新年あけましておめでとうございます ! (*'ω'*)
本年もはるばる「ノイバラ山荘」までお運びいただき、
ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご挨拶が遅くなって申し訳ございません。
年末年始ばたばたぜーはーしているうちに、
ほぼ半月たってしまいました。
先週、新年歌会が終わり、ほっとひと息ついています。
映画も1ヶ月ぶりに行ってまいりました。
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「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
シュヴァルの理想宮( Palais idéal du facteur Cheval)は、
フランスに現在する建築物です。
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郵便配達員シュヴァルが愛娘アリスのため
こつこつと33年間かけて作り上げました。
不器用な男の精一杯の愛情表現。
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シュヴァルは最初の妻を亡くし息子シリルを手放さざるをえず、
アリスは後の妻との間にできた娘でした。
入り口に書かれた文字より「理想宮」と呼ばれ、
ナイーヴ・アートの一つとみなされているそうです。
幼いアリスは建築途中の宮殿の中を走り回って遊びます。
シュヴァルは次々と襲う不幸に打ちのめされながらも、
ついに宮殿を完成させるのです。
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「奇人」と言われ村人の理解は得られませんでしたが、
家族の理解と愛を得、宮殿完成ののちに
死の直前までかかって家族のための霊廟も作っています。
理想宮の存在を初めて知りましたが、すごい・・の一言です。
美術教育も建築技術もない男がこんなものを遺していたとは・・。
自分で感じ自分で考えたことを大切に
ひたすら内部の声を貫いたんですね。
頑固一徹のシュヴァルを演じるジャック・ガンブラン、
妻のレティシア・カスタの演技も素晴らしかった。
「生きる」とはどういうことなのか考えさせられました。
地味な映画の次は華やかな映画です。
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シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」
仁左衛門と玉三郎の黄金コンビによる若旦那伊左衛門と太夫夕霧の恋物語。
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何しろ歌舞伎のことは何も知らないので、
冒頭の仁左衛門と玉三郎のインタビューによって
上方歌舞伎やこの作品の概略を知りました。
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舞台は遊郭、お正月にふさわしくセットも衣装も華やかです。
勘当されて身をやつした伊左衛門の衣装は、
夕霧の文を張り合わせて作った「紙衣(かみこ)」。
やたら模様に字が多い思いました(´・ω・`)
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夕霧は伊左衛門の身を案じて病に臥せり、
紫の「病鉢巻」をしてお座敷に上がっています。
顔の左にゆらゆら垂れていて、あれ、何だろう、
きれいだなと思っていました。
伊左衛門と夕霧が会うまでの長さ。
痴話げんかのあたりは眠くなりましたが、
最後は身請けの金が届きハッピーエンド。
鬱々としてでかけたのですが、
きらきらした舞台の映画を見て
晴々として帰ることができました。
シネマ歌舞伎、今年度の11作品のうち、
4本を見て、残るは「アテルイ阿弖流為」1作を残すのみ。
1週間から長くても2週間という上映期間のため
なかなかスケジュールが合わず行けませんが、
来年度もできるだけ見たいと思っています。
本年もはるばる「ノイバラ山荘」までお運びいただき、
ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご挨拶が遅くなって申し訳ございません。
年末年始ばたばたぜーはーしているうちに、
ほぼ半月たってしまいました。
先週、新年歌会が終わり、ほっとひと息ついています。
映画も1ヶ月ぶりに行ってまいりました。
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「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
シュヴァルの理想宮( Palais idéal du facteur Cheval)は、
フランスに現在する建築物です。
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郵便配達員シュヴァルが愛娘アリスのため
こつこつと33年間かけて作り上げました。
不器用な男の精一杯の愛情表現。
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シュヴァルは最初の妻を亡くし息子シリルを手放さざるをえず、
アリスは後の妻との間にできた娘でした。
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入り口に書かれた文字より「理想宮」と呼ばれ、
ナイーヴ・アートの一つとみなされているそうです。
幼いアリスは建築途中の宮殿の中を走り回って遊びます。
シュヴァルは次々と襲う不幸に打ちのめされながらも、
ついに宮殿を完成させるのです。
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「奇人」と言われ村人の理解は得られませんでしたが、
家族の理解と愛を得、宮殿完成ののちに
死の直前までかかって家族のための霊廟も作っています。
理想宮の存在を初めて知りましたが、すごい・・の一言です。
美術教育も建築技術もない男がこんなものを遺していたとは・・。
自分で感じ自分で考えたことを大切に
ひたすら内部の声を貫いたんですね。
頑固一徹のシュヴァルを演じるジャック・ガンブラン、
妻のレティシア・カスタの演技も素晴らしかった。
「生きる」とはどういうことなのか考えさせられました。
地味な映画の次は華やかな映画です。
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シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」
仁左衛門と玉三郎の黄金コンビによる若旦那伊左衛門と太夫夕霧の恋物語。
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何しろ歌舞伎のことは何も知らないので、
冒頭の仁左衛門と玉三郎のインタビューによって
上方歌舞伎やこの作品の概略を知りました。
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舞台は遊郭、お正月にふさわしくセットも衣装も華やかです。
勘当されて身をやつした伊左衛門の衣装は、
夕霧の文を張り合わせて作った「紙衣(かみこ)」。
やたら模様に字が多い思いました(´・ω・`)
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夕霧は伊左衛門の身を案じて病に臥せり、
紫の「病鉢巻」をしてお座敷に上がっています。
顔の左にゆらゆら垂れていて、あれ、何だろう、
きれいだなと思っていました。
伊左衛門と夕霧が会うまでの長さ。
痴話げんかのあたりは眠くなりましたが、
最後は身請けの金が届きハッピーエンド。
鬱々としてでかけたのですが、
きらきらした舞台の映画を見て
晴々として帰ることができました。
シネマ歌舞伎、今年度の11作品のうち、
4本を見て、残るは「アテルイ阿弖流為」1作を残すのみ。
1週間から長くても2週間という上映期間のため
なかなかスケジュールが合わず行けませんが、
来年度もできるだけ見たいと思っています。