令和5年3月8日
「マイナ保険証」システム導入義務化
厚生労働副大臣が導入医療機関を視察
「マイナ保険証」を利用するためのシステムの導入が来月からすべての医療機関で原則、義務化されるのを前に、
伊佐厚労副大臣がシステムを導入しているクリニックを視察をしました。
政府はこれまでの健康保険証を来年秋にも原則廃止し、
マイナンバーカードを保険証として利用する「マイナ保険証」に一本化する予定です。
それに先立ち、厚労省は来月から原則すべての医療機関や薬局に対し、
患者がマイナ保険証を利用できるようにするため、専用のシステムなどを導入するよう義務付けています。
原則義務化が始まるのを前に伊佐厚生労働副大臣はきょう、
システムを導入している神奈川県川崎市にあるクリニックを視察しました。
伊佐進一厚生労働副大臣
「患者の側からすれば今までの特定健診の結果とかも全部繋がってますので。
医療提供側にとっても、またそれをサービスを受ける国民の皆さんにとっても、
利便性のあるものだなというのを感じまして、より一層これをしっかり進めていかなきゃという思い」
このクリニックではマイナンバーカードを「診察券」の代わりに使う独自の取り組みも行っていて、
伊佐副大臣は「カードの利便性を高める大事な取り組みだ」と評価しました。