三木谷は社員に対し「縁故でも何でも新規楽天モバイルの加入者を社員一人当たり5名集めろ」と言ったと聞いていますが、その発言には企業の末期を感じます。
仮にプラチナバンドに参入してもNTTドコモやauは豊富な財力を持っています。楽天潰しを敢行する筈です。難しい経営になるのには変わらない。
だからと言って中国に楽天グループを売るのは止めて欲しいです。楽天モバイルユーザーのデーターが中国にダダ漏れになります。大変迷惑です。
破綻するのであれば花火の様に高く夜空を駆け上り、奇麗に散って貰いたいですね。
その時は私、「よっ、楽天屋ぁー、三木谷屋ぁー」と大声で叫んであげますからね。
ではでは。