ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

祝 現代短歌大賞特別賞受賞

2023-10-24 10:44:44 | 短歌
みなさま、おはようございます\(^ω^)/

庭の金木犀がいい香りです。
かわいい声で囀っているのは鵯でしょうか。

もうすでにみなさまご存じと思いますが、
わが結社誌が現代短歌大賞特別賞を受賞しました!!

朝日新聞デジタルによれば、「第46回現代短歌大賞(現代歌人協会主催)が23日発表された。大賞は受賞者なしで、特別賞が竹柏会の歌誌「心の花」の創刊以来125年にわたる全業績に贈られる。「心の花」は佐佐木信綱が1898年に創刊。今月1500号に達した。」

記事を見ているうちに涙が出てきました。
記念号で大変だった校正も、
20数年携わらせていただいた校正も、
すべて報われた気持ちです。
受賞の誉の一端にほんのほんのすこーしですが、
加えていただけたことが嬉しく。

佐佐木信綱先生、治綱先生、由幾先生、幸綱先生、朋子様、
本当に本当におめでとうございます。
諸先輩、一緒にがんばってきた同期の方、
新しい会員の方々にも感謝いたします。

これからもずっと続けていけますように。
目の前の125年記念会の準備を
心を込めて進めてまいります。

寒暖の差か激しいですので
みなさまもどうぞお元気で。

やっと「万葉集(一)」

2021-07-23 14:51:44 | 短歌
みなさま、こんにちは(^ω^)

ブルーインパルスの五輪飛行も終わり、4連休も中盤。
猛暑の日々をどのようにお過ごしでしょうか。

ノイバラは毎日トマトを食べ、
毎夜のビールを隔日でビネガードリンクに換えて、
(そのおかげかは分かりませんが)
健やかに過ごしております。

さすがに睡眠時間6時間ではこの猛暑の疲れが取れず、
昨夜は8時間眠ってすっきりしています。

  
庭のヒメヒオウギスイセンを挿してみました。

 
オニユリとヤブミョウガは挿して3日目。
一番きれいな時に撮ってあげればよかった(・ω・;A

さて、本題の短歌です。


左から佐佐木信綱の岩波文庫「万葉集(上巻)」5冊と佐竹昭広他の岩波文庫「万葉集(一)」。
なぜ信綱先生の上巻が5冊もあるかというと・・。

信綱先生の万葉集が昨年絶版になりましたので、
先日の1年以上ぶりの万葉講座で新しいテキストを奨められたのです。
それが右端の佐竹昭広他の「万葉集(一)」から始まる全5巻です。
現代語訳がついて5冊になっているのです。

講座から帰ってきて、いつものようにアマゾンで古本を注文しました。
状態が良い、という本は大概本棚に眠っていた本。
先生の御本ではないので、これで十分だわ(´・ω・`)

それで届いたのが、あろうことか違う本です。
しかも信綱先生の上巻ばかりが4回も。
明らかに表紙が違うのに・・(一)と(上巻)は別物ですし、
編者の名前も違います。
岩波文庫の万葉集といえば信綱、という思い込みがあるのでしょうか。
古本屋さん、しっかりしてください・・(´;ω;`)

しかし、3冊目からは面白くなり、
どこまで続くのか試してみようと思い始めました。
ちょうど3冊目に2005年の第100刷が届き、
それが一番新しいものとなりました。
5回目に正しい御本が届きましたので、
これでコレクションは終了です。

いちばん左のは私がずっと使っていた
1992年の第81刷です。

この5冊から分かることは、
1927年第1刷、1954年に改版の第32刷。
1992年第81刷、1999年第93刷、
2001年第96刷、2005年第100刷。
78年の間に100刷ということは、1年に1刷以上。
すごいです。
岩波文庫の始まりも1927年らしいので、
93年間歴史を共にしたということですね。
これももすごいです。
他に比較すべき資料も知りませんが、
隠れたロングセラーかもしれません。
最後は何刷までいったのか、
大きな本屋さんに行ってみれば分かるでしょうか。

古本屋さんが間違えて下さったおかげで
知らなかったことを知ることができ、
本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。

リモート語彙研究、結社賞受賞

2020-08-27 12:05:09 | 短歌
みなさま、こんにちは\(^ω^)/
いかがお過ごしですか。
梅雨明けが遅かった分ずれこんでいるのか、
猛暑もなかなか去ってくれませんね。

おこもり生活もはや半年。
そろそろ飽きてきましたが、まだまだ
新型コロナウイルス感染に気を付けねばなりません。
さらに熱中症にも気を付けなくてはならないので、
マスクをつけたらいいのか外したらいいのか、
朦朧とした頭ではよくわからなくなっています。

このおこもり生活のおかげで、Zoomに慣れ、
リモート語彙研究も一段落しました。

佐佐木信綱歌集『山と水と』517首の
打ち込みを始めてからすでに2年。
ようやく品詞分解、ローラー作戦(全体調整)、
千本ノック(語彙チェック)を経て
語彙表完成も間近です。

517首の打ち込みと校正に4ヶ月。
品詞分解に10ヶ月、ローラー作戦に3ヶ月半、
コロナ禍による2ヶ月半の中断を経て、
リモートによる千本ノックに3ヶ月かかりました。
打ち込みと品詞分解に時間がかかっているのは、
私の体調が悪かったせいで、
少しずつしか進めることができなかったからです。
ずっと共同研究者のHさんには気を使わせてしまい、
申訳ないことと思います。


千本ノックが終わった語彙表と歌集517首。
語彙表の約7600語について1人が番号と語彙を読み上げ、
もう1人が歌の一語一語に赤丸をつけていく最終チェックです。
歌の全部に赤丸がつけば全ての言葉が
品詞分解されているということになります。

これから完成した語彙表を見ながら
書くことを決めていくので、
まだまだ時間がかかります。
さらに図書館の人数制限のため
初出調査に取りかかれない状況で、
先を考えるとくらくらします。

でも、匍匐前進でも進んでいければ、
きっといつかは終わります。

匍匐前進といえば・・
お蔭様でとうとう結社賞をいただくことができました。


お祝いにマテウスロゼを飲みました。乾杯。

結社に入会以来、ずっと目指してきた賞です。
途中、応募できなかった期間もありますが
年中行事のように、5月末の〆切のために20首を作り続けてきました。
月ごとの8首の他に連作を作るのは、
心と体に余裕がなければできないことです。
最近は応募できるだけで幸せと思っていました。

思いがけなく今年の賞をいただき、
もう来年からは応募できないかと思うと、寂しいです。
あまり勉強がんばったという感じはなくて、
いつも通りに楽しく歌会や勉強会、研究会に
参加していただけなんですが。

結社誌の無選歌欄に入れていただいたとき、
ずっとお世話になっていたU宮さんに
「これからは好きなようにやればいいのよ」という
お言葉を頂戴したので、実は今もあまり緊張していません。
ずいぶん遅い受賞でしたが、
物事は成るべき時に成るものだと思います。
今でよかったと思います。

T子さんに「他人を気にしてはダメよ」と
言っていただいたことも支えになりました。
やり方は違っても到達するところは同じなのだから、
自分の興味のあるところから上っていけばいいのだと
落ち着くことができました。

大好きな映画「サウンド・オブ・ミュージック」の
大好きな歌「Crimb Every Mountain」。
日本語だと「すべての山に登りなさい」と訳されますが、
実は「それぞれの山」という意味なのだと知りました。
1人で全山制覇せよというのではなく、
あなたの山を登りなさいという意味だったのです。
そしてそれは他人とは違う山、違う道だったりするので、
同じ方法、同じ速度では上れなかったりするのですね。

また、以前見た「駅ピアノ」という番組で
90歳の男性が歌っていた歌が心に残っています。
讃美歌なのか、正確な歌詞はわからないですが、

不幸な人に「私は幸福である」と言わしめよ。
貧しい人に「私は豊かだ」と言わしめよ。
すべては神のなさることなのだから。

こんな感じだったと思います。
私にとって子を失ったことは不幸ですが、
しかし「私は幸福である」と言い続けたいです。
多分、結社賞に応募した20首は
それが伝えられた作品だったのだと思います。

そして、思いがけず結社の仲間から
たくさんのお祝いメールやお便りをいただき
感激しています。

入会してすぐ受賞していたら、
こんなにうれしいことを体験することはできませんでした。

いつも一緒に歌を作って下さる結社の方々、
どうもありがとう。


2018年創刊120年記念大会

2018-08-11 15:50:33 | 短歌

2018年創刊120年記念大会、如水会館において
7月27日~28日、台風直撃の2日間にわたり行われました。

今回の大会、10年に1度の
大切な記念大会であったにもかかわらず、
実行委員の1人であったノイバラは
事前の準備期間、体調悪化のため、
途中で係の代表を若手に交代していただき、
ほとんど外野状態となりました。

当日も「参加するだけで立派」状態だったため、
若手、新人ががんばってくれて、
無事に歌集歌書グッズ販売を
終えることができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

直前に実行委員長のO野さんが倒れて入院される中、
副委員長のY綱さんを中心に
K古さん、相談役のF島さん、
そしてベテランの各係が立派にお仕事をされたこと、
何よりの収穫と思います。

ともかくも参加できただけで、
ものすごく幸せです。
あまり写真もありませんが、
ご覧ださいね。

 
大会朝、雨。ちょっとポストまで行ったら、
シジミチョウがついてきたのです。

 
係は9時に集合。
これからほぼ12時間の長い1日が始まります。


スターホール会場内ではリハーサル、点検が行われています。


会場前の歌集販売コーナー。
すでにNさん、Sさんがセッティングを済ませてくださっていました。


同じく会場前の受付コーナー。


荷物がいっぱいのスタッフルーム。


お祝いのお花がぞくぞくと届けられます。

 
座談会「新しさは何か」
馬場あき子さん、佐佐木幸綱、俵万智。

 
瀧井敬子さんによる講演「歌人ピアニスト橘糸恵」

 
川﨑翔子さんによるピアノ演奏。

  
お祝いのお花が増えて・・。

 
販売スペースをぐるりと囲む形になっています。
すご~い❤


シンポジウム「短歌これからの120年」
パネラーは岩内敏行さん、寺井龍哉さん、
野口あや子さん、佐佐木定綱、
司会は佐佐木頼綱。

 
結社賞、群黎賞授賞式。
結社賞はダブル授賞です。

ついについにHさんが結社賞を受賞なさいました。
選者賞や次席がつづきましたが(それだけでもすごいんですが)
あきらめずにチャレンジなさって
「やっと卒業しました」と御挨拶なさいました。
すぐにあきらめてしまうノイバラは頭が下がります。

もうお一人は、歌集歌書グッズ販売の係で
ご一緒のSさんです。
病をおして2日間係のお仕事をなさり、
こちらも本当に頭が下がります。

おめでとうございます。

写真撮影を挟んで、祝賀会です。

   
先生やご来賓の方々の御挨拶が続き・・。


Y綱さん渾身の「心の花の歴史」。

 
K子さんのお歌。うっとり~。


すみません、ごちそうの方はあらかた食べ終わった状態ですが。

 
会計Kさんのセレクトのおかげで、
たっぷりとおいしくいただきました。


翌朝、KKRホテルの一室です。
よく眠れました。
例年ですと家に帰るのですが、
台風のこともありますし、
泊ってよかったです。


窓から。まだ靄がかかっていました。


窓左手。皇居のお堀です。


竹橋の近代美術館。


武道館の屋根も見えます。


右手、首都高側。


2日目ですにゃ~。

 
雨上がりの欅がすがすがしいです。


歌会は通常通り。題「新」。227首。


2人×9組の評者と先生、伊藤一彦による総合評。


Mさん、昼食会からの司会お疲れさまです。
記念会、つつがなく終わりました・・。

 
ノイバラも選者賞をいただくというオマケつきです。

来年は徳島。
ノイバラは四国初上陸です。

7月は台風が心配ですが、
楽しい大会になるといいですね。



新歌集2冊、積読の解消

2018-07-27 12:23:23 | 短歌
みなさま、こんにちは(*^_^*)

一昨日の雨のおかげで、
昨日今日はずいぶん涼しくなりましたね。

梅雨なしの猛暑が長く続き、
35℃以下だと涼しく感じてしまいます。

いかがお過ごしですか?

涼しくなったので体が緩んだのか、
美容院に行っては寝、
ごはんを食べて寝、テレビを観ながら寝、
気付くと眠っています。

明日から2日間、120周年記念大会なのですが、
台風の進路が気になるところです。

さて、ここのところ歌友の第1歌集の出版が続いています。


鈴木陽美『スピーチ・バルーン』
峰尾碧『森林画廊』

全く傾向は違いますが、どちらも歌歴、実力ともに
文句ない作者によるすぐれた歌集です。

ずっと傍らで歌を読んできたので、
どの歌がとられているのか、
また、意外と知らなかった
作者のバックボーンを知ることができて、
楽しさ倍増です。

明日からの120周年記念大会のため、
ばたばたしていますので、
まだ流し読みしかできていませんが、
いずれ批評会ではさまざまな読みがなされることでしょう。
楽しみです。

その他、今、積読本の解消を図っています。


曽野綾子『人間にとって病いとは何か』、NHKテキスト若松英輔「神谷美恵子『生きがいについて』」
最近面白かったのは、この2冊。
偶然、曽野も神谷もキリスト者でありますが、
いずれも自らの人生をかけて、「生きるとは何か」を問いかけたものです。


安部龍太郎『等伯』(上)(下)。
何ぶん長編ですので、今まで部分部分
かじっては断念していたのですか、
8月はどこに行く予定もないので、
このチャンスに読破しようと思います。

あまりに忙しい生活に、何年も読書から遠ざかっていましたが、
突然、真空になげだされたように漂う生活が始まってしまい、
また読書が私の日常に戻ってきました。

まだ頭がぼんやりとしていて、
無理すると気分が悪くなるので、、
ぼつぼつと気に入った本から始めようと思います。


ペーパーウェイト

2018-07-15 09:44:33 | 短歌
みなさま、おはようございます(*^_^*)


なかなかうまく撮れなかったのでアップが遅れましたが、
先日の甲府の信綱歌碑の除幕式でいただいた記念のペーパーウェイトです。


説明書付き。


7センチ四方で、歌碑に刻まれたのと同じ、
信綱『思草』巻頭歌が刻されています。
窓辺で撮ると字がはっきり見えて、
一番いいということを発見しました。


厚みは2センチ。
ミニ歌碑ですね。
何よりの記念です。

記念大会総務のK澤さんが手配してお作りくださり、
除幕式には自らお運びくださいました。

除幕式お休みの方、記名されなかった方、
また複数頼まれた方もいらして、
数を合わせるのが大変だったようです。
現場では何が起こるかわからなくて、
係の方の御苦労がしのばれます。

除幕式に参加さならかった方は
記念大会でのお渡しになります。

記念大会の準備、それぞれの部門で話し合いが進み、
あとの作業は前日の袋詰めを残すのみです。
ノイバラも参加できるといいのですが・・(・ω・;A

今頃は評者の方々がたくさんの歌を読み解くのに
汗を流していらっしゃると思います。
座談会やシンポジウムもそれぞれ
準備が進んでいることと思います。

どうぞ盛会となりますように。

梅雨入り、祭の準備

2018-06-08 08:10:08 | 短歌
みなさま、こんにちは(*^_^*)

梅雨入りしましたね。
いかがお過ごしですか。

 
うれしい。芍薬が満開です。


山椒の葉の佃煮。


葉を外すのに疲れてしまい、放置してあります。
何やら部屋全体がいい香りに包まれて幸せになります。
実とは違う、甘い香りです。
芳香剤代わりに置いておきましょうか。


小さいイチゴが安くなっていたので、
ジャムにすることにしました。
途中で疲れてしまい、煮詰め足りませんが、
蜂蜜をたっぷり入れたので、
割って飲んでも、ヨーグルトに混ぜてもOK。

キッチンの甘酸っぱい匂いで幸せ。

さて、ノイバラは熱海の佐佐木信綱祭に行くことにしました。
参加するのは何年ぶりでしょう。
確か体制が変わった2015年は行っています。

昨年は短歌大会に歌を出して入賞したのですが、
仕事が入っていたので賞状だけを送っていただきました。

今年はなんと、講演を頼まれたのですにゃ(´・ω・`)
研究会のトップバッターとして
ずっと調べていた信綱の語彙についてのお話をします。

体調は絶不調ですが、こんなことは一生に一度だと思うので、
共同研究者のHさんにシナリオを作っていただき、
ノイバラは当日身体をはこび
読み上げるだけでよいようにしていただきました。

さらに会場近くに前泊後泊して
ゆっくりと移動できるようにしました。

母もショートステイに預け、心配ないようにします。
新聞、お弁当を止め、着替えなどお泊りグッズを用意しました。

また今回からショートステイ先が以前と変わり、
新たに契約したり、そのための健康診断をさせたりと、
土壇場まで忙しいです・・(・ω・;A

わが身の心配もしなければなりません。
ちょうど入梅の時期と重なるし(天気の変わり目があぶない)、
疲れると悪化するので無理をしないようにして、体調を整えます。

庭の剪定、校正など、やりたいと思ったことはできるのですが、
以前の3分の1くらいのエネルギーしかないので、
次の日がひどい状態になり、苦しみます。
でも、やってみないとどうなるか分からないので、
やりたいと思うことは何とかして実行します。

移動は運動の徒歩以外はタクシー、バスを利用しています。
まだ伊豆山神社は行ったことがないので行きたいのですが、
石段を上るのは無理かと・・(・ω・;A
また奥の本宮社に行くのも無理かと・・(´;ω;‘)
でも、楽しみにしています。

どうぞみなさま、つつがなくお過ごしください。



歌会復帰

2018-05-08 14:53:11 | 短歌
 
みなさま、こんにちは(*^_^*)


今年も咲きました。
昨年、山梨は清春、小尾家からいただいてきたスズラン、


 
夏日が続いたあとの冷たい雨です。
相変わらず寒暖の差が激しいですが、
お変わりありませんか。

 
ノイバラ、体調不良のリハビリのため、
3ヶ月近く映画館通いをしましたが、
体力の必要な展覧会鑑賞もできるようになりました。


もうそろそろ大丈夫かな~と
先月末より短歌関係の
校正、歌会、勉強会に復帰しつつあります。


ずっと作っていなかったので、
題詠の歌が作れるかどうか不安でしたが、
何とかクリア。

 
まだ集中できるのが3時間くらいで、
大人数での食事会や夜の集まりはつらそうです。


母の面倒もみながらですので、
無理しないように少しずつ。


ハードルをぐっと下げて、
ともかくもその場に参加することをめざしています。


東京の西半分は大丈夫でしたが、
先日、上野の西洋美術館に行って来られたので、
東半分エリアもクリアです。


6月初めのちょっと遠出の熱海、信綱祭参加を目標に
5月は少しずつ短歌の集まりに出ようと思っています。


5、6、7月、通常の集まりだけではなく、
授賞式や批評会、全国大会とメジロ押し。
全部は無理かと思いますが、
少しでも出られるといいなぁと思います。


みなさまにご迷惑をかけつつ、
でも、お力をお借りするしかないので、
ご一緒の方はよろしくお願いいたします。



2017前川佐美雄賞、ながらみ書房出版賞授賞式

2017-07-09 20:25:52 | 短歌
みなさま、こんばんは(*^_^*)



お暑いですね。
エアコンつけても日中は30℃越え。(-ω-;A
頭がぼーっとする・・いつものことですが。


7月7日夜、御茶ノ水の東京ガーデンパレスで
2017年前川佐美雄賞、ながらみ書房出版賞授賞式が行われました。


ノイバラは受付と花束プレゼンターをつとめました。

午前中、勉強会でしたので一度帰宅して・・。
何か美術展とか映画とか見ようかとおもったのですが、
疲れていたのとあまりの暑さで休んだ方がいいかと・・
お金を扱うので、ぼんやりしているわけにはいきません。

 
参加者140名ほど。


選考委員と授賞者のお話がつづきます。

 
選考委員の佐々木幹朗さん、三枝昂之さん。


前川佐美雄賞は小紋潤「蜜の大地」。
繊細で緻密な世界が評価されました。
お加減がよくないので、谷岡亜紀さんが代理です。
「また一緒にお酒が飲みたい」という切ない伝言を伝えられました。


写真がぼけましたが、ながらみ書房出版賞は「インソムニア」高山邦男。
日本歌人クラブ新人賞とダブル受賞です。
タクシードライバーとしての歌が評価されました。


向こうには選考委員の方々。

 
写真を撮る暇もなく食べる。しゃべる。


終わったらきれいなお月さま。
七夕なのに降らないなんて珍しいです。

2次会は失礼して帰りました。
次の日は午前午後夜とスケジュールがつまっていたので・・。

午前来客。(・ω・;A ひ~掃除が掃除が・・
午後、2018年全国大会実行委員会。
夜、東京歌会と久しぶりの2次会。

7月はいつもの2倍くらい仕事をしているので、
(人手不足のため仕事を入れられた、という方が正しい)
へろへろです・・。


大きな紫キャベツを買ったら外側が硬かった・・。


ロールキャベツにすることにしました。


む、紫・・(・ω・;A
なんかすごい色ですにゃ。
ポリフェノールがたっぷりらしいです。


で~きた❤
お味は普通のキャベツと違った食べたことのない不思議なお味です。


あとのは茹でてぽん酢でいただきました。


残りは柔らかそうなので、
サラダでいただこうと思います。



青梅収穫

2017-05-30 14:11:14 | 短歌
みなさま、こんにちは(*^_^*)
ご無沙汰しております。

今日はお暑いですね。
ついにエアコンをつけました。

5月から7月まで仕事のスタッフが
1人外国に行っているため、
代わりにノイバラが忙しくなり
先週まで、へろへろになっていました。

日曜日は寝てばかりいて、
月曜日はおでけして、
やっと人ごこちついたところです。


そろそろ紫陽花も蕾を準備しています。
まずは5月の編集の日の青梅収穫風景。
(あっ、ちゃんと仕事はしてます(・ω・;A
仕事の合間の休憩です)


まだ本当は収穫には早いのですが、
来月だと遅すぎるということで・・

 
木の陰でよく見えないかもしれませんが、
O田さんが木のぼりをして大きめの青梅を
もいでくださっています。

 
落ちているのもあるのですが、
おそらく痛んでいるので・・。

 
落ちた実専門の収穫部隊、テオ隊員出動。
一匹ですが、精鋭です。


すでに数個は彼のお腹におさまっています。

青梅食べて平気なの?
青梅に含まれるのは青酸配糖体(アミグダリン)で、
青酸カリではないそうです。

しかも、100~300個食べないと
致死量にはならず、
よほど若い実を種ごと食べない限り
大丈夫のようです。


ノイバラも分けていただきました。
梅ジュースを作っています。



日本歌人クラブ各賞授賞式

2017-05-30 14:05:52 | 短歌
先週5月29日、日本歌人クラブ各賞授賞式に
いってまいりました。

新人賞・高山邦男さん、評論賞・加古陽さんと
それぞれ東京歌会のメンバーが受賞!

1月から怒涛のようにわが結社の授賞が続いていますが、
こんなおめでたいことは滅多にありません。

実はこの日は研究会例会の日だったのですが、
授賞式参加者が多くて中止になったのでした。


ノイバラは日本歌人クラブの授賞式に
参加するのは初めてです。


明治神宮自体、行くのは久しぶりですし、
参集殿なんていうものがあるのも知りませんでした。


南参道から入ります。

 
鬱蒼としています。

 
外国人観光客が多いです。
土曜日ということもあってか、
原宿駅からずっと人波です。


「代々木」の地名のもとになった樅の木。


大鳥居。


そのお向かいが参集殿。


入り口。
早めに着きましたので、まだ総会の途中。


総会に続く各賞贈呈式は2時から。
東京歌会から10名ほど参加しました。


各賞贈呈式。
授賞、選評、花束贈呈、受賞者の御挨拶が行われました。


東京歌会のスタッフが足りず、
ピンチヒッターノイバラ、
花束を渡す係をしました。

その後、楽しみにしていた佐々木幹朗さんの講演会
「現代短歌と現代詩の現在――「災」をどこから見るか」。
3.11の大震災以後の作品を比較検証することによって
見えてくるものについて語られました。

現在の現代詩の世界はほとんど知りませんので、
刺激的でした。


5時からは「南国酒家 迎賓館」にて懇親会です。


会長、三枝昂之さんの御挨拶。

研究会誌に三枝さんが書かれた
「峡中記」の仔細な解説はさすが地元の方だけあって分かりやすく、
ノイバラは感激していたので、小尾家を訪問したことも
あわせてお伝えすると嬉しそうになさっていました。


大賞ご受賞の藤岡武雄さんは「茂吉を語る」で
お目にかかったことかあります。
91歳にしてなお意気軒昂でいらっしゃいます。


「歌壇」の奥田さんもご挨拶なさいました。
通りすがりに御挨拶したら
前川佐美雄賞受賞の小紋さんへの
お祝いの言葉をいただきました。
同じ結社だと、一緒に「おめでとう」を
言っていただけるのですね。


喉が渇いたですにゃ。


お料理はすごくおいしくて食べるのに忙しく、
写真を撮るどころでは・・(´・ω・`)もぐもぐ
この春巻の写真しかありません。

2次会はHちゃんが苦労して
席を用意してくださった「さくら水産」。

原宿は居酒屋がないことで有名なのだと、
2次会から参加の地元Y代さんがおっしゃっていました。

ぎゅうぎゅうですが、
それが楽しかったです。


3次会の場所を探して竹下通りを彷徨う・・。


高山さんは帰ってしまわれたので、
加古さんを中心に美女5人、楽しく語り合ったのでした。

久しぶりの午前様でした。




松岡秀明第一歌集『病室のマトリョーシカ』批評会

2017-04-18 16:39:39 | 短歌
もう20日近くたってしまいましたが、
遅ればせながらご報告です。

4月の初めに東京歌会と研究階のお仲間、
松岡秀明さんの第一歌集『病室のマトリョーシカ』の
批評会がありました。

 
場所は神保町。

 
久しぶりの学士会館です。

 
係なので、早めに集合。
ノイバラは名簿係なので、
当日の仕事はないのですが、
一応実行委員ということで(´・ω・`)にゃ。

 
「セブンズハウス」で昼食代わりの
ワッフルをいただきながら打ち合わせ。

まだランチタイムではないので、
お食事ができないのです~。


会場受付。

 
会場入り口。

 
参加者のお席と司会席。


パネリスト席。


準備におおわらわの受付です。
ノイバラは邪魔をしてはいけないです。


司会のKさんにおつきあいして
ランチをいただきました。


いよいよはじまりですにゃ~。


松岡さんは現役の精神科医。
文化人類学の研究もなさっているので、
歌人ではない学者さんが参加され
ご意見を述べられたのも、新鮮でした。


パネリストの方々。


パネルディスカッションのあと、
活発に意見が述べられ、
大盛況の3時間でした。

ノイバラは懇親会失礼してしまいましたが、
3次会まで飲まれたそうです。

松岡さん、おめでとうございます。

 
帰り道、白山通りの桜。

  
4月になったというのに枝先が開きはじめたくらい。
今年は遅かったのです。

  
このあと寒さが続き、2週間ももつなんて・・。
十分にお花見が楽しめてよかったですね。






常磐木語彙

2017-02-18 11:42:42 | 短歌
ここのところ、時間があれば籠って
パソコンに向かう毎日です。

佐佐木信綱第3歌集『常磐木』の語彙研究、
研究会誌9号掲載に名乗りを上げ、
9月〆切りに向かってがんばっています。

9月までは7ヶ月もありますが、
まず基礎資料である語彙と初出一覧を作り、
早めに入稿できるように用意してから、
さらに資料を集めて
書くことを始めなければならないので、
7ヶ月しかないというのが実感です。

今年は東京で全国大会がなくてよかった。
実行委員をやっていると、
とても図書館に行ったり
書く余裕などはありません。


語彙の方はエクセル版で作ったのを
入稿の形のワード版に直して、
最後のチェック、千本ノック中。

心配していましたが、思ったよりさくさく進み、
4回ほどで終わる予定。


こちらはやっと入稿の形になった『常磐木』初出一覧。

 
集めた古い雑誌のコピーの束。

何故こんな面倒くさいことをしているかというと、
これから研究する方々の探す手間と時間を
省けるようにするためです。

何か歌について書きたいと思っても、
少ない時間で図書館に行き、探し、コピーし、
初出を調べるのは大変なことです。

書くことに時間を割くことができるように、
今後の研究する方の2度手間とならないように、
との思いから作りました。

2人の共同研究になりましたので、
異同までは手が回りませんでしたが。

古い雑誌を調べていて助かるのは、
ここ1、2年で飛躍的に国会図書館のデジタル資料が充実したことで、
『思草』『新月』の時には知らなかった雑誌まで
検索で探し出せるようになりました。

しかし、これは逆に『思草』『新月』の
初出一覧補遺を作りたくなってしまうという
困ったことに・・(・ω・;A

語彙でも発行後に気付いて訂正したい箇所もありますし、
発表した時点ではまだ未完であったのだと
思い知りました。

気付かないと、心穏やかでいられるものですね。
なんておめでたいことだったのかと恥ずかしいです・・。






第28回歌壇賞授賞式

2017-02-18 11:17:17 | 短歌
  
2月10日、本阿弥書店、歌壇賞・俳壇賞の授賞式に行ってまいりました。
歌壇賞は佐佐木頼綱さんと大平千賀さんのダブル受賞。
俳壇賞は蜂谷一人さん。

 
アルカディア市ヶ谷の会場。


頼綱さん、メキシコの旅行詠です。
ノイバラの歌集出版では大変お世話になりましたので、
ご受賞、とてもうれしいです。


奥田洋子社長より賞状授与。


水原紫苑さんが推してくださったそうです。
選評をはつきりと述べられました。
ずいぶん久しぶりにお姿拝見しました。

 
受賞の御挨拶。

 
亡き由幾先生、また結社の先輩亡き竹山広から
受け継いだ短歌のことを話され、うるうる・・(´;ω;`)

 
受賞者三名。


懇親の集い。


わ~い、ごちそう❤

 
受賞者三名+奥田社長+時田則夫+俳人による鏡開き。


えへへっ。いい匂い~❤

 
海老がおいしかったです。


スイーツ、フルーツは早くなくなるのですぐ取ります。


頼綱さんと奥さま。
実はこの日の立役者は奥さまなのでした。
この妻なくしてなかった受賞・・(´;ω;‘)うるうる


二次会「葡萄の木」

 
イタリアンのお店です。あんなに食べたのに、また食べる。


お裾わけのお花です。

 
いろいろな方の御挨拶があり・・。

 
先生「授賞作なかなかよかった」と嬉しそうです。

弟の定綱さん角川短歌賞御受賞のニュースは
8月末の全国大会の初日でした。
そのあと奥さまのお勧めで、
9月末〆切りの歌壇賞に
応募なさった頼綱さん。

ずっと構想はあったというものの、
わずか1ヵ月で作られた作品なのですね。

3人でひいた今年の辻占、
意外と当たっているかな~。

「せくにおよばん」(ノイバラ)
「善にまさる悪はなし」(Y綱)
「わたる世間に鬼はない」(K子)

 
最後の御挨拶は泣きだしてしまわれました。
おめでとうございます。


角川短歌賞・角川俳句賞 授賞式@パレスホテル東京

2017-01-20 20:15:51 | 短歌
みなさま、こんばんは(*^_^*)

雪、日中ははらはらと舞っていましたが、
ひどくならなくてよかったですね。

今も降っていないですが、
夜中に降るのかしら。

冷え込んでいますので、みなさま、お気を付けて。


19日はパレスホテル東京で
角川短歌賞・俳句賞の授賞式と賀詞交換会がありました。


ノイバラは初めての参加です。
短歌賞を受賞なさった佐佐木定綱さんの
応援隊の一人として行ってまいりました。


定綱さんは「魚は机を濡らす」
もうお一人の竹中優子さんは「輪をつくる」五十首でのご受賞です。
三十代のお若い2人です。

 
定綱さんの御挨拶は堂堂となさっていて、
誇らしかったです。


授賞式後、お隣の部屋で賀詞交換会。
早い話が新年会です。
俳句の方と一緒です。


10年以上前、少しだけお世話になったことのある
俳句結社「街」の方が俳句賞を受賞なさったので、
主宰の方に御挨拶をしました。


主宰は変わらず若々しくていらして、嬉しく懐かしく。

 
お料理が抜群においしく、夢中でいただきました。

 
ローストビーフ。

 
握りずし。

 
スイーツ。

ノイバラの歌集の批評会に来て下さった方に御挨拶したり、
ノイバラを探し出して御挨拶に来て下さった方もいらして、
おしゃべりにも花が咲きました。


二次会は神保町の「川蝉」。


お腹いっぱいでしたが、目の前にお料理が出ると・・(・ω・;A ←食べた
定綱さんを中心にお祝いを申し上げて
二時間ほどの楽しい時間をすごしました。


おまけです。


三笠会館のスパゲッティミートソース。
チーズを目の前でけずりかけてくださるの。
つい撮るのを忘れてかきまぜてしまいましたが。


お医者さんの予約があったので皆さまに失礼して急いで帰る途中、
階段のところまで行列しているお店が。
こ、これは(´・ω・`)「君の名は」カフェ。


3時間待ちの看板が立ってます。


映画「君の名は」の中のメニューが再現されていて
たべることができます。
おいしそうだなあ。


明日は早いので、みなさまおやすみなさい。