ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

レオ・レオニ展@Bunkamura

2013-06-30 22:55:35 | 美術

「レオ・レオニ展」を観てまいりました。

  
絵本「あおくんときいろちゃん」「スイミー」
くらいしか知らなかったのですが、
綺麗な色と楽しいお話のレオ・レオニの展覧会。

一昨日いただいた招待券が今日まで!!
急いで行ってまいりました。

会期始まって一週間ほどですので、
日曜にしては空いていました。

家族連れと絵本ファンで
あふれていましたけれどね。


ねずみの「フレデリック」が
かわいかったなぁ。

絵の具だけではなく
色々な紙をちぎったり
切ったりして貼りつけたり、
ゴム印を押したり、
鉛筆だけのモノクロの絵もあり、
グラフィックデザイナーとして活躍しただけあって、
デザインが優れています。

お話も楽しいだけではなく、
ちゃんと子供たちへの
メッセージも込められていて、
共感できます。

会場には彼の絵本が読める
スペースもありましたし、
「スイミー」の動画を
壁に映写するスペースもあり、
子供たちが歓声をあげて
魚の群れをおいかけていました。

また絵本の原画100枚だけでなく、
彫刻作品、版画、また
絵本製作に使用していた
ネズミの形に切った紙なども
展示されていて、楽しかったです。


会場出たところにあった茄子のプランター。


向かいのナディフはいつも寄ります。
本と雑貨が楽しいのです。

さて、渋谷は久しぶりです~。


ランチは「ケバブカフェ」で
トルコのお料理を食べました。

入ってびっくり。ものすごく小さなお店で、
2メートルくらいの幅しかありません。


トルコのビール「EFES(エフェス)」と
ランチセット(800円)のスープ。
ビールはピルスナー。
透き通って、飲みやすいお味でしたにゃ❤


壁のタイルがトルコっぽい・・
・・と思っていたら・・。


鶏と豆のトマト煮込みとパン。
なんと、シチューは中華のお皿に入っています。
気にしないのか、トルコにも
同様のデザインがあるのか・・(・ω・;A
スープもシチューも塩とトマトのやさしいお味でした。


ふつーの紅茶。
角砂糖がついているのがなつかしい。
いまでは見ませんものね。

トルコアイスもヨーグルトもなかったのが残念・・。

帰る道すがら、いろいろなお店をのぞいていきました。
暑くて、埃っぽくて、人が多くてうるさくて・・。
日曜の渋谷にはほとんど来たことがなかったので、
当たり前のことにびっくりしてかえってきたノイバラです。



細切れ時間利用作戦

2013-06-26 18:32:23 | 短歌
こんばんは(*^_^*)

雨の一日でしたね。
いかがお過ごしですか?

今週はいくぶん
楽なスケジュールになったものの、
もうかれこれ10日ほど風邪が直らず、
お医者さん通いのノイバラです。

(´-ω-`)ごほっ

まぁいいや。
お医者さんに通う時間はあるのですし。

今日は祖母の13回忌でした。
雨の中、高尾まで行ってきました。


お寺さんも代替わりで、
若いお坊さんのお経を30分聞きました。

そのあと、家族で食事。
雨のせいでしょうか、
なんだか、すごくくたびれました。


月末は短歌の締め切りで呻吟します。

以前は締め切り近くに
机に座って作っていたのですが、
最近、その時間がとれないことがあるので、
電車に乗っている時や待ち時間など、
細切れの時間を利用します。

携帯電話のメモに歌の種をためておいて、
あーでもないこーでもないと作りなおし、
うまくいくと8首になることもあるのですが、
そういうラッキーな月はほとんどありません。

気に入らなくて全部捨てることもあります。
しかし、何首かでもあると楽です。

8首のほかに題詠といって、
題となる言葉が決められたものを
月に1、2首作りますので、
その題を<抱く><花と叩く>など記入しておき、
いつも考えるようにしています。

以前はあまりに忙しくて
休んだこともありましたが、
細切れ時間を利用するようになってからは、
欠詠しなくてすむようになりました。

とはいえ、やはり再考の時間、
最低半日は必要ですので、
呻吟することに変わりはないのですが。

紫陽花うちわ

2013-06-23 22:15:56 | 自然
こんばんは(*^_^*)

今夜はスーパームーンだそうですね。
残念ながら、ノイバラの家の窓から
満月は見えません。
曇っているようです。


今日は頼まれて団扇に絵を描きました。


額紫陽花のつもり・・見えるですかにゃ?

今日も混雑したので、
席をあたためる暇もなく一日走り回り、
気付くと夕方4時過ぎ。

30分で描けるものを・・と考えて、
草色の和紙と
白い和紙を絵の具で染めて
紫陽花の形にちぎって
貼りつけることにしました。
(ちぎり絵っていうのかな?)

和紙を濡らして色をつけて
新聞紙に挟んでばんばん叩いて
水分を取ったので、
色は薄くなってしまいました。

それでも和紙は半乾きです。
もう少し時間があったら・・(・ω・;A

福島の方のためのチャリティなんだそうです。
これを買って下さる方がいらっしるのかしら?

  
ノイバラは額紫陽花が好きです。
中心の花に顔を近づけて見ると、小さくて
すごくかわいいお花がいっぱい咲いているのです。

 
これはうちの玄関の百合ですにゃ❤

 
今年のアーチのお花はこの朝顔。
朝しか咲かないのですけれどね。


これは先生のお宅の梅で
梅ジュースをつくっているところ。

この時まだ半分ですが、
今ではもうすっかりシロップが
上まで上がってきました。

楽しみですにゃ~❤




美男美女食い倒れ隊(22)「テレビが一番つまらなくなる日」@下北沢駅前劇場

2013-06-21 19:41:41 | 食い倒れ隊
しばらくお休みしていた食い倒れ隊、復活です❤


矢代朝子さんが出演なさる
「テレビが一番つまらなくなる日」を観に、
下北沢にいってまいりました。

まずは観劇の前の腹ごしらえ。
イタリアン「ラ・ベルデ」
Hちゃんが探してくださったお店です。
雨降りの中、下北沢駅から徒歩2分。

最初間違えて1階のメキシコ料理店「アボカド」
入ってしまいましたが、
親切な店員さんに教えられて無事2階へ。

内装が赤っぽくてイタリアっぽかったんですもの(・ω・;A
今度「アボカド」にも行ってみたいです❤

いろいろなお料理を頼んで、
4人で分ける作戦でいくことにしました。


乾杯♪
ノイバラのブラッドオレンジジュース。


まずは前菜にアサリの白ワイン蒸し。
薄味でワインのいい香りがします。


エビとチーズのオムレツ。
かかっていたトマトソースがおいしくて・・。


フォカッチャを頼んでソースを
つけてたべることになりました。
このフォカッチャ、すごくおいしい❤


お店の方から女子にだけ試供品が配られます。
「食べる前のうるる酢」って今、宣伝してる新製品。
微炭酸で飲みやすく、ピンクできれいです。


マルゲリータ。かなり大きいので、
風邪で食欲減退気味のノイバラは
一切れしか食べられませんでした。
↑ちょっと悔しい


カルボナーラ。こちらもかなりのボリュームです。
厚切りベーコンがおいしい❤

ここで満腹でしたが、デザートは別腹。


林檎のピザ。あつあつに
アイスクリームがのっかっていますにゃ❤

大満足で一人2000円でした。


下北沢駅前劇場はほんとに駅のすぐ前。
チケットの予約はいつものように
Мちゃんが担当してくださいました。

去年の「スピンドクター」よりも広い方の劇場で、
100席ほどでしょうか。
膝かけ、団扇のサービスもあり、有り難く。
膝かけを2枚お借りして、冷房対策は万全。

開幕前の、新しい世界と出会うどきどき・・。

「テレビが一番つまらなくなる日」
って不思議なタイトルですよね。

選挙特番で通常の番組がカットされる=
政治に興味のない人にはテレビが一番
つまらない日になってしまう
・・という意味らしいです。

ネットカフェ難民、ネット選挙という
現実の問題、架空の設定を織り込みながら、
選挙特番の舞台裏をコミカルに描きます。

われらの矢代朝子さんは、
元アナウンサーの候補者を演じています。
コメディーはあまりやったことがない・・
とおっしゃっていましたが、
スピーディーな切れのある演技で
十分に楽しませていただきました!

菊池均也さんの「無名の新人候補」が
なかなかいいキャラでした~。

笑いつづけて、2時間弱の舞台はあっという間。

24日まで公演は続きますので、
興味のおありになる方は是非どうぞ。

五島美術館@上野毛

2013-06-18 20:29:09 | 美術
こんばんは(*^_^*)

風邪引きのノイバラです・・
(´-ω-`)ごほ・・

改装成った五島美術館「近代の日本画展」に
行ってまいりました。

早く着きすぎたので、
周辺を散策することにしましたにゃ❤

 
五島美術館。まだ門が開いていないです。


ここは「おもいはせの路」なんですって。
国分寺崖線沿いの道を歩いてみます。

 
東急大井町線。

 
この陸橋は富士見橋。
富士山が見えたのでしょうか。


多摩美術大学正門。
こて引き返して逆方向へ。

 
すごいお屋敷が続く道で枇杷の大樹。

 
上野毛駅からまっすぐ来るとここの先で崖を下ります。
ものすごい坂道になっているようです。

 
公園があります。


梅が落ちています。

  
崖を利用した公園のようです。


しかし、下りる元気はないので、もとへ戻って。

 
梅を拾ってみましたにゃ❤
丸々として立派です。

   
「近代の日本画展」
展示スペースが
新しく見やすくなっていました。


崖線の崖を利用した美術館のお庭を
散歩するのが楽しいのです。

                          
 
ホタルブクロかわいいですにゃ❤

      


なんだかいい匂いがします。

 
菩提樹のようです。



         
楽しかったです❤


この日は午後から先生のお宅で
研究会誌発行のための事務作業をしました。
4時間余の戦いすんで・・。


結社誌の校正の方と同じ部屋で作業させていただきました。
一緒に石垣島マンゴー入りのフルーツポンチを
ごちそうになりました。
おいしかったですにゃ❤


これは二日後の校正でU宮さんがお持ち下さったお菓子。
ごちそうさまでした<m(__)m>





スパ吉@吉祥寺ハーモニカ横丁

2013-06-18 19:08:36 | すてきなお店
吉祥寺北口すぐのハ―モニカ横丁

駅前すぐですが、なかなか足を
踏み入れることはなかったのです。

宝くじ屋さんの隣の魚屋さんで
飼猫にアジを買って帰ったことがありますが、
気に入って「もっとちょうだい」状態。

きっと新鮮さが違うのですね~。

横丁の「すぱ吉」はいつも行列ができているお店。
行列は嫌いで常日頃は並ばない女ですが、
ここは並びました。


11時半に着いたら、10人ほど並んでいました。


待っている間にメニューを渡され、オーダー。


自家製生麺は一人前\150で販売しています。


高菜とじゃことオクラ納豆¥850


連れが頼んだこれは味噌味だったのですが、
(メニュー名失念)
味噌の味が前面にでることはなく、
食べたことのない不思議なおいしさでした。

麺が少し縮れていて、弾力があります。
ミートソースが有名らしいので、
今度食べてみたいです♪


夏至の前

2013-06-15 20:32:14 | 自然
こんばんは(*^_^*)


薔薇の花みたいでかわいいでしょう。
赤カブの葉を切り落としたときに、
あまりにきれいだったので撮りました。

 
職場は夏へと緑の色を深めています。


たくさん咲いているアザミ。

  


マーガレットかしら?
フランスギクやシャスターデイジーと
間違えられることが多いとのことですが、
違いがわかりません。


自然に広がった感じです。


お年寄りが団体でいらして、
「生まれて初めて」陶芸作品を作られました。
すごいです・・感動です・・(´;ω;`)

ノイバラが同じ歳になった時に、
初めてのことを短時間に
こんな上手にできるでしょうか?

戦後の日本を支えてこられたお年寄りは
本当に優秀だったのだと思います。


シモツケも咲き始めました。

 
なんだかいい匂いがします。


あ、これだ。


テイカカズラの匂いです。


ヒルガオも咲いています。


荒れ地に可憐な花咲かせるのですね。

 
クローバーもかわいいのです。

  
これは何かというと、アキニレの種です。
<後日談>「アキニレ」の札がついていましたが、
調べてみるとトウカエデということが分かりました。


果実が翼果なのです。
よく公園に植えられるのだそうです。



落ちた種。


木の根もとにたくさん。


川に降りようと思ったら、
「熊注意」の表示が。


今年も餌が少なくて、
里に下りてきているのかもしれません。


もうすぐ夏至です。


バレエ「天井桟敷の人々」@東京文化会館

2013-06-15 20:25:53 | アート
ノイバラは自分へのお誕生日プレゼントをしました。


パリ・オペラ座のバレエ「天井桟敷の人々」です。

パリ・オペラ座はちょうど1年前訪れました。
シャガールの描いた舞台の天井画が夢のようで、
建物全体が芸術品でした。

昨秋のチラシを観て、
何かの御縁と思い行きたかったのです。
しかし、ずっと家族が入退院を繰り返している状態で、
あきらめていたのですが、なんとか行けそうになり、
チケットをとったのが4月初め。

3階の1列目というかなり
「天井桟敷」なお席となったのでした。
かなり高いところでしたので、
高所恐怖のノイバラ、ぎりぎりでした。
4階にしなくてよかった(・ω・;A
少し右端の舞台が欠けてしまいますが、
前に人がいないのは快敵でした。


「天井桟敷の人々」は
2008年、当時パリ・オペラ座のエトワールであった
ジョゼ・マルティネスの振付により初演され、
今回、日本初演だそうです。

19世紀前半のパリを舞台に描かれる、
犯罪大通りに集う人々の猥雑なエネルギー、
天井桟敷まで客が埋め尽くす芝居小屋の賑わい。
そして美貌の女芸人ガランスと
それを取り巻く男たちの間で
交差する愛、嫉妬、憎しみ。

フランス映画の名作として名高い
同名映画の魅力はそのままに、
クラシックと現代的ムーブメントを巧に取り入れた
マルティネスの雄弁な振付や、
同団を代表するエトワール、
アニエス・ルテステュによる
鮮やかな衣裳が彩る舞台です。

ダブルキャストのどちらかを選ばねばならず、
パンフレットで気にいったアニエス・ルテステュと
ステファン・ビュリオンの組を選びました。
バレエ素人ですので、気に入った顔の人にしたの。

ストーリーはぼんやりとしか覚えていなかったので、
パンフレットで予習しようとしたら、
客席が暗すぎて読めない・・(´;ω;`)

ストーリーを知っていても、
ついていくのは難しかったかもしれません。

衣装や化粧を替えるたびに、
どの役の人かわからなくなるのです。

ストーリーを追うのはあきらめて、
その場その場の舞台の美しさを
楽しむことにしました。

めずらしかったのは、舞台以外も
公演の空間として使われたところです。


1幕と2幕の間の休憩時間に客席に
チラシが降ってきて、案内があり、
ロビーのクローク前の階段で
劇中劇「オセロ」が踊られたのでした。


3階からはなかなかたどりつけず、
人垣の後ろから写真だけを撮りました。

 


そのあと、仮面の男たちがロビーで遊んでくれたので、
追っかけてたくさん写真を撮ったのでした。

          

舞台の最後にガランスが客席の方に下りて
バティストから遠ざかる演出もあり、
客席、ロビーまで立体的に使われていて
おもしろかったです。

この日は偶然重なってしまったのですが、
万葉集講座→『すずめ』お祝いの会→バレエ「天井桟敷の人々」
という、盛りだくさんの1日でした❤



レオナルド・ダ・ヴィンチ展

2013-06-15 20:24:32 | 美術
先週、上野の東京都美術館で
6月末まで開催されている
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を
観に行ってまいりました。

平日でしたし、結構な雨風でしたので、
会期終わりに近かったのですが、空いていました。


上野グリーンサロンのパンダカレーでランチ。
おいしかったです。


耳はオリーブ、目と口は甘納豆。
カレーにも甘納豆が数粒入っていました。

以前はパンダシリーズ、たしかアイスと
ロールケーキしかなかったと思うのですが、
このカレーとオムライス、サンドイッチが
パンダ化していました。


上野公園を突っ切って行くとき、
おもしろい木の切り株発見。

以前はホームレスがブルーシートと段ボールで
お家を作っていた場所です。

ずいぶん木が伐られて、
風通しがよくなり、簡易ハウスも撤去されました。


レオナルド・ダ・ヴィンチ展会場。

未完の作品が多く、寡作であったダウィンチ(1452-1519)。
今回はミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する、
レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画《音楽家の肖像》と、
スケッチやメモを編纂した「アトランティコ手稿」22葉を中心に、
彼の影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの
油彩画、素描など約100点を紹介してありました。


「音楽家の肖像」
手に持っているのは楽譜だそうですが、
暗くて遠くて判別不可能。

後にグッズ販売のところで複製画を観て
音符が描いてあるのを確認することができました。


「アトランティコ手稿」は
1118枚の紙葉からなるもので、
レオナルドがまだ駆け出しの芸術家だった1478年頃のものから、
1519年に亡くなる直前までの素描や覚書が含まれています。
手稿が冊子としてまとめられたのはレオナルドの死後のことで、
冊子に利用された紙のサイズがアトラス(地図帳)と同じ
大型の判型だったため「アトランティコ」と
呼ばれるようになったのだそうです。

大航海時代の黎明を生きたダヴィンチも
手にとったことがあるのでしょうか。
図書館の所蔵品、マルコ・ポーロ『東方見聞録』の
手写本を(展示されていのは18世紀のものでしたが)
観ることができて、感激しました。

他にも彼の愛読書として『イソップの生涯と寓話』(1491)
『軍事論集』(1494)『徳の花』(1496)、
多面体の図を彼が描いたという『ユークリッド原論』(1509)、
また15世紀の地図も初めて観ました。
図書館ならではですね。

会場は暗くしてあって、
手稿のペンの線などはよく見えませんし、
解説も読むのが苦痛です。
展示品一覧表にメモしようとしても、
できないくらい暗いのです。
音声ガイドを借りましたが、
明るいスペースをところどころに
設けていただけるとありがたいなあと思います。



鑑賞のあとは2階カフェ「М」へ。

 
何にしようかなぁ。


これにしよう! アッフォガート・チョコラータ。


アイスにエスプレッソをかけるようです。

 
かけてみました。ちょっぴりにがくておいしい❤


かなり降っています・・。



藤島秀憲さん第二歌集『すずめ』出版のお祝い①

2013-06-13 21:44:02 | 短歌
こんばんは(*^_^*)

毎日降り続いておりますが、
いかがお過ごしですか。

忙しくてなかなかアップできなかった分を
少しずつご覧くださいね。

4月末に出版された
藤島秀憲さんの歌集『すずめ』の
有志による出版のお祝い、
先月から2回参加させていただきました。


1度目は5月31日、池袋メトロポリタンホテル2階「桂林」にて。


あらかじめ選んだ2首ずつを
U宮さんがプリントしてくださり、
お料理の合間に感想を述べ合います。


前菜からはじまって。

 
司会のKさんの的確な進行で。


歌の鑑賞の合間に挿入されるお料理を楽しみます。

 
あたたかな雰囲気のお祝いでした。


最後のお花のお茶です❤

ノイバラが選ばせていただいた2首です。


・お手玉になった気分でとびはねる雀よ ぼくにも好きな人がいる

・春霞は狼が来る合図だぞ父よ「おーい」と村人を呼べ



選びたい歌はたくさんありますが、
なるべく選が重ならない方が
うれしいとおっしゃるので、
気を付けて選びました。


そのあと、別のお店でお茶を飲んだのですが、
ノイバラのお誕生日のお祝いも
一緒にしていただいたのです❤


みなさんにごちそうしていただいた
1階「クロスダイン」のフルーツパフェです。

ハッピーバースディを歌っていただいて、
うるうるです・・(´;ω;‘)


これはF島さんが召しあがった
ドラミちゃんロールケーキ♪ 
かわいいですにゃ❤

みなさま、どうもありがとうございます<m(__)m>
ノイバラはとても幸せです❤


藤島秀憲さん第二歌集『すずめ』出版のお祝い②

2013-06-13 20:04:41 | 短歌
藤島秀憲さん第2歌集『すずめ』を読む会。
6月9日、吉祥寺の西コミュニティセンターで行われた
若手勉強会に加えていただきました。

吉祥寺駅からはIさんがご案内くださいました。
遅れた方を待ってくださったのはHさんとМ居さん。
どうもありがとうございます。


これは会計をつとめてくださったAさんの
かわいいにゃんこの指輪ですにゃ❤


1人10首ずつ選び、レジュメとして持ち寄ります。
差し入れのお菓子が続々・・・。
Y子さんが見つけてくださった
南池袋の「すずめや」のどら焼きも。

「すずめや」に『すずめ』が
もし置いてあったらステキです❤

ノイバラ選10首。

・京都市と書いたところで 山雀(やまがら)か 声を聴きつつ左京区高野 

・森深く父と迷えばチュピルルルいつまでツツツどこまでトトト

・『つきかげ』の人間茂吉呆けつつ句切れ少なき息づかいする  

・噴水のしぶきに濡るるくちびるを今めざめたる言の葉の出(い)ず

・お手玉になった気分でとびはねる雀よ ぼくにも好きな人がいる

・春霞は狼の来る合図だぞ父よ「おーい」と村人を呼べ

・東京電力(とうでん)をお気に入りから削除して紐ひっぱれば灯りがともる

・幸せだ 青葉若葉を通り抜け日差しが届くジャムを塗る手に

・信綱のなんて悪筆! なんて読む? 消えた一文字持ち越しにする

・梅の香に百日百夜(ももかももよ)とあそびたる家をうつつを父去らんとす  



12人が1人ずつ選についての説明をします。
持ち時間5分なのに、大幅にオーバーしてしまい、
申し訳なく(・ω・;A
さらにレジュメのみの参加の方も4人いらして、
勉強になりました。


そのあとのお食事会は東急のイタリアン「フェルマータ」。
ビールと前菜ですにゃっ❤

 
パスタ3種も❤


ピザ3種もおいしかったです❤


デザートのチョコレートケーキ。


藤島さんのためのお祝いプレートです。

若手のホープの方々、
ご一緒できて楽しかったです~。

お世話になりました<m(__)m>



尽きせぬ思い

2013-06-12 07:26:06 | 文学
おはようございます。

やっと降りましたね。
静かな雨が渇いた土を潤しています。

さて、いよいよ『佐佐木信綱研究』第ゼロ号、
校正も終わりました。
編集長Y綱さん、F島さんの獅子奮迅の働きで、
(ノイバラもちょこっとお手伝い)
今月末にはお手元に届くと思います。

次の12月発行の第1号に向けて
猫研究隊の研究は着々と進んでいますが、
昨日は行き戻りつつあまり進みませんでした。

今までやったところから、
疑問点がでて、また見直しを
余儀なくされたのです。

問題は「す」です。

・悲しき哉わがわざすさみ身は病みていえせぬきずぞ胸にのこれる

第4句「いえせぬ」は「癒えせぬ」だと思うのですが、
「癒ゆ」+「す」(使役の助動詞)+「ず」(打ち消しの助動詞)
と品詞分解していました。

しかし、意味的に「す」を
使役の助動詞とすると何かおかしい。
尊敬の助動詞でもないし・・
動詞の可能性も?

3人で頭をかかえました。

その時くたびれ果てたノイバラに
フランク永井「君恋し」の
歌が降ってきました。

この歌詞に「尽きせぬ思い」が
あったように思ったのです。

「癒えせぬ」って「尽きせぬ」と
同じ成り立ちですよね。

デジタル大辞泉によりますと、
「尽きせぬ」は[連語]、
「尽きることがない、いつまでも変わらない」の意とあり、
「尽きす」を見よとあります。
尽きす

「す」はサ変動詞、強調の働きがあるようです。

「癒えせぬ」とは「癒えることがない、いつまでも癒えない」。
こうするとすっきりと意味が通ります。

「す」を使役の助動詞にしなくてよかった・・(´;ω;‘)


しかし、家に帰って「君恋し」の歌詞を調べてみたところ、
「尽きせぬ思い」なんていうフレーズはないのです。

宵闇せまれば 悩みは涯なし
みだるる心に うつるは誰が影
君恋し 唇あせねど
涙はあふれて 今宵も更け行く

唄声すぎゆき 足音ひびけど
いずこにたずねん こころの面影
君恋し おもいはみだれて
苦しき幾夜を 誰がため忍ばん

去りゆくあの影 消えゆくあの影
誰がためささえん つかれし心よ
君恋し ともしびうすれて
えんじの紅帯 ゆるむもさびしや


???(・ω・;A ???

まあ、結果的に分かったので何でもいいですが、
ノイバラの頭の回路は
一体どうなっているのでしょう。

歌詞がやたらクラシックだと思ったら、
大正2年にできた曲で、
フランク永井のリバイバルなのですね。

彼の低音が何ともいえず好きなのです。
「君恋し」お楽しみください。

ムクドリの子育て

2013-06-08 09:51:12 | 日常
おはようございます<m(__)m>

梅雨らしい雨も降らぬうち、
今日は暑くなるという予報です(・ω・;A

ノイバラは毎朝の寒天と
生搾りグレープフルーツジュースで
健やかに過ごしております。

隣の家は一人住まいのおばあちゃんが亡くなってから
ムクドリが二階の戸袋で子育てしています。

雛の声が賑やかです。
親鳥が帰ってくると一斉に
ジュジュジュジュと鳴き始めます。

ムクドリの卵って、
青くてそれはそれはきれいな色です。
以前、おばあちゃんが巣に気付き、
お掃除していたところ、
卵が出てきたのを見ました。

うちにも作ろうとしてのですが、
母がガムテープを貼って阻止しました。
雛はかわいいですが、
巣の材料やら糞やらで
お掃除が大変なのです。

お隣はどうなるのですかにゃ?
一人息子さんはよそで暮らしていらっしゃいます。
この後のことは分からないですけれど、
今年はムクドリさんが安心して子育てしています❤

たくさんアップしたい写真も記事もありますが、
余裕がないですにゃ・・(´;ω;`)

来週の水曜日まで忙しさは続きます。

みなさまも体調崩さぬよう
気を付けてお過ごしくださいませ<m(__)m>