ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

現代歌人協会賞授賞式@学士会館

2010-06-30 11:01:12 | 短歌
お久しぶりです。
もう一週間もたってしまったのですね。
みなさまお変わりございませんか。

ロッキーのテーマ曲で幕があいた5月、さざ波にはじまり、
6月、女波男波をざざんざざんとかぶっております。
6月も末となり、まだ津波ではないと思うものの、
そろそろふらふらです。。(◎ω◎)←それは深夜のサッカー観戦のせい?

銀河高原ビールとマックシェイクでがんばるノイバラです。
気苦労で痩せるかと思いきや・・(笑)

さて、本題です。
この「ノイバラ山荘」にもたびたび登場なさる
藤島秀憲さんの『二丁目通信』が
今年の現代歌人協会賞とながらみ書房出版賞をダブル受賞さました。
レポーター・ノイバラ(´・ω・`)はその両方の授賞式に参加。

まずは現代歌人協会賞です。
現代歌人協会
今年は野口あや子さん『くびすじの欠片』とのダブル授賞です。

去る6月24日、神保町の学士会館で7時より授賞式が行われました。
  
昭和3年に建てられた歴史のある重厚な建物です。
学士会館の歴史

私が入会したてのころの全国大会が学士会館で行われ、
当時3時間近くかかるところに住んでいたので
遅れてはいけないと朝早くから行ってしまい、
お手伝いのつもりがわけがわからず
ただうろうろしていたのも
なつかしい思い出です。

待つ間に1階のラウンジへ行くと、
もう藤島さんは到着されていました。
晴れ晴れとしたお顔で、新調のワイシャツがお似合いです。

真っ赤な絨毯の階段をのぼり、2階が会場です。
知らない方ばかりですが、こちらから一方的に存じ上げている
有名な歌人の方々もいらっしゃいます。

授賞式は野口さんが大学生というもこともあり、
明るく和やかなムードでした。
お二人で立たれていると、父と娘のよう・・。
受賞の言葉はお二人ともひとつずつ言葉を探ような
誠実な感じで好感を持ちました。
これからが大変でしようけれど、頑張ってくださいね。

・・と肝心なところがえらい簡単ですが、
実はお料理とワインがおいしくて
写真をとるのも忘れて夢中でいただき、
だいぶ酔ってしまいましたので、
撮った写真もピンボケ・・(笑)

こんなところに置いておいていいんでしようか。
藤島さんのお荷物と賞状です。

ピンチヒッターの私がお渡しした香り高い百合の花束

おみやげにいただいた薔薇。
家の玄関につりさげてドライフラワーにしています。
 

2次会は1階カフェ&ビアパブ「THE SEVEN'S HOUSE」

リンゴジュースに、学士会館オリジナルワインを加えてみました。

2次会は20数人いらしたでしようか。
先生、栗木京子さん、また途中から合流された
野口さんはじめほかの結社の方々と藤島さんの受賞を
しみじみとにぎやかにお祝いしたのでした。

ミュータント

2010-06-23 01:25:00 | 植物
ドクダミの花はご覧になったことがおありかと思います。

普通のドクダミの「花」と呼んでいる白い4弁は
葉が変化した「苞(ほう)」です。
本当の花は中央の黄色く盛り上がった部分です。


この苞が、ときどきとんでもないことになります。
4枚のはずが、びらびらと10枚以上になっています・・。
しかも色が白いはずが、先祖がえりの緑に
なってしまったりします。

近所の家にこの不思議なドクダミはあって、
どうも珍しがられているらしく、
その周りの家々に鉢植えになって置かれています。

株分けしたんでしょうが、こうして八重咲きのものは
勢力を拡大していくのでしょうね。

ドクダミの鉢植え・・八重だと別の植物みたいで、
かわいくていいかな。

その昔はハーブとして利用され、
今でもドクダミ茶は飲まれていますが、
確かに庭のどくだみはその異臭ゆえか
あまり大切にされていません。

・・・あたしってこんなにカワイイのよっ
連れて帰って・・

人の心を捉えようとするドクダミの
新たな戦略かもしれません。

変異の原因は何なのか、
調べたけれどよくわかりませんでした。
ドクダミの花なんて研究する人もいないんでしょうね・・。

ゆっくりとカフェ@二子玉川

2010-06-22 11:56:56 | すてきなお店
昨年に続き、地元のYちゃんのご案内で、
おいしいランチをいただきました。

二子玉川の駅から徒歩15分、5人でおしゃべりしながら
ゆっくりと建物や街路樹、家々のお庭を楽しみながら歩きます。

ゆっくりとカフェ
JA東京中央のお店です。
1階が「FARMERS MARKET」お野菜・お花を売っています。

2階が「ゆっくりとカフェ」新鮮お野菜を使った
おいしいお料理が食べられます。

壁際にはお料理教室ができる設備もついていて、
店内入ると家庭科室みたいな感じです。
11時半くらいにつきましたが、
8割くらいお客さんで埋まっています。


私たちはランチの「デリプレート」を頼みました。
3種類のお惣菜にスープがついています。
これにドリンクがついて¥1200
私はアイスコーヒーを頼みました。
ビールを頼んだ人もいましたが、
これは別料金¥600になります。

やはり真ん中のおすすめのパンはおいしくて、
手前右のコーンコロッケはさくっと軽く、
手前左のクスクスはめずらしかったです。

おしゃべりに夢中になって、
1時間はあっという間でした。

ああ楽しかった!

ここから静嘉堂文庫美術館は近いので、見学組と
仕事に向かう組とに分かれました。
(´・ω・`)←仕事組

現在の展覧会は錦絵、おもしろそうです。
ぜひ来月は訪れてみたいものです。


峠のマタタビ

2010-06-20 08:23:09 | 植物
峠のマタタビが咲き始めました。

マタタビというと、そうです。
猫が大好きなあれです。

猫を飼っていらっしやる方は
粉末を買ってきて餌にふりかけたり、
枝を小さく切ったものを与えたりしたことが
あると思います。

通りすがりに写真を撮りました。
峠道なので、狭くて車を止めるのが大変。
しかもマタタビまでたどりつく間に轢かれそう・・笑

しっかりとカメラを握りしめ、撮ってまいりました。


つる植物なので、ほかの木を覆うようにして
高いところに繁ります。


はっと思うのは、花が咲く時期になると
一部の葉っぱが白くなるのです。
ペンキを塗ったようなまっ白です。


葉に隠れるようにして、つぼみがたくさんついていて、
数輪の花が咲いていました。


花は5弁の白い花です。
下向きに咲きます。
とてもいい匂いがします。

花のあとは滋養強壮によい
マタタビの実がなります。

「また旅」ができるってくらい。笑

こっそりうちの猫のために数本枝を折りました。
この枝を与えると嬉しそうに齧るのです

高尾山 6月

2010-06-17 22:54:22 | 自然
五月晴れの1日、高尾山に上ってきました。

五月晴れ というのは、
今では五月の晴れた日をいいますが、
旧暦で五月晴れというのは、梅雨の晴れ間でした。

シーズンオフなので、すいていました。
体調も上々なので、リフトもケーブルも使わずに
いつもの1号路で上ります。

木々は真夏のしげりです。
木漏れ日を踏みながら山道をゆつくり上ります。
昨日降った雨の滴が葉のうえで
きらきら光っています。

去年会ったお花が咲いているかなーと
探しながら行きます。

夏は木の花が多いです。
イイギリ、セッコク、テイカカズラは
道に散った花に気づいて
木の梢を見上げて発見します。
いずれも芳香を放ち、空気がかぐわしいです。

今日は一丁平で見事にまっ白な
満開のヤマボウシを見ました・・素晴らしい・・。

キイチゴ、モミジイチゴは瑞々しい実がなっています。
ナルコユリは小さな白いベルのような花をゆ
らしています。

山頂で梅のおむすびのお弁当を食べました。

ウリノハナなど1年に1度しか会えない花は
なかなか覚えられませんが、
ウマノスズクサなど珍しい名前は
花を見ると思い出します。

アサギマダラ、クロアゲハなどさまざまな蝶が
乱れ飛ぶのを見ました。
二匹もつれるように飛んでいるのは、交尾のようです。

写真はどうした! という声が(空耳かもしれませんが)聞こえますが、

・・・選べない女、ノイバラです。(・ω・;A

お時間がおありのときにこちらでスライドショーをご覧ください。

全部で300枚くらいありますので、1秒1枚として・・
 
  (・ω・;A

     ・・・

計算できませんが、6分くらいかかるかと・・。

すみません、寝ちゃってる写真もありますが、
笑ってやって下さい。

蕗とプラネタリウム

2010-06-14 14:39:09 | 飲食
涼しい雨。

雨の日は猫も眠そうです。
これは太古からの記憶が
「雨の日=狩りができない=寝る」と
睡眠を指示するからだそうです・・。

お休みなので、朝からのんびりしています。
本を読んだり、お料理したり。

昨日、職場の近くの無人販売所で
フキがひと束100円で売ってあったので、
やはりひと束100円のネギと一緒に買いました。


フキは葉を落とし、皮をむきます。
2度茹でます。


フキとネギと牛肉を炒めてから煮てみました。
ニンニクが大好きなので、ニンニクたっぷりです。

フキの葉も捨てずに佃煮にします。

私の料理は料理学校で習ったわけではないので、
あまり大したものは作れません。

お野菜は大好きなので、旬のものを生で、
茹でて、炒めて、ときにお肉や魚介類と
組み合わせるという感じかなあ・・。
和風の味付けが多いです。

お菓子は作ると私が太るだけなので、
作りません、ええ、作りませんとも。(・ω・;A

お安い旬のものを、無駄を出さず、
家族の好みや体調に合わせて作ることができたら最高です。

外で食べるものは、人を引き付け、また採算を取るために
味付けが濃かったり、カロリーが高かったり
あとはどうしても一般向けのメニューと味付けなので、
口に合わないこともあります。
口に合わないということは、
体質に合わないということでもあります。

いろいろなところで外食し、
また家庭料理をごちそうになった末、
一番おいしいものは家庭にある、と思いました。
家事担当者が家族の健康を考えて、
家計をやりくりしながら、くふうをこらして作った
料理ほどおいしいものはありません。

家庭料理考から、突然話で飛びますが
(´・ω・`)(いつもあちこち飛んでいるけど)

職場の工房での体験メニュー、手作りのプラネタリウム。
簡単にできるのでお子さんに人気ですが、

これで暗い部屋いっぱいに星空が広がるのです。

夜でも空が明るい所に住んでいると、
満天の星をふりあおぐということがなかなかありません。

昨晩、月はなかったですが、
地球上から見える流れ星のひとつに
燃え尽きる小惑星探査機「はやぶさ」があったのでしょうね。



「ハナミズキ」

2010-06-13 11:32:22 | 音楽
「ハナミズキ」

いい曲だなあ・・(´;ω;`)
一青窈さんではなくて
大好きな徳永英明の声で聴いてしまったのですが・・。

昨日の歌会で、結婚式に「ハナミズキ」の曲が流れるという歌があり、
流行には全く疎い私なので、だいぶ遅ればせながら、
どんな曲だろ?と検索してみました。

涙もろい今日この頃ですが、泣けた・・。

好きな人の好きな人との幸せ(あー舌をかみそう)を祈るって
なかなかできないことです。

水際で見守りながら、静かに花を咲かせる・・。

できないからこそ歌にもなり人の胸を打つのでしょうが、
嫉妬深く自己否定に陥りがちな私には
百年たってもこの仏さまのような境地には
たどりつけないかもしれません・・。

それでいいのだという気もします。



星新一展@世田谷文学館と今昔物語@有楽町読売ホール

2010-06-12 08:23:36 | 文学
世田谷文学館にて星新一展
  
世田谷文学館のエントランス付近。

内部から外をみました。

中庭を見ながら遅いランチを食べました。
カレーピラフ600円。

食べている席のうしろにかいじゅうがいます。


展示スペースで一ヶ所写真を撮っていいところです。

星新一については、学生時代ショートショートを読んだくらいで、
ご本人については全く知らずにいました。

星新一のお祖父さまは小金井良精という人類学の学者さんで、
お祖母さまは鷗外の妹で歌人の貴美子。

お父上が星製薬の創立者で、
ご本人は会社を継いだものの、
作家になる前に手放されています。

手塚治虫の漫画ワンダースリーに星新一が
SF作家として実名で出てきていて、
そういえば、これ読んだことあるなーと思いました。

ショートショートは1001もあるんですね。
千夜一夜物語なんですね。

講演の録音も聴くことができて、
いかにお話のアイデアを考えるか、話していらっしゃった。
たとえば「ロケット」と「狐付き」という
一見結びつきそうもないものを結びつけて
お話を作るのだそうです。
短いだけにアイデア勝負。

なんだか短歌と似ているところがあります。
短歌は「わたくし」から離れられないところがありますので、
これほど自由にはなりませんけれど。

そのあと6時より9時まで読売ホールにて。
公益財団法人JR東海生涯学習財団(長っ!)の
「講座 歴史の歩き方」第51回
『いま説話が生まれた――「今昔物語集」に聞く庶民たちの喚声』

今昔物語は現代語訳を少し読んだだけですが、
31巻もあるんですね。

成蹊大学教授浅見和彦さんが
①女たち②笑い③強欲(物欲・食欲・性欲)④平安市民の群像
4つのキーワードで映像もまじえながら
説明してくださったのが面白かったです。

自分ひとりでふむふむと読むだけなのとは違って、
3Dで立ち上がってくるのが、専門家のお話をうかがう醍醐味です。


1日のうちに星新一と今昔物語という
つながりがなさそうなものを体験しましたが、
「ユーモア」が共通のキーワードでしょうか。

「われわれが過去からうけつぐべきものはペーソスで、
未来に目指すものはユーモア」という星新一の言葉がいいです。


帰りは有楽町から東京駅まで歩きます。

心地よい風です。
このルート、好きなんです。

中国工芸茶「七女瓢香(チニュヒュウコウ)」

2010-06-11 17:37:57 | すてきなお店

ホテルメトロポリタン2階「桂林」。

ここでランチをよくいただくのですが、
最近、珍しいお茶を飲ませていただくことがあります。


今日は七女瓢香(チニュヒュウコウ)というお茶を
食後にいただきました。

 
丸いお団子のようなものをポットに入れて
お湯を注いでしばらくすると
 
ふわあと花が開くみたいにお茶の葉がひらき


中から薔薇の花がのぞきます。

工芸茶とよばれているものらしいです。
工芸茶は作り始められて30年ほど。
いろいろな種類があるようです。

これはウーロン茶のお味でしたが、
美肌によいということで、
欲張って3杯飲みました。

ちなみにランチはこちらです。

シュウマイなどの前菜のあと10種類のお料理から二つ選べます。
私のはホタテとグリーンアスパラの炒め物とバンバンジー。 

デザートは杏仁豆腐。
お茶うけのピーナツとカボチャの種もおいしいです。


メープルシロップ

2010-06-07 14:45:35 | 飲食

一昨日会ったカナダのお友達に
メープルシロップをいただいので、
今日はホットケーキを焼きました。
さっぱりとした甘さでした。

メープルティーも一緒にいただきました。
しあわせ・・。

スズカケの木の葉はメープルに似ているのですね。
公園で「メープルの木に似てる!」って喜んでいらした。

今日は気持ちいい風がカーテンを揺らしています。
青空を見上げてぼんやりしています。


オルセー美術館展2010「ポスト印象派」@国立新美術館

2010-06-06 14:39:39 | アート

昨日5日、六本木でオルセー美術館展を観てきました。
カナダのお友達のFさんと、去年のゴーギャンに続き
2度目のデートです。
彼女はとても感覚が鋭くかつユニークな方で、
一緒に観るととても楽しいのです。

10時に待ち合わせしたのですが、
もう切符売り場は行列です。
土日の美術館はほとんど経験したことがありませんので、
まさかこんなに混むものとは。(・ω・;A
館内の2階入り口にも行列です。
先日行った1階のルーシー・リーにも並んでいます。

先にチケット買っていらしたFさんを待たせて
チケットを買いに走り、入場すると
1枚目のドガの前はこんもりと人垣ができています。
一室目は絵に近づけない状態でしたので、
後ろのほうから見ることにしました。

全体を10章、10の部屋に分けてあり、
1886年最後の第8回印象派展に登場した印象派を継ぐ
ポスト印象派の画家たちの紹介から始まり、
スーラ、ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン、ポン・タヴェン派、
ナビ派、アンリ・ルソーなどを辿り、最終章、装飾の勝利として
芸術と生活の融合でしめくくってあります。

オルセー美術館が改修中ということで、貸し出された
115点という作品点数もすごいですが、その内容も
美術の教科書でみたような代表作といわれる絵が数多く、
しかも1メートルほどの至近距離から、
ガラスなどの隔てるもののない状態で観られるのです。

感激です。
こんなことは滅多にありません。
さんざんいろんな展覧会でがっかりしてきたので
最初はあまり食指が動かなかったのですが、
同僚からいいという情報を得て、来てみれば大当たり。


印象に残った作品を何点かご覧いただきましょう。
どれもこれも見ごたえがありましたが、
①1番好きなのはゴッホ「星降る夜」。
ゴッホのほかの絵に比べるとファンタスティックな感じで、
近づいて丁寧に1つずつ描かれた星を見ていると、
画家の幸福感が伝わってきました。

苦しみの多かった人生で、しかし絵を描いているときには、
最高に幸せだったに違いないです。
しかもこの星を描いているときにはとくに。
私生活で何かあったのかもしれません。
・・・あっいけない、また泣きそう・・。

以前、ゴッホの桃畑の絵を観たとき、
その画面のゆらぎがこちらの空間にまで広がる感じがして
すごい絵描きさんだと思いました。
筆致の強さが頑固さ、信念の強固さをあらわしています。
何ひとつゆるがせにしない、ゆずらない・・
今こんな人がそばにいたら、
つきあいにくい変人と思うに違いありません。
しかし正直に自分を生きたゆえに、
その時代には受け入れられなくても、
こうして100年のときを越えて、私たちの胸を打つのです。

②セザンヌの「たまねぎのある静物」。
たまねぎなどの物の輪郭は、ものの内側の質量と
外側の空間からのせめぎあいで決められてゆくと思うのですが、
近くで見ると、ここにこの絵の具をおいて、
それからこの色を置いて、という画家の試行錯誤が見えて、
飽きなかったです。
画家が描いた距離で観るというのは、画家の息遣いが感じられて
とても贅沢な勉強をさせてもらっているようです。

 ③ゴーギャンの「レ・ザリスカン」。
色のハーモニーが美しく、教会音楽が
わきあがる感じがしました。

 
④ジョルジュ・レメン「ハイストの浜辺」
これは初めて観ました。
点描なのでもちろんスーラの流れをくむ方でしょうが、
デザインがモダンです。


Fさんの提案で、昨年は「欲しいならどの1枚」を選んだのですが、
今年は「家のここに置きたいこの1枚」を選びます。
  
まずお玄関から。ボナール「白い猫」。
階段はドガ「階段を上がる踊り子」
浴室にロートレック「赤毛の女」

 トイレにラコンブ「紫の波」
寝室には「星降る夜」
   
キッチンにセザンヌ「台所のテーブル」
居間にはドニ「木々の中の行列(緑の木立)」と
モネ「ロンドン国会議事堂」
居間のピアノのそばにゴーギャン「レ・ザリスカン」

いや~楽しかった。
日本一ぜいたくな家になっちゃいました。(´・ω・`)

さて、とんでもない企てが終ったあとは、ランチです。
国立新美術館がミッドタウンへと歩く途中、
ちらしを渡された鮨「服部」へ。
角のガソリンスタンドの向こうの路地を入って
すぐの地下のお店です。
にぎり1300円。上品な感じでおいしかったです。

 
ミッドタウンへ移動していつもの「IDEE CAFE」。
ケーキ500円+ドリンク200円。
オレンジチョコケーキとハーブティーです。
おしゃべりに花を咲かせたあと、裏手の檜町公園へ。

ここに写真があります。

毛利藩下屋敷あと、きれいに日本庭園を作ってあって、
水の流れにガクアジサイがきれいでした。
名前がわからなかった黄色い花は
ヒペリカム(オトギリソウ属オトギリソウ科)の1種。
この仲間に未央柳(びようやなぎ)、金糸梅があります。

時間を忘れて池のほとりに座っていました。
風になびく青草と柳、水にくる鳥、足元にくる雀、
水の反射光がちらちらして、
ほんとうに気持ちのよい場所でした。

メイプルティーとメイプルシロップをいただいたので、
ホットケーキ焼こう♪

『くまとやまねこ』

2010-06-03 13:16:46 | 文学
このところ、ふらふらとお散歩に行っては、
本屋で立ち読みをしているのですが、
本に泣いて、思わず購入してしまうのです。


今日は絵本『くまとやまねこ』でぼろぼろ泣いてしまいました。
顔がぐしょぐしょになったので、あわてて拭いてレジへ。

死や別れによって愛するものを失ったとき、
他からのなぐさめは何にもならず、
悲しみにこもってしまいますが、やがて
少しずつ、心を開いたときにまた出会いが訪れるのです。

大好きなことりをなくして悲しみにくれるくまが、
立ち直ってやはり大切な相棒を失ったやまねこと
ふたりで旅に出るまでを、ていねいに描いてあります。

『ビロードのうさぎ』の酒井駒子さんの挿絵が
あたたかくて心に沁みるのです。




Picasa、神代植物公園の薔薇

2010-06-02 21:45:45 | 植物
ノイバラです。

神代植物公園の薔薇の写真の整理をするつもりが、
新しいパソコンとの格闘の毎日、とても手が回りません。

多すぎるだろ・・とあきれられましたが、
とてもここにアップしきれないし、
選ぶこともできなかったので、
全部Picasaにアップするという暴挙に。(笑)

お時間おありのときにここをご覧になって下さいませ。


ユーハイム

2010-06-01 20:55:00 | 飲食

今日のお買い物のうち甘いもの。

私はユーハイムのケーキが好です。

それもフランクフルタークランツが1番好き。
バタークリームは常温保存ができるので、
冷蔵庫の空き具合を考えなくていいので楽です。
バウムクーヘンは暑いと外側のコーティングが
溶けるので、冬向きかしら。


オレンジケーキもおいしそうだったので買いました。
シフォンケーキのようです。


京和楽の黒豆入りくずもち
通りすがりに呼び止められて試食したところ、
抜群のおいしさに目が覚めました。