何れお話していと思っていますが、鬼渡神は地震、津波、台風等々の自然災害の神であり、境界線の神、水神、そして疱瘡神でもあります。あまり言いたくは無かったのですが、禍の神であると言えます。
っとは言っても、神道は受代苦です。人に代わって実際に行動し罪を犯し罰を受ける。それが神道の神々の特徴。人間が犯す罪を神が受けてくれる訳ですから、悪神はいません。全ての神々は尊いのです。
っと思いたいのですが、多くの神社を参拝して、この神社は神々が怒っていると感じる社も確実に存在します。
その様に感じられるのは、やはり管理が行き届いていない廃れた神社ですね。
誰も人が参拝しなくなり、神々が快く鎮座出来ていない。荒ぶれている。こう言う神社は「触らぬ神に祟り無し」と言えます。
実は大変メジャーで正月等々、参拝客でごった返している神社でも「神様がお怒りになっている」と感じる事があります。
参拝客が欲の塊となって社に賽銭を投げ付け、欲のままに願いを言い放つ。そんな風景を見ますと、社の中の御神体が黒いオーラを纏い渦巻く感覚を感じた事があります。
礼儀を重んじない参拝は、神様に喧嘩を売りに行っているのと同じ。そんな参拝しか出来ないのなら、行かない方が断然良いです。
それと、これは全ての神社に言えると思いますが、夕方以降の参拝は慎んだ方が良いでしょう。
私も何度か感じましたが、夕方以降は霊体が集う時間帯と言えます。神社は霊場。当然、霊体も集まってくる。何と言いますか、夜間は結界が弱まっている感じがします。
だから参拝時間は朝の午前中が理想。遅くても午後3時まで。午後5時以降は行くべきではない。私はそう考えております。
さて、現在のコロナ禍です。コロナは疱瘡。コロナ治癒には疱瘡神に真摯な態度で参拝する。それが一番だと感じています。
しかし、疱瘡は近年特効薬の開発で治るようになった。現在では麻疹で亡くなる人も少ない。疱瘡神に対する信仰も薄れていると感じられます。
それ以上に疱瘡神である事が分からず、大抵の方が頓珍漢な願い事をしている。これでは疱瘡神も怒るってもんです。
以前、「神様がどんな神かなんて、どうでもいいじゃないか」と言うコメントを受けた事が有ります。ヒーラーの方だと思われます。
どうも私のブログが商売の妨げになっている。私の主張と教祖であるヒーラーの話が大分食い違う。
自分の信者が私のブログを読んで、教祖である自分に疑念を持った。それで私に怒りを感じているらしいです。現に私のブログは見るなと信者にも命令している様です。
私、思うのですが、祀られている神様がとんな行いをした神なのかを知っておくのは、神に対する最低限のマナーだと考えています。
神の受代苦に感謝するには知る事が必要。全てヒーラーの言いなりになってはいけない。知識が無ければ、考えが練れません。神に近付く事が出来ない。神の心に近付いて参拝する。それが神に対する礼儀を重んじた参拝だと言えます。
そして、もう一つ付け加えたいのですが、出来れば参拝は1日一社までにすべきです。それが祀られている神に対する礼儀です。
「へたな鉄砲、数撃ちゃ当たる」的に、マラソンの記録を更新するが如く、一日の参拝数の記録更新をするが如く参拝している方がいますが、あんなふざけた参拝は有りません。神々を怒らせているだけです。
自分がそんなマラソン参拝されたらどんな気持ちになるか、神の身になったら誰だって分かる筈です。その位の事は参拝する側の常識として考えるべきです。
そう言いながら、私も1日3社以上参拝する事が有ります。中々行く機会の無い遠く離れた神社への参拝は、どうしてもそうなります。
その時は、同じ系統の神社だけを参拝し、丁重に謝りながら参拝する。そして境内で佇み、温泉に入るが如く、じっくりと浄化に身を置く。そうすれば許された感覚を覚えます。
それが私の参拝法です。
続く。