ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

小望月

2012-09-29 23:14:42 | 自然
こんばんは(*^_^*)

雨で冷え込んだり、
晴れると汗ばむ陽気になったり、
体調を崩しやすい気候ですが、
お元気でお過ごしですか。


池袋つな八の昼天丼です。
おいしかったです。
「詩人のランチ」です。←一人で食べると「詩人の」


ご近所の畑。
最後のプチトマトとニンニクの白い花。


ニンニクの花ってかわいいです。


今夜は小望月(こもちづき)でした。
明日は台風で中秋の名月は見られないでしょうから、
十四夜の月を楽しみましょう。




あなたに足りないもの

2012-09-28 21:05:53 | おもしろいこと
職場でYさんに占いを習いました!

この占いは生年月日で
身につけるといい色がわかります。

①まず、生年月日を書き出す。
      例 1999.6.4

②どの数字がいくつあるかカウント
 
  ゼロはカウントしません。
      例 1・・1個
       4・・1個
        6・・1個
        9・・3個

③それぞれの数字には意味と色があります。
  たくさんあるものは強く、
  ないものは不足していますので、
  不足している色を身につけるといいのです。 

1・・研究(黄)  多いと研究者?オタク?
2・・パワー(赤)
3・・人脈、人の縁(緑)★
4・・母性(紺)
5・・健康(紫)★
6・・父性(青)
7・・神仏、祖先の助け(白)★
8・・お金(オレンジ)
9・・頭脳(黒)

  例 9 が3個もありますので頭脳派ですね。
    あとは研究心、母性、父性。
    ないものは2 3 4 5 7 8 ですので
    赤、緑、紺、紫、白、オレンジを
    身につけるといいです。
    この中でも特に★が大事なのだそうです。
    

足りない要素は色でも補えますし、
他人に補ってもらうことができます。
たとえばパワーがない人はある人と、
一緒にいるといいということです。

ノイバラは重要なところでは
白が足りないです。
あとは赤と紺とオレンジ。
フランス国旗にオレンジプラスですね。

しかし、母性がなくて
父性があるってどーいうことでしょう?

仕事していた方が
いいということなのかにゃ。

みなさんもやってみてね。

山栗

2012-09-26 23:26:24 | 植物
こんばんは(*^ω^*)

おひさしぶりです。
なんだかばたばたしているうちに、
ノースリーブの猛暑から
さわやかな長袖の季節になりました。

いかがお過ごしですか。


土砂降りの日にずぶぬれでひっくり返り
ばたばたもがいていた蛾を救出しました。
羽根は濡れていますが、
ふるわせて乾かしているようです。

助かるかしら?
見届ける時間はありません。

元気になるんだよ。


今日は朝からいいお天気。

 
ベゴニアが満開です。

 
かわいこちゃんたち。


まぶしいです。


おやっ。


駐車場に降りる途中でイガ栗発見。
Rちゃんが拾ってきてくれました。


つやつやの山栗です。

ちょっと分けてもらったので
明日の栗ごはんにしようかな❤


今日はおやつがあるから嬉しいな♪








断片ちゃん

2012-09-20 20:01:33 | 短歌
ノイバラは本名tomokoです。

なぜか身近にいつも
同じ月がふたつのtomokoさんが
いるのです。

そんなにポピュラーな名前では
ないと思うのですけれど。

ネットのお友達のtomokoさんが
「私たちは断片ちゃんね」と
言うのです。

ギリシャ語でtomoとは
cuttingやsliceを表す言葉
なのだそうです。

おなじみのCT(コンピューター断層撮影)は
コンピューテッド・「トモ」グラフィ。


調べてみると、面白いです。

  ラテン語語根の「トム・/トモ・[ tom(o)- ]」は
  ギリシャ語の「トメー[ τομή ]」=「切ること」や
  「トモス[ τόμος ]」=「断片.(本の)巻」からきたもの.
  「解剖学」は「アナトミー[ anatomy ]、
  「アトム[ atom ]」は「切れないもの」=「原子」、
  「トモドン」は「切る歯」.
  「ディプロ・トモドン」は「二重の切る歯」の意。


私のネット友達の「断片ちゃん」は
今、ドイツで原子力発電反対運動をしています。
また、古い建物や古木を取り潰そうとする
市当局と戦っています。

泣きたいほど成果は上がらす、
落ち込んだり、がんばったりしながら
運動を続けています。

私も「断片ちゃん」として、
世界の隅っこで大切なものを
守るためにがんばっています。

大切なものとは、
日本の伝統詩。

ひいてはそれは古くからある
日本の良さや私たちの心を
大切にすることと
同じだと思うのです。

それは今の世を生きぬくには
はかなくてたよりない、
時代遅れのもののように思われます。

でも、それはノイバラのように
たくましくて慎ましく、香り高い
ものなのだと思います。

図書館

2012-09-19 09:55:09 | 日常
最近、よく図書館に通うようになりました。

大学を出てすぐ、
ノイバラは医学図書館で
司書のお仕事をしていました。

まだこんなにネットが
発達していない時代です。

単行本はあまり多くはなくて、
雑誌の受け入れ、製本、
相互貸借にともなう資料のコピー、
検索などが主なお仕事でした。

コンピュータも「女性は鉛のエプロンをするように
(電磁波で妊娠できなくなると言われていました。)」
なんて言われていた時代です。
外国のデータベースにつないで
ちょっと論文の検索をするだけで、
何千円もかかっていました。

キーワードを探り当てるのが勝負で、
なかなかヒットしないまま
時間だけがたち、料金がかさみ・・。
青くなったことが何度もありました。

今では変わってきているのでしょうが、
なぜ司書になったかと言えば、
本が大好きだったからです。

本の匂いとか、手触りとか、
本に囲まれていると落ち着くのです。

本を読む時には、ページをなでながら、
自分の本ならページの角を
折ったり丸めたりしながら読んでいました。

視覚、触覚も一緒に
楽しんでいたのだと思います。

小説、詩歌、エッセイなど、
エンターテインメントとして
本を楽しんでいたのですね。

ですから、情報を得るための
医学図書館は本好きの私には
「ちょっと違った」のかもしれません。
裏方の仕事は好きなので
楽しかったですけれどね。

それからノンフィクション
ばかりを読む時代が過ぎ、
今は短歌関係以外はほとんど本を読まなくなり、
オンラインゲームにはまったりしています。

画像の美しさや総合力で
ネットの世界の方が楽しかったのです。

自分の分身を思いのままにうごかせるのは、
小説を書く楽しみに似ているかもしれません。
他人の思惑との絡みがあったり、
思い通りに動いてくれないところも、
面白かったりします。

いわば未完の小説の世界を
生きているようなものです。

そのままゲームの世界に
どっぷりかと思っていたら、
最近は調べ物のために週に一度は
どこかの図書館、文学館に
行くようになりました。

公共図書館でも、大きなところでは、
よいサービスがうけられるようになって、
すごくうれしいです。

相互貸借やレファレンスの
質が上がりました。

待たされたり、厭な思いをすることなく、
いい気持ちで利用できるって
すごいことです。

国会図書館では資料の
デジタル化が進んでいて、
実物に触れないフラストレーションは
ありますが、便利ではあります。

入館してからすべてパソコン画面での
操作になりますので、
パソコンに慣れていない人→(・ω・;A は
大変だったりします。

しかし、そこはやさしい司書の
おねえさんに助けていただくのです。
こちらの知りたいことは
初めて聞いたはずなのに、
資料をてきぱきと
そろえてくださる姿に感動します。

プロの仕事ですね。

いや、別におにいさんでもいいのですけれど、
何か図書館のあの雰囲気ては、
女性がにっこり笑って下さるとなごみます。
笑わなくても、声をかけやすいし、
物腰の柔らかさがありがたかったりします。

図書館、また私の楽しみの場になりつつあります。


国会図書館と「方丈記」講演

2012-09-15 22:49:49 | 文学
こんばんは。

ちよっと季節が違いますけれど。
花水木、秋は紅葉と赤い実がきれいですね。

辻井信行「花水木の咲く頃」

夜の講演「方丈記」を聞きに行くついでに
調べ物をしました。

国会図書館は何カ月ぶり?
5月のフランス旅行の前に行ったかな?


国会の見学者がたくさんいました。

  
みんみんみんみん・・。

ノイバラは初めて「憲政資料室」へ行きました。
以前、調査途中でここへ来れば
わかるかもしれないと言われたのです。

急いでいたのでその時には
来れませんでしたが、
秋になって少し余裕ができたので、
初体験です。

利用申し込みを書かされたり、
退出時はカードを見せて
申し出たりしなれければならず
警戒厳重な感じでした。

成果は少しありました!
全く出てこないと思っていたので、
すごくうれしい!

猫研究隊がそろそろ再始動しますので、
前哨戦といったところです。


ノイバラ、よくやった!!
ご褒美です。


有楽町「神戸屋ダイニング」でアフタヌーンティーセット。

しかし、私には甘すぎました・・(´;ω;`)←根が辛党

真ん中の段のパンまでがすごく甘くて。
胸やけしましたにゃ(・ω・;A

こんなに甘いのに
なぜジャムがついているのか・・。
ミルクティーにジャムは入れないし・・。

ちゃんとしたお食事をすべきだったかと
がっかりしましたが、
気を取り直して
よみうりホールへ。

ビックカメラの7階ですが、
何やらビックカメラの前に長い行列が!

どうやら新しいアイフォンの予約に
並んでいるようなのです。

ひゃー(・ω・;A

JR東海生涯学習財団 講演
第60回『方丈記』に聞く―時代の境目をどう生き抜くか


講師は中世文学がご専門の
浅見和彦(あさみ・かずひこ 成蹊大学教授)さんと  
五味文彦(ごみ・ふみひこ 東京大学名誉教授)さん。

鴨長明の青年時代、
京都に起こった天変地異。

「方丈記」といえば
冒頭の「ゆく川の流れは絶えずして・・」しか
知らなかったのですが、
その天変地異の様子を長明は
リアルに描写しています。

実際に歩いて、
死体の数までを数えています。
(数えたのは彼ではない
という説もあるようですが)

災害をリアルに描写する、
これが他にはない特徴です。
今まで知りませんでした。

また、長明は定家と同じ時代に生き、
新古今和歌集の編纂にも関わっていた、
というのも初めて知ったことです。

五味さんのお話の中で、
「吾妻鏡」など歴史書は
他のものを切り貼りしていることが多く、
写し間違いがあるので
注意しなくてはならないというのが
新鮮でした。

「吾妻鏡」に合わせると
長明の父の年齢、
「方丈記」の長明の年齢が
おかしなことになり、
成立年代を無理して
合わせることになってしまうそうです。

今までのやり方を
見つめなおすところから
新しい事実がわかる。

新しい研究がないところは
硬直化してしまい
小さな「何か変だな?」を放っておくと
積み重なって誤解になってしまうのだ
ということ、なんだか今の私に
言われているような気持ちになりました。

他にも示唆に富むご指摘があり、
今までで一番おもしろい講演でした。

「方丈記」を読んでみたくなりました。


帰りはいつも有楽町から
東京駅まで歩きます。


国際フォーラムの横を通ります。
この雰囲気が好き。

 
東京駅前も好き。
郵便局が素敵です。


今日は見本の招き猫を作りました。
乾燥中。2週間くらい乾かしてから
素焼き→本焼き。


大猫は白、子猫は黒にする予定ですにゃ。



ヒヨドリバナ

2012-09-13 20:01:20 | 植物
こんばんは(*^_^*)


暑かったですね。
夏がなかなか終わらない感じですが、
季節は確実に秋に向かっています。

BGMは辻井信行「川のささやき」

お昼休みに散歩をしていたら、
ここでは初めて見るお花発見!


階段のところに白いお花が群れています。


なんだろ?


もしゃもしゃしたお花です。


後で調べてみるとヒヨドリバナというのでした。
鵯が鳴く頃咲くから鵯花。
鵯って年中鳴いている感じがしますが?

ヒヨドリバナ数種類あるみたいなのですが、
それはわかりませんでした。


露草は花期が長いです。


葛。もうすぐ咲くのでしょうか。

 
散った桜の葉が吹き寄せられています。

  


もうハロウィンですね。

ニホンイタチ

2012-09-13 09:42:29 | 自然
今日はラヴェルの水のたわむれをBGMにどうぞ。

峠を越える国道を走っていると
よく野生動物が轢かれているのを見ます。

たいていは狸とおぼしき動物なのですが、
昨日見たのは、ほっそりとして顔が黒いのです。


ニホンイタチだと思います。
初めて見ました。


もちろん写真は撮れなかったので
借り物の画像ですけれど、
こんな感じでした。

先日のアカショウビンもそうですが、
初めてみるのが死んだ姿というのは
悲しいことです。



シャーベットビールふたたび

2012-09-12 20:08:18 | 飲食

今日も缶ビールを凍らせてみました。

実は昨夜飲もうと入れっぱなしで忘れていて、
今朝出してみると缶が変形していました。
破裂しなくてよかった。(・ω・;A

そのまま冷蔵庫に移動、
夕食にあけてみると・・・。
半分はしゃりしゃりのかき氷状です。
昨夜よりも固いです。

開け口より注ぐのは無理だったので
缶切りで蓋をあけて
スプーンで掬って先に注いだ
ビールの中に入れてみました。

「ビールにかき氷をいれただけ」
などという家人の感想もありますが、
家で手軽にできていいではないですか。
缶ビール一本にかき氷は作りたくないです・・。

明日は冷蔵庫に移動するの
忘れないようにしようっと。

シャーベットビール

2012-09-11 18:42:11 | 飲食
シャーベットビールで検索すると
甘いシャーベットが出てくるのですが、
これは何とよべばよいのかしら?


右側のコップのシャーベット状のもの。
冷凍庫に7時間入れたのち、
少しおいておいたビールです・・。
ビール缶の底からとろーとでてきました。
350ml缶の3分の1くらいは凍っていたかな?

確かにビールの味。
フローズン生のように
液体と泡にわかれているのとは違うけれど
これはこれで楽しいなあ。

美男美女食い倒れ隊 番外編③エピソード 似ているスター

2012-09-11 00:20:33 | 食い倒れ隊
ノイバラは先日、
Hちゃんが高島礼子に
似ているのを発見しました!


うんうん、こんな感じ。
ふっと笑った感じが似ています。

歌会二次会で賛同者を得たので、
食い倒れのメンバーが誰に似ているか?
今まで似ていると言われたことのある
スターを聞いてみると・・。


Mちゃん=畠田理恵
これが一番似ています。


ノイバラ=原田知世
なんだっ、ふざけるなっと石をなげないように。
おっしやったのは酒豪の学者M田さんです。


そして、黒一点、用心棒のF島さん=郷ひろみ。

かなり昔らしいので、こっちかな?

=ではなく≒が正しいのか。
≠が正しいのか。

ふしぎなもので一回そう思うと
Hちゃんは高島礼子に見えてくるし。
郷ひろみについては
異議申し立てがありましたが、
眺めているとだんだん
そんな気がしてくるかもしれません。

笑ってはいけません。
美男美女食い倒れ隊と
言っているではありませんか。

美男美女食い倒れ隊⑲寄席とロシア料理@新宿

2012-09-11 00:06:59 | 食い倒れ隊
おはようございます。


露草もおはようです。

さて、まだ前回から10日もたっていませんが、
9月の集まれる日はこの日だけ。
19回目の食い倒れもお天気です。

  新宿「末廣亭」→ロシア料理「スンガリー」新宿西口店でディナー

まず伊勢丹の地下でお弁当を調達します。
「末広亭」は途中で出這入りできないのです。
F島さんおすすめの「米八」のおこわ弁当にしました。


写真を撮れなかったので
似たお弁当の写真です。
これは和風弁当ですが、
ノイバラは豆腐ハンパーク弁当にしました。
選べるおこわ2種に和風のハンバーグと
お惣菜が5種類くらい入っていて、
おいしかったです。


「末広亭」に並び、
人寄せの太鼓の音を聞きながら待ちます。
ノイバラは末広亭は2度目です。

この建物は昭和21年に建てられてから
ほとんど変わっていないそうです。


落語の文字って独特ですよね。
看板は手書きのようで、墨の濃淡があります。
はねた墨をホワイトで修正したあともあり、
この手作業は昭和の香りがします。

今日は落語芸術協会の公演。
この協会は落語協会とはライバル関係らしい。

ノイバラは詳しくないので
間違っているかもしれませんが、
桂夏丸が「落語家400人
常連客400人」というように、
観客は減少しているようです。

落語界は大きく落語協会と
この落語芸術協会に分かれ、
さらにこの二つに属さない派があり、
それぞれ公演時期をずらしたりして
すみ分けているらしい。

芸術協会の方がマイナーなようで、
落語の常連さんF島さんとMちゃんも
初めてという芸人さんがいました。

ずっと睡眠不足が続いているので、
初めの3人はがんばったのですが、
4人目あたりから寝てしまいました。

8人目の三笑亭笑三あたりで目が覚めました。
(↑映像がこれしかなくて、
音声がよく聞き取れないのが残念。)

このおじいちゃんがいい感じで、
名人芸を楽しみました。

あとはトランペット漫談の
マグナム小林が新鮮でした。

タップダンスで馬の駆ける音を鳴らしながらの
「暴れん坊将軍」「天国と地獄」は大受けです。
バイオリンで救急車や新幹線の通り過ぎる音、
蚊や蝿の羽音まで再現するのです。

楽しかった!

昼の部(12時~4時半)が終わって帰る時、
若い観客がちらほらいることに気付きました。

「お若いのにね~」(夏丸)


「スンガリー」新宿西口店でディナーです。


まずはオールド・トビリン。
甘口のスパークリングワイン。


角度を変えて撮ってみました。

女性は「グルジア・セット」(子牛肉の串焼きセット)。
F島さんに「コプレチ・セット」(季節のお料理セット)
を頼んでいただいて両方の料理を賞味する作戦です。


まずは「グルジア」のマリノーブナヤ・ケタ。
サーモンマリネのパンケーキ包みです。


おいしそうでしょ。


「コプレチ」の桜エビのサラダ
桜エビがいいにおい~❤


選べるシチューのうちノイバラはボルシチ。
すごくおいしいですっ。

 
グリヴィーヌ・ヴ・スミターニュ。
マッシュルームとホワイトアスパラガス
クリーム煮を蓋のパンにつけて食べます。


ノイバラのシャシリーク。
子牛肉の炭火焼です。
ちょっと切り分けにくいかなー。


ツェサールカ・トゥショーナヤ・ヴ・マスレー。
ほろほろ鳥のグルジア風コンフィ。
悔しいけれどほろほろ鳥の勝ちです。


名前を失念。さっぱりした乳酸菌飲料。


3種類のジャムはバラの花弁、
木苺とルバーブ、グリオット(さくらんぼ)


ロシアン・ティーを楽しみます。


おみやげ。
寄席で食べることを意識したスイーツが充実。

スパークリングワインで足元があぶないF島さんの
お茶に皆で付き合い、おしゃべりを楽しんで帰りました。

サンマと烏龍茶ラテ

2012-09-09 13:01:22 | 飲食
こんにちは。
残暑の休日、
お変わりなく過ごしですか。


昨夜の日付が変わってからの月。
赤みがかっていました。
BGМは富田勲によるドビュッシー「月の光」

シンセサイザーのドビュッシーもいいですよね。
地上ではなく宇宙的な月の光です。

月の光の下でこの曲をきいていると
胸が痛くなります。
なんだか泣きたいような、
胸をしめつけられるような。


歌会二次会の帰り、
電車でご一緒だったM部さん、
名古屋ご出身だそうです。

熱田神宮が一番よかったことを
申し上げましたところ、
たいそう喜ばれて、熱田神宮の
所縁の方であると明かされました。

二の鳥居の鶏の仔細を話ますと
そこまで見てくたれたかと感激のご様子。

「私はヤマトタケルの子孫である」と
おっしゃるのですが、それは?(笑)

ミヤヅヒメは生理中であったと
古事記には記されていますので。

熱田神宮のご神体は草薙剣。
やはりあのただならぬ気配は
伊勢、橿原とならぶ聖域だったのですね。

途中までご一緒だったO智さんは
瀬戸内海の水軍の末裔だそうですし、
なんかすごい方たちとご一緒なのでした。


ハエトリソウがまた咲きました。


あっ こらこら。

 
いただいた白桃烏龍茶ラテを飲みました。
お水でとくだけなのです。
ほんのりと桃の香りでさっぱりしています。


昨夜「赤ひょうたん」で食べた秋刀魚が
あまりにおいしかったので
今夜も秋刀魚を焼きます。

ではみなさま、
よい休日をお過ごしくださいませ。

「ドビュッシー、音楽と美術」と朗読劇北杜夫『幽霊』@ブリジストン美術館

2012-09-08 14:13:03 | アート

ブリジストン美術館で
「ドビュッシー、音楽と美術」展がひらかれています。
ドビュッシーの生誕150周年を記念した
オルセー美術館とオランジェリー美術館の
共同企画です。

特別公演「朗読劇 北杜夫『幽霊』」に
矢代朝子さんが出演なさるので、
聴きに行ってきました。
展覧会はついでに見学。

北杜夫の処女作『幽霊』は
ドビュッシー「牧神の午後」を
モチーフとしているそうです。

さて、お天気上々で暑いです。


駅までの道を急いでいるとき、
地図の下にこんなことが
書いてあるのに気付きました。

八王子市は古くから「桑都(そうと)」と呼ばれる
織物の街だったのです。

どのくらい古くからかというと、
西行の作と伝えられる歌に
「桑都」と詠われているくらい。


江戸時代の養蚕、市場の様子を
描いた絵。


大正時代の織物工場。

この忙しいときになぜ気付いたのか?
わからないですが、京橋に向かいます。

 
まずは、美術館近くのメルシャンサロンでランチ。


ノイバラは「限定5食」に目がくらんで
マグロのづけ丼。
ランチ\1050はもれなくワインがつきます。


F島さんの日替わり、
ハンバーグの茗荷味噌ソースが珍しいです。
ハンバーグのおいしさは期待通り。
(ちょっと味見)


Hちゃんのハヤシライス。
これは限定15食。


うん?ブリジストンのビルの陰に消防車です。


今日は防災訓練。
しかもその30分の時間帯に
大当たりしてしまったのでした。


これです。

「えー、なぜドビュッシー?」と
あまり期待せずに行った展覧会でしたが、
意外な楽しさでした。

この音楽家の美術家との交流によって
自らの音楽を創造していった過程が
絵画など美術品や工芸品によって
明らかにされていました。
(どんぴしゃの作品ではないこともありましたが)

ドビュッシーといえばこの曲が好き。
月の光

今回の展覧会で使われていて好きな曲。
水の反映牧神の午後への前奏曲
子供の領分「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」

異国的な旋律もあります。
当時流行していたジャポニスム、
また中国の美術品が
作品に影響を与えています。
ドビュッシーは版画や工芸品を
蒐集、愛用していたのでした。

版画「雨の庭」版画「パゴダ」金色の魚
そして月は廃寺に落ちる

心にストレートに入ってくるので
近しく思い、新しいと思っていたのですけれど、
明治末期から大正期に
活躍なさった方なのですね。
(・ω・;A

旅行中も持ち歩いていたという
カエルの文鎮「アルケル」(彼が命名)
ユーモラスでかわいかったです。

解説を繰り返し聴きながらでしたので、
1時間半でも短いくらい・・。

ドニの言葉。
彼の画を前にすると納得できます。

「絵画とは、裸婦とか戦場の馬とか、
あるいは逸話とかでできたものである前に、
本質的にある一定の秩序によって集められた
色彩によって覆われた平坦な面なのである。」

朗読会まで時間がありますので、
お向かいの千疋屋でお茶します。

どれも食べたかったケーキセット。


フルーツゼリーだった? Hちゃん。
中のフルーツが涼しげです。

 
ノイバラのフルーツチーズケーキ。


F島さんのフルーツショートケーキ。

そうこうするうちに時間となり、
開演前の列に並ぶと、花の4K組の
K谷さんがいらっしゃるではありませんか!
明日の歌会も泊りがけで出席なさるそうです・・。
すごいパワーです。

朗読会は北杜夫『幽霊』。
処女作で、「牧神の午後への前奏曲」を
モチーフに使っています。
最後には軽井沢高原文庫館長加賀乙彦さんと
北杜夫夫人のごあいさつもありました。

軽井沢演劇部の役者さん
男女4人による朗読は
もちろんすばらしかったです!

しかし、途中、音楽が挿入されるところ、
ドビュッシーの方を聴いてしまい、
私の中で朗読が飛び、
ストーリーがわからなくなることもありました。
(もっとも長編小説を1時間に縮めたので
余計わかりにくかったのかもとHちゃん。)

この夏の軽井沢睡鳩荘での公演では、
音楽はそれほど多くなくて、
自然の虫や鳥の声が入ったそうです。
残念。

舞台が終わってお腹がすいたので、


キリンシティ八重洲地下街。
Hちゃんのご主人ご推薦のお店です。


樽生ビールハートランド。
まずは乾杯してテーブルに置いたところ。
泡がきめ細かくて、軽くて、すごくおいしいです。

次々にお料理が出てきて
「酒池肉林」状態。


タパス三種盛り合わせ。
右端のポテトサラダがお気に入り。


旬の蓮根フリット。


シラスの焼きじゃが麺。


埼玉県産の豚バラ串カツ。


ここで女性はフローズンハイネケンを頼みます。
しゃきっと冷たくて、
先日のフローズン生を思い出しました。
泡は凍ってなかったですけれどね。
(F島さんのジンジャーエール
は向こう側に写っています)


こがね鶏のココット蒸し。

 
チーズとオリーブのケサディア。
名前が覚えられなかったのでメニュを撮りました。
薄いピザ生地に具がサンドしてありました。


海の幸の十六穀米リゾット。
海産物のおいしいお味がでていて、goo。


お口直しに炭酸水をいただきます。


デザートに豆乳フレンチトーストバニラアイス添え。

「酒池肉林」に甘味まで加わって、
大満足でした。

自宅前で仰いだ月は下弦。

全国大会オプション旅行松阪城跡の昼の上弦。
フローズン生の夜の満月(ブルームーン)。
この夜は赤い下弦が上ってくるところでした。

こんなに何気なく見上げて
美しい月に出会えるのは
滅多にあることではありません。

とても幸せです。