ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

甲府①金桜神社信綱歌碑除幕式、昇仙峡ロープウェイ

2018-07-12 16:48:28 | 
みなさま、こんにちは(*^_^*)

お暑うございます❤
お変わりなくお過ごしですか?

ひさしぶりに甲府に行ってまいりました。
金桜神社の信綱の歌碑の除幕式に出席するためですが、
のんびりと夏の甲府を楽しんできました。

8日・・金桜神社の信綱歌碑除幕式と昇仙峡ロープウェイ。
    フルーツパーク富士屋ホテルに宿泊。
9日・・放光寺、恵林寺見学。


久しぶりの花の3K組、
元気のないノイバラを力づけようと
K谷さんが企画してくださったのです。


行きは中央本線各駅停車。
2時間弱で大会の詠草の選歌が終わりました。

甲府駅でなぎの会の方々が出迎えてくださいます。
おなつかしい。
昨年の小尾家訪問以来です。

 
行きのバスの中で、除幕式のことが
書かれている新聞記事を見ます。

 
結構な山道ですが、ここを信綱先生は
雨中行軍されたそうです。

 
金桜神社。

 
手水の龍さんかわいいです。


「金桜」由来の鬱金桜。
シーズンにはきれいでしょう。


境内

 
本殿でみなさんお参りします。
 
 
除幕式会場。


お供えの向こうの白い布がかぶせてある
こんもりしたのが歌碑です。
歌碑は山を背にする形で設置されています。

 
歌碑の真向かいに富士山が見えます。

 
除幕式は招待客も含めて50人ほど。


司会は頼綱さん。


はじまりました。


初めて見る除幕。
ひもを左右にひっぱり・・。


白い覆いをとります。

   
来賓が順番に玉串をお供え。

  
小尾一族からもお2人。孫の清水さんと小尾まさみさん。
あとで一年振りのご挨拶をしました。


お供え物はK谷さんとK澤さんがご用意なさったのです。
神社で揃えるものと思っていたので、
冷蔵庫で保存して列車にゆられてきたスルメのお話をきいて
驚きました。ご準備大変だったでしょう、有り難いことです。


テントやお供えが撤去されて、歌碑がよく見えます。
幸綱先生の書が素晴らしく、上品な造りです。

「鳥の声水のひびきに夜はあけて神代に似たり山中の村」

金桜神社近くの宮本村に宿泊された翌朝の歌です。
昇仙峡は雨でしたが、翌朝はいいお天気だったのですね。
余計に「神代」のように感じられたのでしょう。
実景に裏打ちされた比喩が素晴らしいです。

 
縁起を描いた石碑。紙ふぶきが残っていて、
さらに表面が光って読めないですが・・。

  
歌碑の前で3巨頭がお話されています。
左より三枝昂之、佐佐木幸綱、三枝浩樹の各氏。

山梨出身の三枝御兄弟、ことに三枝昂之さんは
山梨文学館館長でもいらっしゃって、
歌碑の建立に尽力されました。

三枝昂之さんには信綱研究会、日本歌人クラブでも
お世話になっているので、御挨拶をしたら、
「写真撮りましょう」とノイバラのカメラで
歌碑をバックに撮ってくださったの。
気さくな方なのです。


甲府の方々を撮る東京歌会メンバー。

 
懇親会は以前にも行ったことのある「ほうとう会館」。


お食事のあと皆さんは昇仙峡をあるいて下るようですが、
私はロープウェイ。

 
あとからS藤さんもいらして、ご一緒します。

 
あっという間です・・。

  
終点は絶景ポイント。富士山が見えるのです。 

  
神社もあります。


神社の向こう、うぐいす谷の絶景。

 
展望台途中で金峰山が見えました。
頂上に金桜神社の御神体がまつられているそうです。

岩盤の上の砂がじゃりじゃりしていて足元が危なく、
ほんの2、3分の距離しか歩かなかったけれど、
久しぶりの山は疲れました。

S藤さんとお話するのもひさしぶりで、
藤野勉強会では以前お渡しした『二人連れ』のコピーを
輪読されている由。感謝されました。

語彙研究ついでのコピーがあちこちで役に立っているらしく、
すっかり忘れていたのですけれど
それをみなさん私を励ますおつもりで、
わざわざ伝えてくださるのが嬉しく。


帰りのロープウェイにのろうと帰ってきたところで
HさんとMさんにばったりお会いします。
それまで除幕式の経費の計算をされていたようです。

120周年記念事業のひとつなので、
甲府の方、120周年基金と記念大会の方と
会計が何人も立ち会わねばならないらしい。
本当にお疲れさまです。

ちょうど午前中は天気も曇りで気温が上がらず、
金桜神社では鳥のさえずりと風が心地よかったです。
すばらしい除幕式でした。

    →②に続く


甲府②フルーツパーク富士屋ホテル、放光寺・恵林寺参拝

2018-07-12 16:33:34 | 

バスで甲府駅に向かわれる皆さんとお別れて
K谷さんの赤いフォルクスワーゲンでホテルに向かいます。

 
フルーツパーク富士屋ホテル。リゾート風です。

    

 
お部屋からのながめ。たまたま空いていた
角の広いスイートルームに代えてくださっていて
2面の窓から南アルプス、富士山を堪能しました。

 
大浴場の温泉もよかったけれど、
部屋のお風呂が総檜作りで檜のいい香り。
湯船から山が見え、最高。

 
畳に2人、ベッドに2人別れて寝ました。
夜は爆睡。


夕食は鉄板焼。

  
まずはビールと前菜。

 
フルーツパークはかなり高いところにあるので、
夕食は大きな窓から暮れてゆく山梨市をながめながら・・

 
眼の前でお魚、お肉、野菜を鉄板で焼いてくださるのを

 
ビールを飲みながらのんびりと待ちます。


お魚。


お口直しのもずく。

 

 
お肉。




最後のデザートをいただく頃は


夜景となりました。


  
翌朝はピーカン。

 
朝日をあびて朝風呂です。

 
畳に寝転ぶと一面、空。

 
朝ごはん。バイキングではなかったので、
おいしくてほとんど全部食べてしまいました。
いつもはお味噌汁とフルーツだけなんですが。

   
K谷さんおススメの1階のカフェ、
旬の桃のパフェも半分ずついただくことに。


写真を忘れて上にのっていた桃を2切たべてしまいました(・ω・;A
一番上に皮つきの桃、以下、生クリーム、
桃のアイス、桃の角切り、桃のシロップが入っています。
おいしいです~❤


タクシー観光に出発です。
放光寺と恵林寺は信綱先生が立ち寄られたお寺です。

  
放光寺は初めて。

  
人がいなくて落ち着いて見られました。

 
あじさいの名所らしいですが、
この暑さでは・・(・ω・;A

 
鐘楼が素敵❤

 
素敵な鐘楼を撮る人を撮る。

   
蓮はまだ蕾ですが・・。


開いているのを発見♪

         
屋根のしのぶ?


わさわさ生えていますにゃ。

   
順路最後にお茶の用意がありました。

 
入道雲~と言われて見上げました。

 
次は恵林寺。


日傘の美女たち。


確か昔来たことがありますが・・。

    
こんなところだったのかしら。

 
ここは見覚えがあります。

             
かなり駆け足で見学しました。素敵なお庭でしたにゃ❤

  
ランチは古民家のレストラン「和ごころ」
ノイバラは海鮮ミニ丼、皆さんはざるそばですが、
写真は忘れました(´・ω・`)

Kさんのご案内でK澤さんの買い物、
記念大会の来賓用紙バッグ100枚も入手。
取り寄せ分はK谷さんが後から店に取りに行って
記念大会会場に送ってくださる手はず。

帰りの切符はK谷さんにいただいたので
「かいじ」に一緒に乗り、おしゃべりしながら帰る。
「かいじ」新車両、広々として気持ちがいい。

 
おみやげの「とりもつ煮」「あわびの煮貝」


「ほうとうチップス」。


中身はこんな感じ。ビールがすすみます~❤

桃は旬ですが、今は家に
西瓜だのメロンだのがあるので、
残念ながらパスしました~。

熱海2018①囲炉茶屋、熱海プリン、伊豆山神社、ラスカ、山木旅館

2018-06-13 12:45:15 | 

みなさま、こんにちは(*^_^*)


あいかわらずの梅雨空です。

 
熱海から帰って、ほっと一息です。


おかげさまで、信綱祭の講演も無事に終わりました。

 
2ヶ月前から何度も打ち合わせをした6月のビッグイベント。
シナリオを書いてくださったHさん、どうもありがとう❤
おかげさまで安心して臨むことができました。

今回は佐佐木信綱祭のための熱海2泊だったので、
ほとんど観光はしない、のんびりのスケジュールでした。

1日目 ラスカ熱海、「囲炉茶屋」、伊豆山神社、
    糸川遊歩道、親水公園、「鮨勘」。
2日目 佐佐木信綱祭、親水公園、サンビーチ、ジャカランダ祭り
3日目 ラスカ熱海、「ばんばん食堂」ATAMIX、駅前商店街




小田原で小田急から東海道線に乗り換え。


ひさしぶりの熱海です。


お昼は熱海駅前「囲炉茶屋」。3度目かな?


同じところに何度も行くのが好きなのかも・・。
でも、今度は初めての2階席です。


うふ。麦酒。


御存じ熱海名物「まご茶漬け」。


海鮮丼。

 
お向かいの八百屋さんの水道がずっと
流しっぱなしなのが気になります。
ひょっとして、温泉? かけ流し?
熱海では野菜も温泉に入るのか・・?


駅へ帰る途中でかわいいお店「熱海プリン」発見。

 
外のベンチで食べられるとのことで・・。


一番人気のふつうのを買ってみました。
カバさんの形のカラメルソース入れが
口のところに輪ゴムでとめてあります。


カバさんマーク。熱海温泉は塩分が入っているので、
塩の好きなカバさんをマークにしたということです。


牛乳瓶っぽい入れ物がかわいいです。
おいしかったです~。


伊豆山神社に行きました。
バス④に乗ると、7分です。


階段で上るのと脇の坂道を上る方法があるそうです。


本殿まで170段の石段。


がんばるにゃ(´・ω・`)

 

 
なんか、お城の石垣みたいです。


着きました~。境内です。


手水に紅白の龍さんがいます。

  
カラフルでかわいいです~。

 
神さまが降り立った岩だそうで、
坐ったり触ったりするといいそうです。
階段で疲れたので、しばし休憩。

 
本殿。

本殿手前にナギの大木があり、
「縁が切れない」葉っぱをひろいました。
もちろんお財布に入れました。

 
ここから上ると本宮社に行けるのですが、
山道なので、あきらめました。

 
境内のあじさい。

 
本殿左奥、小泉今日子寄進の鳥居。

 
平成22年4月。まだ新しい。


神社前に「権現坂」の碑が。


江戸時代の地図と比較してあり、
あまり変わっていないらしいです。

 
ここから下の走り湯まですごい石段です。
(・ω・;A もちろん無理~。

 
下の鳥居の脇にあったアメリカデイゴ。

ずっと来たかった伊豆山神社に参拝できて、
安心しました。


再び駅に帰り、駅ビル「ラスカ熱海」で休憩します。
お店やレストランがいっぱい入っていて、観光案内所もあるし、
休憩スペースで飲食OKというごきげんな施設です。
3階には400円~のコインロッカーもあります。


きょきょろしながら・・ん? これは、御当地アイス?
「ニューサマーオレンジ&クリームチーズ」とあります。

 
石舟庵という和菓子屋さんのアイスです。


クリームチーズに伊豆特産ニューサマーオレンジのピューレを
加えてあるそうです。
おいしい~(*^ω^*)


よくよく裏を見たら、私の父母の故郷、
熊本県山鹿市で作られています。
しろくまアイスと似てると思ったら、そういうことでしたか!


お宿は山木旅館。初川と糸川の間にあります。

 
ネットで探したのですが、創立80余年、
全部で15部屋のこじんまりした旅館なのです。

  
何よりも信綱祭の起雲閣に徒歩2分くらいですし、
和風の静かなお宿がいいと思っていたので、気に入りました。


入ると新しい畳の匂いがします。
改装したてなのか、壁もきれいでした。

小さなお部屋を頼んだのですが、運動会ができるくらいの(?)
5人泊れる大きな部屋に替えてくださっていました。
玄関、帳場のすぐ上の部屋、すごく静かで落ち着きました。


おいしそうなウェルカムスイーツ。

床の間もあって、撮りわすれましたが、
部屋のあちこちに額や掛け軸があり(読めない漢字)
さすが歴史のある旅館と思いました。


すぐ近くに芸妓見番もあり。


山木旅館経営の「まご茶亭」もあります。

  
風情ある建物です。(´・ω・`)

    に続く

熱海2018②第44回佐佐木信綱祭、糸川遊歩道、親水公園

2018-06-13 12:45:05 | 
第44回佐佐木信綱祭が2018年6月9日、
熱海起雲閣において開催されました。

 
いいお天気! 窓から見下ろすと夾竹桃まみれの車が止まっています。

 
晴れていると雰囲気が違いますにゃ~。

 
旅館から起雲閣へ向かう途中に不思議な場所発見。
「株式会社 熱海魚市場」とあります。大漁旗? も飾ってあります。

調べてみると、ここは熱海の旅館・飲食店が魚を仕入れる場所で、
何と翌10日には魚祭りがおこなわれていたのでした!
覗いてみたら楽しかったかも・・残念。

 
スタッフは11時半集合ですので、11時に起雲閣へ。

  
百合の咲くお庭を通って。

 
入り口。

 
講演者用の控えの間。初めて入ります。


スタッフ弁当。伊豆山の「魚久」のお弁当です。

 
2階の窓から見える、珍しい黄色の花。
何という木でしょう。

35分の講演は後半を受け持たれたHさんの
御努力のおかげで時間通りつつがなく終わりました。

そのあと、幸綱先生をはじめとして選者の方々の
短歌大会講評、表彰式が行われ、
信綱大賞をはじめとして「心の花」の会員が
たくさんご受賞なさっていました。

懇親会、私は失礼して、宿で休みます。
ごろごろして果物を食べたり、ポテチをつまんだり。


ニュ―サマーオレンジ。
一袋買っておいたのが、朝食、おやつに大活躍。
手で剥けて食べやすく、おいしいです。


糸川遊歩道から海岸にある親水公園まではよいお散歩コースです。
1日目と2日目と夕方歩きました。


遊歩道沿いに植えてある、あたみ桜の時期はきれいでしょう。


今はブーゲンビリアが満開です。


以前来たのは梅の時期だったのですが、
あたみ桜はもう散っていました。


こんなのとか


こんなのとか。


糸川の柵には不思議かわいいやつがいっぱい。

  
ドラゴン橋です。

 
遊び心満載。

 

 
坪内逍遥の歌碑。
「ちかき山にゆきはふれれと常春日あたみのさとにゆけたちわたる」
「ちかき山」、ゆ、と、ゆ、け、わ・・しか読めない(・ω・;A
逍遥は旧仮名だと「せいえう」。他人のようです


桜橋。

 


ここから水辺に下りられます。


おお!


ちょっと感動。


海に近い、ここからも下りられるようです。


ジャカランダ、花盛り。

 
海に出ました~\(^ω^)/

 
親水公園。ヨットハーバーがあります。

  
デッキがあって、ベンチがあり、お散歩を楽しめます。

   
外国みたい~❤

 
右手の山岸には熱海城が見えます。


このベンチにゆっくり坐りたいな~と思いつつ・・


予約の時間5時近くなったのであわてて戻り・・。


1日目の夕食は「うまい鮨勘」。
糸川遊歩道始点、熱海市役所そばです。


かんば~い。店内改装されて、以前より高級感があります。

 
生牡蠣と桜海老の唐揚げ。


富士錦だったかな?


おまかせのにぎりセットでお腹いっぱいです。


さすが海産物は新鮮で最高においしかったです。


こちらは遊歩道からちょっと北上した渚町の「季魚喜人(きときと)」
2日目、お宿の方に「自分がよく行く」と教えていただいたのです。


かんぱい~(^ω^)
この時は講演が終わったところでしたので、解放感~。

 
生桜エビとシラス。

 
ハモの天麩羅。


にぎりセット。
お料理はイマイチでしたが、地元感を楽しみました。

      に続く



熱海2018③海岸、ジャカランダ祭り、「ばんばん食堂」、60年前のレジスター

2018-06-13 12:45:00 | 

海沿いに熱海親水公園のスカイデッキを歩き、
ジャカランダ祭りを見に行きます。

 
ムーンテラス。

 

  
ムーンテラスからの眺め。


その向こうが

 
サンビーチ。

 
遊歩道のジャカランダがライトアップされています。

  

   
歩いているちに真っ暗になり、夜景を楽しみました。
花火はちょうどやっていない週で、残念でした。


3日目の朝、山木旅館の帳場付近。
タクシーを待っています。


マッチがレトロ。

  


ここにも読めない漢字の額が・・(・ω・;A 猫に小判にゃ

  
雨だったので、駅で時間をつぶすことに。
ラスカ熱海2階「ばんばん食堂」日本酒の飲み比べ。


刺身定食。


海鮮丼。
いずれもネタが新鮮でおいしいです。


鯵の干物の唐揚げ。骨まで食べられます。


駅前平和通り商店街。


和菓子屋さん「村上」でところてんをいただきました。

駅前のビル「ATAMIX」にも行ってみました。


1階のみやげもの「奥山名産店」では
年代物のレジスターが使われていました。


60年前のアメリカ製。セールスマンに一生ものと言われて
軽自動車1台分で買われたそうです。
右横のレバーを引くと、下の台のお金入れが前に出てきます。


R.C.Allenと読めます。航空機器のメーカーでしょうか。


蓋になっていて空けるとタイプライター方式で
値段が印字されるようです。
印字リボンはまだ売っているそうです。
故障したら部品はないそうで修理は難しくなりますが、
替えのリボンを売っているというのに感動しました。
素晴らしい。

レジスターをほめたら、70代くらいの店主が
レジスターにまつわるいろいろなことを話してくれた。

先代が海岸に近いところにお店を始めたのが戦後で、
その時は国産ナショナルの木製レジスター。
すぐ壊れるので修理しながら使っていたが、
10年くらいでこのアメリカ製に買い替えたらしい。

ATAMIXに越してきたのが20数年前(バブル期?)で、
その時に木製レジスターは捨ててきたとのこと、
残念がっていました。


珍しいかと小田原「丸う」の「しんじょう」と
網代いかめんち」というものも買いました。


こちらです。
「しんじょう」というのは、蒲鉾とはんぺんを足して2で割ったもの。
「いかめんち」はイカのさつまあげ。
網代のお母さんたちがもともとあった地元の郷土料理を製品化したらしい。
普通のさつまあげよりもふわふわしていました。


糸川煮。山木旅館オリジナルのあなご佃煮です。
山椒がきいていて、乙な一品。

 
これは金時草(きんじそう)。ラスカ熱海で買いました。


硬そうだったので、長めにゆでたら、
赤い色が落ちてしまった・・。
ちょっと粘り気があって、ツルムラサキみたい?
不思議なお味でした。










初秋の山中湖----パノラマ台、シジミの貝殻、ハンモック・カフェ

2017-09-14 20:44:55 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)


だいぶ涼しくなりましたね。
いかがお過ごしですか?

昨日今日は残暑厳しく、へばっていました。
お家でごろごろしていたの。

ようやく研究会誌の原稿も書き終わり、
資料の整理、写真の整理が終わりました。


これは何かというと・・。

 
サンショウバラの実なのです。
初夏に可憐なピンクの花を咲かせますが、
実を見たのは初めてです。


山中湖湖畔でお昼を食べることにしました。


目の前が湖。


平日なので空いています。


馬肉のお刺身。


ざるそば。
おいしかったです。


連れの天麩羅そば。
おいしそうでした。

お蕎麦屋さんでもらった地図で
三国峠のパノラマ台に行ってみることにしました。



途中、ちらっと山中湖が見えます。


秋の気配の山道を上ります。

  

 
イタドリ?

 
花ざかりです。


ちょっと車を止めてみることにしました。

  
ススキをかきわけて・・。

  
山中湖が眼下に見えます。

       


ススキのおみやげにゃ❤

 
トランクには道志の道の駅で買った秋の花。


お野菜やお漬物も入手しました♪

 
ちょっと違う場所から見下ろしてみました。

   


パノラマ台に到着。

   
ここが一番見晴らしがいいようです。

   

 
下りて湖畔を一巡りすることにしました。

 
 
わ~い❤富士山は雲で見えないけど、広々としていていいなあ❤

 
階段で砂浜に降りられるようです。

 

 
うん? 白い貝?


いっぱい落ちてる。

 
よくよく見るとシジミの黒い貝殻の皮がはがれて
下にあった真珠のような光沢が
現れているのでした。
こんなにきれいだとは。

    
意外です。

 
ツキミソウはしぼんでいます。

 
白鳥の羽根?


赤い岩です。溶岩でできた岩かな?

  

 


さざ波がきれいです。

        
ずっと波ばかり見ていました。


眠くなったので、ハンモック・カフェはまた後日。
おやすみなさい。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


4か月ぶりの追記、ハンモック・カフェです❤

 
山中湖畔にハンモックカフェはあります❤
昔、熊野に行った時にお手製ハンモックに寝てみたことはありますが、
森の中で気持ちよかったことだけは覚えています。


飲み物を頼んで(クランベリージュースか何か)。


椅子がおしゃれ。


これに乗ります。


寝てみました~❤
お部屋みたいで快適❤


乗る時よりも下りる時のほうが難しいです。

 
ツリーハウスにものぼってみました。

     

楽しかったです~。

初夏の清春(きよはる)

2017-05-18 13:04:43 | 
みなさま、こんにちは(*^_^*)

涼しい日が続いていますね。
いかがお過ごしですか。

この春は閉じこもっていましたが、
甲府のお友達のお誘いをうけて、
山梨県の清春に行ってまいりました。

清春といえば、佐佐木信綱第一歌集『思草』に
清春の小尾家訪問の歌が8首連作として収載されていますが、
このたび、甲府なぎの会、
代表K谷さんはじめ会員の方の御尽力により
小尾家に訪問かなうこととなりました。

清春の小尾家といえば、保彰さんが
明治時代に書かれた記事でしか知らなかったのですが、
まさかそのご子孫にお目にかかれるとは、
夢のようなお話です。

数年前、信綱の旅、保彰さんが書いた「峡中記」をたどる旅を
K谷さんが企画してくださって、昇仙峡、金桜神社などを巡りましたが、
その時はまさか小尾家と御縁ができるなど、
思いもよらなかったことです。

そのあと、結社で金桜神社に信綱の歌碑を建てることとなり、
三枝昂之さんが研究会誌に「峡中記」の解説を
書いてくださったこともあり、『思草』研究をしていた頃よりも
ずっと小尾家に関心をよせていました。


中央本線鈍行の旅です。
あと10分で甲府、そろそろ山が見えてきました。

 
信綱は初鹿野駅(現・甲斐大和)まで鉄道で行って
峠馬車で笹子峠を越え、勝沼に泊り、
明治36年4月25日の朝、人力車で
保彰さんたちと待ち合わせの笛吹川の堤に行ったようです。


甲府駅でK谷さんがお迎えしてくださいます。


甲府駅前。
2年ぶりです。


わ~い、これに乗っていきます♪
遠足みたい♪


とちゅう、車中より甲斐駒、八ヶ岳をのぞみ、
釜無川の河原にニセアカシアが真白に咲き続くのを見、
桐や藤の咲く武川を抜けて
走ること1時間・・。


清春芸術村
清春という地名は今ではもうないそうです。

白樺派の美術館構想を吉井長三が私財を投じて実現。
清春小学校跡地に昭和50年(1980)より
ラ・リューシュをはじめとして順次建物を建設しました。
(清春白樺美術館は1983年、
白樺図書館2003年、茶室「徹(てつ)」2006年、
光の美術館は2011年に完成)

 
マロニエの木の向こうにある煉瓦づくりの特徴ある建物が
「ラ・リューシュ」。

芸術家のためのアトリエ兼住居。
画家小島善太郎もここに泊りこんで桜の木を描いたのでした

 
ラ・リューシュ右前にザッキンの彫刻。


ラ・リューシュ入り口。入れません。


ピカソの作品が飾ってあります。


内部はこんな感じ。

 
お天気がよくて、ピクニックに来たみたいです♪

  
わ~い、わ~い❤
(走り回っている)


あ、陶芸の窯もあるみたいです。

 
回りは全部桜の大木です。
花の時期はどんなにか綺麗でしょう。


臥龍桜。

 
ツリーハウス? 
と思って近づいたら、茶室でした。

 
普段は入れないようになっています。

 
ラリューシュはエッフェルさんの設計ですが、
これはエッフェル塔の階段とセザールのエッフェル像。


おとぎの国みたい❤

 
美術館に行ってみます。


図書館はお休み。


アカツメクサとオオイヌノフグリとカタバミ。


親指が立ってます。セザールの彫刻。

 
 
美術館正面。おもしろい建物です。

 
右手にレストランが見えます。


振り返ると山がきれい。

  
ルオー展をやっていました。


白樺派はルオーが好きだったのですね。

   
美術館からルオー礼拝堂までは白樺の林。


彫刻点在。

 
白樺に交じって松の木もあります。いい香りです。


ルオー礼拝堂。

 
ドアをあけると・・。

 
内部は天井からの間接光のやわらかな光に満ちています。

 
ドアの上のステンドグラス。

 
パイプオルガンと書見台かしら。

 
敷地の奥に梅原龍三郎のアトリエが移築されています。

 
途中に「小林秀雄の桜」。
土地の選定に彼も関わったらしいです。

 
新宿から移されたアトリエ。

 
中には入れません。

  
周りの緑が映り込んで見辛いですが、
明るく広々としていました。

 
四角いコンクリートの建物、倉庫かとおもったら、
「光の美術館」でした。

         


ラリューシュの一室が資料館になっていました。

 


ミュージアムショップて絵ハガキを買いました。

 
八重桜の花弁が散り敷いていました。

 
藤棚がステキなレストランを見てみよう。

   
いい匂いにゃ~。 

 
白い藤もあります。

 
藤の下にいる幸せ。


小尾保彰さんのお孫さんにあたるかたとここで待ち合わせ・・。
この清春芸術村から小尾家まではずっと小尾家の所有地だったそうです。
(・ω・;A 大地主さんだったのね。

 
昼食は「グリーンヒル八ヶ岳」のレストランで。
もちろん、ここも元は小尾家の土地でした。


室内プールがあるのです。


全体が温室のようです。


フジザクラポークがおススメらしいので、
ノイバラはチャーシュー麺。
とろとろでおいしかったです❤


T中さんのカレーライスは山梨らしくカボチャ入り。


クリームあんみつまでいただき、後で後悔することに・・。


柿若葉がきれい。
小尾家のあたりは柿平という地名だったそうです。

 
小尾家の門。立派です~。

  
門だけで感激して撮りまくり。

 
立派なお宅です。ここに信綱が・・(´;ω;‘)

 
瓦がおしゃれ。


門の奥にまた門があり・・奥の庭に行けるようです。



奥のお庭の九輪草。

 
ピンクやオレンジもあって、珍しいです。

 
前庭には水の流れが引き込んであり、
洗いものなど実用に役立っています。


玄関のお花。

 
お座敷に保彰さんのお写真があります。
生まれは明治10年。
信綱より5歳年下です。

明治36年4月の甲斐の旅だけではなく、
明治38年5月信綱の木曽への旅も保彰さんが同行しました。

この時、まず信綱は小淵沢まで鉄道に乗り、
保彰さんたちと迎えの馬で小尾家まで戻っています。
木曽へは小尾家から出発し、「心の花」に
保彰さんが「木曽紀行」を執筆なさっています。

短歌の研鑽は10余年だったのでしょうか。
その後、大正2年の村議会議員を初めとして
村長、県議会議員も歴任され、
30代後半からは
政治の世界で御活躍だったようです。

 
保彰さんあての信綱の書簡。

 
当主の奥さまの手作りおやつをたっぷりいただきました。

いろいろな資料を見せていただき、
不思議に思っていた保彰さんと信綱の出会いについてもわかりました。
韮山中学校を卒業後、現・国学院大学に通われていたころ、
東京で20代後半の信綱と知り合い、
創刊間もない「心の花」に作品を寄せていたようです。

若手のホープだったのでしょう。
落合直文の天に選ばれたりしています。

 
お座敷の外にも前庭にも、足元にスズランが群れ咲いています。
とてもいい匂いと褒めたら
奥さまが掘り上げて持たせてくださったのです。

 
鉢植えにしました。「小尾家のスズラン」です。


おみやげに大野屋の柏餅や草餅、
手作りのお赤飯やお稲荷さんを持たせてくださったのですが、
夜の帰宅でお腹がすいていたので食べてしまって、
(ああ、おいしかった)
お赤飯しか残っていません・・(´・ω・`)





江戸な1日――「江戸名所図会」の向島と日本橋の落語

2016-09-29 23:10:44 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)

信綱の歌に詠まれ
「江戸名所図会」に描かれた向島。

訪れてみたいと先日より念願しておりましたが、、
この度、向島と落語というナイスな組み合わせを発見、
江戸な1日を堪能してまいりました。

佐佐木信綱歌集『椎の木』(昭和11年)「向島」。

・これやこの向島の堤長命寺舗装道路を歩みつつおもふ
・新造(いまつく)る弘福禅寺寒月の在りけむ跡は知る人あらず
・めでたきは広重が画のやかた舟雪はちりる堤の木々に
・ひらき見る江戸名所図会江戸人は花かげ道をゆたに歩みし
・大学のボートの帰さ植半の二階に春の夜を語りしか(亡き友を憶う)

1首目、桜餅で有名な「長命寺」、
舗装道路は堤の道なのでょうか。
当時はまだ長命寺正門が堤に向いていたのでしょう。
現在は高速道路が堤の道の上を走っていて、
フェンスで川は見えず、あまり楽しい道てはありません。

2首目、淡島寒月旧居跡のある「弘福禅寺」、
当時、建て替えていたのでしょうか。


広重の画の屋形船に降りしきる雪。(対岸の待乳山の画です)
雪見が好まれたのですね。


「江戸名所図会」の花見。


木母寺の料理屋「植半」が詠まれています。

まるで向島の名所案内のようです。

木母寺は移転していますし、
「植半」などは今はもうありませんけれど、
向島の今の姿を見に行ってみたくなりました。

時節柄、花見と雪見は無理ですけどね。

そして、江戸時代といえば、落語。
古今亭文菊と入船亭小辰というゴールデンコンビの
文菊・小辰の会」がありましたので、
日本橋に寄って帰りました。

以下、お写真いっぱいで長くなりますので、
お時間おありの時どうぞ。


お天気がはっきりしないのですが・・。


雷門でランチです❤


「川松」で鰻をいただきます。


初めてです。

 
ノイバラが初めの1人。
このあとすぐに満席になりました。

 
にゃ❤


山椒がひょうたんに入っています。


お茶がたっぷりいただけるのが嬉しいです❤


明治30年代の「川松」。
『思草』の頃ですにゃ~。


関東大震災で壊れて昭和5年に建て替え。


雨が降り出しました。


浅草寺宝蔵門。


わ~い、「凶」じゃなかった❤
(´・ω・`)←「凶」を2度ひいている


「凶」よりワンランク上の「吉」なんですが、
やたらといいことが書いてあって、
うれしくて持ち帰りました。

 
浅草寺本堂。


神社も寄っていこう。

   
境内。


二天門。

 
浅草茶房がいいな~と思ったのですが、
お茶している時間はありません。


対岸の向島を歩くのです。

 
対岸のスカイツリー先端を雨雲が隠します。

 


あれが言問橋。わたります。

   

 
言問橋のほとり、東京大空襲の碑があります。

 
いかしたお店発見。
大正3年創業ブラシ専門店「まーぶる」。

 
雨のせいか人はほとんどいないです。

  
橋上。


ついた~。


まずは牛嶋神社。


牛だけに・・。

  
(-人-)
翌日はお祭らしく、準備が始まっていました。


すすめちゃんがいるのです。

 
かわいいどす~。


水浴びをしている子も。

  
ちっちゃな水たまりで
すずめちゃんは幸せになれるんですね~。

   
牛嶋神社隣接の隅田公園は水戸藩下屋敷あと。


「見番通り」をてくてく。

 
三囲(みめぐり)神社。

 
誰もいないの。


あれ。

 
三越のライオンさん。

 
句碑。

   
垂れ目で愛想がいいと「三囲のコンコンさんみてえだな」と
いわれるというコンコンさんたち。
確かに垂れ目。

 
なにげに建ってるけど、慶応ってすごく古くない?


まだまだ見番通り。


ふる~い煉瓦塀があったり。

 
ここでも牛嶋神社の祭の準備。

 
この、「向島墨堤組合」っていうのが見番のこと。
芸者さんが四人、玄関に並んでいて
てんでに傘をさして散らばっていったのだけれど、
撮ったら悪いかなと遠慮しました。


あとでここが淡島寒月の旧居趾と知りました。

 
弘福禅寺。


門の右手の寒月の説明板。

 
禅寺らしい、すかっとした感じ。

   
門の瓦がおもしろい。

  
寒月旧居跡に戻って。
以前はお寺の敷地内だったそうですが。


少しいくと長命寺。


ここ?
幼稚園併設?

 
本堂?
何故フェンスで囲ってあるのかわからないですが・・。


これが長命水です。
ノイバラは長生きしたくないので、
飲みませんでした。


境内、やたらと碑が多いのですが、
そろそろ読むのに疲れてます。


ノイバラが出たらガッシャンと締められた門。
まだ閉門なんていう時間じゃないよね? (・ω・;A??


ここでも牛嶋神社のお祭り準備。
門前の桜餅は???

明治大正と隅田川はレガッタが盛んだつたのですね。
そういえば、信綱先生の歌にもありました。


あっ、桜餅はないけれど、「言問団子」はありました。

 
よかった~。


観光客がほとんどいなくて、不安になってしまいます。
雨のせい?


とりあえず、おやつ。
おいしいけれど、言問団子三つは
かなりのボリュームです。

 
お皿と楊枝がかわいいです。

 
トイレに行ったついでに見つけた展示。
「東京名所図会」は明治31年発行。
「江戸名所図会」のまねっこですにゃ~。
まねっこというより、画をそのまま使っていませんか?


お皿はオリジナルらしい。
都鳥の画だったのね。


お団子のお店の方にうかがって
ようやく桜餅の「山本や」発見。


寺社のように見番通り沿いではなく、
堤沿いに入り口があったので、
わかりにくかったのでした。

さすがにこの上桜餅は食べられないので
お土産に。


言問団子の先代の皿を作った
三浦乾也の窯があったとか。


「山本や」二階に子規が3ヶ月すんでたとか。
勉強になりましたが、「子規の句」として
短歌が書いてあったのには・・(・ω・;A

子規といえば俳句と思ってしまうのでしょうが、
子規には『竹乃里歌』という歌集もあるのですにゃ。


ここからは墨堤通りをひたすらまっすぐ。
ちっとも堤じゃないし、川も見えない3車線道路。
イメージと違う~(´;ω;‘)

 
ここいらで曲がると向島百花園らしい。


ここかな、右折します。


あった~。

   
百花園は初めてですが、特に思い入れはない。

 
しかし、何やらなつかしい

  
ちまちまと植えてあるの好きではないと思いつつ。

  
萩が盛り。

 
いつかこういうところを歩いたかな?

  


お茶会、参加する時間はないです・・残念。


とにかく、ぐるりと回ります。

 

  


雨だったので、お団子はお供えしていないです。

 

 
萩のトンネル。

 

 
池もあります。

         


それにしも、蚊が多かったです・・。


白鬚神社。

   

  
ここをすぎるとひたすらまっすぐ。


あまり面白くない道です~。


歩きはじめてそろそろ3時間。
くたびれてきました。


隅田川神社参道は団地の真ん中をつっきる形です。

 
公園になっています。



 
隅田川神社。水神社ともいいます。



 
案内板。北斎描く、手前の水神社と
中央は木母寺と料理屋「植半」。
どちらも現在は移動しています。


ちゅんち。


梅若伝説の説明。


木母寺。

 
門が閉まっていますので、塀ごしに。

急ぎます。

 
東武スカイツリー線の鐘ヶ淵駅を目指しています。

 
着いた~。

押上で乗り変えれば水天宮はすぐ。

 
人形町甘酒横丁でごはんを食べます。


焼鳥屋さんなのて、おススメ親子丼。
玉ひでにはかなわないけど、おいしかったです❤


エレベーターで偶然、小辰さんと乗り合わす。
2時間半はあっという間でした。


偶然ですが、最初の二席「夢の酒」「野ざらし」では
向島が舞台としてでてきます。

見てきたばかりの見番あたりや隅田川
を思いながら聞きました。

文菊さんは巧いなぁ。
二つ目と真打ちの力の差が歴然でした。
がんばれ、小辰さん。


終わったら雲が切れて満月です。


おみやげ桜餅。


桜の葉が三枚も。


開くと上品な感じ。


おみやげ言問団子。

 
ちょっとつぶれてしまいましたが、おいしかっです~。


鎌倉訪問記--①鎌倉彫「後藤久慶」

2016-04-22 19:04:44 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)

先週になりますが、
ひさしぶりの鎌倉です。

以前からお約束してあった
信綱ゆかりの方を訪問しました。

 
鎌倉彫「後藤久慶」。


入り口には柿本人麻呂像が飾られています。

現在は3代目後藤久慶(慶大さん)、
運慶より29代目だそうです。
くらくらするくらい古くから続くお家なのです。

ずっとずっと仏師としてお家を存続されて、
明治時代の廃仏毀釈で仏師の道を閉ざされて
芸術品のような日用品を作られるようになってから
3代目でいらっしゃるのです。

初代と信綱とは大正10年前後のおつきあいです。
鎌倉での歌会に同人に連れられて参加されたようなのです。
歌を詠まれたのではなく、歌会でもとめられて
鎌倉のお話をなさったようです。
信綱は彼を気に入って「おもしろい人」と記しています。

初代のご長男(のちの2代目)が誕生された折に
お祝いの歌の短冊、
初節句に歌の掛け軸を贈りました。

それを大切にされて、
季節には飾ってくださっている由。

百年前の掛け軸とは思えないほど、
きれいに保存されています。


この菊文様の箱の中に、当時の歌会の短冊が
大切に保管されていました。

歌のお友達4人とご一緒したのですが、
T中さんとK澤さんのおかげで
ずいぶん読み解くことができました。

歌会の題から見るとばりばり旧派の歌です。
大正時代は一般では旧派と新派が並存した時代でした。

大正10年といえば、
信綱があけぼの会にはほとんど出席しなくなり
『常磐木』の歌を作り始めていた頃です。

信綱は自ら新派の歌を作りながら
先生としては旧派の歌の指導をしていたのでしょう。
歌会の参加者によってそのような要請があったのだと思います。

慶大さんはお母さまもお呼びくださり、
伝えきく当時のお話を聞かせてくださいました。
緊張して、うまくメモがとれなかったですが・・(・ω・;A

3代目そしてまた御先祖の
素晴らしい作品に囲まれて、
お茶をいただきます。


お茶菓子はチーズケーキです。


お茶をいただきます。
漆は濡らしてはいけないのです。
粗忽もののノイバラはお茶をたらしてしまい、
あわてて拭きました。

 
こんぺいとう。
ぐいのみを菓子入れとして利用されているのです。
ステキですね。

 
入り口の土間には梅の丸瓦が埋め込まれています。

3代目の作品は私のイメージする
いわゆる「鎌倉彫」だけではなかったです。

通常の桂の生地ではなく、竹の生地で抹茶椀を作られたり、
漆の作品を型どり、パート・ド・ヴェールの作品にうつされたり、
興味深いお仕事をなさっています。

5月にはお仲間と展覧会も開かれるようです。
時間が許せば是非、拝見してみたいです。

 
3時間もお邪魔していたのに気付き、
びっくりしつつお暇して、
鶴ヶ岡八幡宮近くでお茶します。
私はココア。

 
雨が降り出しましたが、
せっかくだから鶴ヶ岡八幡宮にお参りしていこう。

  
これが倒れた銀杏と新しく植えた銀杏ですね。


ここで感動的な御神籤をひいたのでした。
今読んでも泣けます。


K澤さんのご案内で雪ノ下カトリック教会を
見学させていただくことに。

 
有名な教会らしいのです。
知らなかったです・・(・ω・;A

 
最後に見上げるとモザイクの聖母子像が。


アオダモが花盛りでした。

 
帰りにやっとビールで乾杯。
長い長い一日でした。


鎌倉訪問記--②明月院の枝垂桜

2016-04-22 19:01:10 | 

ムべの花が鈴のよう。


ひと月ゆっくりしたので、
だいぶ体調がよくなったかな・・と思っていたのですが。


つい以前と同じ欲張りスケジュールにしたら、
やはり後日キマした・・。


鎌倉の後藤慶大さんを訪ねる前に
明月院の枝垂桜とランチを楽しみました。


横須賀線が遅れ、散々です。


この日のために買ったICレコーダー。
上手く使えるか、どきどきだったのですが、
結局使うことなく、アナログな( ..)φメモメモですませたのでした。


まずはランチのお店を下見です。

 
小町通りは修学旅行の学生がたくさん。

 
ここ、ここ。


小町通りから入ってすぐ。

 
フレンチレストラン、ブラッスリー「雪乃下」

よしっ。
確かめたので、あと1時間半、
観光案内所のおススメ、北鎌倉
明月院の枝垂れ桜を見にいきます。

何しろ、上り電車が動かないので、
しばらくは待ったのですが、雨も降りだしたし、
しびれを切らしてタクシー利用です。


明月院はあじさいの時期に来たことがありません。


ずいぶん前に来たのも春だったような・・。


あまりあじさいに興味がなかったせいかもしれません。
匂いしないし・・(・ω・;A

  
総門。入り口になっています。

    
枝垂れ桜が見えます。

  
晴れていたらもっときれいでしょうね。


でも、大好きな八重紅枝垂れ。

 
幸せです。


山門。




山門をくぐってから振り返るとすてき。



 
白ウサギと黒ウサギがいます。
明「月」だけにウサギのお寺?

    
方丈。

  


方丈前の枯山水。

 

  

 
開山堂。

 

 
現在も使用可能な「瓶の井」

 
裏手の山。

 
花想い地蔵。
花を抱いた新しいお地蔵さんです。

なんだかやさしそうなお顔で、
仏像苦手なノイバラでも大丈夫。
お地蔵さんの真言は「おんかかかびさんまえいそわか」
高野山で覚えたのをすっかり忘れていたのですが・・。

ずっと訊ねたかったことを訊ねて、
そのふっくらした御手を握ったら、
声がきこえてきて、
それは「えっ」というような
お言葉だったのですけれど、
それが正しいかどうか、
これから時がたてば分かるのでしょう。


不思議なことがあるものです。

  
でも、不思議といえば、そもそも
人としてこの世にあることが不思議ですので

  
普段は目に見えないもの、
普段は聞こえない声が

 
なにかの拍子に見えたり聞こえたりすることも
ないとは言えません。

 
ノイバラは宗教をもちませんが、

 
よく神さまにお祈りします。

 
お地蔵さまも神さまのひとつの形と思っています。

 
自分の力ではどうしようもないことに悩み苦しむときに


いろいろな形で答えをくださるのだと思っています。
御神籤もその一つです。


そんなの偶然と考えてもいいのですが、
その言葉にはっとすることや、
しみじみとすることがあれば、
それはそれで生きていく力に
なるのでよいのではないでしょうか。


ここへ来たのも偶然かもしれないし、
偶然ではないかもしれない。

 
「こうしなければ」と突き動かされる時、
どうしてその感情がわくのか、
どこからその感情がくるのか、
不思議と思います。


そのようにして私はここに来ました。


橋を修理しています。


大工さんとお話しました。

 
手斧(ちょうな)を使っていらしたので、
撮らせていただきました。
これで木の腐った部分を掻き出すのです。

18年で木橋はぼろぼろでした。
人がたくさん渡るせいかもしれないし、
明月院は湿度が高いのかもしれません。

 
月笑軒。お茶を飲んでいきたいですが、
飲食する時間はないです・・。

 


もう橋のこちら側は終わったのかしら?
お仕事がんばってくださいね。

   

 
北鎌倉駅までは5分くらいかしら。

  

 
横須賀線の線路にでました。

 
すてきなお店もあって


寄りたい展示もありますが


今日はここまで。


鎌倉駅で集合して。


「雪乃下」でランチです。


しらす丼(皿?)。


洋風なんですが、タタミイワシが挿してあったり、
醤油ではなく、オリーブオイルなどを使ったタレをかけます。


食後のコーヒー。

さて、ここから鎌倉彫「後藤久慶」まで5分ほど。
ビールも我慢して、ノイバラ緊張しています。

ここから①へ続きます。

館山のお花--南房総まるかじりバスツアー

2014-12-30 14:10:02 | 
みなさま、こんにちは(*^_^*)
お正月の準備はすみましたか?


今年のお正月のお花、水仙と金魚草。
玄関がいい匂い❤


水仙は香りがよくて、色も明るくて
大好きな冬の花です。
半月前に館山で買ってきました。

どうしてノイバラは12月の忙しい最中、
館山に行ったのでしょうか?

近所のケーキ屋さんご招待のバス旅行
「南房総まるかじりツアー」に当たったからですにゃ。

ツアーの日程。

横浜某宝石店→[アクアライン]→[富津市上後]小泉酒造「酒匠の館」→
[富津市金谷]「波留菜亭」(アサリごはんの昼食)→[館山市船形]崖観音→
[富津市大津]「花倶楽部」(お花摘み)



朝から雪の予報でしたが、
薄日も射しています。

まさかの添乗員さん遅刻です。
適当に座って待ちます。
出発予定時刻になってもあらわれず、
なんと酒臭い息であらわれ10分遅れで出発。


点呼してませんが、無事36名揃っているようです。
この後のアクシデントも、ダメダメな添乗員さんを
みんなでフォローするという展開に。


早速、「おみやげにいかがですか?」のプレゼントです。
びわゼリーがおいしかったです❤

 
中央道、圏央道、東名高速で横浜へ。
横浜の某宝石店に1時間半も寄るというのが
困ったツアーなんですが、以前体験しているので
歌集を携えていき、休憩室で読んでいたので
1時間半あっという間です。

 
ひたすら走って・。

   
うわ~い、海❤
雨だけど、うれしいです❤

このあと、アクアラインで千葉県に渡ります。
1997年に開業したアクアライン、初めて通りました。

  
いきなり長いトンネルに入り、
何が何やらのうちに・・。

      
千葉県は木更津に着いていたのでした・・(・ω・;A


千葉県です~。


小泉酒造は寛政5年(1793)から続く古い酒屋さんです。


試飲させていただき、「大吟醸 秘蔵酒」が一番おいしかったです。
日本酒で作ったゆず酒などもあり、10種類も飲んだでしょうか。
ほんの少しずつなんですが、お腹がすいていたのでかなり酔っ払いました。

 
資料館もあります。


時間がなくてあまりゆつくり見られませんでしたけれど。

 
海沿いを走って・・。

  
金谷のフェリー乗り場です。

 
ここでお昼ご飯。


海が見えます。


あさりご飯とお鍋など。


食後お散歩に行きました。

 
カップルのためのアーチです。


鍵で心は繋ぎとめられないと思いますけれど。


霞んでいますが、雨の海もいいものです。

   
落ち着きます。


さっきもいた鳥が移動してきました。鶴?

 
なんだろ~鳥だぁ。




私たちのバスです。


はい。落ちないようにします。


透き通って海底が見えます。

 


お~、さっきの鶴かと思った鳥が近くにきました。



   
こんなようなおみやげがあります。


わかめと落花生はつかみどりさせてくれたの。


ここから先が大変で(・ω・;A


崖観音に行くまで迷いに迷い。


ここではまだ迷っていると知らなかったですが。


細い路地でにっちもさっちもいかなくなり、
バックして知らない方の駐車場に入ったものの、
Uターンもできず、途方にくれているところです。


こんなにぎりぎりです・・・(・ω・;A
外で見ている添乗員さんが頼りないので、
バスの中から「ストップ!!溝に落ちます」などと、
ツアーメンバーがナビゲーション。

雨は激しくなるし、暗くなってくるし・・。
はらはらどきどき・・。

思いもかけず、車内に一体感が生まれ、
ずいぶん笑いました~ww

 
崖観音はあそこに見えているんですが・・。


ようやく路地を抜け出して到着~ww


あそこまで上るんですね。

   
(・ω・;A ふーふー。

 
観音堂はここです~❤
何度も壊れ、これは大正14年に建てられたものらしいです。

  
館山湾が見えるです❤


でも肝心の観音様は、お堂が閉まってて見られなかったです。

  
「いつもは開いているんですがね~」などと、
のんびりした添乗員さんに怒る人はいませんでしたが、
そのくらい、確認しておけ!! と
おそらくもう2度とここには来ないであろう
ノイバラは思ったのでありました。

 
だってね、ここ船形山大福寺も真言宗のお寺なんです。
717年に彫られたという十一観音菩薩。
見たかったです。

 
崖が層になっています。きれいです。

 
堂の彫刻も凝っています。

 
下ります。

 

 


大福寺縁起。


房総半島の端っこです。


本堂。


水仙が雑草のように咲いている土地を走り・・。


花摘みの温室です。

  
花盛り。


ここで金魚草を摘みました。


暗くて分かりにくいですが、帰りの車中で
摘んだばかりの金魚草と、買った水仙を撮りました。

このツアーで一番うれしかったのは、
お正月用のフレッシュなお花を買えたことかもしれません。

例年、お花が高くなる前の12月中旬に
近所のお花屋さんで買ってもたせるのですが。

南房総の恵みです。




富岡製糸場とアプトの道――②アプトの道

2014-11-06 00:09:29 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)

いい気候ですね。
いかがお過ごしですか?

さて、バス旅後半「アプトの道」散策編です。→前半は①富岡製糸場

「アプトの道」は
信越本線のうち昭和38年に廃線となった碓氷峠の部分
碓氷線の約半分6キロ、横川~熊ノ平を遊歩道にしたもの。
レール、トンネル、橋などそのまま残してあります。

途中、碓氷湖畔でお弁当を食べ、
旧丸山変電所を見学し、
秋晴れの道を紅葉を楽しみながら歩きました。


さて、富岡製糸場の見学も終わり、
上信越自動車道で横川を目指します。


すでにお昼ですので、お腹がすいています。
坂角のおせんべを齧っています。

  
横川からは国道18号。
少し紅葉が進んでいるように思います。

 
あっ、これです!めがね橋の傍を通過しました。


めがね橋の駐車場から歩きます。

  
空気がいいです~❤

     


めがね橋が見えてきました。

 
すごい迫力~。

 
めがね橋は横川から数えて3つ目の橋。

   
くぐります~。

   


ここからめがね橋にのぼります。

 
ぜーはー(・ω・;A 日頃の運動不足が・・。


右にいきます。

  
これは反対側の6号トンネル。
トンネルの向こうは熊ノ平。
熊ノ平からめがね橋まで1~6号、
めがね橋から横川まで
5号~1号のトンネルがあります。

 
現役の頃の写真が飾ってあります。

 
さて、いよいよめがね橋を渡ります。

・・(・ω・;A

・・(@ω@;)

・・(;一ω一)

ああっっ、こわかった・・(´;ω;‘)
高所恐怖なので、
橋上からの写真はありません。


振り返ってみますにゃ。


ちょっと横から撮ってみました。

 
めがね橋を渡り終えると第5トンネルです。

    

 
第4トンネルです。

       

 
煉瓦の目地は「山型目地」というのです。
突貫工事だったのに、丁寧に作られています。
明治26年、完成したのですが、
明治21年に開通した鉄道馬車で
資材を運んだのだそうです。


鉄道馬車はわずか5年
使われただけだったのですね。

  
第3トンネル。

 


国道18号と交差します。


碓氷湖が見えました!



 
マムシグサの実とアザミ。


碓氷湖まで下ります。

   
坂本ダムで中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めている
人造湖だそうです。

  

 
湖畔の真っ赤な紅葉。


その下のベンチ。


おぎのやの釜飯。


お漬物つき。


きゃ~、おいしそう❤

 
♪あ~きの夕陽に照る山紅葉♪
「紅葉」はここの紅葉がモデルらしいです。

  
20分かけて湖を1周することもできるそうです。


ドウダンツツジの燃えるような紅葉。


あまりゆっくりできません。

 
第2トンネル。

約5km2時間は余裕あるはずなのですが、
お弁当食べたり写真取りながら行くので、
私としてはかなり速足・・。

    
道はかなり平坦になりました。

 
第2橋梁。

碓氷線の工事は1年半で完成したそうです。
かなりの難工事を急いだので、
犠牲者もかなりでたそうですが、
その数は正確には分からないそうです。

  


旧中山道への案内版。
碓氷峠を越えるのは古くから大変なのでした。

鉄道についで国道が整備され、
今ではバイパスも高速道路も新幹線も通り、
軽井沢へ行くのはそんなに大変ではなくなりました。


これが最後の第1トンネル。

 
白秋の碑があります。
   
・うすひねの南おもてとなりにけり
   くだりつゝ思ふ春のふかきを
            「碓氷の春」

解説板の表記は1句目「うすいね」なのですが、
これは「碓氷嶺」のことかと思われ、
だとすると旧仮名では「うすひね」か正しいと思います。

このあたりには旧中山道
江戸より十七番目の坂本宿があり、
にぎわっていました。

寄りたかったのですが、
アプトの道からはずれるので
時間がきびしいです・・。
碓氷関所趾も見てみたかったですが・。


力餅にひかれつつ道を急ぎます。

 
トロッコ列車が走っています。
平成9年に廃止となった信越線の線路を利用した2.6km。

   
遊歩道も線路を残してあります。

 
アプト式の説明です。

山岳鉄道、スイッチバツクのためのスペースがなかったため、
アプト式が採用されました。

こういうことにまるきり弱いノイバラが
一生懸命理解したところによれば、
線路の間にギザギザのついた鉄板(ラックレール)を3本敷いて、
車両のお腹部分のギザギザの車輪(ピニオン)と噛み合わさせて
ずり下がらないようにしたのですね。

このラックレールは横に倒して並べると
穴の空いた鉄板状になるので、
排水溝の蓋などとして
現在でも街で活躍しているそうです。

 
旧丸山変電所。


トロッコ列車のまるやま駅。


ステキな建物ですにゃ。

 

    

 
扉のところの案内によると年に一度
内部を公開しているそうです。

  
裏手は廃墟マニアが喜びそうな・・。




あとはただひたすら平坦な道を歩きます。

  
あ、あれは妙義山かしら?
ぎざぎざしてます。

 
碓氷橋、アプトの道の説明。

  
ふたたびトロッコ列車。

  
お山に角が生えています~。


工事で命を落とした方々の慰霊碑。

 
しぶいです・・ホーロー看板。

 
「鉄道文化むら」、駆け足で横を通りすぎます・・。

ぎりぎりで横川の「おぎのや」に到着(・ω・;A
無事バスに乗り込むことができました。

参加者は中高年ばかりでしたが、
あの道のりを遅刻することもなく歩いたのは、
いつもながら驚きです。

途中、道の駅「ららん藤岡」に寄り、
19時新宿駅に着くまではひたすら眠りました。


「ららん藤岡」も駆け足でしたので、
おみやげをのんびりと探す時間はありません。
「ガトーフェスタハラダ」を発見、
「グーテ・デ・ロワ」を買ったのでした。


おみやげに買ってきた「おきりこみ」を
夕食に作ってみます。
幅広のうどん、おいしかったです❤

ほうとうと似ているけれど、
茹でるのでより繊細な味わいです。

富岡製糸場とアプトの道――①富岡製糸場

2014-10-30 19:54:44 | 
みなさま、こんにちは(*^_^*)

秋晴れの一日、
「富岡製糸場~アプトの道」バス旅に行ってまいりました。

祖母が養蚕、機織りをしていたことに始まり、
偶然、現在の住まいが桑都と呼ばれる織物の街であったこと、
2年前、フランスのリヨンで明治時代、
日本から生糸を輸入していたことを知ったこと、
・・などから世界遺産の富岡製糸場には
是非行ってみたいと思っていました。

ついでに紅葉も楽しみたかったので、
なるべく余計なものがないツアーにしました。

製糸場2時間、アプトの道(旧碓氷線遊歩道)2時間という
スケジュールはちょうどよく、
製糸場の大混雑には疲れ果てたものの、
碓氷峠の自然を楽しみながら歩くことができました。

新宿→富岡製糸場→おぎのや横川店→[アプトの道]
めがね橋・・碓氷湖・・旧丸山変電所・・横川→新宿



集合は新宿都庁の地下駐車場。


出発♪ 7時半集合ですので、早起きしたのです。


スケジュール。

 
ひたすら関越道を走ります。

 
上里SAで休憩。


富岡に到着。


仲町駐車場から歩きます。


5分ほど、商店街をひたすらまっすぐ。


年季が入ってますにゃ~。
ステキです。


ふぐ?


タクシーの向こうにくずれそうな家が・・。


見えてきました!


富岡製糸場。


敷地内の建物配置。
右下の入り口から入ります。


すごい人です・・団体の列に並んで待ちます。


ここが受付。もと検査人館。

 
沿革が書いてあります。

 


まずは正面の東繭倉庫。
一階は事務所・作業場。
二階に繭を保管したそうです。


圧倒されます・・入口アーチの部分に
「明治5年」のキープレート。

 
木の柱、煉瓦の壁。「木骨煉瓦造」というのだそうです。
煉瓦の積み方はフランス積み。
土台は砂岩。
なんと、屋根は瓦です。

 
柱も窓も年季が入っています。


内部天井。

 
倉庫裏側。
材料はすべて日本製、近隣から集められました。
木材、礎石はもちろんのこと、
壁の煉瓦、屋根の瓦、煉瓦り目地の漆喰まで。

煉瓦は瓦職人に焼かせたそうです。
日本にある材料で煉瓦を焼くのも試行錯誤だったようです。
職人さん、すごい。

フランス人の設計図のメートル法を
尺に直して施行した
日本の大工さんたちもすごいです。

 
ベランダ付きです。

  
一階右手ガイダンス展示、映像コーナーです。


すごい混雑です。

  
こんなふうにパネルで沿革などを説明してあります。

 
映像で補足。


当初フランスから輸入された蒸気式エンジン。
最初の指導者の名をとり、
ブリュナエンジンと呼ばれているそうです。
大正時代に電化されるまで使われたそうです。

ポール・ブリュナはリヨンの生糸問屋、商会に勤め、
日本の横浜支店に派遣されていました。

明治維新後、日本では主要輸出品である生糸の
品質向上のため製糸場の建設が検討されていました。

ブリュナは明治3年、製糸工場の候補地視察に加わり、
4年明治政府と契約を結び富岡製糸場の設立に尽力、
9年帰国、上海で貿易商会を設立、
39年にフランスに帰国する途中、
再び富岡を訪れています。


フランス式繰糸機。
これは型が古いので安く購入できたらしいのです。

  
復元してあります。

 
台秤はリヨン製です!
写真だと大きさがわかりませんが、
750㎏を量ったというのですから、大きなものですね。

 
明治26年には官営は廃止され
三井に払い下げられています。

 
明治35年には原富太郎(三渓)が買い取ります。

 
昭和14年には片倉製糸紡績株式会社の傘下に。
昭和62年に創業を停止するまで
製糸工場として活躍したそうです。

   
昔の資料が面白いです。


ブリュナさんが製糸場の紹介をしてくれるビデオ。20分。
分かりやすいですが、ともかくも混んでいて、
通路にまで観る人があふれていました。


生糸いろいろ。
初めから色のついているのもあるのです。


実際に糸繰りの実演もして下さるようです。

  


これは車ごと計量できる秤だそうです。

 
倉庫一階・二階の連絡エレベーター。
「絶対に人は乗るな」っていう張り紙がすごい。
繭さましか載せてはいけなかったのですね。


乾燥場。
繭は蚕の蛹が入った状態で乾燥します。
乾燥させておかないと、繭はたんぱく質なので腐る・・。


シートで覆われています。

 
惨状・・。
この冬の大雪で潰れてしまったそうです。

  
敷地が広いです。


西繭倉庫。
風邪通しが好いように離して建ててあるのだそうです。
一年分の繭を貯蔵するので、
大きな倉庫が二つも必要だったのですね。

 
避雷針がおしゃれです♪


富岡市イメージキャラクター「お富ちゃん」


さきほど受付のあった「検査人館」

  


この白い建物はもう「女工館」なのかしら?

 
工事中? 
組んである足場で特徴であるベランダが見えません。


少し見えました。

  
繰糸場。
敷地の南側に位置し、東西に長いのです。
自然光を利用するため、
この構造になりました。

 
ちょうどガイドツアーとぶつかり、
入口で並んでいます。

 
おお~、これがトラス構造!


窓がたくさんで明るいです。
窓は輸入したガラスで造ったそうです。
もうもうと湯気がたっていたので
屋根の上に越屋根を作って逃がしました。

 
昭和の時代の繰糸機がそのまま残してあります。
う~む、複雑で私には・・(@_@;)

 


同じ繰糸機を使って今でも操業している
碓氷製糸場の映像も見ることができます。


診療所。

 

 

 
指導者ブリュナ一家が住んだブリュナ館。
妻は有名な音楽家の娘、
日本で二人の娘に恵まれました。


ブリュナ館をぐるっと回ります。

  

  


ブリュナ館の南には鏑川が流れています。

  
豊かな水は製糸業に欠くことができません。

 
寄宿舎。

 
ブリュナは川の風景が
故郷に似ていると気に入っていたそうです。
秋の光の中でのんびりしていると、
とてもいい気持ちです。


蚕種製造場、明治末期に造られ、
操業停止時まで使われていたそうです。

同じころ造られた下仁田の荒船風穴では
種を貯蔵していたと聞きました。

このようにして年に一度ではなく何度も
繭の生産ができるようにしたのですね。


水槽?

 
そうそう、煙突も見なくては。
音声ガイドを借りたのですが、
途中で止まり、受付に引き返してきました。

煙突の回りなどはまだ工事中らしく、
近付くことができませんでした。


おそらく6月に世界遺産に決ってから、
平日は想定の5、6倍、
休日は10倍くらい人が来ているのではないでしょうか。

どこも混雑で人の流れがうまくいっていなくて
うろうろする感じでした。

工事中のところも多く、
内部見学出来ないところもあり、
これからもっと見学しやすくなると思います。

建物も素晴らしかったし、
明治時代の勉強にもなって、
2時間では足りないくらい。
とても楽しかったです。


バスに帰ったら入場チケットが配られました。

  
     ②アプトの道 に続く




初秋の甲府

2014-09-19 23:59:44 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)

へばっていて遅くなりましたが、
先週15日に甲府へ行ってまいりました。

「甲府なぎの会」が来年の全国大会を
開催されることになりましたので、
大会係として東京歌会代表のF島さんと一緒に
会場の下見と話し合いに参加します。

甲府は特急で八王子から1時間10分、
各駅停車でも2時間。

指定席券などの手配も必要ないですし、
寝ていればいいので、
各駅停車でのんびり行くことが多いです。

これまでも昇仙峡など、
何度かお呼ばれしてうかがっています。

前日はミニ歌会、『思草』講読会、東京歌会の
ハードな一日、この後もスケジュールが詰まっていますので、
のんびりと旅を楽しむ気分で行くことにします。


前夜の雹で散った葉。


朝早い出発です。

 
近所のにゃんこのお見送り。

 
蓮とメダカ。


茄子の葉も雹の被害を受けています。


ここいらでいいかですかにゃ?


いいお天気です。


ホームに黒い鞄が?
つまづく女性もいたりして、
何だろうと思っていましたら、
男性が取りにきました。
鞄で順番取りをしていたのかな?


岩殿山のあたり。


実りの秋です~。
ちょうど収穫をしている田もあり、
すでにハサにかけているところもあり。


いろんな畑に交じってソーラーパネルが
ぎっしり並んでいるところもあり、
確かに、植えておけば利益が出るので
これも畑かもしれない・・(・ω・;A


年季の入ったホームです。


甲府駅。


「花子とアン」人気でここを訪れた方も多いのでしょうね。


会場下見、K谷さんの愛車に乗せていただきます。


まずはシングルのお部屋を
確保してある湯村ホテル。


ロビー。


ロビーのとりもつちゃん。


天然かけ流しの温泉があります。


会場の常盤ホテル。


ロビー。
ロビーから見えるお庭が
三大名園に選ばれているのです。

全国大会で会場として借りるお部屋と
宿泊で使用するお部屋、お風呂などを
見学しました。

館内すべて素晴らしい建物で、
窓からの風景も甲斐の山々が見えて素敵です。

このあと、なぎの会の歌会にも加えていただき、
続いて行われた全国大会の話し合いにも
講師でいらしているU宮さんと一緒に
参加させていただきました。

全国大会はまだ1年近くありますので、
テーマ、講師など大枠を決めればよく、
東京歌会がお手伝いをしますので、
おおよその分担なども話し合いました。


話し合いが終わってから
みなさんとお夕食を一緒にして
帰る頃にはもう真っ暗です。


各駅停車でずっと眠っていきました。


あこがれています----マデイラ島

2014-07-04 10:50:06 | 
「世界で一番美しい瞬間(とき)」
という番組が気に入っています。

昨日はポルトガルマデイラ島の特集でした。

マデイラ諸島をご存じですか?
マデイラは大西洋に浮かぶ島々で、
どちらかというと、アフリカ大陸のモロッコに近いです。

マデイラ島は一番大きな島で、
椰子がしげり、ジャカランダ、ハイビスカス、
極楽鳥花など熱帯の花々が咲き乱れています。

十五世紀、ちょうど大航海時代が始まるころから
ポルトガル人が開拓して、斜面しかない島に
段々畑を作って住みついたのだそうです。


五月には「花まつり」があり、
少女たちが花をモチーフにした
きれいな衣装で踊るのです。

少女たちは小さな時から
毎年このお祭りで踊ることを楽しみに
また、家族たちも毎年違ったドレスを用意して、
少女たちの成長を楽しみにしています。

ポルトガルはまだ行ったことがありませんが、
マデイラにも行ってみたいです。

あこがれ、という言葉、
すごく素敵ですよね。

「あこがれています」っていう言葉を見たときに、
涙がでそうになりました。

いいなぁ。
マデイラは今の私のあこがれです。

来週再放送もありますので、是非どうぞ❤

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独特の作り方をする
マデイラ・ワインはおいしいらしい。
飲んでみたいですにゃ❤

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