ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

ほわほわと白猫のしっぽ、十二単

2013-04-29 19:12:20 | 植物
こんばんは(*^_^*)

新緑が美しい季節となりました。
さまざまなお花も咲きだして、
まぶしいばかりです。

ゴールデンウィーク、
お天気に恵まれたすべり出しでしたが、
みなさま楽しんでいらっしゃいますか。

ノイバラは山野草が好きですが、
名前をすぐ忘れてしまいます。
お花は一年に一時期しか咲かなくて、
咲かない時は考えもしないので、
翌年、咲きだした時に「はて?」

だから毎年毎年「また」と思われても、
同じ花の写真を撮るのです。

初夏の木の花は白いものが多いです。


今年もこんにちは。
ほわほわちゃん。


アオダモです。

 
雌木に花が咲くそうです。

 
今年もどうもありがとう。

 
ウワミズザクラ(上溝桜)。


国道沿いにたくさん咲いていますが、
なかなか車を停めるこができせん。
ここが観察スポット。


もう日が暮れかけています。

 
ね、白の子猫ちゃんの尻尾のようでしょう。

 
またね。また来年。



職場も新緑がきれいです。

  
芝桜、いい匂いです。

  
キャンプのテントで一杯になるのでしょうか・・。

 




エゴノキの蕾です。


これは何の花かしら。
サンザシに似ているけれど。

 
なんてきれい。


こんなところにジュウニヒトエが!


よく見ると続きの斜面にもあります。

    
実は斜面のかなり高いところで撮ってるので、
こわい・・(´;ω;‘)
でも負けないですっ。

 
かわいい❤


銀杏の若葉もきれい。

 


あら、あそこにも。

 
ジュウニヒトエ。木陰に咲いています。

 
いよいよ初夏です。


貴婦人と一角獣展

2013-04-26 22:12:29 | 美術
こんばんは(*^_^*)

新緑が美しい季節となりました。
みなさまGWはいかがお過ごしになりますか?

今日はいいお天気になりましたね。
午後から風が強く冷たくなりましたが、
まずまずのお出かけ日和でした。

短歌の勉強会のあと、
O山さんと乃木坂へ。

国立新美術館で展覧会のハシゴです。

貴婦人と一角獣展

6枚の大きなタピストリーが
フランス中世美術館から初来日。

1500年頃、フランスの貴族
アントワーヌ二世・ル・ヴィストが
注文して作らせたようです。
繰り返し描かれている三つの三日月の
旗の紋章はル・ヴィスト家のもの。

下絵は「アニタ・ド・ブルターニュの時祷書の画家」。
織物が織られたのは北仏、フランドル、
パリなどが考えられているようです。

「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」
そして「我が唯一つの望み」(A mon seul désir)の6枚です。


触覚。
貴婦人がユニコーンの角に触れています。


味覚。
貴婦人がオウムに砂糖菓子を与えています。


嗅覚。
撫子の花輪を作っています。


聴覚。
オルガンを演奏。


視覚。
ユニコーンを手鏡に映しています。


我が唯一の望み。
宝箱から宝飾品を取り出しています。
天蓋上部に「わが唯一の望み」と描いてあります。

織物は色がさめているところもありますけれど、
全体的にとても色彩が美しいです。

貴婦人と一角獣が中心ですけれど、
貴婦人の豪華なドレス(当時流行のザクロ紋)、
背景のミル・フルールと呼ばれるさまざまな花、
そこに配された木、鳥や動物を
丹念に観ていくと楽しいです。

展覧会ではその他にもタペストリーや宝飾品、
塑像、ステンドグラスなどが展示されていました。

さほど込み合わず、
ゆっくりと楽しむことができました。


同じ階で「春陽展」もやっています。
以前 購入したピンクの薔薇の版画を
制作された谷岡暁さんが、
毎年チケットを贈ってくださるので。

素晴らしいリトグラフの「紅梅」でした。


この記事を書いている最中に、
明日の研究会中止のメールが来ました。

これで明日夜9時から
「出没! アド街ック天国」が見られます。

ノイバラの職場がちらっと映ります。
撮影当日いなかったので、
ノイバラは出ないですけどね。

これでGWは大盛況間違いなし。
たくさんの方にうまく対応できるのか、
ちょっと不安なノイバラです・・(・ω・;A

十分に準備したので大丈夫と思います。
無事のりきれますように・・。

♪ずちゃずちゃずちゃずちゃ♪

2013-04-22 12:33:13 | 音楽
な、何なんだ、この楽しい音楽はっ♪

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の
オープニングテーマ !


四月から(三月から?)
こんなドラマに
なっていたのですね❤

この曲を聴くと、
ノイバラはリスの着ぐるみを着て
舞台を走り回っているような
気分になります。

(・ω・;A  いや実際に
やったことはないんですけど、
頭の中でリスが・・

ずちゃずちゃずちゃずちゃ♪

木香薔薇と藤と『すずめ』

2013-04-18 20:18:55 | 短歌
今日は風が強いけれど、
気持ちのいい一日でした。

にゃんこのお魚買いにおでかけしたところ、
きれいなお花が!


満開の木香薔薇です!


夢中で撮っていたら、何かいい香りがします。
はて?? 木香薔薇に匂いはないはずだけれど。


なんと奥に藤が満開なのでした。


ここのお宅でも木香薔薇と藤がセットになっています。


ああ、いい匂い。(藤がww)


そして帰ってきたら藤島秀憲さんの
第2歌集『すずめ』が届いていました。
韻を踏んだわけではないのですけれど。


何といってもこの表紙の2羽がかわいいですにゃ❤


このすずめちゃんの歌から始まって

 
まだまだすずめちゃんの歌があるのです。

昨日の現代歌人協会公開講座では、
藤原龍一郎さんが藤島さんの
第1歌集『二丁目通信』を、
「あたらしい家族詠」と紹介なさっていました。

佐佐木幸綱先生はそれに続けて
「現実とは少しずらした架空の世界を作り、
そのずらし方に力を注いでいる」と。

息子が母をそして父を介護していた
二丁目の世界は
どんなふうに変わったのでしょうか。
切ない恋の行方は?

読むのが楽しみです❤



猫研究隊おでかけ日和①--東京タワーな1日

2013-04-18 13:16:00 | 猫研究隊おでかけ日和
こんにちは(*^_^*)

研究隊の研究日にとっておいた一日ですが、
あまりに辛い作業が続くので
気晴らしにおでかけをすることにしました。

[東京タワー]「山本作兵衛展」→
フットタウン「蕎麦さつま」でランチ
→大展望台→特別展望台→[増上寺]→
黒豚しゃぶしゃぶ「うんまかぁ麻布台店」で夕食


先日訪れた森鴎外記念館で
偶然目にしたチラシ「山本作兵衛展」。
世界記憶遺産というのを是非見てみようではないかっ。

・・というわけで、おでかけしました。

筑豊炭鉱の記録絵画、明治期が中心ですので、
「研究対象の歌集の背景をさぐる」という
大義名分が・・(・ω・;A ←根がまじめ


佐佐木信綱『思草』より

・地(つち)の底三千尺の底にありて片時やめぬつるはしの音

明治34年のみちのくの旅、
1年半前に続く2度目の旅で
磐城炭鉱の坑内を見学しています。

詞書に「炭鉱社員中山氏竪抗斜坑などをいとつばらに導かる。
坑夫の生活坑夫の家居心とまるふし少なからず。」

初出は明治34年6月の「心の花」。
「三千」は「三百」でありました。
300尺は約100メートルでしょうか。

信綱が実際に100メートル下ったのか。
改作の三千尺のように「たくさん」の意味なのか。
100メートルは実際に道案内の
中山氏の説明に出てきた数字かもしれません。


「山本作兵衛展」
山本作兵衛が炭鉱夫をしていたのは、
明治38年から昭和33年まで約50年間ですが、
7、8歳から家族とともに炭坑に下り
働いていたようです。

残された絵画はわら半紙や画用紙に
水彩絵の具で描かれていますが、
リアルな力強さと不思議な美しさに満ちています。

石炭の増産、鉄道の整備は
明治の富国強兵政策の一環であり、
川船頭であった山本作兵衛の父も
また鉄道に職を奪われて炭坑に下った一人です。

日清戦争(明27-8)、日露戦争(明37-38)の勝利は
力の、暴力による支配を産み、
炭鉱での子供の生活、遊びにまで
影響を与えていました。

それはゆるやかになった時期もありますが、
第二次世界大戦が終わるまで
続いたのかもしれません。

いろいろなことを考えさせられる展示でした。

さて、前後しますが、
東京タワー見物に戻ります。


朝、よいお天気です。
東京タワーからの展望が楽しみです
近所の公園に花水木が満開。


ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)。
英名ペリウィンクル。
T中さんからお尋ねのあったお花てす。


畑では抜かれ捨てられた菜っ葉の菜の花が
元気に首をもたげています。


残念ながら駅から富士山は見えません。
霞んでいます。


赤羽橋の駅を出たところ。
正面にタワー。


「東京タワー下」から坂道です(・ω・;A ぜーはー


かなり登ります。


やっと着いたです・・。

 
鯉のぼりがたくさん・・。

赤羽橋からですと、
東京タワーフットタウン2階に着きます。
どうりで坂がきつかった・・。

夕食は飲むので、昼は軽く済ませようということになり、
「蕎麦さつま」でランチ。


まぁこんなものかな。東京タワーですから。
ノイバラおろし蕎麦炊き込みご飯付き。


Hちゃんは意外ながっつり系。


F島さんは鉄火丼つき。


まず地上150メートルの大展望台へ。
エレベーター内。

 
大展望台2階に着きました!


うっ・・・?


ここで突然、恐怖感に襲われ、
床が揺れる・・・。

窓に近づくことができません。
高所恐怖症?(・ω・;A

なるべく窓から離れてぐるっと回ります。

東京タワーの形のペットボトル入りのお水発見♪
おみやげにします。


わーい♪ きらきらだぁ♪

  
床が揺れている状態ですので、
景色どころではありませんが、
とにかく撮ります。


地上250メートルの特別展望台も
チケットを買ってあったので行きます!
(・ω・;A ええ まいりますとも

  
真ん中の壁にへばりつきながら、
景色のみを撮るです・・(´;ω;`)

   


下りのエレベーターを待っています。


下りはシースルーエレベーターですにゃ。

 

大展望台の1階にはルックダウンウィンドウがあります。


こわくて見られないノイバラです。
撮影:F島さん

 
飛行船です!

 
こっちのウィンドウのほうが大きい(´;ω;`)
撮影:F島さん


下りはエレベーターの天井が違います。
お日様かな?


下から見上げました。


東京タワー前のモニュメント。
南極越冬隊の置き去りにされたワンコたち。
置き去りにしたり、モニュメント建ててみたり、
なんて勝手なニンゲン。
ニンゲンに生まれてごめんなさい。
純粋な信頼を裏切ってごめんなさい。


増上寺をお散歩します。

  
広いなあ。


お寺の屋根には東京タワーがよく似合う。

 
お茶室があるというので来てみましたが。


月に一度、第4日曜日のみのオープンです。

 
塀が高いのですが、何とか建物を撮りたくて
ぐるぐる廻ってみます。

 


こんなところからもタワーが。

       

 

プリンスホテルのローソンを見学などしているうちに
そろそろ5時ですので、お食事処に向かいます。


外国のように楽しい観光バスが走っています。

黒豚しゃぶしゃぶ「うんまかぁ」


喉がかわきました。
乾杯❤おいしい❤

研究隊ではF島さんとHちゃんに
それぞれおめでたい事が
あったのでお祝いです。


さすがに「東京タワーの見える席」です。


2人前頼みました。


しゃぶしゃぶ奉行は「おとうさん」です。
さっぱりと食べられて、大満足。
ありがとう❤


お野菜も入れます。〆は麺で。


一品料理を頼んでみることに。


さつまあげ4種。


お醤油は甘口でおいしいです。


タワーを見つつ。


人気ナンバーワンの豚の角煮。
たれがおいしかったので、ご飯を頼み、
たれをかけて食べましたにゃ❤


ライトアップされたタワー。


デザートはアップルパイwithアイスクリーム。
ワインで煮込んであるのでしょうか。
パイの中の林檎が紫できれいです❤
無言で平らげる3人・・。


そうこうするうに真っ暗に。
実り多い1日でした❤




東京歌会前後

2013-04-14 12:10:11 | 短歌
こんにちは(*^_^*)

今日もいいお天気ですね。
ノイバラはおうちでのんびりしています。

東京歌会の日はハードです。

12時半から20時半まで
茶話会、『思草』講読会、東京歌会と続き、
2次会を終えて帰ると午前様です。

短歌三昧ですね。


講読会のお部屋。
眺めのいいお部屋です。
カーテンを開けてみました。


窓際のお席に座ります。


まずは茶話会。

F島さんの持ってきて下さった歌で、
否定の助動詞「ず」の使い方のお勉強。
「ず」の連体形は「ぬ」。
完了の「ぬ」と間違えられてしまう例です。

文語ですと、「ざる」を使えば解決するのですが。
口語の歌ですと、読者を迷わせますね。
正反対の意味になってしまいますので・・。

たとえば「あきらめぬ」は
「あきらめない」
「むけぬ」ではなく
「むけない」とすれば
はっきりするのではと思うのですが、
こだわりはそれぞれですので。

意味も読者にまかせるというならいいのですが、
自分の伝えたいことを過たずに
うけとってもらいたいなら
くふうが必要になってきます。

人さまの歌ならよくわかるのですが、
自分の歌となると思い込みがありますので、
そこらへんがなかなか見えません。
歌を読んでいただくというのは、
大切なことですね。

講読会は会員の発表2首。
活発な発言があり、
大いにたのしみました。

東京歌会はとばして・・2次会です。


これは何かいうと、Y綱さんが
私たち3人の求めに応じて
グレ―プフルーツを絞って下さった後。


キックボクシングをなさっているので、
筋肉隆々、軽々と絞られます。
おいしい❤

Hちゃんとノイバラが頼んだら、
永遠の14歳A子さんも頼まれました。


これはそのA子さんとY子さんの時計比べ。
右がA子さん、左がY子さん。

ちいさな時間と大きな時間。
それぞれとてもおしゃれです。

ノイバラなんか、
腕時計つけてないですから・・(・ω・;A

珍しくS川さんも参加なさって、
うれしかったです。

春の雲

2013-04-11 15:17:07 | 自然
おーい。

春の雲は楽しそうだ。

山から生まれて
木の白い花になったり、
雪柳になったり。

あなたの心に入り込んで
ぽんぽんと弾む。

数日前の
職場の風景です。

     

       

  
この一重の山吹が撮りたくて外に出てきた昼休み。

 
咲き残る桜。


あら? これは何かしら?


何かの木の花なのでしょうけれど、
かわいいです❤

 
ああきれい。







森鴎外記念館@千駄木②

2013-04-11 13:01:05 | アート
こんにちは(*^_^*)

やっと春がやってきましたね。
いかがお過ごしですか。

忙しくしています・・。

先週、食い倒れ隊で行った森鴎外記念館
信綱の書簡をもう一度見たいと思い、
今度は一人で訪れました。

午後から出かけたにもかかわらず、
ほとんど小走りでたくさん見学しました。

須藤公園→森鴎外記念館→
大名時計博物館→根津神社→谷中霊園


お昼を食べる時間がなかったので、
急いで握ったおむすびを持ち、どこで食べようか、
千駄木駅の地図で見ると、公園があるではありませんか。

須藤公園です。

加賀藩の支藩の大聖寺藩の屋敷跡らしいです。
庭園をそのまま残したのでしょうか。


入るとまず藤棚があります!
とてもいい匂いです。

   
池を囲む形でぐるっと藤棚です。


池の橋をわたってみました。

 
滝があってびっくり。
須藤の滝というらしいです。

 
傾斜地を利用しているので、
高いところから池を眺められます。


大木です。
この下でおむすびを大急ぎでたべます。


登り切ったところから出ると、
どうやらここが正しい入り口のようです。
昭和25年に建てられた碑でしょうか。
文京「區」立とありました。


沿革が書いてあります。

行き止まりの道が多く、迷いながらも
森鴎外記念館にたどりつきす。

今回は14時からの学芸員による
ギャラリートークが目的です。

コレクション企画「手紙で語る鴎外の交流」
第2期 「千駄木の先生 鴎外」について
展示の説明を聴きました。

保存されている書簡は
巻物に仕立ててあります。
これは本郷図書館所蔵時なされたそうです。
軸装されているものは、
遺族がなさったそうです。

前回解説も読んだつもりだったのですが、
実際に説明していただくと、
周辺の事情もふくめて
よく理解することができました。


ぐるっと回って玄関。


今回は鴎外が踏んだ敷石を忘れずに撮ります。

 
そして今回、この玄関の塀にはめこまれてる
「観潮楼址」のプレートの文字が
佐佐木信綱の書であることを知りました!

素晴らしい字ですよね。

昭和37年、前記念館を建てるに当たって
鴎外の長男於菟から頼まれたらしいのです。
「観潮楼あと」の「あと」の字について、
どれが適当であるか、址、阯、趾、跡の字をあげ、
「址」であろうという信綱の書簡があります。

熱海西山から出されたもので、
どなたの字でしょうか、代筆です。

この書簡を含め、
信綱のものは4通が解読されていて、
その解読の文字も読めない字があり、
図書室の方にお尋ねしながら
大意は理解することができました。

鴎外に宛てたものより、於菟さんに
宛てられたものが多く残っています。

今回特におもしろかったのが、
明治36年の11月、12月
明治37年1月にかけて
信綱から当時13歳の於菟さんに
送られた絵葉書です。

当時信綱は清国へ旅行していましたが、
その旅先から少年に4枚の
中国の市井の写真の絵葉書が
送られているのです。

信綱の清への旅行は文章や歌では知っていましたが、
こんな風物を観たのであろうと写真をみながら
身近に感じることができした。

信綱は筆マメですね。
しかしこれだけ書いているというこは、
妻雪子や長男逸人には
もっと送っていたに違いありません。

すべての書簡が画像で見られるように
なっているのがありがたいです。

名残惜しいですが、次を急ぎます。


これは鴎外記念館の近くにあります
旧安田楠雄邸です。

前回標識を見て、
気になっていたので来てみました。
残念ながら3時を少し過ぎていたので、
見学できませんでした。
大正時代の和洋折衷の建物らしいです。

大名時計博物館は4時までですので走ります。

ここから先は次の「大名時計博物館と根津神社」へどうぞ。

大名時計博物館@谷中と根津神社

2013-04-11 12:55:16 | アート
千駄木から谷中へ。
大名時計博物館は4時までですので走ります。

途中で立派な筍300円を八百屋で購入。
谷中は物価が安いです。
筍を下げて走ります。


ぜーはー(・ω・;A
ここだっ。

 
大名時計博物館
今日は門が開いています。


2年前は4時を過ぎていて入れませんでした。


うわー、鬱蒼としています。

 
石碑があったり蔵があったりします。


博物館入り口。

大名時計とは?
江戸時代に作られた和時計というと
分かりやすいかもしれません。

江戸時代に大名お抱えの御時計師が
長い年月をかけて製作したそうです。
そのすぐれた技術と外観は
世界に類をみない独特の
美術工芸品ということです。

館内撮影禁止だったのですが、
検索するとずいぶん画像が出てきました。

「大名時計」の名付け親は陶芸家上口愚郎です。
大名時計博物館は私設博物館。
彼のコレクションを公開しているのです。

勝山藩下屋敷跡の広い敷地に
ひっそりと建っています。

昭和45年に建てられて以来、
そのままなのかもしれません。

昭和の香りの古い建物に
スリッパに履き替えて入ると、
一部屋だけの展示室。

大きなものではやぐら時計が多かったですが、
台時計、枕時計、尺時計、置時計、掛時計・・
和前時計、御籠時計、印籠時計・・。

めずらしいところでは香盤時計といって、
お香の燃えた時間で1日を図るという
時計もありました。

動いているものもあったのですが、
さっぱり何だかわからないので、
受付の男の子に質問したら、
よく答えてくれました。

明治6年までは不定時法といって、
一時間の長さが季節によって
また地方によって変わっていたのです。

日の出から日の入りまでを昼、
日の入りから日の出を夜として、
それぞれを六等分して一時間と決めたのです。


台時計ですと見えますが、
やぐら時計は下の台座部分に
錘が隠されています。

この錘が動力として下がりながら
上の時計部分の歯車を回す仕組みらしいです。

この錘を一日2回
上げてやらなければならないし、
24節季ごとに
昼、夜それぞれの分銅の位置調整、
尺時計では時間の目盛りの
調整をせねばならず、
家来でもいないと維持できないらしいです。

しかし、内部の精巧な歯車を見ると、
その技術の確かさに驚かされます。

4時になってしまったので
つづじ祭りの根津神社にむかいます。


根津神社入り口から入りました。

 

 
八重桜は満開です。

 

  
ツツジはまだですにゃ。


ドウダンツツジは満開。

  
本殿。


お神輿を展示してありました。


根津神社を出たところにある「ツバメブックス」。
ひょっとして、これはK並さんの
お知り合いのかたのお店では?
センスのよいお店ですが、
ひらいていなかったのが残念です。

夜店通り、谷中銀座をぬけて。

 
夕焼けだんだん。

なぜこちらまで足を伸ばしたかというと、
前回は嵐で谷中霊園は傍を通っただけ。


信綱先生のお墓にごあいさつしたかったのです。
どうぞわたしたちの研究をお守りください。


もう霊園内の染井吉野は
葉桜になっていました。

 
鬱金桜は満開。

ながいながい半日でした。















大島桜と山桜

2013-04-06 21:22:42 | 自然
こんばんは(*^_^*)

激しく雨が降りはじめました。
明日にかけて荒れるもよう。
皆さまのところではいかがてすか。

ぎりぎりで間に合いました。
今日、市内の公園でお花見をしてきました。

お弁当は昨夜の残りの
蕗と筍の煮物、一口とんかつ、
さつま芋の甘煮、梅のおむすび。

雑木林と湧水の沢を
そのまま残してある公園。
木々の芽ぶきがきれいでした。

入り口の大島桜は
花の下に立つといい匂い。

きれいな緑の葉と白い花。
この葉は香りがいいので
桜餅に使われるそうです。

雑木林の木道を歩くと
はらはらと桜の花びらが。

上を見上げると、頭上高いところに
山桜の花が見えます。

午後から嵐の予報なので、
歩いている人はまばらです。

いろいろな鳥の鳴き声がします。
コジュケイとシジュウカラしか
わからないですけど・・。

まるで高原でも散策しているよう・・。

とても高原に行く時間はないのですけれど、
近所で楽しい時間を
過ごすことができましたにゃ❤

美男美女食い倒れ隊(21)一花も嵐も踏み越えて 森鴎外記念館@千駄木

2013-04-04 01:06:55 | 食い倒れ隊
こんにちは(*^_^*)

風は強いものの、
昨日とは打って変わって快晴です。

いかがお過ごしですか。

いよいよ食い倒れも20回を越えました。
聡明な愛読者の皆さまにおかれましては、
「なにっ、20回目がないではないかっ。
さてはうっかりノイバラが
番号を飛ばしたに違いない」と
憤慨なさる方もいらっしゃると思いますが、
記念すべき第20回は競馬を観に行ったのを、
忙しさのあまりアップできないまま
半年が過ぎたのでした・・・。

時間を見つけてこっそり
アップしますにゃ・・(・ω・;A

さて、今回は嵐の中、
「森鴎外記念館」にいってまいりました。
いつも晴天に恵まれていたのは、
今回欠席のМちゃんのおかげだということが
はっきりしました。

[千駄木]イタリアンレストラン「イル・サーレ」→
森鴎外記念館→谷中銀座→[日暮里]「坐・和民」


ランチの前に谷中墓地で
お花見を兼ねたお墓参りをする予定が、
想像以上の横殴りの雨のため、
中止となりました。

さらに、ノイバラの乗る予定の
電車が人身事故発生。
前の駅でストップしたため、
集合時間に遅れたのでした。

実はその予定の特別快速ではなく、
着いた時、目の前に来た一本前の快速に
「何となく」乗っていたのでした。

それで少しの遅刻ですみましたが、
特別快速を待っていたら、
ランチが終わっていたかも・・。

きっと「何かが」背中を押して
乗らせてくれたのでしょう。

「イル・サーレ」は千駄木の駅上がってすぐ。
団子坂下交差点の角です。
偶然ですが、こんな日はありがたい立地です。

ランチ、予約はCコースのみ。

 
パスタとメインが4種類から選べます。
どれにしよう・・。


まずは一口ビールで乾杯です❤


前菜。


パスタ。ノイバラの「娼婦風」。
オリーブとケパーのトマトソースがなぜ「娼婦」?
ナポリの名物、スパゲティ・アッラ・プッタネスカ
(Spaghetti alla Puttanesca)というらしいです。


F島さんの「芝海老、ドライトマト、大葉のスパゲッティ」。


Hちゃんの「ペンネ アスパラとベーコンのクリームソース」。


メイン。
ノイバラの「オーストラリア産 仔羊肉の香草風味カツレツ」
かなりのボリュームでしたにゃ(・ω・;A


F島さんの「勝浦 金目鯛のポワレ バジリコ風味」。


Hちゃんの「那須高原豚ロース肉の炭火焼き」。
見た目、これがいちばんおいしそう❤


デザートのプリンとバニラアイス。
これにコーヒー、紅茶がつきます。
プリンはもっちりと濃厚な味わいでした。

全部美味しかったですにゃ❤
嵐にもかわらずほぼ満席、
人気のお店のようです。

ランチが終わっても風雨は相変わらず。
傘を傾けて団子坂を登り、
坂の上の「観潮楼」と呼ばれた
森鴎外旧居跡へ。


「森鴎外記念館」。
写真は帰りに撮ったのですけれど。

常設展示とコレクション企画
「手紙で語る鴎外の交流」を観ました。

興味深い展示の数々。
分かりやすい展示でした。

近代の歌集を調べている最中ですので、
参考になることが多かったです。
長原止水の装丁も見ることができました。

信綱の歌もありました。
鴎外に誘われて
観潮楼歌会に出席していたのです。

映像コーナーでの上映も見ました。
加賀乙彦さんの同じ医師としての立場のお話が
興味深かったです。

鴎外は国の要請する翻訳の仕事を
優先せねばならず、
医師としての研究を封じられ
満たされない思いを
文学の創作に求めたというのです。

成功者にしか思えない鴎外にして
満たされぬ思いがあったとは。

図書室では鴎外あての
信綱の書簡を検索して見ました。
読めないけど・・(・ω・;A


付属のモリキネ・カフェで一休み。
もとのお玄関付近です。

 
カフェの窓からの眺め。
大きな石のところで有名な「三人冗語」
露伴、緑雨との写真が撮られています。


観潮楼からは品川沖の海が
見えたそうですが、ビルの空き間から
スカイツリーが見えましたにゃ❤

 
根津からも見えたという大銀杏。


あら、窓に説明の文字があります。


2階から見降ろした銀杏のお庭。


雨がやんでいましたので
お玄関の方に回ってみました。
隣家の桜の花もまだ散残っています。


ここに立派な門があり、
鴎外は用意された馬に乗って通勤したようです。
踏み石は当時のままだそうですが、
記念撮影に夢中になり、撮り損ねました。

 
お庭。


玄関からまっすぐおりる坂。
団子坂と並行しています。


その先に夕日に染まったスカイツリー。
風は冷たくて強いです。


お隣のかわいい飴屋さんの看板。

団子坂を下り、夜店通り、谷中銀座を歩きます。

  
谷中の看板猫たち。

飲み屋さんを探しつつ、
まだ桜の残る谷中墓地の傍らを通り、
日暮里まで来てしまいました。

「和民」で旬のおいしい
グリーンアスパラやアサリ、
じゃがバターをいただきつつ、
鴎外や短歌の話でもりあがったのでした。


記念館のカフェで買ったおみやげ。
「吾輩は猫である」「一葉の桜」
「文豪銘菓 どら焼き」
ゆかりの文人のお菓子をおいてあります❤

花の雨

2013-04-02 13:11:55 | 日常
こんにちは(*^_^*)

静かな雨の火曜日です。
寒い日が続きますが、
みなさま、お元気ですか。

しばらくご無沙汰していましたが、
ノイバラは元気です❤

やっとここまできました。
怒涛の2月、3月でした。
これで少し楽になります。

秋から続いていたもろもろが
収束しつつあります。

まだまだあと2、3ヶ月は
かかるのですが、
あそこまで忙しいことはないのでは・・

(・ω・;A ・・であって欲しい・・

もうよれよれ、マラソンで
テープを切って倒れ込んだ感じです。

雨の1日、家でのんびりお休みします。
何もしなくていい休日は本当に久しぶり。
にゃんことお昼寝しよう♪

今夜明日は嵐になるようですが、
まだ今週、山桜や八重桜なら
お花見もできそうです❤

カメラ片手に山にいきたいです❤

たまっている春のお花の写真、
ぼつぼつと2週間分を
アップしてまいります。

どうぞよろしくお願いします。