さて、いよいよお待ちかね、大会当日28日の朝です。

朝、9時半にリーガロイヤルホテルに着きました。

「アメジスト」がスタッフ控室です。

これが販売したクリアファイルです。
3枚で1000円。先生直筆の早稲田の1首が使われています。
販売のチーフF島さんがかわいい招き猫をもってきてくださいました。

ここが会場ロイヤルホール前の受付。
ノイバラは当日支払いの方の対応をしました。

まだはじまる前の会場。
歌合せのためのパワーポイントの試写が行われています。

会場周辺の様子。

「選者と語ろう」の会場「ガーデンテラス」
選者とは、毎月送られてくる詠草を分担して
誌上に載せる歌を選んで下さっている方々です。
毎月、80名以上の会員の歌を読み、選をするのは
並大抵のことではありません。
言うまでもないことですが、ボランティアです。
これまでどれほど選に育てられてきたことか。有難いことです。
会員との交流の場として今年初めて設けられた席に
選者の方は6人参加して下さいました。
全国大会係の相棒T山さんが責任者で、好評な企画でした。

このお部屋は眺めがよくて、眼下には大隈庭園と早稲田大学が見えます。

これは先日亡くなられたばかりの竹山広さんの生原稿です。
T山さんのタイムリーな発案で、受付で披露されたものに、
足を止める方が多かったです。

先生のご挨拶に続き、
講演は早稲田大学教授内藤明さんの「早稲田の歌人だち――故郷のありど」

窪田空穂から谷岡亜紀、田口綾子まで、早稲田の歌人は多いのです。
次はいよいよ歌合せです。
司会は京都歌会のU山さん。
地方対抗ということで、
各地歌会から3人ずつの8つのチームが編成され、
トーナメント形式で戦いました。
事前に1回戦は「自然」準決勝は「町」という題が与えられ
作られた歌は各チームに配られ、
すでに攻略法は研究されつくされているはず。

舞台正面のスクリーンに歌が映し出されます。
この下に判者の先生と伊藤一彦さんが座られ
両脇に対戦するチーム3名ずつが座ります。
歌の優劣だけでなく、
選手の自チーム弁護、相手チーム攻撃の
舌戦も判定に影響します。
さらには会場の拍手も判定に影響するそうです。

舌戦の時間が超過するとこのように
副司会も務められた責任者のO田さんが
デンデン太鼓を叩いて終わらせます。
わが東京からは2チーム出場、
仲良しが3人も出ているので、応援に熱が入ります。
この時まで、どれほどの準備をしてきたか、
知っているだけに勝ってほしかったのですが、
残念なことにそれぞれ1回戦、準決勝で敗退。、
決勝戦「東北チーム」対「九州チーム」は即詠です。
先生から題「東京駅」が与えられ、
わずか10分で各チーム6首が詠まれました。
結果は俵さんを筆頭としてプロばかりの東北チームの
優勝となりましたが、九州チームの歌もなかなかのものです。
対戦する前から相手を見てひるんでしまうようでは・・
仕方がないことですけれどね。
惜しくも敗れた「中国四国」「相模」「中部」「近畿」
それぞれのチームで新人の方の溌剌とした弁護、
またベテランが攻撃で口ごもられるのも何やらかわいらしく、
とても楽しかったです。
ここで6月末に応募が締め切られて以来、
選が重ねられ絞り込まれてきた
結社賞受賞者の発表です。
東京歌会の精神科医M岡さんです。
候補にスタッフのHちゃんが残り、嬉しいです。
おめでとうございます<m(__)m>

ここでチェックイン。

Rちゃんがとってくださったスイートルーム。

今年もYちゃんと3人で泊りました。

懇親会はロイヤルホールⅡ。
司会は名司会者のK岩さん。

まずはシャンパンで乾杯です。
お料理はこんな感じ。



並ばないとお料理がとれない状態で、ご不便をおかけしました。

メインイベントの「東京文学散歩」。
O田さんをチーフに、わが結社の未来を背負う若手が
何カ月もかけて取材をした成果です。

Y綱さんがあやしい変装のままパソコン操作。

わが大会委員長のスタバの歌も。
これはのちほどホームページ上に発表されるそうですので、
楽しみになさってくださいね。
2次会は相棒のT山さんが仕切ってくださったので、
早めに失礼してお部屋で休みます。
みなさん、2次会のあとはカラオケに繰り出して
楽しまれたそうです。

29日の朝、部屋からの青空。
猛暑は続き、35℃まで上がるそうです・・。
全体歌会はあらかじめ提出された223首の歌を
評者2名×8組が分担して、全歌批評を加えていきます。
3時間かかります。
このあとは昼食を食べながら3グループに分かれて記念撮影。

昼食のお弁当。
おいしいと評判でした。
終了後、すみやかにスタッフルームの撤収が行われ、
クロネコさんで荷物2箱を送って終了。
スタッフの打ち上げとネット歌会の集まりに顔を出しました。
いや、ネット歌会は進行速度についていけず、
落ちこぼれの幽霊会員なんですが、(・ω・;A
また歌会だけでも参加したいと思っています。
長い長い、印象的な2日間でした。
また来年、北上でお目にかかりましょう。
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しかし、これで終わらないのです。
昨日はアメリカのA木さんを囲む
内輪の歌会に参加させていただきました。
全国大会の最中に言われて作った歌が
もうまとめられて詠草になっています。
A木さんは古くからの会員でいらっしゃいますが、
アメリカでの生活が長いので、こうして日本に帰ったときに
日本語をブラッシュアップしないと忘れてしまわれるのだそうです。
歌会のあとはメトロポリタンホテル「オ―ベスト」のランチです。

鮮魚のカルパッチョ。

ローストビーフ。

木苺のクリームブリュレ。
A木さんのお嬢さんがご結婚されたそうで、
すてきなお写真を拝見しながら、
幸福のおすそわけをしていただきました。
来年は35年ぶりに春に帰国なさって、
日本の桜を堪能なさるそうです。