ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

演劇「モロッコの甘く危険な香り」

2018-06-28 14:44:22 | アート
みなさま、こんにちは(*^_^*)


梅雨の中休みですね。


120周年記念号の校正も終わり、
あとは来月の出来上がりを待つばかり。
記念会も着々と準備が進んでいます。


ノイバラも実行委員の一員のはずですが、
体調不良のため、すっかり外野と化しています(・ω・;A


申し訳ないことですが、山のようなメールと添付資料に
目を通すだけて精いっぱいです。


頭がぼーっとしたままなので、
展開のスピードについていけません。


有能な委員の方々にお任せしっぱなしです。
お忙しいなか、みなさま、本当にありがとうございます。



さて、今週は演劇に縁がある週です。


矢代朝子さんの軽井沢演劇部、毎年の朗読会と、
ひょんなことで知ったスペインのコメディを見に行くことになりました。


まずは文学座有志による「モロッコの甘く危険な香り
初日の公演。

原作はホセ・ルイス・アロンソ・デ・サントス。
80年代のスペインのコメディです。

ネットのお友達が脚本の翻訳をしていらして
「椅子から飛びあがるほど笑える」と
この度の公演のお知らせをしていらしたので、
行ってみることにしました。


信濃町駅で下車するのも、文学座も初めてです。
すみません~カメラの不具合による黒い影が邪魔です~(´;ω;‘)

 
ここが文学座新モリヤビル。一階の稽古場で今回の公演があります。
上は事務所が入っているようです。
文学座は1937年(昭和12年)創立で、すでに創立80年余。
歴史があるのですにゃ~。


お隣の文学座アトリエ。
ここでもいろいろな公演が行われています。


アトリエは1950年建築、チューダー様式。
今、補修工事の最中らしいです。

今回の公演、客席は60席くらい。
手作りっぽいです。
ノイバラが着席した時には
すでに小道具が置かれていました。
密室劇なのです。

登場人物は7名。
85年、社会体制の変化、石油危機で
貧困にあえぐスペインマドリード。

ルームシェアをする3人の男女を中心に
事件は起こります。

コメディなので、かなり笑いましたが、
テーマは結構重いのです。

全く退屈する暇がないスピーディな展開でした。
脚本がよいのだと思います。


楽しかった・・


駅に向かう道すがら、お腹がすいたので、おいしそうなお店を探しますが・・。


駅前に慶応病院があり、創価学会の本部があります。

お店が他の街とはちょっと違う雰囲気です。
何となく入りにくい・・といいますか・・
気のせいかもしれませんが・・(・ω・;A
秋葉原とはまたちょっと違う入りにくさです。

 
「プロント」で晩御飯。タコと夏野菜の和風冷製パスタ、ビールと
イチゴのミルフィーユ、カフェラテ。

ものすごく暑い日、出かけるだけで疲れたのか、
帰りの電車は熟睡でした。





Kカンパニーバレエ「ピーターラビットと仲間たち」、「これぞ暁斎!」展

2017-03-17 21:24:48 | アート
みなさま、こんばんは(*^_^*)

いいお天気の一日でしたね。

  
ひさしぶりにお出かけです。

 
バレエを見に来たの。


「ピーターラビットと仲間たち」
うわぁ、着ぐるみが踊るんだ!
ちらしを見てから、ずっと楽しみにしてきました。


まずは「ドゥ・マゴ・パリ」でお昼。

 
今日はちゃんとお食事します。


前菜。美食家風サラダ。


メイン。大山鶏のロースト。


うふふ。ビールも。パンもついてます。


おいしかった!

まだ時間があったので・・。


ゴールドマンコレクション「これぞ暁斎!」展も見ることにしました。


河鍋暁斎、まとめて見たのは初めてです。

暁斎は江戸末期から明治にかけて生きた画家。
国芳が師。建築家ジョサイア・コンドルはお弟子さん。
ヨーロッパでもよく知られていました。

美人画、幽霊画、怪奇的な画が取り上げられることか多いですが、
ノイバラには36歳で迎えた明治維新の世を写したものが面白く。

   
また生き生きとした動物ものがよかったです。


そうこうするうちに、バレエの開演時間です。
オーチャードホールは初めてかもしれません。

チケットを買ったのが遅かったので、3階席です。
ぎりぎり眩暈がおこらない高さ・・(・ω・;A


「ピーターラビットと仲間たち」60分
「パッションフルーツ」10分
「レ・パティヌール~スケートをする人々~」25分




昨年、ビアトリクス・ポター生誕150周年記念の
展覧会も開催されましたが、同じく記念の公演です。


英国ロイヤルバレエ団の演目を
熊川哲也のKカンパニーが2009年に日本初公演。
前回2011年より6年振りだそうです。

 
ああ、夢のよう。
着ぐるみが踊るなんて。


しかもちゃんと高度なバレエを踊るのです。
普通に踊るよりも重いでしょうし、
視界も悪いでしょう。

そんなことを少しも感じさせないのです。
感激です(´;ω;`)←着ぐるみに弱い
リアルな衣装もよくできていると思いました。

20分の休憩。
新作初演「パッションフルーツ」
熊川哲也は出演しないと思いこんでいたので、
熊川哲也初体験を果たせて感激です。

踊りだしたとたんに引きつけられました。
ジャンプすると空中で止まっているように見えるのです。
最盛期の踊りにはおよばないかもしれませんが、
一度でも見られて嬉しいです。


スケートに取材した「レ・パティヌール」も
新鮮で面白かったです。

・・・

メイドや執事だけでなく、
着ぐるみカフェができるといいな~と
妄想しているノイバラです。

「森の木の実クッキーをどうぞ❤」
「お飲み物は森の苺ティーでよろしいですか?」

なんて、森の大木の洞のお部屋で
もてなされてみたい。
ニンゲンに疲れた時に。


アンジェラ・クレイトン(Angela Clayton)のドレス

2016-03-18 20:00:55 | アート
みなさま、こんばんは(*^_^*)


ステキなドレス発見!
しかもアンジェラ・クレイトンという
アメリカの18歳の女の子のハンドメイドらしいです。


Angela Clayton`s Costumeryで作品が見られます。
ドレスは歴史物、ファッション・ファンタジー系、コスプレ・・
守備範囲が広いです。
(ノイバラは歴史物とファンタジー系に反応しました)


自然の中でポーズをとっているのも
いいですね。


彼女の写真、動画を撮っているのはどなたなのでしょう。
自分で ? だとすると、映像のセンスも抜群です。

動画で作り方を説明しています。
きれいですごく見やすいです。


シンデレラのドレス

 
イルミネーションが仕込まれたクリスマスのドレス


ドレスだけではなく、、靴など
小物も手作りしてしまうらしい。


イケアのカーテン生地のドレスなんていうのもあります。
発想がやわらかです。

あ、そういえば以前、ノイバラもカーテン生地を
ショールにしたことがありました。

カーテン生地を見て、きれいだなぁ
身にまとってみたいなぁと思ったのです。

・・なんていう、なつかしいことを
思い出させてくれる作品の数々。

ノイバラは手芸もお裁縫も苦手なので
とても真似はできませんが、
こんなふうにお洋服が作れたらステキですにゃ❤

天賦の才能、これからも大きく
花ひらいていくといいですね。




バレエ「天井桟敷の人々」@東京文化会館

2013-06-15 20:25:53 | アート
ノイバラは自分へのお誕生日プレゼントをしました。


パリ・オペラ座のバレエ「天井桟敷の人々」です。

パリ・オペラ座はちょうど1年前訪れました。
シャガールの描いた舞台の天井画が夢のようで、
建物全体が芸術品でした。

昨秋のチラシを観て、
何かの御縁と思い行きたかったのです。
しかし、ずっと家族が入退院を繰り返している状態で、
あきらめていたのですが、なんとか行けそうになり、
チケットをとったのが4月初め。

3階の1列目というかなり
「天井桟敷」なお席となったのでした。
かなり高いところでしたので、
高所恐怖のノイバラ、ぎりぎりでした。
4階にしなくてよかった(・ω・;A
少し右端の舞台が欠けてしまいますが、
前に人がいないのは快敵でした。


「天井桟敷の人々」は
2008年、当時パリ・オペラ座のエトワールであった
ジョゼ・マルティネスの振付により初演され、
今回、日本初演だそうです。

19世紀前半のパリを舞台に描かれる、
犯罪大通りに集う人々の猥雑なエネルギー、
天井桟敷まで客が埋め尽くす芝居小屋の賑わい。
そして美貌の女芸人ガランスと
それを取り巻く男たちの間で
交差する愛、嫉妬、憎しみ。

フランス映画の名作として名高い
同名映画の魅力はそのままに、
クラシックと現代的ムーブメントを巧に取り入れた
マルティネスの雄弁な振付や、
同団を代表するエトワール、
アニエス・ルテステュによる
鮮やかな衣裳が彩る舞台です。

ダブルキャストのどちらかを選ばねばならず、
パンフレットで気にいったアニエス・ルテステュと
ステファン・ビュリオンの組を選びました。
バレエ素人ですので、気に入った顔の人にしたの。

ストーリーはぼんやりとしか覚えていなかったので、
パンフレットで予習しようとしたら、
客席が暗すぎて読めない・・(´;ω;`)

ストーリーを知っていても、
ついていくのは難しかったかもしれません。

衣装や化粧を替えるたびに、
どの役の人かわからなくなるのです。

ストーリーを追うのはあきらめて、
その場その場の舞台の美しさを
楽しむことにしました。

めずらしかったのは、舞台以外も
公演の空間として使われたところです。


1幕と2幕の間の休憩時間に客席に
チラシが降ってきて、案内があり、
ロビーのクローク前の階段で
劇中劇「オセロ」が踊られたのでした。


3階からはなかなかたどりつけず、
人垣の後ろから写真だけを撮りました。

 


そのあと、仮面の男たちがロビーで遊んでくれたので、
追っかけてたくさん写真を撮ったのでした。

          

舞台の最後にガランスが客席の方に下りて
バティストから遠ざかる演出もあり、
客席、ロビーまで立体的に使われていて
おもしろかったです。

この日は偶然重なってしまったのですが、
万葉集講座→『すずめ』お祝いの会→バレエ「天井桟敷の人々」
という、盛りだくさんの1日でした❤



森鴎外記念館@千駄木②

2013-04-11 13:01:05 | アート
こんにちは(*^_^*)

やっと春がやってきましたね。
いかがお過ごしですか。

忙しくしています・・。

先週、食い倒れ隊で行った森鴎外記念館
信綱の書簡をもう一度見たいと思い、
今度は一人で訪れました。

午後から出かけたにもかかわらず、
ほとんど小走りでたくさん見学しました。

須藤公園→森鴎外記念館→
大名時計博物館→根津神社→谷中霊園


お昼を食べる時間がなかったので、
急いで握ったおむすびを持ち、どこで食べようか、
千駄木駅の地図で見ると、公園があるではありませんか。

須藤公園です。

加賀藩の支藩の大聖寺藩の屋敷跡らしいです。
庭園をそのまま残したのでしょうか。


入るとまず藤棚があります!
とてもいい匂いです。

   
池を囲む形でぐるっと藤棚です。


池の橋をわたってみました。

 
滝があってびっくり。
須藤の滝というらしいです。

 
傾斜地を利用しているので、
高いところから池を眺められます。


大木です。
この下でおむすびを大急ぎでたべます。


登り切ったところから出ると、
どうやらここが正しい入り口のようです。
昭和25年に建てられた碑でしょうか。
文京「區」立とありました。


沿革が書いてあります。

行き止まりの道が多く、迷いながらも
森鴎外記念館にたどりつきす。

今回は14時からの学芸員による
ギャラリートークが目的です。

コレクション企画「手紙で語る鴎外の交流」
第2期 「千駄木の先生 鴎外」について
展示の説明を聴きました。

保存されている書簡は
巻物に仕立ててあります。
これは本郷図書館所蔵時なされたそうです。
軸装されているものは、
遺族がなさったそうです。

前回解説も読んだつもりだったのですが、
実際に説明していただくと、
周辺の事情もふくめて
よく理解することができました。


ぐるっと回って玄関。


今回は鴎外が踏んだ敷石を忘れずに撮ります。

 
そして今回、この玄関の塀にはめこまれてる
「観潮楼址」のプレートの文字が
佐佐木信綱の書であることを知りました!

素晴らしい字ですよね。

昭和37年、前記念館を建てるに当たって
鴎外の長男於菟から頼まれたらしいのです。
「観潮楼あと」の「あと」の字について、
どれが適当であるか、址、阯、趾、跡の字をあげ、
「址」であろうという信綱の書簡があります。

熱海西山から出されたもので、
どなたの字でしょうか、代筆です。

この書簡を含め、
信綱のものは4通が解読されていて、
その解読の文字も読めない字があり、
図書室の方にお尋ねしながら
大意は理解することができました。

鴎外に宛てたものより、於菟さんに
宛てられたものが多く残っています。

今回特におもしろかったのが、
明治36年の11月、12月
明治37年1月にかけて
信綱から当時13歳の於菟さんに
送られた絵葉書です。

当時信綱は清国へ旅行していましたが、
その旅先から少年に4枚の
中国の市井の写真の絵葉書が
送られているのです。

信綱の清への旅行は文章や歌では知っていましたが、
こんな風物を観たのであろうと写真をみながら
身近に感じることができした。

信綱は筆マメですね。
しかしこれだけ書いているというこは、
妻雪子や長男逸人には
もっと送っていたに違いありません。

すべての書簡が画像で見られるように
なっているのがありがたいです。

名残惜しいですが、次を急ぎます。


これは鴎外記念館の近くにあります
旧安田楠雄邸です。

前回標識を見て、
気になっていたので来てみました。
残念ながら3時を少し過ぎていたので、
見学できませんでした。
大正時代の和洋折衷の建物らしいです。

大名時計博物館は4時までですので走ります。

ここから先は次の「大名時計博物館と根津神社」へどうぞ。

大名時計博物館@谷中と根津神社

2013-04-11 12:55:16 | アート
千駄木から谷中へ。
大名時計博物館は4時までですので走ります。

途中で立派な筍300円を八百屋で購入。
谷中は物価が安いです。
筍を下げて走ります。


ぜーはー(・ω・;A
ここだっ。

 
大名時計博物館
今日は門が開いています。


2年前は4時を過ぎていて入れませんでした。


うわー、鬱蒼としています。

 
石碑があったり蔵があったりします。


博物館入り口。

大名時計とは?
江戸時代に作られた和時計というと
分かりやすいかもしれません。

江戸時代に大名お抱えの御時計師が
長い年月をかけて製作したそうです。
そのすぐれた技術と外観は
世界に類をみない独特の
美術工芸品ということです。

館内撮影禁止だったのですが、
検索するとずいぶん画像が出てきました。

「大名時計」の名付け親は陶芸家上口愚郎です。
大名時計博物館は私設博物館。
彼のコレクションを公開しているのです。

勝山藩下屋敷跡の広い敷地に
ひっそりと建っています。

昭和45年に建てられて以来、
そのままなのかもしれません。

昭和の香りの古い建物に
スリッパに履き替えて入ると、
一部屋だけの展示室。

大きなものではやぐら時計が多かったですが、
台時計、枕時計、尺時計、置時計、掛時計・・
和前時計、御籠時計、印籠時計・・。

めずらしいところでは香盤時計といって、
お香の燃えた時間で1日を図るという
時計もありました。

動いているものもあったのですが、
さっぱり何だかわからないので、
受付の男の子に質問したら、
よく答えてくれました。

明治6年までは不定時法といって、
一時間の長さが季節によって
また地方によって変わっていたのです。

日の出から日の入りまでを昼、
日の入りから日の出を夜として、
それぞれを六等分して一時間と決めたのです。


台時計ですと見えますが、
やぐら時計は下の台座部分に
錘が隠されています。

この錘が動力として下がりながら
上の時計部分の歯車を回す仕組みらしいです。

この錘を一日2回
上げてやらなければならないし、
24節季ごとに
昼、夜それぞれの分銅の位置調整、
尺時計では時間の目盛りの
調整をせねばならず、
家来でもいないと維持できないらしいです。

しかし、内部の精巧な歯車を見ると、
その技術の確かさに驚かされます。

4時になってしまったので
つづじ祭りの根津神社にむかいます。


根津神社入り口から入りました。

 

 
八重桜は満開です。

 

  
ツツジはまだですにゃ。


ドウダンツツジは満開。

  
本殿。


お神輿を展示してありました。


根津神社を出たところにある「ツバメブックス」。
ひょっとして、これはK並さんの
お知り合いのかたのお店では?
センスのよいお店ですが、
ひらいていなかったのが残念です。

夜店通り、谷中銀座をぬけて。

 
夕焼けだんだん。

なぜこちらまで足を伸ばしたかというと、
前回は嵐で谷中霊園は傍を通っただけ。


信綱先生のお墓にごあいさつしたかったのです。
どうぞわたしたちの研究をお守りください。


もう霊園内の染井吉野は
葉桜になっていました。

 
鬱金桜は満開。

ながいながい半日でした。















寺山修司と「詩の精霊」

2013-03-13 21:39:54 | アート
こんにちは(*^_^*)

すごい風でしたね。
日傘はおちょこになるし、
痛くて目が開けられない。
途中で電車が徐行したり、
止まったりしたところもあったようです。



今日は世田谷文学館の
「帰ってきた 寺山修司」へ。



初めて見る寺山の肉筆は
手塚治虫に似ていました。

父を戦死で亡くし
母子家庭に育った寺山、
10代より入退院を繰り返し
啄木のようにお金を借りる(出資を頼む)のが
うまい人でもありました。

才能にあふれ、魅力的な人物であったのでしょうね。

ノイバラが短歌を始める前に
初めて読んだ短歌は寺山です。
今でも好きです。

まさか47歳で死んでしまうとは・・
天井桟敷の舞台を観てみたかったです。


寺山自身による朗読も
聞くことができました。


世田谷文学館は常設の
ムットーニのからくりが楽しく、
前回はなかった新しい作品を楽しみました。

「The Spirit of Song(詩の精霊)」が一番好き。

宮沢和史の歌「書きかけの歌」にあわせて、
からくりの本が開き、中の男性の羽が動きます。
その前で少女の天使がくるくる回って・・。

甘い歌声とからくりの雰囲気がぴったり合って
詩情あふれる作品でした。

最後にご一緒したお友達とお茶しました。
芦花公園絵駅前のアリマ洋菓子。


紫芋タルト♪
この写真では分からないですが、
とてもきれいな紫色でおしゃれです。
おいしかったですにゃ❤

「ドビュッシー、音楽と美術」と朗読劇北杜夫『幽霊』@ブリジストン美術館

2012-09-08 14:13:03 | アート

ブリジストン美術館で
「ドビュッシー、音楽と美術」展がひらかれています。
ドビュッシーの生誕150周年を記念した
オルセー美術館とオランジェリー美術館の
共同企画です。

特別公演「朗読劇 北杜夫『幽霊』」に
矢代朝子さんが出演なさるので、
聴きに行ってきました。
展覧会はついでに見学。

北杜夫の処女作『幽霊』は
ドビュッシー「牧神の午後」を
モチーフとしているそうです。

さて、お天気上々で暑いです。


駅までの道を急いでいるとき、
地図の下にこんなことが
書いてあるのに気付きました。

八王子市は古くから「桑都(そうと)」と呼ばれる
織物の街だったのです。

どのくらい古くからかというと、
西行の作と伝えられる歌に
「桑都」と詠われているくらい。


江戸時代の養蚕、市場の様子を
描いた絵。


大正時代の織物工場。

この忙しいときになぜ気付いたのか?
わからないですが、京橋に向かいます。

 
まずは、美術館近くのメルシャンサロンでランチ。


ノイバラは「限定5食」に目がくらんで
マグロのづけ丼。
ランチ\1050はもれなくワインがつきます。


F島さんの日替わり、
ハンバーグの茗荷味噌ソースが珍しいです。
ハンバーグのおいしさは期待通り。
(ちょっと味見)


Hちゃんのハヤシライス。
これは限定15食。


うん?ブリジストンのビルの陰に消防車です。


今日は防災訓練。
しかもその30分の時間帯に
大当たりしてしまったのでした。


これです。

「えー、なぜドビュッシー?」と
あまり期待せずに行った展覧会でしたが、
意外な楽しさでした。

この音楽家の美術家との交流によって
自らの音楽を創造していった過程が
絵画など美術品や工芸品によって
明らかにされていました。
(どんぴしゃの作品ではないこともありましたが)

ドビュッシーといえばこの曲が好き。
月の光

今回の展覧会で使われていて好きな曲。
水の反映牧神の午後への前奏曲
子供の領分「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」

異国的な旋律もあります。
当時流行していたジャポニスム、
また中国の美術品が
作品に影響を与えています。
ドビュッシーは版画や工芸品を
蒐集、愛用していたのでした。

版画「雨の庭」版画「パゴダ」金色の魚
そして月は廃寺に落ちる

心にストレートに入ってくるので
近しく思い、新しいと思っていたのですけれど、
明治末期から大正期に
活躍なさった方なのですね。
(・ω・;A

旅行中も持ち歩いていたという
カエルの文鎮「アルケル」(彼が命名)
ユーモラスでかわいかったです。

解説を繰り返し聴きながらでしたので、
1時間半でも短いくらい・・。

ドニの言葉。
彼の画を前にすると納得できます。

「絵画とは、裸婦とか戦場の馬とか、
あるいは逸話とかでできたものである前に、
本質的にある一定の秩序によって集められた
色彩によって覆われた平坦な面なのである。」

朗読会まで時間がありますので、
お向かいの千疋屋でお茶します。

どれも食べたかったケーキセット。


フルーツゼリーだった? Hちゃん。
中のフルーツが涼しげです。

 
ノイバラのフルーツチーズケーキ。


F島さんのフルーツショートケーキ。

そうこうするうちに時間となり、
開演前の列に並ぶと、花の4K組の
K谷さんがいらっしゃるではありませんか!
明日の歌会も泊りがけで出席なさるそうです・・。
すごいパワーです。

朗読会は北杜夫『幽霊』。
処女作で、「牧神の午後への前奏曲」を
モチーフに使っています。
最後には軽井沢高原文庫館長加賀乙彦さんと
北杜夫夫人のごあいさつもありました。

軽井沢演劇部の役者さん
男女4人による朗読は
もちろんすばらしかったです!

しかし、途中、音楽が挿入されるところ、
ドビュッシーの方を聴いてしまい、
私の中で朗読が飛び、
ストーリーがわからなくなることもありました。
(もっとも長編小説を1時間に縮めたので
余計わかりにくかったのかもとHちゃん。)

この夏の軽井沢睡鳩荘での公演では、
音楽はそれほど多くなくて、
自然の虫や鳥の声が入ったそうです。
残念。

舞台が終わってお腹がすいたので、


キリンシティ八重洲地下街。
Hちゃんのご主人ご推薦のお店です。


樽生ビールハートランド。
まずは乾杯してテーブルに置いたところ。
泡がきめ細かくて、軽くて、すごくおいしいです。

次々にお料理が出てきて
「酒池肉林」状態。


タパス三種盛り合わせ。
右端のポテトサラダがお気に入り。


旬の蓮根フリット。


シラスの焼きじゃが麺。


埼玉県産の豚バラ串カツ。


ここで女性はフローズンハイネケンを頼みます。
しゃきっと冷たくて、
先日のフローズン生を思い出しました。
泡は凍ってなかったですけれどね。
(F島さんのジンジャーエール
は向こう側に写っています)


こがね鶏のココット蒸し。

 
チーズとオリーブのケサディア。
名前が覚えられなかったのでメニュを撮りました。
薄いピザ生地に具がサンドしてありました。


海の幸の十六穀米リゾット。
海産物のおいしいお味がでていて、goo。


お口直しに炭酸水をいただきます。


デザートに豆乳フレンチトーストバニラアイス添え。

「酒池肉林」に甘味まで加わって、
大満足でした。

自宅前で仰いだ月は下弦。

全国大会オプション旅行松阪城跡の昼の上弦。
フローズン生の夜の満月(ブルームーン)。
この夜は赤い下弦が上ってくるところでした。

こんなに何気なく見上げて
美しい月に出会えるのは
滅多にあることではありません。

とても幸せです。

リンダリンダ

2012-06-29 01:04:34 | アート
こんばんは(*^ω^*)

紀伊國屋サザンシアターで
「リンダリンダ」観てまいりました。

松岡充さんが魅力的でした!
私はファンではないですが、
歌い出すと引き付けられたのは、流石です~。

中盤までは、
取り残され薬殺される牛を助けるために
原発の警戒区域の防護壁を爆破するという
ストーリーに納得できず、
無理だよな~と思っていました。

しかし、荒唐無稽のエンディングにはらはらしつつ、
引き付けられたのは、舞台の力と思いました。

最後、前の方の松岡親衛隊とおぼしき方々が
ライヴのノリでリンダリンダを一緒に歌ってました。

や~このパワーすごいですっ。

この熱気を電気にかえられたら、
エネルギー問題なんかすぐ解決しそうです。


外務省外交資料館、バラと展覧会とミニコンサート

2012-05-10 10:48:28 | アート
六本木、麻布から有楽町へ、
忙しい一日でした。

まずは調べ物のために麻布郵便局隣の
外務省外交資料館へ向かいます。

地下鉄の溜池山王駅から歩くことにしました。
途中、アークヒルズ、泉ガーデンを過ぎていきます。

 
行合坂とか落合坂とか、おもしろいです。


ベラルーシ料理なんて珍しいっ。
是非、今度はここで食い倒れましょう!
ランチは1000円、ロールキャベツなど
たっぷりとした感じでしたよ~(写真だけど)
今日食べる時間はないので残念です。


麻布小学校のあたりは旧紀州徳川家屋敷跡。
ほー。
徳川頼貞が建てた「南葵楽堂」と呼ばれる建物、
日本で初めてのパイプオルガンと音楽専門図書館とを備えた
本格的な音楽ホールだったそうです。
このパイプオルガンが後に
上野の奏楽堂に寄贈されるのですね。
以前上野の食い倒れで見たパイプオルガンは
ここから来たのであったか・・(´-ω-`)うむ


板倉片町交差点で左折です。


外務省板倉別館。


とおりすぎて麻布郵便局。
あまりの立派さに仰天です。

 
何か由緒ある建物に違いないっ。
1930年(昭和5年)に竣工した旧逓信省貯金局庁舎で、
1943年(昭和18年)から逓信本省庁舎として
使用されたのが始まり。
現在は日本郵政グループ板倉ビルという名称で、
郵便局は建物の右側に入っているようです。


また戻って外務省板倉別館の右隣、外交史料館です。

ここは写真撮影可なのがうれしいです。
リヨンのN口さんのご紹介で、
雪子さんの足跡を調べにきました。
一般の人でも利用可です。

信綱夫人雪子さんはお父様の日本領事赴任に伴い、
小学校時代リヨンで過ごしたことがおありなのです。
もし住所がわかればと思ったのです。

住居ではないかもしれませんが、
明治初期の資料をめくって、
領事館の住所を探し当てました。

ここでも、信綱先生の肉筆と
1年つきあったご利益が・・。
公式文書も和紙に墨で書いてあるので、
もし猫研究隊の経験がなければ
途方に暮れていたと思います。

必要なページをカメラに収めて、
 
ここを見学していきます。


別館左隣になります。
カイヅカイブキの野性的な匂いがすごいです。

 
地味な展示でしたが、関東大震災の時代から
外国からの支援があったことがわかりました。
チャリティのコンサート、募金、
世界の人たちに支えられてきたのですね。

さて、先程とおりすぎた泉ガーデンと
アークヒルズの薔薇を見学します。


泉ガーデン

 
サツキはもう終わりのようです。




アークヒルズは初めて・・(だと思う)。

 
カラヤン広場。


サントリーホール。

 
コンテナガーデンのバラ。

      
こうして撮ってみるとわからないですか。


なんだかバラが疲れているような気がしました。

   
植木屋さんからもっきて、並べただけ・・
土の深さも足りないに違いないです。

   
けなげなだけに心痛みます。

   
どうもありがとう<m(__)m>

 
こちらは緑の匂い、土の匂いがします。


フォーシーズンズガーデン。
少し安心して見られます。

 
蔓バラでしょうか、見事です。

   
サントリーホールの屋上庭園は
年に数日しか開園しないようです。
この週末にはあくようですが、見られなくて残念。


新宿の第一生命南ギャラリーで同僚
S嶋さんの展覧会。
(今は忙しくてほとんど来ていないけれど)


ほっ。
隣のティールームでローズティー。


オープニングパーティで
同僚F田さんのミニコンサートもやります。
自作のパイプオルガン。


こんなところに鉄琴が。

 
石をのせてある木箱の
ふいごを上下して空気を送ります。


ラオスの鶏笛。
最初に使っていました。

ホーミーという歌い方で、
オルガンやグラスハープの音とまじりあって
なんだかなつかしい音楽です。

あまりの心地良さに寝てしまうところでした・・(・ω・;A


大急ぎでお夕食を食べます。
沖縄料理店?


念願の栗焼酎ダバダ火振りを飲みました。
さらっとして飲みやすいです。


ハイナンチキンライス。


連れはカレーを頼んでいました。


星の子☆モーシャ

2011-09-29 09:25:56 | アート
昨日、テレビでミャンマーの象の子の
番組を観ました。

お料理をしながらなので、
切れ切れにしか見られなかったのですが、
モーシャ(星の子という意味だそうです)は
地雷を踏んでしまい、
右前脚の先が吹き飛んでしまうという
重傷を負ったのです。

モーシャは作業をしているお母さん象の
後をついていっている時に事故に合い、
象の病院に連れてこられました。

献身的な治療は功を奏し、
義足をつけたモーシャは調教も受けて
外の世界を歩けるようになるのです。

モーシャ担当の若い女医さんの
絵日記の画がとてもよくて、
引き込まれてしまいました。

色鉛筆で描かれたモーシャの画は
正確でていねいなのですが、
同時に素朴で愛情にあふれていて、
まるで絵本のよう。

そう思ったら、やはり
出版されているのだそうです。
早速注文しました!
わくわく❤


『星の子モーシャ--義足をつけた小ゾウの絵日記』

「トップガールズ」と「地理学者」

2011-04-08 17:07:38 | アート
忙しい一日です。

すでにメトロポリタンホテルの前の花は満開。

午前中、池袋で万葉集の講義を受けたあと、
向かいの公園の桜の下でおむすび2個をほおばります。

  
オオシマザクラは花ごと落ちるの?

   ***
渋谷Bunkamuraに移動。
シアターコクーンで「トップガールズ」を観ました。

いつものようにМちゃんの行き届いたご招待で、
気持ちよく観劇させていただきました。
ストーリーが難解と先に観たHちゃんが
新聞の切り抜きを下さったおかげで、
観劇初心者のノイバラも十分に楽しむことができました。

働く女性を取り巻く環境は30年前と
さほど変わっていないらしいです。
社会的な問題を重くせずに見せていました。

前面に額縁のように置いた一つのフレームを
縦にしたり斜めにしたり、
舞台装置もおもしろかったです。

    ***

終わってから、Bunkamuraザ・ミュージアムで
フェルメールの「地理学者」を観ました。



7時まで開館のはずが、
節電のため5時までに早まっているのですが、
いただいた招待券を見せると入館時刻の
4時半を過ぎていましたが入場可能でした。

もっとも、ゆっくり鑑賞する時間はないので、
「地理学者」にポイントを絞って、あとは駆け足。
閉館間近でもうひとけがなくて、
「地理学者」と差し向かいという贅沢をしました。
思ったよりも小さな画でした。

描かれた地理学者が、静謐な室内にいて、
それが私の立っている静かな館内とつながっていて
今にも私の方を見るのではないかと
思えるほどでした。

名画と一期一会の贅沢です。

フェルメールは17世紀、大航海時代の画家なのですね。
フェルメールのものではありませんが、
帆船の画があり、当時の様子をしのぶことができました。
大航海時代はうんと昔というイメージですが、
フェルメールが生きていた時代なのですから、
なんだかついこの間のような気もします。


大人は、かく戦えり

2011-01-06 12:08:55 | アート
おはようございます!

年が改まってから穏やかなお天気が続いていますが、
いかがお過ごしですか。
もう仕事が始まってお忙しい方も多いことでしょう。

・・・ということは、まだ私は仕事が始まってなくて、
のんびりしてるということなのですが(・ω・;A


昨夜はМちゃんのご招待で新国立劇場小劇場にて
「大人は、かく戦えり」を観てまいりました。

テンポのよいコメディで、笑ろたーー。

ゲネプロ(最終リハーサル)というのを初めて観ました。
公演は今日からなのです。
大竹しのぶ、段田安則、秋山奈津子、高橋克美の
実力派の演技は見応えがありました。

お互いの息子の喧嘩の後始末に集まった2組の夫婦。
話し合ううちに本題からはずれ、お互いの結婚の
危うさが露呈していきます。

前から2番目の席は大迫力で、
一時間半の舞台はあっと言う間に終わりました。

Hちゃんとお茶を飲んで(私はサンドイッチまで食べて)
帰りましたが、それにしても新国立劇場のまわりは閑散として、
コンビニとマックしかありません。
お茶を飲んだところも8時までということで、
まるで田舎町のようです(・ω・;A
とても都心とは思えません。


帰り途つらつら考えましたことには、
まー、男も女も本音を主張すれば永久に平行線なわけで、
バトルするしかないのですが、
どちらかが我慢をしたりあきらめたりしながらでも
結婚生活を続けているのは、どうしてなのでしょうねー。
かなり消耗するとわかっていても子供を育てるのは何故なんでしょうか。
さらには老親の介護になると辛いことのほうが多いですが、
投げ出さずにできるのは何故なのでしょう。

個人を越えた本能的なところなんでしょうね・・。
冷静にメリットデメリットを考えるとできない・・ことですよね。

    *****

来週は新年歌会、岩手県北上への旅と外出が続きます。
風邪をひかないようにしないと(・ω・;A
食べ過ぎてお腹こわさないようにしないと(・ω・;A

ではではみなさまもお健やかにお過ごしくださいね。




よみ人しらず

2010-12-16 14:30:37 | アート
先日、東京富士美術館にいってまいりました。
企画展「北斎の『冨嶽三十六景』と『東海道五十三次』展」の
チケットをいただいたのです。


北斎「三十六景」は品川御殿山の画をもっています。
桜が咲くその画をいつも季節になると飾ります。
これは東京歌会吟行会の一位の賞品なのです。
高尾でのお花見にちなんで、
当時の司会のM尾さんが選んでくださったものです。
私の宝物です。

美術館は八王子の駅からかなりの距離です。
第二駐車場まで満員で、平日の昼間なのに???と思ったら、
なんとコンサートにどんぴしゃりの時間に到着したのでした。


「日独青少年交流コンサート」。
ロビーではあまり音響がよくないでしょうに、
それを感じさせない演奏でした。
ドイツ側は全員ティーンエイジャー。
若手の登竜門「ユーゲント・ムジツィアト」の優勝者6名です。
ピアノ、フルート、バイオリン、クラリネット、
めずらしいところでアコーディオン。
アコーディオンのクラシック音楽は初めてでしたが、
とてもよかったです。

北斎の版画は構図がおもしろいのです。


朝焼けでしょうか、夕焼けでしょうか、諏訪湖。

常設展示も見ました。

額装、凝ってます・・・
16世紀から19世紀の西洋絵画コレクションが見ごたえあり、
また近現代のものもかなりの点数ありました。


工芸品は漆芸がよく、ことに「作者不詳」のものに惹かれました。

    

歌で言えば「よみ人しらず」。
しかし、物に集中する力が、何百年の時を越えて私に届くのです。
人の手が丁寧に作ったものを、またそののち丁寧に触ったであろう持ち主。
作者の名前は残っていないけれど、それが余計に想像をかき立てます。
名前を残すことに無頓着であったのでしょうか。
名前という個性に疲れてしまった私は、
よみ人しらずのこの作品の前でしばしの時を過ごしたのでした。


外はもう夕暮れです。

帰りは「道の駅」で水仙やストック、百合、菊といった
香りのよい花を買い求め、今、わが家の玄関は花園のようです。

「没後25年 有元利夫展―天空の音楽」@東京都庭園美術館

2010-07-16 23:39:59 | アート
もう梅雨はあけたのでしょうか。
青空の白い雲が流れて、
夏の日差しが照り陰る午後
目黒の東京都庭園美術館に行ってきました。


38歳で夭折した画家
有元利夫の没後25年記念展です。
写真は「厳格なカノン」
ぼんやりと見上げていたら
「カノンって何ですかー?」
と聞かれましたが、音楽にくらい私には
「楽曲のひとつ」くらいしかわかりませんでした。
輪唱みたいなやつのことかなー?

大好きなんです・・水色、朱色、黒、白、金・・
バロックの音楽が聞こえてきそうな・・。
しかも花火の画が何枚も・・。

残念ながら館内は撮影禁止ですが、
お庭の写真を撮ってきました。

しんしんと蝉が鳴き、
汗が噴き出します。

1933朝香宮邸として造られた建物は
1983美術館として公開されたそうです。
アール・デコ様式の建物。
庭園は洋風と和風が併存しています。

またスライドショーでどうぞ。