令和4年11月11日
衛星観測は「ひまわり8号」から「ひまわり9号」へ
平成27年7月7日から7年以上の間、上空約3万5800kmの宇宙から地球を見守り続けてきた静止気象衛星「ひまわり8号」は、
令和4年12月13日(火)午後2時(日本時間)に、その役割を「ひまわり9号」にバトンタッチします。
「ひまわり9号」は平成28年11月2日に打ち上げられ、これまでバックアップ機として「ひまわり8号」の近くで待機していました。
「ひまわり9号」は、「ひまわり8号」と同じ性能を備えており、
天気予報、船舶・航空機の安全な運航、 また、近年激しさを増す台風・集中豪雨の監視や予測などに欠かせない観測データを
国内外の利用者に届けていきます。
一方で観測を終了した「ひまわり8号」は、今後はバックアップ機として「ひまわり9号」の近くで待機することになり、
今後も2機による安定した観測体制を維持します。
気象庁は、静止気象衛星「ひまわり」シリーズによる切れ目のない観測を通じて、
適時的確な防災気象情報の提供を続けていきます。
日本農業新聞(2022.11.12)
ひまわり10号の開発計画