ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

申年年末

2016-12-28 12:28:08 | 日常
みなさま、こんにちは(*^_^*)

今日はいいお天気で暖かですね。
寒かったり雨が降ったり・・
体調を崩しやすいですけれど、
年末、いかがお過ごしですか?

ノイバラはたまりにたまった仕事を
片付けています(・ω・;A


20日まで語彙。
ローラー作戦と呼んでる
全体調整をして・・。

 
朝霧の職場で年内最後のお仕事。


バレンタインメニューの見本作りですにゃ。


24日は研究会でした・・。


「イブなのに暇な人が多いんだね~」と
久しぶりに参加なさった先生に言われ・・

 
忘年会でした❤

そのあと、すべて「年末年始に」と
押しやっていた仕事を・・
年賀状書きに始まり、
常磐木語彙、歌づくり、歌集読み・・など
短歌のこともろもろ。

あとはあまりお正月はしないのですが、
お節をちょびっと用意するので
食料品の買い出し・・。
大掃除まで手が回るかしら・・
晦日、大晦日にがんばりますっ(´・ω・`)きりっ

 
突然ですが、柿があっという間に
ぐずぐずに熟してしまうのに困っていたのですが。


濡らしたティッシュをヘタの部分にのせておくと
硬いままであることを今年知りました。

テレビではさらに冷蔵庫に入れるように
言っていたのですが冷蔵庫に入れなくても、
ヘタから水分が失われるのを防ぐだけで
成熟が止まるみたいです。

硬い柿が好きな方は是非来年おためしを。


12月はお弁当持参でよく通った図書館。
この日はおいなりさん。

  
この日はプーチンさんが来ていたので、
議事堂裏にロシアの国旗がかかっていました。


う~ん、大根と里芋のそぼろ煮だったと思います。
手の調子がよくなってきたので、
お料理もぼつぼつ復活しています。

みなさま、よい年末をお過ごしください。






食い倒れ隊(35)----川越で醤油アイス、鯛釣りみくじ、コエドビール

2016-12-25 21:30:33 | 食い倒れ隊
みなさま、こんばんは(*^_^*)

ご無沙汰しております。
皆さまにおかれましては
お忙しい年末をお過ごしのことと思います。

かれこれ1ヶ月前になりますが・・。
11月29日、寒風をついて食い倒れの美女たちは
川越へ行ってまいりました。

「ノイバラ山荘」で川越は何度も行っているじゃないか!
とお思いのみなさま、ツウですね。
川越①
川越②

ちなみに川越訪問回数は・・。

ノイバラ・・3回目
Hちゃん・・2回目
Mちゃん・・1回目

初めてのMちゃんをノイバラが
ご案内するという形になりました。

そして、氷川神社で「鯛釣りみくじ」をやりたいっという
Hちゃんのたっての願いをかなえるのですにゃ❤

(川越駅→)本川越駅→蔵造りの町並み→祭り会館→うんとん処春夏秋冬
→氷川神社→喜多院→蔵里→KOEDO LOUNGE→本川越駅(→クレアモール)→川越駅


のんびり回って、最後のコエドラウンジで2時間もおしゃべりをして、
ほぼ8時間のコースでした。

ここからは長くなりますので、
お時間おありの時どうぞ❤


10時集合ですが、8:55川越駅到着。


観光案内所で地図をいただき、
集合の本川越まで、初めてバスに乗ってみることにします。


①でいくとすぐ着きました。

早すぎたので、駅ビルのスーパーの朝市で
ブロッコリーと椎茸を買ってしまいました(・ω・;A←買い倒れその①


蔵造りの町並み入り口仲町まで、
バス利用です。
観光バスですと喜多院から反時計回りになるので、
まずここへ来たかったので普通のバスを利用したのですが、
メインの通りなので、混みました・・工事中なので余計・・。


しかもおしゃべりに夢中になり、
Hちゃん「ここで下りるのでは?」
ノイバラ「ああっ、(そうでしたそうでした)おりま~す」(・ω・;A


はやくも案内係の失態です。


「くらづくり本舗」のお屋根はすごいです。
歌舞いてます。


おなじみ、りそな銀行。


にゃんこグッズに惹かれて入った「にっぽんCHACHACHA」


かつお節屋さん「中市本店」の
テイクアウト「ねこまんま焼きおにぎり」は
まだ作っていない時間でしたので、材料を買いました。
最初ごはんに炊き込むおかかと
最後に焼きおにぎりにしたものにまぶすおかか。
かわいいシールも❤


目塗り台は忘れずご案内。
もう2回も書いてしまいしつこいようですが、
「目塗り」のための足場。
火事対策ですにゃ。


「時の鐘」

  
耐震化工事がずいぶん進んだようです。
新年からは鐘も鳴ります。足元をくぐり・・


薬師神社でまた「目」の無事をお願しました。

 
裏「時の鐘」


熊重酒店。

 
この間はもうしまっていたのですが・・。

 
この日は「川越らかん」をゲットできました。


いいお天気ですにゃ~。
Mちゃんの御都合に合わせると
何故かいつもいいお天気なのです。

 
ノイバラいちおしの祭り会館。


ここを観ると川越を深く知ることができます。


歌会の時に見た、祭り1週間前の紅白幕張りは
「軒端揃い」というらしい。

 
先月とは展示の山車が替わっていました。
山車の仕組みを見て
「回り舞台とセリが一緒になっている」とは
歌舞伎ツウのMちゃんの言葉。
なるほど~専門用語があるのにゃん❤

 
車輪の方向を変える金属棒バールは
鳶の方が操作されるそうです。


曳き綱。3色を撚り合わせてあります。
毎年ではなく、痛んだら新しく作ります。
麻よりも化繊の方が長持ちするそうてす。

 
1代目の人形。

  
氷川祭礼絵巻。むかしの行列の様子。

 
氷川祭礼絵馬。
江戸時代にはお人形を支えるのは一本の柱。
人が乗ることはできなかったそうです。


諸国御祭礼番付。
川越祭りは東の前頭。
18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」のひとつとして
ユネスコの無形文化遺産に登録されたのも記憶に新しいことです。

 
お祭りのハッピは町内ごとに違うのです。


あっ、観光バスです。
レトロでいい感じですね。


最古の大沢家住宅と「金笛」は並んでいます。

 
大沢家住宅、今日は午後から開店のようです。


「金笛」でお醤油などを買いました。


(´・ω・`)←買い倒れその②

 
併設のうどん屋さん「うんとん処春夏秋冬」


3度目にしてやっと❤

 
かき揚げめん。


かき揚げをのっけてみました。
サツマイモやいろいろなお野菜がたっぷり。


角煮めん。

 
古くて立派な建物です。


今日のMちゃんの手拭いは柿づくし。


醤油スイーツというのが気になったので・・。


「醤油もなかアイス」を頼んでみました。


醤油の香りがします~。
塩キャラメルを思っていただけるといいかと。
意外なおいしさですが、
残念ながらお抹茶ほどのヒット感はないです。

「珍しいものを食べたよ~」と自慢したい方は是非どうぞ。


川越氷川神社までは徒歩10分。

川越祭りは10月14日に氷川神社が執行する「例大祭」を根源として、
直後に行われる「神幸祭」や「山車行事(祭礼)」から成り立っています。

「神幸祭」は、慶安元年(1648)に、
当時の川越藩主、松平伊豆守信綱が氷川神社に
神輿・獅子頭・太鼓等を寄進し、祭礼を奨励したことが始まり。
慶安4年(1651)から華麗な行列が氏子域の町々を巡行し、
町衆も随行するようになったそうです。
この祭祀、祭礼が「川越まつり」の起源。

・・ということで、ここは是非押さえておきたい場所でした。


そんなこととは関係なく、境内の鯛釣りみくじです。


人気の「一年安鯛」みくじ。


まだお相手がいない人のための「あい鯛」みくじ。
誰も釣らない~ww ^m^


英語バージョンもあります。

 
ノイバラは末吉~。

 
鯛釣りみくじに目がくらんで、
ようやくお参りすることに気づく。

 
それから手水に気付き。

 
木製では国内で一番大きいという鳥居に気付く。
こちらが正門と思われ。逆でしたにゃ。

  
川越城を作った太田道灌手植の矢竹と和歌。

 
神社本殿の裏手に行ってみます。

  
ご神木の欅、樹齢600年です。

 
根元をぐるっとまわれる。

 
絵馬トンネル~❤


絵馬はゆるめ。

ここからタクシーを呼んで喜多院に移動です。


喜多院
ちょうど紅葉が見頃でした❤


慈恵堂(本堂)。

 
またおみくじをひいているノイバラ・・|ω・`)←あきれられている
今度は「吉」。

 
客殿、書院、庫裡から本堂を見学。

   
お庭の紅葉を楽しみます。

  

  
滅多にこんな景色に出会うことはできないです。
しかし足裏がつめたい・・ストッキングに晩秋の床は冷たいです。
スリッパとか、欲しいな~ |ω・`)


最後は五百羅漢。
この日は偶然お庭掃除の方に「十二支」があることをうかがい・・。


卯のウサギ。


申のサル。


丑のウシ。

見つけた❤
自分の干支の羅漢さんに
皆さんがお金を供えていることが判明。

 
おなじみ「厄除けだんご」と「厄除け狭山茶コーラ」
午後なのでおだんごはもう冷めていたです。

 
境内を抜けて。

  
どろぼう橋が紅葉橋になっています。

蔵里までは歩いて移動。

 
見学とお買いものをすませて。。(´・ω・`)←買い倒れその③


まだお食事には早すぎたので、「コエド ラウンジ


MちゃんとHちゃんは
地野菜を使った「小江戸野菜のスイーツ」セット。


ノイバラはコエドビール「伽羅」。

 
幸せにゃ~❤


フィッシュ&チップスでお腹いっぱい。
おしゃべりして気が付くと2時間経過、外は真っ暗。

 
暗くなると蔵里の雰囲気が違います。
蔵の山車もライトアップされてよく見えます。

お二人を本川越までお送りして、
ノイバラは川越駅まで
クレアモール」という商店街を通ります。

ここが楽しくて・・。


お豆腐屋さんでもろもろと・・。
お花屋さんでカサブランカを買って・・。(´・ω・`)←買い倒れその④

両手に袋をぶら下げ背中に背負い、
噂に聞く戦時中の買い出し状態でした。

 
んふふ。
いただきもののおみやげです❤

帰りは運よく座れたので(混んだ車内、
運良く「一人分空いている」と思ったのは
シルバーシートだったのですが・・(・ω・;A )
爆睡して帰りました。



食い倒れ隊 目次

2016-12-25 21:30:30 | 食い倒れ隊
7年目に入った食い倒れ隊、
記事がどこにあるかわからないので、
目次を作りました。

2010
①浅草「キッチンアリゾナ」
  この時はまだ「美女3人お買い物隊」でした。
  全国大会の係で一緒だった御縁です。
②早稲田秋田料理「すずはん」で打ち上げ
  ここでやはり係であったF島さん偶然に参加。
  以後、イケメン用心棒として会計と企画で活躍。
③早稲田トルコ料理「サライ」と椿山荘のお庭

2011
④新春寄席+鍋@新宿
⑤湯島の梅、蕎麦と根岸の子規庵、笹の雪
⑥花満開の浅草寺・隅田川クルーズ
⑦観倒れの一日―堺克弘個展・「ガブリエル・シャネル」
            ・現代歌人協会講座

⑧斬新な「カルメン」、赤桃スープと幕間のさざめき
⑨谷中てくてく猫めぐり
⑩紅葉の谷中から上野へ
⑪ジブリ美術館と「スピンドクター」

2012
⑫両国―江戸東京博物館と大相撲観戦、ちゃんこ鍋
⑬雨の新宿―稲庭饂飩とシャーロックホームズ
⑭嵐の新宿―鉄板焼き、「タイタンの逆襲」、果実スイーツ
⑮横浜は文学の香り―「茂吉再生」展と大佛次郎記念館
⑯いとしのジョニー―「ダークシャドウ」と追分団子
⑰スペイン料理とルミネtheよしもと
⑱幸せのブルームーン―お茶漬け、校本万葉集、
               フローズン生とバーベキュー

⑲寄席とロシア料理@新宿
⑳ビール工場と府中競馬場
  これはまだアップしていません。乞うご期待。

2013
(21)花も嵐も踏み越えて―森鴎外記念館@千駄木
(22)「テレビが一番つまらなくなる日」@下北沢
(23)月島のあつい1日―柳亭市楽応援隊ともんじゃ初体験
(24)朗読会@軽井沢高原文庫
(25)猛暑の上野「ルーブル美術館展」と朗読劇『トロイ戦争は起こらない』、フローズン生
(26)落語ともんじゃで忘年会@月島

2014
(27)熱海梅園と起雲閣
(28)喜怒哀楽の朗読会「死の淵の愛と光」@明大前
(29)十二月大歌舞伎@歌舞伎座

2015
(30)シェークスピア劇「ペリクリーズ」、ピザと鰯@下北沢
(31)朗読劇「ガリバー旅行記」@智美術館とトスカーナ
(32)「天使の誘惑」@中野テアトルBONBONとレンガ坂

2016
(33)朗読劇「古事記物語」@智美術館と3206
(34)メルヘンな1日―ひつじのまかろんパフェとピーターラビット展

(35)川越で醤油アイス、鯛釣りみくじ、コエドビール


番外編もあるよ(*^_^*)↓
2012
番外編①―亀戸天神の藤 下見隊
番外編②―新宿御苑バラ園 下見隊
番外編③―エピソード 似ているスター

遠藤周作没後20年座談会「父を語る」、町田市立国際版画美術館

2016-12-18 22:22:24 | 文学
みなさん、こんばん(*^_^*)

穏やかな1日でしたね。

今日は矢代朝子さんが出演なさるイベントに
行ってまいりました。

町田市民文学館開館10周年記念
遠藤周作没後20年座談会「父を語る」


<出演者>

遠藤龍之介(フジテレビ専務取締役、小説家・遠藤周作長男)、
阿川佐和子(エッセイスト・タレント、小説家・阿川弘之長女)、
矢代朝子(女優、劇作家・矢代静一長女)、
斎藤由香(エッセイスト、小説家・北杜夫長女)

何しろ、出演者がこの豪華版ですので、
80名定員のところ1000名以上の応募があり、
抽選があるという狭き門でしたが、
何とかノイバラはすべりこませていただきました。

町田は初めて下りますので、
ついでにずっと行ってみたかった
町田市立国際版画美術館に寄りました。


道がよくわからなかったのでタクシーで。

 
入り口。

 


入り口入るとエントランスホール右手に版画工房があります。


たくさんプレス機がおいてあって、利用者がたくさん。
一般の方も申し込むと工房利用ができるようです。


1階には他にハイビジョンギャラリーもあります。


ルオー「流れる星のサーカス」を選ぶと・・。

 
こんな感じで半日楽しめそうです。

 
すてきな建物です。


2階は「第41回全国大学版画展」と「松本旻(あきら)展」


松本旻は町田ゆかりの版画作家。


「植物図鑑 桃-B」


「風景から」


「塔」シリーズは真ん中を境にして左右
トレーシングペーパーの裏表に刷っているのだそうです。


全国大学版画展。

 
1番目と2番目に好きな作品。
鑑賞者は人気投票ができるのです。

  
駒井哲郎のプレス機が展示してあります。

 
特注品でとても気に入ってたようです。


芹ヶ谷公園の中に版画美術館はあるのです。

 
お天気がいいらしいので、お弁当を持ってきたの。


お弁当が広げられるところはあるかな?

   
今は水が出ていないですが、ゆっくり動く不思議な噴水。


広いです~。トンネルの向こうも公園のようです。

 
小さい子供たちを連れた家族がいっぱい。

 
ああ、そういえば今日は日曜日。

 
広々したところで走り回ったら気持ちがいいですよね。

  
ここのベンチに決めました。


チャーハンです。

 
聞こえるのは水のせせらぎと・・。


ばらばらと落ちてくる枯葉の音だけです。

 
そろそろ文学館に移動しなくては。

  


あ、さっきの噴水に水が。

  
下まで行くと水しぶきがかかります。

  
楽しかったですにゃ~。


市民文学館までは5分ほどでしょうか。

 
いただいた地図に書いてあっ健脚向きのコース、
一番近道というのでものすごい坂を上りました(・ω・;A ぜーはー


マンホールの蓋の模様は町田市の市の花、サルビア。

 
版画美術館入り口の交差点で坂は終わりです。

 
到着~。


「八木重吉展」も見ました。
八木重吉は人生初めてであった詩人です。
中学校で先生が板書してくださって、覚えてしまい、
今でもそらんじることができます。

重吉が29歳で亡くなっていたことも知らず、
どんな人だったかも知らず
言葉だけが私の中で輝く詩人てす。

生まれが私の今すんでいる処に近いということ、
彼の最後に赴任した学校は、
引っ越さなければ私が行くはずだった高校であったこと。

詩の前に短歌を作っていたこと。

ああ知らないことばかりです。

 
座談会は1時間半にわたって行われ、
昔の軽井沢などでの写真を見ながら
4家の交流の様子、
また文士の家庭はどういうものであるかを
ユーモアを交えて語られて、たくさん笑いました。

矢代朝子さんの少女の頃のお写真も初めて拝見し、
あまりのハイソぶりとかわいらしさに圧倒されたのでした。

座談会の内容は新潮社の雑誌「波」に掲載されるそうです。
聞き逃したところなど、また確かめてみたいです。

とても楽しい会でした。



❤みなさまどうもありがとうございます❤&「イギリスからくり玩具展」@夢美術館

2016-12-17 12:04:44 | 美術
みなさま、こんにちは(*^_^*)


まず最初に、いつもノイバラ山荘に訪れてくださる皆様に
御礼申し上げます。

10000位を切るのが長い間の夢でしたが、
一昨日、思いもかけず8000位を切りました。

2016.12.15(木)  500 PV 212 IP  7970 位 / 2643710 ブログ

な、何故? (´・ω・`)?

「ねこのシューミル」が招いてくれたのか、
山王さまが呼び寄せてくださったのか。

楽しいことやおいしいものを
記録しているだけですのに、
辛抱強くおつきあいくださる皆さまのおかげです。

これからもよろしくお願いいたします


「イギリスからくり玩具展--ポール・スプーナとイギリスオートマタの現在」

今日は八王子夢美術館のギャラリートークに
参加してきました。

ギャラリートークA
<出演>橋爪宏治(本展監修者、現代玩具博物館館長)、
   春日明夫(芸術学博士、東京造形大学造形学部・大学院教授)

明日と1月7日にもあるようです。

ポール・スプーナーらイギリスの作家たちは、
ロンドンの現代オートマタ常設館を本拠地に
オートマタ・アーティスト集団として活躍。

今回の展覧会では彼らの作品約60点が展示され、
実際に動かしてみることもできます。

     

時に現代社会への風刺も盛り込まれたからくり。
欧州では「おとなのための玩具」として
スタートしたそうです。 

からくりは「絡繰」と書くそうです。
日本にもからくり人形はありましたが、
糸や鯨のヒゲを使っていたために
よい状態で残っているものは少ないそうです。

操り人形、からくり玩具など
内外のアンティークなものも示しつつ
会場のオートマタ作品の説明がなされました。

何と言っても、展示された作品を
自分でボタンで動かすことができるのが楽しいです。

デザインだけでもかわいいですが、
動かないとつまらないですものね。

なかなか動かして楽しめる展覧会は
少ないと思いますので、是非どうぞ。

こじんまりした美術館の広さと
展覧会の内容がマッチしたいい展覧会と思います。



初霜、新しいレストランの鶏のトマト煮

2016-12-16 06:22:12 | 日常
昨日、初霜が下りました。

今年は遅かったです。
雪が11月末に降ったのに・・。

ちょうど植木鉢を室内にしまったばかりでしたので、
よかったよかった・・。


パンジーも凍っています。

    


まだ朝の日が届いていないので・・。


木々が凍り・・。


地面が凍り・・。

  
光がさすとたちまち融けてしまうのですが。

 
きらきらと輝いています。

  

  
落ち葉もきらきら。

 

  
シモツケの花殻です。

   

 
きれいにゃ~。

 
おとぎの国みたいです。

    
近寄ってみても。

    
遠くから見ても。

  
ほんとうに何てきれいなんでしょう。

 
日の光も特別なもののよう。


これは突然ですがスタッフのNさんの足です。
ここの冬は初めてで、こんなに冷えると知らず、
短い靴下のためくるぶし付近が素足。
防寒のため梱包に使っている
プチプチを巻いたところです。

 
お昼はいつもおべんとうですが、11月末に替わった
職場の新しいレストランに行ってみることにしました。

 


鶏のトマト煮。


新鮮なお野菜たっぷりのマイルドなお味です。


スープもやさしい。


最後の10分でお星様つくり。


穴あけででたクズもメニューの
お家づくりのパーツとして利用できます。


人気メニューなので、せっせと皆で作りました。


赤坂日枝神社---山王坂、山王男坂女坂

2016-12-16 00:06:55 | にゃんこの寄り道
みなさま、こんばんは(*^_^*)

ついに念願の・・時間なんていつもないですから、
ほんの30分ほどの寄り道をしてみることにしました。

 
国会議事堂前駅より国会図書館の道の途中にある
山王坂を下って日枝神社に寄ります。

 
坂の途中の桜の返り咲き。


坂の下から振り返ってみました。


突き当りを左へ。

 
見事な銀杏です。

 
鳥居をくぐり男坂の階段を上ります。


神門。


境内。正面が本殿。


手水舎。


ここの絵馬はお猿さんだらけ。

本殿の前にも神猿像が右左にあります。
狛犬ではなく、猿。 |ω・`)←申年
猿は怖いので写真はとらなかったのですが・・。

山の神をおまつりする山王社で
やはり山の神のお使いである猿は
大切にされているらしい。
像を触るとより御利益があるらしい。

しまった・・うっかり触りそこねたので、
また今度触ってこよう。

ホームページではよくわからなかった
末社の御利益などもここに書いてありました。

なんとなんと、先日行った川越の
喜多院前の日枝神社
から分かれてきたのですね。
そういえば、あそこには桃太郎と猿犬雉の絵の
提灯が飾ってありました。

 
藤の季節もきれいでしょうね。


神門をくぐって帰ります。

 
神門を守る神猿像がありました。

 
隋身も。


男坂を下ります。




左側の女坂。


上ると社務所などがあり、ここからも境内に入れます。

 
女坂の椿。


女坂を下ったところで
ビルの隙間から議事堂が見えました。


この日のお弁当はハンバーグ。
国会図書館の食堂でひろげました。

初出調査、もう一息。
終わったかと思いましたが、
あと一、二度は来ないといけないです。


ヒロタ「ねこのシューミル」と「カスターにゃー」

2016-12-16 00:00:00 | 飲食
新宿の丸の内線からJRへの地下通路にある
ヒロタメトロ食堂街店。

通りすがりにいつも見ていた
かわいいにゃんこのケーキをついにゲット。

いつも荷物が多くてくたびれているし、
帰りに食料品を買ったりするので持ち切れなかったり、
見送っていたのですが。。

 
ねこのシューミル。


手前のお手々は「カスターにゃー」。
かわいいのでついでに買いました。


シューミルの中身はこんな感じで
シュー皮とカスタードクリームの
ミルフィーユになっているの。

甘さ控えめで軽いです。


校正の忘年会

2016-12-12 15:04:40 | 日常
みなさま、こんにちは(*^_^*)

昼は晴れて暖かいですが、夜は冷え込みます。

風邪やインフルエンザで苦しい思いを
していらっしゃる方も多いと思います。

どうぞお気を付けて。

 
サンプラザで12月の歌会。


寒いです。北風がビュービュー吹くし、
明日の校正もあるので早めに失礼しました。


二子玉川ライズショッピングセンターのツリー。

 
ここはシンデレラがテーマのようです。
先日、渋谷の東急デパートの前にあった
美女と野獣がテーマのツリーと同じイベントらしいです。

都内各所でディズニーと東急のコラボイベントが。


リボンって見ていると幸せになりますにゃ。

 
ガラスの靴にゃ~。


デパートのクリスマスデコレーション。

年末と年始の校正は編集とは別に行います。
金曜日班と日曜日班合同で約20人の大所帯。
今年からぐっと人数が増え、にぎやかです。

 
午前中からの作業ですので、お昼がでます。


ゴディバのチョコレートを
差し入れしていただきましたので、
御礼の葉書を描きます。

 
チョコを描くのは難しいので、お庭に画材を求めます。

 
小鳥の水盤はどうかしら。

  
小鳥ちゃんがかわいいし。


落ち葉の色がきれい。


無事に校正も終わり、忘年会です。
いつもの「ヴェルテスパ」。


窓辺のインテリアもすてき。

 
(*^_^*)


短歌賞御受賞のS綱さんや成田からかけつけたH部さんも交えて。

 
イタリアンです。


ワインも軽くておいしいです。

 
ロメインレタスがおいしい。

 

  


最後のスイーツがうれしいです。

来年も無事に迎えることができますように。



「クラーナハ展」@国立西洋美術館

2016-12-12 15:00:28 | 美術
アレシンスキー、応挙につづいてクラーナハ。
1週間のうちに3つの美術展に行ったのは、
ここ1、2年なかったことです。

「美」の題詠で歌ができなかったので、
種拾いのつもりだったのですが・・(・ω・;A

 
まだ銀杏の黄葉が楽しめる上野。


カレーの市民と銀杏。


「クラーナハ展」

チケットも並ばず買えて、空いていると思ったのが甘かったです。
(おそらく美術館はついでの)ツアーの団体客と鉢合わせしてしまい、
絵の前を逆方向に歩いて見る人はいる、
後ろからどつかれるなど、泣きそう(´;ω;‘)

添乗員の方、入り口でお別れでもいいのですが、
お願ですから、ツアーメンバーに
鑑賞のルールを説明してあげてください。

気を取り直し・・。

ルカス・クラーナハ(1472~1553年)はドイツの画家。
クラーナハについて今まであまり知らなくて・・。
ドイツ・ルネサンス期のデューラー(1471~1528)と同時代なんですね。

デューラーの現代的な感じとは
また違った魅力を楽しみました。


まず最初にロビーでクラーナハについて
8分の映像鑑賞ができるのですが、
これはロビーにおいてあった記念撮影ができるパネル。

ユディトとホロフェルネスの
顔の部分が開き顔を出せるようになっています。

ホロフェルネスの首の真似をした男性がいらして、クスリ^m^

今回初めて知ったのは、
ルターの宗教改革を後押ししたこと、
工房で大量生産をして実業家としても成功し、
政治家でもあったこと。
息子が工房を継いだこと。


エロティックな女性の絵や・・。


ユディトやサロメ、デリラなど強い女性の絵で有名です。


デューラー「アダムとイヴ」の5年後の「アダムとイヴ」


有名なデューラー「メランコリー」の19年後に描かれた「メランコリー」


「子供たちを祝福するキリスト」


「不釣り合いなカップル」


ルターは肖像画だけでなく、
新訳聖書も工房で刷ったりして宗教改革を全面支援。


息子が描いた「ザクセン選帝侯アウグスト」「アンナ・フォン・デーネマルク」。
構図と色彩がモダンです。

クラーナハがデューラーのオマージュを描いたように
ピカソはクラーナハへのオマージュを
何種類も描いています。

知性や理性で割りきれない、
生の根源としてのエロスを
クラーナハの魅力として感じたのかもしれません。


国立西洋美実感は常設展示も魅力です。


今度初めて気付いたのですが、
人の声が建物内でひびき、やわらかな音楽のように聞こえるのです。
建築の力でしょうか。


ドニの素描が面白かったです。


これは受胎告知の場面で、
右手の天使のデッサンが展示してあり、
その説明のためのパネルだったのですが、
舞台がイタリアのまばゆいの海辺の光の中なのです。

受胎告知の画に影があるというのが不思議で
魅力的でした。


まだ3時半ですが、もう夕方の光です。


大好きなボナール。

 
帰りも2時間かかるので、カフェ「すいれん」でおやつにすることにしました。

 
おやつのつもりがオムライスになりましたにゃ(´・ω・`)

 

常磐木語彙

2016-12-08 21:21:33 | 短歌
みなさま、こんばんは(*^_^*)


9月から始まった
常磐木語彙の品詞分解、
やっとやっと終わりましたにゃ\(´;ω;`)/

やっと一山越えましたにゃ。

60首×7回で398首。

品詞分解では1人当たり30首を
次回までにすませて
送っておかなくてはいけないのです。

いぞしい週は、ぜーはー(-ω-;A

付き合わせも体力と気力を使います。
慣れたとはいえ、迷うことは多く、
途方にくれながら、1日かけて。

分からないところは後日
他の方のお知恵も借りながら、
品詞を確定していきます。

読みがわからないものも、
どの漢字をあてていいのか、
分からないものも残っていますが、
疑問は疑問のまま最期まで残す方針です。

次回からローラー作戦(全体調整)を
1ヵ月かけて行います。

そして完成したものをエクセル版から
ワード版に移します。

ノイバラの担当、エクセル版表作りは
『思草』『新月』についで
3度目ですので、慣れました。

これをHさんに渡して
ワード版を作成してもらいます。
逆引きも付けるので、
逆引きのリストアップもしなくてはなりません。

ここで恐怖の数字返し。
表中に5000以上もある
横書きのページ数を
縦にひっくり返す作業が残っています。

ひたすら忍耐・・。

最後に千本ノック(言葉チェック)に
1ヵ月かけて、2月には完成の予定。

みなさまのお手元に届く語彙は
このようにしち面倒くさい作業の末に
できているものなのです。

いや、実はそれからが大変なんですけれど(・ω・;A
それをもとに文章を書かなくてはならないですもの。

文章を書いて、提出が2017年9月の予定。
間に合うのかわからないけれど、
間に合わせるのだ(・ω・;A

もうひとつの表、初出一覧表も並行して作ります。
今度はノイバラが表作りの係なので、
ぼつぼつと初出調査も進めているのです。

立川の国文学研究資料館で「心の花」、
永田町の国立国会図書館で
その他の雑誌の資料を集めています。

今回、初出調査でものすごく有り難いのが
国会図書館のデジタル資料です。

大正時代など古い雑誌は
ほとんどがデジタル化されていて、
検索はキーワードを打ち込むだけで、
ざざ~っと候補が上がってきます。

4、5年前の『思草』の初出調査の頃は
まだデジタル化の最中で、
巻数によってはぼろぼろの雑誌を
別室で閲覧していました。
隔世の感があります。

デジタル資料は取捨選択して、
プリントするだけ~。
(もっとも、選んだ画面を
プリントし忘れていたりして、
ボケまくっていますが。)

このコピーの歌の中から、
『常磐木』に収録されているものを
拾っていくのです。

ここで手作りの「常磐木あいうえお順」が
役に立ちます!

これは歌番号順に打ち込んだものを
あいうえお順に直しただけのもの。

コピーとつき合わせていけばいいのですが、
初句が改作してあると、見つからないという弱点が・・。

そこは品詞分解して
歌を体で「何となく」覚えているのが
役に立つのです。

あっ、これ、読んだことある、見たことある、と
すでに信綱先生が乗り移っているノイバラです。

これを書いたのは、もし次回があるとしたら、
次回のためです。

前回『新月』のちゃんとした記録がなく、
「ノイバラ山荘」の大雑把な記事を頼りに
計画を立てたので、今度はきちんと
書いておこうと思いました。

体を大切に、最期まで走れますように。
応援してね。



円山応挙展@根津美術館

2016-12-08 20:29:33 | 美術
最後の常磐木語彙の品詞分解は
思ったより早く終わったので、
急いで表参道まで移動します。

円山応挙展


みゆき通り沿いはファッション関係のお店が多く
ファッショナブルな方々が歩いていて、
楽しいのです。

 
1度見たら忘れないプラダ。


わ~かわいい❤


ヨックモックでした。


楽しそうだな~、おいしそうだな~。
(時間がないので急ぐ)


きれいだな~。

 
根津美術館、到着。

 
隈研吾設計の建物も印象的。

 

 
混んでいました。
外国人の観光客が多いです。

 
応挙「藤花図屏風」。

「源氏四季図屏風」「雲龍図屏風」とともに並んでいました。

後期は国宝「雪松図屏風」重要文化財「雨竹風竹図屏風」
「木賊兎図」、「龍門図」、「鵜飼図」はないのですが、
以前どこかで見ている気がします。


白一色のように見えるところに
雪と氷が描かれています。

 
写生図巻。大きな作品を描く時の参考やお手本にしたらしい。
植物ひとつひとつに名前と季節が記入してあります。


写生雑録帖。こちらは一次写生で、
いろいろな角度から描かれていて
ノイバラにはこちらの方が面白かったです。

 
ここはお庭も楽しみのひとつ。
日が落ちるといけないので、急ぎます。

 
紅葉には少し遅かったかしら。

 
まだ楽しめますね。

   
細い道を彷徨ってみます。

    

    
ノイバラと同じに一人で静かに
彷徨っている人が結構いました。

    
御夫婦二人連れ。カップル。お友達同士も。

  

 
お見合いのあうん。

      

    

             

 
ここは敷石が工夫されていて楽しいです。


茶室が点在。

    
またカフェは寄る時間がなかったですにゃ。

 
ただいま~。


帰りは灯りがついてまた違ったきれいさです。

  
灯りが灯るとお店も別のところのよう。

 


オシャレなビルの間に
お稲荷さまがあったりするのがいいですね。



ピエール・アレシンスキー展@Bunkamura

2016-12-07 20:05:44 | 美術
みなさま、こんばんは(*^_^*)

ご無沙汰しております。
せわしい12月ももう1週間すぎましたが、
いかがお過ごしですか。

いっぱい写真がたまっているので、
少しずつアップします。
お待ちくださいね❤


ピエール・アレンスキー展に行ってまいりました。


国際的名声を得たこのベルギーの画家の
ルーツには日本の書道があり、
洒脱な禅画で知られる仙厓を師と
仰いでいたということです。

1955年来日時に「日本の書」という
ドキュメンタリー映画(15分)を制作。
会場でも見ることができます。

森田子龍、江口草玄、篠田桃紅との交流もあり、
現代美術としての書の制作過程が
あまりに面白くて2度観てしまいました。

60年前、どんなに刺激的だったことでしょう。


作品の中で何といっても圧巻は「ボキャブラリー」
写真だと分かりづらいですが、
ウルトラマリンの青が美しい、
壁一面の大きな作品です。


ノイバラがその次に好きなのは
「雄山羊(ユールブック)」


数少ない油彩画の1つ。
動きがあって面白いです。

紙、墨、筆、アクリル絵具といった速乾の画材が
彼の志向に合っていたようです。


線が形をなしていないところはピカソと似ていますが、
ピカソよりもより自由な感じです。

アップが遅くなってしまい、申し訳ないのですが、
会期は明日までです。
もしお時間がおありでしたら、
是非いらしてください。


東急デパートの前にステキなツリーがありますにゃ。

 

 
美女と野獣がモチーフらしいです。

 
渋谷駅までの途中に「くじら屋」さんがあります。


ずっと気になっていたのですが、この日が初めて。


奥のお部屋に通されました。
歩道を歩く人たちの足が見えます。


日替わりのランチにしました。


どきどき。

 
鯨の天麩羅定食。1000円。


ボリュームがあります。
ごはんはお代わりができますが、
ノイバラは少しのこしてしまいました。

 
部屋の壁に国芳の鯨の絵があります。


これも捕鯨の絵。

今度はゆっくりとお酒を飲みながら
お刺身などを楽しんでみたいです。