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ノロウイルスが収まったと思ったら、インフルエンザが流行していると・・・
今年はA型らしいです・・・
インフルエンザの予防にマスクは効果がないといわれていますが、
ユニチャームが都内の小学校で1ヶ月間検証した結果は"効果あり"だったそうです。
今朝は、その記事を紹介してみます。
~以下、1月28日スポーツ報知より抜粋~
マ ス ク 装 用 す る だ け で 予 防 効 果 80 % |
h N O W | メ デ ィ カ ル |
インフルエンザが猛威を振るっている。例年の傾向を当てはめると、今週から来週が流行のピークにとみられる。
マスクを装用する人が増えているが、どれほど予防効果があるのだろうか。「インフルエンザウイルスはとても小さく、マスクを透過するので予防効果はない」といった否定的な意見もある。
インフルエンザ
そこでユニ・チャームがマスクの効果を検証した。都内の小学校で約1ヶ月間、マスクを装用しない群と、装用した群のインフルエンザ発症率を比較した。結果は、マスクを装用しなかった103人のうちインフルエンザを発症したのは10人(10%)。一方、マスクを装用した151人のうち発症したのは3人(2%)だった。発症率が5分の1なので、80%の予防効果があったといえる。ちなみに、ワクチンの予防効果は70~80%と言われているので、マスクはワクチン並みの効果があるのだ。
では、なぜマスクは予防効果があるのか。インフルエンザウイルスは、のどの奥の気道粘膜に付着し、細胞に侵入して増殖するとインフルエンザを発症する。しかし、人には生体防御システムがあり、ウイルスが気道粘膜に付着すると、粘膜に生えている繊毛の運動で口の方に運ばれて排出される。繊毛は、長さが1ミリの100分の1ほどで、1秒間に10~15回のも小刻みに動いているのだ。ところが、気温が下がり空気が乾燥する冬になると繊毛の運動が低下し、粘膜の粘り気が増してウイルスを排出できずに感染しやすくなる。
そこでマスクを装用すると温かく湿った空気を吸入することが出来て、粘膜が乾くことがなく、繊毛の動きも回復してウイルスを排出しやすくなる。つまり、マスクの効果はウイルスの侵入を防ぐのではなく、気道粘膜を保護することにあるのだ。
さまざまなタイプのマスクが市販されているが、装用のポイントはすき間が出来ないように顔の大きさにあったサイズを選ぶこと。プリーツタイプならプリーツを広げ、ノーズフィッターを鼻の形に合わせて押さえるといい。
(医療ジャーナリスト・田中 皓)