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加齢黄斑変性患者の網膜再生治療は理化学研究所発生・再生科学総合研究センターによって今年度中にも始まります。
加齢黄班変性とはどのような病気で・・・また、なぜiPS細胞の応用第一号に選ばれたのでしょうか・・・
今朝は、それに関した記事を紹介してみたいと思います。
~以下、1月9日スポーツ報知より抜粋~
メ デ ィ カ ル |
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どんな細胞にも変化するiPS(人工多能性幹細胞)。病気やケガで失われた体の組織を修復する再生医療への応用が期待されている。その第一号となるのが、「加齢黄斑変性」の治療だ。
加齢黄斑変性とは、目の網膜の中心部にある黄班が障害を受ける病気で、50歳以上の1%にみられ、高齢ほど増える。症状は、歯科医の中心部がゆがんで見え(変視症)、やがて視界の中心が見えなくなり(中心暗点)、進行すると色がわからなくなり(色覚異常)、失明することが少なくない。これまで根治療法はなかったが、iPS細胞によって治る可能性が出てきた。
応用第1号は「加齢黄斑変性」
その治療法は、まず患者の皮膚などの体細胞からiPS細胞を作り、その細胞を網膜色素上皮細胞に変化させ、それを網膜の中心部の黄班に移植。定着すれば障害を受けた黄班が再生して視力を回復する。iPS細胞は、がん化する恐れがあるが、網膜の細胞に変化させた場合はがん化しにくく、万が一がん化した時は、レーザーを照射して暴走を止めることが出来る。それがiPS細胞の応用第一号に加齢黄班変性を選んだ理由とされ、今年中にも実施される。iPS細胞から作った神経細胞で、脊髄損傷で首から下が麻痺したサルの運動機能を回復させる実験が成功している。神経が再生できれば、全身の筋肉が委縮する筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病、認知症の半数を占めるアルツハイマー病の治療にもつながる。
(医療ジャーナリスト・田中 皓)